2017年版 飲料市場の現状と展望

2016年度の飲料市場は過去最高の実績を達成した。しかしながら、例年に比べ新商品のヒットが出ずに、ロングセラーブランドの復活が目立った年である。既存ブランドへの注力度合が高まっており、これまでの量的拡大から質的拡大に向けた取り組みへ、メーカー各社が本格的に動き始め、市場構造において抜本的な変化の兆しが見えてきている。
本調査レポートでは、飲料メーカー各社のカテゴリー別、チャネル別戦略を取材する事で今後の各社の方向性、マーケットの方向性を分析した。また、注目カテゴリーや企業に特に焦点を当て飲料市場の今後を予測した。

発刊日
2017/10/31
体裁
A4 / 640頁
資料コード
C59114700
PDFサイズ
5.8MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:飲料市場を広く調査・収録することによって、当該市場に関するマーケティング戦略作成のための基礎資料とする。
調査対象:清涼飲料(RTD:Ready To Drink)市場及び参入企業を中心に、一部手入れ飲料(NonRTD)市場及び参入企業を対象とした。
調査方法:直接面接取材、アンケート調査、電話取材を実施した。
調査期間:2017年7月~2017年10月

資料ポイント
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  • 2016年度の清涼飲料市場はプラス成長を達成した一方で、新領域でのヒット商品は見当たらず、既存ブランドの強化が目立つ年でもあった。市場の増減要因、各社の取り組み動向、注目のトピックを詳説。飲料市場の今後の進むべき方向性を分析し、将来を予測。
  • 大型容器を中心に今まで以上に値締めの方針を鮮明にしたことで、店頭での販売価格は下げ止まりを見せている。各社のチャネル別の営業戦略を詳細。
  • 自販機におけるIT化が広がりを見せる。置物から社会インフラへの進化を目指す各社の取り組みを解説。
  • 主要カテゴリーの市場動向、増減要因、メーカーシェア、参入メーカーの商品動向を詳説。市場のトレンドが一目瞭然。
  • 主要企業31社に直接面接取材。各社の市場戦略、商品動向を詳説。

資料概要
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第Ⅰ章 飲料市場の動向
第Ⅱ章 飲料カテゴリー別市場動向
第Ⅲ章 消費者動向分析
第Ⅳ章 有力飲料メーカーの動向
その他関連資料

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第Ⅰ章 飲料市場の動向

1.飲料市場概況
  (1)2016~2017年度上期の飲料市場動向
    ①2016~2017年度上期の飲料市場概況
    ②カテゴリー別生産量推移
  (2)大手メーカーの動向
    ◆有力企業の飲料売上高推移
    ①コカ・コーラシステムの動向
    ⅰ.2016年度概況
    ⅱ.主要ボトラー動向
    ⅲ.進むボトラー再編
    ②ビール系メーカーの動向
    ⅰ.2016年度概況
    ⅱ.メーカー別動向
    ⅲ.海外進出動向
    ③乳業系メーカーの動向
    ⅰ.2016年度概況
    ⅱ.メーカー別動向
    ⅲ.国内拠点の再編動向
    ④その他大手メーカーの動向
    ⅰ.2016年度概況
    ⅱ.メーカー別動向
  (3)業界のアライアンス・再編動向
    ・近年の国内におけるアライアンス・再編一覧
  (4)飲料市場の今後の見通し
2.流通チャネル別のメーカー戦略
  (1)手売りチャネル
    ・主要メーカーの手売りチャネル戦略
  (2)自販機チャネル
    ・主要メーカーの自動販チャネル戦略
  (3)通販・宅配チャネル
    ・主要メーカーの通販・宅配チャネル戦略
  (4)チャネル別市場規模
    ◆大手飲料メーカー自販機展開台数
    ◆主要メーカーの流通チャネル別構成比
3.飲料容器の動向
  (1)2016年度飲料容器動向
  (2)容器別飲料市場の動向
    ①PETボトル
    ・市場概況
    ・インラインブロー・アセプ充填ライン用PFは2016年に70%を超える見込み
    ・バリアPETボトルは炭酸飲料及び加温販売飲料向けで需要が減退
    ・加飾性や遮光性の付与などがPET ボトルの高付加価値化を実現する
    ・ミネラルウォーター向けにメカニカルリサイクルPET 樹脂が採用
    ②缶容器
    ・市場概況
    ・アルミ缶の市場動向
    ・ボトル缶の市場動向
    ・スチール缶の市場動向
    ③紙容器
    ・市場概況
    ・明治がテトラ・ブリック・エッジ、よつ葉乳業がテトラ・レックスを
     牛乳に採用口栓付き牛乳用紙容器の"未来"に注目が集まる
    ・果汁・野菜系が一部復調、甘酒ブームに伴い穀物系飲料向けの需要が拡大へ
    ④チルドカップ
    ・チルドカップの動向
  (3)メーカー別容器戦略の動向
    ・主要メーカー容器戦略・動向
    ◆企業別容器別構成比一覧
    ◆企業別容量別構成比一覧
    ◆主要メーカーPET比率推移一覧
    ◆主要メーカー缶比率推移一覧
    ◆PETボトル入り清涼飲料生産量推移(13~16年)
    ◆炭酸飲料のビン、PETボトル、缶のシェアの推移
    ◆ガラスびんの出荷状況
    ◆清涼飲料主要品目容器別シェア(2016年)
    ◆清涼飲料の容器別生産量とシェア(2016年)
4.注目すべき市場環境
  (1)健康・機能性訴求に関する飲料市場の動向(トクホ飲料、機能性表示食品)
    ・主要メーカーの健康・機能性に関する取り組み
  (2)進む自販機のIT化
  (3)需要が高まる甘酒の動向
  (4)宅配水市場の動向
    ①宅配水の市場概況
    ②宅配水の市場規模推移(2009~2016 年度見込み)
    ③宅配水の市場構成比(2014 年度/2015 年度)
    ⅰ.メーカーシェア
    ⅱ.販売容器別構成比(リターナブル方式、ワンウェイ方式)
    ⅲ.販売チャネル別構成比(個人向け、法人向け)
    ④宅配水市場の問題点と課題
    ⑤宅配水市場の見通し
    ・2016年1月~2017年8月のトピックス

第Ⅱ章 飲料カテゴリー別市場動向

1.炭酸飲料
  (1)コーラ飲料
    ①市場概況
    ②コーラ飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (2)その他炭酸飲料
    ①市場概況
    ②その他炭酸飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
2.果汁・野菜飲料
  (1)天然果汁(100%果汁)飲料
    ①市場概況
    ②天然果汁(100%果汁)飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (2)果汁入り(果汁100%未満)飲料
    ①市場概況
    ②果汁入り(果汁100%未満)飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (3)野菜飲料
    ①市場概況
    ②野菜飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
3.コーヒー飲料
  (1)コーヒー飲料
    ①市場概況
    ②コーヒー飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
4.茶系飲料
  (1)紅茶飲料
    ①市場概況
    ②紅茶飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (2)日本茶飲料
    ①市場概況
    ②日本茶飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (3)ウーロン茶
    ①市場概況
    ②ウーロン茶市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
5.ミネラルウォーター
  (1)ミネラルウォーター
    ①市場概況
    ②ミネラルウォーター市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
6.健康系飲料
  (1)スポーツ・機能性飲料
    ①市場概況
    ②スポーツ・機能性飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (2)栄養飲料
    ①市場概況
    ②栄養飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
7.乳系飲料
  (1)飲用牛乳類
    ①市場概況
    ②飲用牛乳類市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (2)乳酸菌飲料
    ①市場概況
    ②乳酸菌飲料市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (3)豆乳
    ①市場概況
    ②豆乳市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
8.嗜好飲料
  (1)レギュラーコーヒー
    ①市場概況
    ②レギュラーコーヒー市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (2)インスタントコーヒー
    ①市場概況
    ②インスタントコーヒー市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向
  (3)ココア
    ①市場概況
    ②ココア市場のメーカーシェア
    ③主要参入企業動向

第Ⅲ章 消費者動向分析

1.特定保健用食品、機能性表示食品に関する消費者の使用実態
  ・調査概要
    (1)身体状態で気にしている点や改善したい症状について
    (2)健康維持・増進や美容のために行っていること、心がけていること
    (3)特定保健用食品の摂取状況
    (4)接種経験のある特定保健用食品の種類
    (5)『機能性表示食品』の認知状況
    (6)『機能性表示食品』制度について認知している点
    (7)『機能性表示食品』を摂取する際に期待される機能のうち、関心のあるもの
    (8)『機能性表示食品』の摂取意向
    (9)『機能性表示食品』であったら良いと思う食品の種類
    (10)『機能性表示食品』を摂取したいと考える理由
    (11)『機能性表示食品』を摂取したいと考えない理由

第Ⅳ章 有力飲料メーカーの動向

【企業研究編】
アサヒ飲料(株)、味の素AGF(株)、(株)伊藤園、江崎グリコ(株)、
(株)えひめ飲料、大塚食品(株)、大塚製薬(株)、オハヨー乳業(株)、
カゴメ(株)、キーコーヒー(株)、協同乳業(株)、キリンビバレッジ(株)、
コカ・コーライーストジャパン(株)、コカ・コーラウエスト(株)、サンスター(株)、
サントリーフーズ(株)、ダイドードリンコ(株)、タカナシ乳業(株)、
(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、日本ルナ(株)、ネスレ日本(株)、
ハウス食品グループ本社(株)(ハウスウェルネスフーズ(株))、
北海道コカ・コーラボトリング(株)、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)、
三井農林(株)、(株)明治、森永乳業(株)、(株)ヤクルト本社、UCC上島珈琲(株)、
雪印メグミルク(株)、ユニリ-バ・ジャパン・カスタマーマ-ケティング(株)

その他関連資料

◆2016年の主要飲料新製品一覧
◆飲料の1世帯当りの年間品目別支出金額(全国)
◆清涼飲料の世帯当りの年間支出金額の変化
◆清涼飲料の世帯当りの月別支出金額の割合(2016年)
◆飲料類の支出金額順都市名(2016年)
◆果汁・飲料の輸出・輸入実績推移
◆自動販売機普及台数及び年間自販金額
◆機種別普及状況
◆中身商品別年間自販金額・構成比

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