2024年版 非住宅木造市場の実態と展望

SDGsへの取組や、「脱炭素(カーボンニュートラル)」社会の実現に対して、ESG経営の要望が高まっている。そのような時代背景の中で注目されているのが、CO2排出量削減に寄与する非住宅の木造化・木質化である。そこで、様々なデータ等を基に国内における非住宅木造市場の実態や動向等の現状を把握するほか、主要事業者の取組を整理することで、今後の非住宅木造市場の発展に供することを目的とする。

発刊日
2024/09/27
体裁
A4 / 625頁
資料コード
C66108500
PDFサイズ
21.3MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:持続的な開発目標である「SDGs」の採択や、「脱炭素(カーボンニュートラル)」社会の実現に対して、社会全体として取り組む必要性が高まっている。そのような時代背景の中で注目されているのが、CO2 排出量削減に寄与する非住宅の木造化・木質化。そこで、様々なデータ等を基に国内における非住宅木造市場の実態や動向等の現状を把握するほか、主要事業者の取組を整理することで、今後の非住宅木造市場の発展に供することを目的とする。
調査対象:非住宅木造市場(新築+増改築市場)
※非住宅とは国土交通省「建築着工統計」における“産業用構築物”を指す
※掲載データは、注記がない限り「新築+増改築市場」である
調査対象企業:非住宅分野の木造構造建築物に取り組む事業者
※デベロッパー及び、総合建設事業者、ハウスメーカー、部材供給/構工法開発事業者、木質構造材・製材メーカー
▼取材実施企業
□デベロッパー 3社 □総合建設事業者 7社 □ハウスメーカー 4社
□部材供給/構工法開発事業者 8社 □木質構造材・製材メーカー 3社
調査方法
■専門調査員による面接ヒアリング調査
■各種文献および公開情報等の収集・分析
調査期間
■企画:2024年6月
■調査:2024年7月~8月
■編集:2024年9月

調査結果サマリー
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非住宅木造市場に関する調査を実施(2024年)
2024年度の非住宅木造市場規模は前年度比100.1%の8,800億円の見込、2030年度には1兆1,400億円に拡大する見通し
~市場はコロナ禍やウッドショックから回復し、今後、環境負荷軽減に寄与する非住宅木造建築物の取組事例は増加傾向で推移する見込み~

資料ポイント
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  • 長期時系列で非住宅木造市場規模を把握!
  • 非住宅木造事業の社会動向やメリット、課題を掲載!
  • 非住宅木造事業に取組む事業者の特徴や戦略は?!
  • 都道府県別、着工実績データを掲載!
  • 前回版との違い
    ・非住宅木造市場データを拡充 → 建物規模別の市場動向を掲載
    ・2030年度の市場予測を掲載
    ・企業個票、新規企業を掲載!

リサーチ内容

調査結果のポイント

1.市場動向
2.企業動向
3.展望と課題

第1章 非住宅木造市場の概況

Ⅰ.日本における木造建築物の歴史と近年の動向
Ⅱ.非住宅木造市場を取り巻く社会経済的な動き
Ⅲ.非住宅木造市場におけるサプライチェーン
Ⅳ.非住宅木造の優位性
Ⅴ.非住宅木造市場の主な構法
Ⅵ.非住宅木造を実現する主な部材
Ⅶ.国内における政府主導の木造建築物への取組
Ⅷ.海外における非住宅木造建築物の動向
 
<図表>
日本の木造建築物変遷 概念図
日本の木造建築変遷 年表
CLT の普及に向けた新ロードマップ(2021 年策定)
木材活用大型建築・スマート林業 ロードマップ【概要】
今後建築予定の主な非住宅木造建築物(2024 年9 月時点)
日本の森林面積および蓄積の推移
日本の森林面積の推移
日本の森林蓄積の推移
木材需給量と木材自給率の推移
用材木材の自給率(2022 年)
木材・木製品の輸入物価指数
木材・木製品の国内物価指数
SDGs における 17 のゴール
カーボンニュートラルの概念図
ESG 投資の概念図
森林サイクルの図
木材の炭素貯蔵効果
J クレジット制度概要
森林管理プロジェクトの登録件数の推移(累計)
森林管理プロジェクトのクレジット認証量の推移(累計)
J-クレジット制度全体の認証量の推移
諸外国と比較した炭素税率
排出量取引のイメージ
炭素税と排出量取引制度のメリット/デメリット
不動産に係る環境価値評価基準
非住宅木造における国産材のサプライチェーン
非住宅木造の主な優位性
木造と S 造とのコスト比較_2 階建て事務所
木造と S 造とのコスト比較_小規模店舗(平屋)
建設資材の国内物価指数
法定耐用年数 用途別・工法別
用途別 非住宅 平均工事月数
高意匠木造建築事例/オフィスビル(HULIC &New GINZA 8)
室内の出来栄えや仕上がりに対する満足度調査
用途別・階層別・構造別の着工建築物の床面積
非住宅木造の主な構法
在来軸組工法によって大空間を実現した店舗
非住宅建築物におけるツーバイフォー工法の構造
CLT パネル工法の施工図
大断面集成材を用いたドーム
ラーメン工法による建築物
混構造事例 PARK WOOD 高森
混構造事例 長門市役所本庁舎
木質構造部材の種類
主な製造会社
超厚合板の概要
LVL 製造方法
LVL 生産量及び生産工場の推移
集成材製造方法
国内集成材生産量の推移
集成材の輸入数量推移
構造用集成材の国産・輸入比率(2023 年)
輸入構造用集成材 国産別数量(2023 年)
CLT の主な特徴
国内の CLT 生産量及び工場数の推移
CLT の活用状況
CLT 活用建築物の整備状況
CLT 活用建築物の用途別累計比率
CLT 製造企業一覧(日本 CLT 協会会員 JAS 認定工場)
耐火建築物の階数基準
国土交通大臣認定を受けている耐火部材
耐火建築物が満足すべき技術的基準
準耐火建築物が満足すべき技術的基準
公共建築物等における木材利用の促進スキーム
公共建築物における木材利用推進状況
木造で整備された公共建築物(2022 年度)
公共建築物の木造率推移(新築+増改築_林野庁試算)
低層(3 階建て以下)公共建築物の木造率推移(新築のみ)_林野庁試算
木造建築物促進事業の趣旨
サステナブル建築物等先導事業採択プロジェクト一覧(2010~2022 年度)
2024 年度 CLT 公的助成制度一覧
ミョーストーネット
アトラシアン・セントラル
「Stockholm Wood City(ストックホルム・ウッド・シティ)」イメージ図
海外における代表的な非住宅木造事業

第2章 非住宅木造市場の実態

Ⅰ.国内における建設投資
  1)建設投資の構造
  2)建設投資の推移
Ⅱ.非住宅市場の動向
  1)非住宅着工の推移
  2)市場構造
  3)構造別比較
  4)住宅市場(床面積ベース)との比較
  5)非住宅市場使途別の動向
Ⅲ.非住宅木造市場の動向
  1)非住宅木造市場の動向
  2)階数別の動向
  3)床面積別の動向
  4)階数×床面積別の動向
  5)工事種別の動向
  6)建築種別
  7)使途別の動向
Ⅳ.中大規模非住宅木造建築物一覧
  中大規模非住宅木造建築物一覧
Ⅴ.中大規模非住宅木質建築物一覧
  中大規模非住宅木質建築物一覧
Ⅵ.非住宅木造市場将来予測
  市場将来予測
 
<図表>
建設投資の構造(2023 年度見通し)
建設経済研究所「建設投資の見通し」用語の整理
建築投資(名目値)_地域別構成比
過去 20 年の地域別建築投資(名目値) 指数推移
建築投資_地域別_建物構成比(2021 年度)
建築投資_地域別_建主構成比(2021 年度)
国内総生産と建築投資額の推移
建築投資の推移
建築投資の推移(非住宅)
非住宅市場規模の推移
非住宅市場規模の推移(床面積ベース)
非住宅市場規模の推移(金額ベース)
非住宅市場 ㎡単価推移
地域別建設資材物価指数(建築部門)年平均
地域別建設資材物価指数(建築部門)直近 1 年
建物別建設資材物価指数
2022 年度 非住宅市場の構造(床面積ベース)
非住宅構造別増減率推移
非住宅構造別㎡単価の推移
住宅市場との比較(2022 年度)
非住宅着工数_使途別推移
非住宅着工数 使途別構成比率(床面積ベース) 推移
事務所_木造/非木造の推移(床面積ベース)
店舗_木造/非木造の推移(床面積ベース)
工場および作業所_木造/非木造の推移(床面積ベース)
倉庫_木造/非木造の推移(床面積ベース)
学校の校舎_木造/非木造の推移(床面積ベース)
病院・診療所_木造/非木造の推移(床面積ベース)
その他_木造/非木造の推移(床面積ベース)
非住宅使途別建築物_木造率の推移(床面積ベース)
非住宅木造市場規模の推移
非住宅木造市場規模の推移(床面積ベース)
非住宅木造市場規模の推移(金額ベース)
非住宅木造市場規模の推移(棟数ベース)
非住宅木造市場 棟数あたり工事費の推移
非住宅木造市場 ㎡あたり工事費の推移
2022 年度 非住宅木造_階数別着工実績
2022 年度 非住宅木造_階数別着工構成比
非住宅木造 階数別着工推移(床面積ベース)
非住宅木造 階数別着工構成比(床面積ベース)
非住宅木造 階数別着工推移(金額ベース)
非住宅木造 階数別着工構成比(金額ベース)
非住宅木造 階数別着工推移(棟数ベース)
非住宅木造 階数別着工構成比(棟数ベース)
2022 年度 非住宅木造_床面積別着工実績
2022 年度 非住宅木造_床面積別着工構成比
非住宅木造 床面積別着工推移
非住宅木造 床面積別着工構成比
非住宅木造 床面積別着工推移(金額ベース)
非住宅木造 床面積別着工構成比(金額ベース)
非住宅木造 床面積別着工推移(棟数ベース)
非住宅木造 床面積別着工構成比(棟数ベース)
2022 年度 木造_建築主別_床面積別着工数
2022 年度 非住宅木造_床面積別_公共
2022 年度 非住宅木造_床面積別_民間
階数×床面積別_着工数(棟数ベース)_1 階建て
階数×床面積別_着工構成比(棟数ベース)_1 階建て
階数×床面積別_着工数(棟数ベース)_2 階建て
階数×床面積別_着工構成比(棟数ベース)_2 階建て
階数×床面積別_着工数(棟数ベース)_3 階建て
階数×床面積別_着工構成比(棟数ベース)_3 階建て
階数×床面積別_着工数(棟数ベース)_4~5 階建て
階数×床面積別_着工構成比(棟数ベース)_4~5 階建て
階数×床面積別_着工数(棟数ベース)_6 階建て以上
階数×床面積別_着工構成比(棟数ベース)_6 階建て以上
非住宅木造 工事種別着工推移(床面積ベース)
非住宅木造市場 工事種別比率(床面積ベース)
非住宅木造 工事種別着工推移(棟数ベース)
非住宅木造市場 工事種別比率(棟数ベース)
非住宅木造 建築主別着工推移(床面積ベース)
非住宅木造市場 建築主別比率(床面積ベース)
非住宅木造 建築主別着工推移(棟数ベース)
非住宅木造市場 建築主別比率(棟数ベース)
非住宅木造 使途別着工推移(床面積ベース)
非住宅木造市場 使途別比率(床面積ベース)
非住宅木造 使途別着工推移(棟数ベース)
非住宅木造市場 使途別比率(棟数ベース)
非住宅木造_使途別着工実績(2022 年度)
非住宅木造_使途別構成(2022 年度)
2022 年度 使途別_建築主別構成比(床面積ベース)
公共_木造_使途別構成比(2022 年度)
民間_木造使途別構成比(2022 年度)
事務所 着工推移および工事単価推移
事務所_着工推移
事務所_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
事務所_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
事務所_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
店舗 着工推移および工事単価推移
店舗_着工推移
店舗_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
店舗_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
店舗_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
工場及び作業所 着工推移および工事単価推移
工場及び作業所_着工推移
工場及び作業所_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
工場及び作業所_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
工場及び作業所_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
倉庫 着工推移および工事単価推移
倉庫_着工推移
倉庫_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
倉庫_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
倉庫_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
学校の校舎 着工推移および工事単価推移
学校の校舎_着工推移
学校の校舎_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
学校の校舎_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
学校の校舎_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
病院・診療所 着工推移および工事単価推移
病院・診療所_着工推移
病院・診療所_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
病院・診療所_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
病院・診療所_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
その他 着工推移および工事単価推移
その他_着工推移
その他_工事種別構成比(2022 年度:床面積ベース)
その他_建築主別構成比(2022 年度:床面積ベース)
その他_床面積規模別構成比(2022 年度:棟数ベース)
2022 年度 非住宅木造使途_「その他」_用途構成比
市場に占める「その他」_用途別構成比 全体
市場に占める「その他」_用途別構成比 公共木造
全体に占める「その他」_用途別構成比 民間木造
非住宅木造市場規模 推移・予測
非住宅木造市場規模 推移・予測(床面積ベース)
非住宅木造市場の規模 推移・予測(金額ベース)

第3章 主要事業者の動向

Ⅰ.主要事業者の戦略
  1)参入事業者の整理
  2)事業展開状況
  3)販売実績・動向
  4)自社の優位性/差別化・事業体制
  5)製品・工法開発/注力プロジェクト
  6)成長戦略・成長戦略上の課題
  7)市場状況・今後の市場見通し・市場拡大にあたっての課題
Ⅱ.主要事業者 個別企業票
  デベロッパー 企業個票
    ■ 三井不動産株式会社
    ■ 三菱地所株式会社
    ■ ヒューリック株式会社
  総合建設事業者 企業個票
    ■ 株式会社大林組
    ■ 鹿島建設株式会社
    ■ 清水建設株式会社
    ■ 大成建設株式会社
    ■ 株式会社竹中工務店
    ■ 東急建設株式会社
    ■ 前田建設工業株式会社
  ハウスメーカー 企業個票
    ■ 株式会社AQ Group
    ■ 住友林業株式会社
    ■ 大和ハウス工業株式会社
    ■ 三井ホーム株式会社
  構工法/部材供給事業者 企業個票
    ■ SMB建材株式会社
    ■ 株式会社エヌ・シー・エヌ
    ■ 株式会社オーシカ
    ■ 株式会社シェルター
    ■ 株式会社タツミ
    ■ ナイス株式会社
    ■ BXカネシン株式会社
    ■ ポラテック株式会社
  木質構造材・製材メーカー 企業個票
    ■ 齋藤木材工業株式会社
    ■ 株式会社サイプレス・スナダヤ
    ■ 銘建工業株式会社
 
<図表>
主な非住宅木造市場参入事業者_整理
主要事業者の動向_事業内容と特長
事業展開エリア
建物用途
建物規模
販売実績
各事業者の優位性として認識している点
事業体制
主な木質耐火構造部材
製品・工法開発/注力プロジェクト
今後の成長戦略
成長戦略上の課題
市場動向
今後の市場見通し
市場拡大に当たっての課題

第4章 日本国内における非住宅木造の実態(都道府県別着工データ)

Ⅰ.都道府県別木造化率
Ⅱ.地方別
Ⅲ.都道府県別
 
< 図表 >
公共非住宅建築物の木造率推移(新築+増改築 )
民間非住宅建築物の木造率推移(新築+増改築 )
低層(3階建て以下)非住宅木造率推移(新築のみ)
2022年度 建築着工 地域別ランキング
非住宅市場地域別構成比
非住宅木造市場地域別構成比
2022年度 建築着工 都道府県別ランキング
2022年度 非住宅木造_建築主別、用途別、規模別ランキング

~都道府県別着工データ掲載内容~
▼着工データ(2022年度)
  ・建築着工・非住宅・非住宅木造(金額・床面積ベース)
▼非住宅木造市場(2013年度~2022年度)
  ・市場規模の推移(金額・床面積ベース)
  ・㎡単価の推移(公共・民間別)
  ・木造比率の推移(公共・民間別)
▼分野別構成比
  ・使途別構成比率(2022年度)
  ・床面積規模別構成比率(2022年度)

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下段:本体価格
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