第Ⅰ編 総論
第1章 レジャー産業を取り巻く市場背景
1.余暇の動向
(1) 余暇市場の動向
(2) 労働時間と余暇時間
(3) 休日、休暇の取得動向
(4) 余暇に関する消費支出の動向
2.経済環境、社会背景の変化
(1) 人口動態の動向
・高齢化に歯止めかからず
(2) 経済環境の変化
・原材料価格等が高騰する中で人手確保に資金を回しづらい業界も
・2024年の倒産件数は1万件超える
(3) レジャー産業に影響を及ぼす要因
・酷暑により夏場は屋内型レジャーの人気が高まる
第2章 レジャー産業界の動向
1.レジャー産業界の潮流
(1) 余暇に対する志向の変化
・嗜好の多様化で生まれにくいヒット商品
(2) 体験型レジャーが好調
(3) レジャー・リゾート再生ビジネスの動向
・再び増加傾向強まるM&A、レジャー業界でも大型案件増える
2.レジャー産業の将来展望
(1) 観光産業の動向
・観光業界で急激に高まるインバウンドの存在感
(2) 海外展開加速するレジャー産業
・国内マーケットが飽和状態のなか、レジャー関連企業の海外進出が加速
(3) 人手不足の解消が大きな課題のレジャー業界
・各企業が多様な方法で人手を確保
(4) AI活用が必須となったレジャー業界
・さまざまなレジャー分野でAIの活用進む
・AIの普及がはらむリスク
第Ⅱ編 観光・行楽関連産業
第1章 旅行市場
1.旅行市場
(1) 旅行市場の動向
・外国人旅行、国内旅行は2019年度比9割程度にまで回復
・WEB予約強化の一方、宿や交通機関などの直販化も進む
・旅行会社におけるAI活用現状と今後の展望
・旅行業界におけるサステナビリティやSDGsの取組
・地方観光の活性化と混雑回避に挑む大手旅行会社の取組
・旅行業界における事業多角化とコンプライアンス強化
(2) 主要旅行業者の動向
・JTB
・エイチ・アイ・エス
・KNT-CTホールディングス
・日本旅行
(3) 主要旅行サイトの動向
・楽天トラベル
・じゃらんnet
・エアトリ
・エクスペディア・グループ
2.旅客輸送市場
(1) 航空
・国内線、国際線ともに旅客数が大幅に回復、
国内線はコロナ禍前とほぼ同水準に
・成田空港で新滑走路増設計画も将来的な座席数不足の可能性
・ICAO、IATAの目標方針を受け
日本の航空会社もサステナビリティに本腰へ
・航空業界においても人手不足が深刻化、
パイロットの2030年問題も課題に
(2) 鉄道
・鉄道需要の減少が見込まれるなか、
旅行・観光における地方拡散が拡大戦略のテーマに
・コロナ禍を経て鉄道各社の経営ビジョンも変化
(3) 高速バス、観光・貸切バス
・コロナ禍が終了し市場規模は回復基調も、
団体旅行不振など低迷要因は多い状況
・働き方改革、少子高齢化、燃料費高騰など
バス業界を取り巻く環境は厳しさを増す
・人手不足の深刻化が予想されるなかバス業界のDXに期待が高まる
(4) クルーズ
・コロナ禍の影響が長引き2024年もコロナ禍前の水準に達せず
・クルーズ船寄港回数はコロナ禍前の85%まで回復
・世界のクルーズ船の動向
・日本のクルーズ船の動向
・外国船社の日本航路参入の拡大
(5) フェリー・旅客航路
・快適性やラグジュアリー感を求め、各社が新造船を次々に導入
・レジャーとしてのフェリー市場への注目高まるも、
燃料費高騰など厳しい経営実態続く
(6) レンタカー
・レンタカー車両数は拡大基調が続く
・カーシェアリング車両数はレンタカー(乗用車)の1/10規模ながら成長速度加速
・レンタカー会社の多様化が進む、
ディーラー直営のレンタカーサービスも拡大
・インバウンド需要が市場牽引も、外免切り替え問題等の社会問題化も
第2章 宿泊施設市場
1.ホテル・旅館
(1) ホテル・旅館の市場動向
・コロナ禍からの回復鮮明に
・転換期を迎える国内ホテル市場 収益性重視へシフト
(2) 主要ホテル・旅館運営企業の動向
・星野リゾート
・森トラスト
・オリックス不動産
・カトープレジャーグループ
・小田急電鉄グループ
・帝国ホテル
・ホテルオークラ
・プリンスホテル
・藤田観光
・アパホテル
・三井不動産ホテルマネジメント
2.会員制リゾートクラブ
(1) 会員制リゾートクラブの市場動向
・市場規模は激減も改めて注目される会員制リゾートクラブの価値
・市場は高価格化が進むも需要は堅調、コロナ前の水準が目前に迫る
(2) 主要会員制リゾートクラブ運営企業の動向
・リゾートトラスト
・東急不動産
・プリンスホテル
3.その他の宿泊施設
(1) 公営宿泊施設
・減少が続いた公共宿泊施設、
需要回復に合わせリブランドやリニューアルが進む
(2) 民宿・ペンション
(3) ユースホステル
(4) カプセルホテル・ゲストハウス
・宿泊費高騰のなか、相対的なコスパ・機能性を備えた選択肢として
存在価値を高める
・訪日客激減で大打撃のゲストハウス、
インバウンド回復を背景に新規開業も
(5) 民泊
・民泊合法化で参入が急増、インバウンドを追い風に再び拡大期へ
(6) その他の宿泊施設
・訪日グループ客の連泊ニーズに応える中長期滞在型ホテルの存在感増す
第3章 テーマパーク・遊園地・ミュージアム
1.テーマパーク・遊園地
(1) テーマパーク・遊園地の市場動向
・行動制限撤廃で市場は急速に回復、
市場規模はコロナ禍以前の水準を上回る
・追加アトラクションやエリア拡張、新パーク拡張など投資が活発化
・強気の価格戦略、コロナ禍、物価上昇を機に
客単価上昇のための施策も強化
・混雑緩和など顧客満足度を高める施策に注力、
IT化、DX化にも積極的に取り組む
・テーマパークも訪日客誘致の観光資源に、
インバウンドへの取り組み
・中堅パークはイルミネーション、アウトドア、
リニューアルで新機軸を打ち出す
(2) 主要テーマパーク・遊園地の運営動向
・東京ディズニーリゾート
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
・ハウステンボス
・サンリオピューロランド
・よみうりランド
・富士急ハイランド
・キッザニア
・レゴランド・ジャパン・リゾート
・ジブリパーク
・ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター
・イマーシブ・フォート東京
・ジャングリア沖縄
(3) その他施設の開業・リニューアル動向
2.その他のレジャーパーク
(1) ウォーターパーク
・コロナを契機に参加人口が大幅に減少、
レジャーとしてのプールが主流に
・スパリゾートハワイアンズは、スライダー、温浴、
グランピングと新施設を続々と投入
・ナイトプールが人気に、連続する猛暑日によりサービスの強化が進む
・豊富なアトラクションと安全面への配慮で集客性を高める
(2) ファームパーク・観光農園
・野菜づくりブームで農業観光が拡大、
複合化やイベント化、都市化で魅力を高める
・大手企業が続々と参入、訪日観光客向けの体験施設も
(3) フラワーパーク・植物園
(4) インドアプレイグラウンド
・飽和感が強まる中、新型コロナウイルス感染拡大の影響で市場規模は縮小
3.ミュージアム
(1) 博物館・美術館・ミュージアム
・美術館、博物館ブームで施設数は増加傾向、コロナ禍でも増加が続く
・鉄道、コミック、アイヌ民族、恐竜、震災、ゲームと
多様な博物館が登場
・既存施設のリニューアルが活発化、
体験型コンテンツや展示エリアの拡大に取り組む
・アートではデジタルとの融合が進む、
チームラボがインバウンド客の人気を集める
・設備の充実化に向けた、様々な資金繰り、値上げの実施も
・コロナ禍の影響でオンラインに注力、新たな収益モデルも求められる
(2) 動物園・水族館
・パンダ効果、見せる工夫などで動物園・水族館の人気が続く
・動物福祉への意識が高まり、ガイドライン策定で
より魅力的な展示を目指す
・水族館は新設、リニューアルが続く、
クラゲにスポットを当てた新エリアも人気
・エンターテインメント性とアート性を重視した水族館が全国に登場
(3) フードテーマパーク
・ブームは沈静、自社工場でのテーマパーク化、
既存の施設のリニューアルが進む
・新たな出店スタイルとして横丁、屋台村が登場、
観光資源として「食」の活用も進む
4.温浴施設
(1) 温浴施設の市場動向
・成熟する温浴施設市場、リニューアル、高級化等新たな取組で特色打ち出す
・大手が新規参入、リニューアルなどで集客力を上げる施策が顕著に、M&Aも活発化
・コロナ禍、光熱費上昇を機に温浴以外の付加価値向上に注力、
“地域最大級”の施設も登場
・空港、競技場、観光地、駅と立地も多様化、
地域再開発の一環としての出店も増える
・空前のサウナブームが到来してリニューアルの目玉に、
サウナ特化の施設も急増
(2)主要施設と運営事業者の動向
・極楽湯ホールディングス
・大江戸温泉物語
第4章 スポーツ観戦・イベント市場
1.スポーツ観戦・スポーツイベント
(1) スポーツイベントの市場動向
・コロナ後の回復続くスポーツイベント観戦市場
・企業のスポーツビジネスへの投資が活発に
・大手資本が続々参入、オンライン観戦がさらに拡大
(2) 主要スポーツイベントの動向
・夏季五輪は2028年ロサンゼルス、2032年ブリスベンに決定、
札幌は冬季五輪招致を断念
・サッカーW杯2026年大会は、
アメリカ、カナダ、メキシコの3ヵ国共催に
・ラグビーW 杯2027年はオーストラリア、2031年は米国に決定
(3) 主要スポーツビジネスの市場動向
・2024年のプロ野球観客動員数は前年から大幅増加、過去最多を記録
・2024年度のサッカーJ1 観客動員数は過去最多を記録
(4) 主要スポーツスタジアムの運営動向
・魅力ある集客施設へとスタジアムの改修・改革が進む
・地域のにぎわいの核となる新スタジアム・アリーナ開業が進む
2.博覧会・文化イベント
(1) 国際博覧会
・延期のドバイ万博はコロナ禍に開催
・準備遅れが懸念された大阪・関西万博が無事開幕、開幕後は盛況に
(2) その他博覧会・文化イベント
・地域密着型のイベント増加、デジタル技術の導入も進む
第Ⅲ編 アミューズメント・娯楽関連産業
第1章 アミューズメント市場
1.家庭用・コンシューマゲーム
(1) 家庭用ゲームの市場動向
・2023年の参加人口は前年比増加もピーク時には程遠く
・Nintendo Switch2発売、ソニーはソフト開発強化
・ソフトの開発費がさらに高騰、販売を伸ばすための多角的な取組
・コロナ禍で家庭用ゲームの人気が再燃するが、
供給不足から PC ゲームへのシフトも進む
(2) スマホゲームの市場動向
・コロナ禍で消費者のニーズが変化し、市場は緩やかに拡大へ
・国内市場が頭打ちにある中、中国資本が台頭、メガヒットゲームも進出
・国内メーカーはIP、海外市場で活路を模索、
「ポケポケ」など新たなヒット作も登場
・開発コスト増加を背景に寡占化が進む公算大きく
2.アミューズメント施設・業務用ゲーム
(1) アミューズメント施設の市場動向
・営業所数は微増推移、店舗の大型化が続く
・プライズゲームなどの人気に加え、入店規制緩和が追い風に、
DX化で利便性向上も進む
・コアターゲットを明確にした施策が進む、
既存の概念に捉われない新業態も登場
・施設特有のリアルな体験価値を高めるべく、大型の専門店化が進む
(2) 業務用ゲーム機器の市場動向
・プライズが好調、「コト消費」にマッチしたゲームも高い人気
3.ゲーム業界の新しい動き
(1) VRゲーム
・VRアトラクションの開発が進み、
2010年代後半にVR施設が一時的に増加
・収益性の悪さが改善されず閉店が相次ぐ、
新たな付加価値が求められる
(2) eスポーツ
・eスポーツイベントが国内でも活発化
・自治体、企業、スポーツ団体が次々と参入、大会も活発に
・eスポーツ大会の拠点づくりも各地で進む
・eスポーツ人口拡大のため、ライトユーザー、子ども、
シニア層に向けた取組も進む
・いまだ市場規模が小さく、世界レベルの大会も求められる
(3) クラウドゲーム
・大手通信企業も参入、メーカーの主導権争い始まり、構造変化も
4.アミューズメント産業主要企業の動向
(1) 総合アミューズメント
・バンダイナムコホールディングス
・セガサミーホールディングス
・コナミグループ
・カプコン
(2) 家庭用・コンシューマゲーム
・任天堂
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・スクウェア・エニックス・ホールディングス
(3) アミューズメント施設
・タイトー
・イオンファンタジー
(4) スマホゲーム
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント
・ミクシィ
・ディー・エヌ・エー
第2章 その他の娯楽産業
1.パチンコ市場
(1) パチンコの市場動向
・コロナ禍で市場縮小に拍車、パチンコ店舗数はピーク時の4割以下に
・スマートパチスロの投入でパチスロの復調が鮮明に
(2) 主要パチンコホール運営企業の動向
・マルハン
・ダイナムジャパンホールディングス(ダイナム)
(3) 主要パチンコ・パチスロメーカーの動向
・SANKYO
・セガサミーホールディングス
2.カラオケ市場
(1) カラオケ市場の動向
・コロナ禍で打撃を受けたカラオケ市場、規制の解除で回復に向かう
・M&Aによる再編が進む
(2) 主要カラオケボックス運営企業の動向
・第一興商(ビッグエコー)
・コシダカホールディングス(まねきねこ)
・エクシング(ジョイサウンド)
・B&V(カラオケ館)
3.公営ギャンブル市場
(1) 公営ギャンブルの市場動向
・ボートレースを除く全公営ギャンブルで市場が拡大
・インターネット投票の拡大が市場の成長に寄与
(2) 団体別の動向
・中央競馬
・地方競馬
・競輪
・ボートレース
・オートレース
(3) 宝くじの市場動向
・宝くじ販売額は8,000億円台を維持、
インターネット専用宝くじの導入も進む
(4) スポーツ振興くじ(toto)の市場動向
・2024年度売上金額は1,336億円、過去最高を更新
(5) カジノ構想の動向
・IR事業者の規制・監督機関「カジノ管理委員会」が設立される
・和歌山、横浜は断念、長崎は認定されず、
開業予定の大阪は2025年より着工を開始
第Ⅳ編 スポーツ関連産業
第1章 スポーツ施設市場
1.ゴルフ場
(1) ゴルフ場の市場動向
・3密回避のレジャーとして注目、市場規模はコロナ禍前を上回る水準に
・利用者の利用形態に合わせて多様化が進むゴルフ場運営
(2)ゴルフ練習場の市場動向
・練習場市場は縮小、インドア施設の拡大に期待
2.スキー場
(1) スキー場の市場動向
・オールシーズン化を進め副収入増も、冬場は暖冬の影響受ける
・スキー場への投資が再び活発化、通年型リゾート目指す
(2) 主要スキー場、スキー場運営企業の動向
・マックアース
・日本スキー場開発
(3) スノーボードの市場動向
3.フィットネスクラブ・スポーツクラブ
(1) フィットネスクラブ・スポーツクラブの市場動向
・コロナ禍から回復も、業態により回復度は異なる
・統合型業態の概要・方向性
・小規模型の概要・方向性
・24時間型の概要・方向性
・ヨガ型の概要・方向性
(2) 主要クラブ運営企業の動向
・コナミスポーツ
・セントラルスポーツ
・ティップネス
・ルネサンス
・カーブスホールディングス
・Fast Fitness Japan
・LAVA International
・RIZAP(ライザップ)
4.その他のスポーツ施設
(1) ボウリング場
・本格的な回復は見られない中、
付加価値を高めて利用料金の値上げにつなげる動きも
(2) テニスクラブ
・減少基調で推移するテニスの参加人口、愛好者の底辺拡大が課題
(3) フットサルコート
・コロナ禍からの回復見られるも、中長期的な減少傾向続く
・フットサルコートの過剰感高まる中、コロナ禍が経営を圧迫
(4) ビリヤード場
(5) バッティングセンター
・本格的な回復は野球人気次第だが、人口減少が進む中では難しく
(6) クライミングジム
・東京オリンピックを契機に注目度急上昇、インドア施設の増加続く
第2章 スポーツ用品市場
1.スポーツ用品市場
(1) スポーツ用品市場の動向
・2024年のスポーツ用品国内出荷市場規模は前年から微増で推移
(2) 分野別の動向
・ゴルフ用品
・スキー・スノーボード用品
・テニス用品
・野球・ソフトボール用品
・サッカー・フットサル用品
・アスレチックウエア
・スポーツシューズ
第3章 アウトドアスポーツ市場
1.アウトドアスポーツ市場
(1) アウトドアスポーツの動向
・コロナを契機としたキャンプブーム鎮静もライトに楽しむ層が定着
(2) アウトドア用品の市場動向
①市場動向
・アウトドアアパレルが市場を牽引、
キャンプギアは既存キャンパー主体の需要に
②顧客ターゲット
・幅広い世代に広がる「ライトアウトドア」
③アウトドア用品別の動向
・ウエア
・シューズ
・アウトドア用品(ハードグッズ)
④アウトドア用品市場の今後の展望
2.主要アウトドアレジャーの動向
(1) 登山・トレッキング
・参加者数は安定推移、用品市場規模も堅調推移
・遭難者数は前年から減少も、以前として高い水準
(2) トレイルランニング
・人気高まるトレランを観光資源として活用する動き見られる一方、
安全性などの課題も
・新たな収益源目指し、スポーツ用品各社もトレランに注力
(3) オートキャンプ場
・アウトドアブームがオートキャンプにも波及
・高級キャンプ「グランピング」の人気高まり、施設数が急増
・車中泊が人気に、キャンピング仕様車が伸びる
(4) ウォーキング
・底堅い人気続くも、ブーム鎮静化で販売数量が伸びづらくなる中、
シューズ売場は縮小傾向
(5) カヌー・カヤック
(6) アドベンチャーパーク
第4章 その他のスポーツ市場
1.マリンスポーツ市場
(1) マリンスポーツの市場動向
・下げ止まりの傾向強まるも、低水準での推移が続く
・一部では高級クルーザーなど高額消費が堅調
(2) 分野別の動向
・ヨット・モーターボート
・サーフィン・ウインドサーフィン
・水上オートバイ
・スキューバダイビング・スキンダイビング
2.釣り市場
(1) 釣り市場の動向
・参加人口は減少トレンドで推移
・手軽さ受け、管理釣り場が新たなマーケットに
(2) 釣り具の市場動向
・用品市場は2021年をピークに縮小傾向で推移
(3) 主要釣具メーカー・関連企業の動向
・グローブライド
・シマノ
3.モータースポーツ
(1) モータースポーツの動向
・省エネや環境配慮が進む中、ホンダが2026年からF1復帰へ
(2) レーシングサーキットの動向
・進化するサーキット場、モータースポーツの裾野拡大を狙う
4.スポーツ自転車
・ロードバイク伸び悩むも自転車の人気続く、周辺ビジネスも底辺広がる
・サイクルツーリズムが注目を集める、関連サービスも登場
5.ランニング
(1) ランニング市場の動向
・ランニングブームに陰り、マラソン大会は定員割れが多発
(2) ランニング用品市場の動向
・シューズの機能進化続く、周辺ビジネスも成長
6.その他のスポーツ市場
(1) ダンス・バレエ
・子供から大人にブーム広がるも沈静化の傾向
・スクール・用品など関連市場への参入拡大
(2) 卓球
・オリンピックを契機にブーム訪れるも近年は参加者伸びず
(3) バドミントン
・プレイヤーが増加しづらい中、ファン層拡大の取組が進む
(4) スケート
(5) ヨガ
(6) ダーツ
(7) スカイスポーツ
(8) その他のニュースポーツ
第Ⅴ編 文化・趣味・創作関連産業
第1章 映画・興行市場
1.映画市場
(1) 映画の市場動向
・2024年の映画興行収入は前年比6.5%減、
洋画の不調が市場全体を押し下げる要因に
・2024年の興行収入100億円超えは2作品
アニメが牽引し邦画は歴代最高総興収
(2) 映画館の動向
・大型施設の開業でスクリーン数は微増、入場者数は減少に転じる
・鑑賞料金は2,000円が定着、
コストパフォーマンスの再評価とクオリティ要求高まる
・機能進化する映画館、居心地のいい空間づくりで
さらなる付加価値を提供
・注目されるODS興行、拡大と分散で収益鈍化も、
市場として定着が見られる
・ミニシアターは形を変えながら独自の価値提供へ
(3) 主要製作・配給・興業会社の動向
・東宝
・東映
・松竹
・イオンエンターテインメント
・ローソン・ユナイテッドシネマ
2.劇場・ホール・興行
(1) 劇場・ホールの動向
・大規模開業の建設増加、新たな会場づくりとともに地域の活性化も
(2) 劇場興行・コンサートの動向
・「音楽会・コンサート」の好調続く
・コンサートの好調続くも、地域格差が見られる
(3) 主要興行会社・劇場の動向
・吉本興業
・松竹
・劇団四季
・ぴあ
第2章 映像・音楽ソフト市場
1.映像ソフト・配信市場
(1) 映像ソフト、映像配信・VODの市場動向
・ビデオソフト市場は縮小傾向に歯止めかからず
・巣ごもり需要が生まれたコロナ禍以後、動画配信サービスの成長続く
・スポーツ分野でネット配信への移行が進む
(2) 主要映像ソフト映像配信事業者・サイトの動向
・サイバーエージェント(ABEMA)
・DAZNグループ(DAZN)
・ネットフリックス
・アマゾン・ドット・コム(Amazonプライム・ビデオ)
2.音楽ソフト・配信市場
(1) 音楽ソフト・音楽配信の市場動向
・音楽配信売上は拡大が続くものの、
音楽ソフト生産額が前年割れで全体でもマイナス成長
・音楽配信はプラス成長続く、ストリーミングのシェアが急速に拡大
(2)主要レコード、音楽配信会社の動向
・エイベックス・グループ・ホールディングス
・ソニー
・スポティファイ
第3章 その他の文化・趣味・創作市場
1.放送市場
(1) 放送市場の動向
・ネットテレビがシェア奪う、危機感強まるテレビ放送
・民放テレビ局もネット同時配信を開始、放送と通信の融合が本格化
(2) 各メディアの動向
・地上波
・衛星放送(BS・CS)
・ケーブルテレビ(CATV)
(3) 主要企業の動向
・NHK
・民放各社
2.習い事教室市場
・少子化で習い事はシニアシフト進む
・子供向けプログラミング、ダンスなどの教室が注目集める、
オンライン講座も人気に
3.ガーデニング・家庭菜園市場
(1) ガーデニング・家庭菜園の市場動向
・家庭菜園ブームは沈静化も安定した推移に
(2) ガーデニング・家庭裁園関連事業者の動向
・サカタのタネ
・その他
第Ⅵ編 飲食関連産業
第1章 外食産業
1.外食産業
(1) 外食産業の市場動向
・2020~2021年に市場規模は大きく下落も、2022年以降はV字回復
・大量出店の限界で業態転換が進む、
近年の新規出店は生活様式の変化に対応
・コロナ禍で改装が重要戦略に、
顧客の店舗体験価値の向上を目指した改装が進む
・SNSなどでの話題作りがヒット商品誕生の鍵を握る、
高付加価値商品も安定した人気
・健康を意識した商品開発が続く、フードバリアフリーにも対応
・顧客の利便性向上、店舗の省人化をテーマに飲食店のDX化が進む
・コロナ禍を機にテイクアウト、デリバリーが普及、収益の新たな柱に
・ゴーストレストラン、自動販売機等、
新たな販売チャネルが登場するが、現在は下火に
・人手不足、原材料価格高騰と新たな問題に直面、
インバウンド対応も迫られる
(2) 分野別の動向
・洋風ファストフード
・和風ファストフード
・カフェ
・ファミリーレストラン
・居酒屋
・回転すし
2.主要外食チェーンの動向
(1) ファストフード
・日本マクドナルドホールディングス
・モスフードサービス
・ゼンショーホールディングス
・吉野家ホールディングス
(2) ファミリーレストラン
・すかいらーくホールディングス
・ロイヤルホールディングス
・サイゼリヤ
(3) その他
・FOOD & LIFE COMPANIES(旧スシローグローバルホールディングス)
・ハイデイ日高
・アークランドサービスホールディングス
・コメダホールディングス