モーニングCROSS週間ランキング18.5.21 – 18.5.25
週間ランキング
6日に行われたアメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日本大学の選手が関西学院大学の選手に悪質なタックルを行い負傷させた問題。終息するどころか日を追うごとに世論を巻き込み、問題の本質が大学側に対する批判へと徐々に変化してきているような様相となっています。
22日には問題のプレーをした日本大学3年の宮川泰介選手が会見し、内田正人前監督および井上奨コーチの指示で反則したなど、今回のプレーに至った経緯を説明しました。そして、23日にはその内田前監督と井上コーチが緊急の記者会見を開き、「私からの指示ではございません」などと反則への指示は否定しました。スポーツとしての内容からは逸脱してきているこの問題。どのような終息を見るのでしょうか。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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内田前監督 会見 |
209,517
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2位
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森友 交渉記録 |
57,486
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3位
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朝丘雪路 死去 |
48,082
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4位
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働き方法案 委員会採決 |
35,785
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5位
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集団脱北 返還要求 |
35,616
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6位
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栗城史多 死去 |
23,117
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7位
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北朝鮮 核実験場 |
21,495
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8位
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東京五輪・パラ ボランティア |
19,382
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9位
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省庁データ 西暦 |
13,978
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10位
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道路でこたつ 逮捕 |
12,985
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■是枝裕和監督、カンヌ最高賞を受賞。心を揺さぶる作品は“クールジャパン”を超克する
第71回カンヌ国際映画祭で是枝裕和監督の「万引き家族」がコンペティション部門の最高賞“パルム・ドール”を受賞した。日本映画の最高賞受賞は1997年の「うなぎ」(今村昌平監督)以来21年ぶりの快挙である。
また、コンペティション部門では「寝ても覚めても」(濱口竜介監督)、“監督週間”ではアニメ「未来のミライ」(細田守監督)、短篇部門でも「どちらを選んだのかわからないが、どちらかを選んだことははっきりしている」(佐藤雅彦、河村元気、c-project)が上映されるなど、日本映画のクオリティの高さはカンヌでも多いに注目を集めたという。
国内では、政府が進めるクールジャパン戦略にとって追い風、といった声もあがった。しかし、その推進役である官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」の苦戦ぶりはこの4月に発表された会計検査院の報告からも明らかである。
同機構は2013年11月に資本金375億円でスタート、2017年末時点では630億円へ増資、政府負担は300億円から586億円へ拡大した。この間に投資した案件は17件、2017年3月末時点における支援案件の損益は▲4,459百万円、累積利益剰余金は▲5,850百万円である。80言語以上に対応したローカライゼーションの基幹インフラ、オール日本コンテンツの有料衛星放送チャンネル、、、大型投資案件の多くが厳しい状況にある。
日本のカルチャーを世界に発信することに異論はない。とは言え、より重要なことは普遍的なコンテンツの創造であって、戦略的プラットフォーム、基幹インフラ、拠点ネットワーク、、、といったいかにも“霞ヶ関”好みのビジネスモデルから世界に通用する作品が生まれるわけではない。まず取り組むべきは創作、創造、製作現場に対する長期的な支援体制の構築である。
尚、私事ではあるが21年前に“パルム・ドール”を受賞した今村作品では、友人である梶川信幸氏が制作主任として映画づくりに参画していたことを思い出した。あらためて誇らしく思う。
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