プレスリリース
No.3993
2026/01/07
ファッショングッズ・身の回り品市場に関する調査を実施(2025年)

2024年のファッショングッズ・身の回り品(9アイテム計)小売市場規模は前年比108.5%の5兆2,457億円
~2025年市場規模も伸長と予測するが、伸び率は鈍化傾向の見込み~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越 孝)は、国内のファッショングッズ・身の回り品市場を調査し、アイテム別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。
ファッショングッズ・身の回り品(9アイテム計)小売市場規模推移
ファッショングッズ・身の回り品(9アイテム計)小売市場規模推移

1.市場概況

本調査では、タオル、帽子、ハンカチ、手袋、ネクタイ、バッグ、時計、靴下、靴、計9アイテムのファッショングッズを対象とした。2024年のファッショングッズ・身の回り品小売市場規模は前年比108.5%の5兆2,457億円と推計した。成長要因としてはバッグ、時計などのアイテムの拡大によるところが大きい。
​しかし経年で推移を見ると、2023年の市場規模が前年比116.5%であったのに対し、2024年は同108.5%と伸び率が低下しており、各アイテム市場の勢いがやや落ち着き始めている。​

2.注目トピック

帽子市場の近年の動向

国内帽子市場は従来のファッションアイテムとしての需要に加え、暑熱対策用途の需要が急拡大している。

ファッション分野では、NEW ERA(ニューエラ)のキャップがMLB人気や、ブランドやキャラクターとのコラボレーション商品展開により好調を維持し、また、バケットハットなどのトレンド商品も支持を得ている。
一方、記録的な猛暑の影響や2025年6月からの職場での熱中症対策義務化を背景に、暑熱対策用帽子の需要が増加している。厚生労働省の熱中症予防リーフレットでも帽子着用が推奨されており、社会的認知が高まっている。
帽子メーカー各社は機能性に特化した製品開発を強化しており、シゲマツの「コカゲルⓇ」は特許取得の独自素材を用いることで同社試験において「体感温度マイナス10℃」を実現し、第三機関による検査にて紫外線カット率100%・遮光率100%(遮光生地の検査結果)も達成している。洗濯可能・折りたたみ可能という利便性も備え好評を博している。
​また、ユニクロやワークマンなど帽子専門企業以外の参入も市場に影響を与えている。両社は素材・ブランドの知名度、店舗網の広さ、低価格という優位性を活かし、市場シェアを拡大している。

3.将来展望

2025年のファッショングッズ・身の回り品小売市場規模は前年比101.8%の5兆3,393億円とプラス成長を維持するものの、アイテムごとに増減が見られ、市場の成長鈍化傾向が顕著になると予測する。

出典資料について

2025 ファッショングッズ、身の回り品市場の現状と将来展望

発刊日:2025年11月28日 体裁:A4 207ページ
価格(税込): 198,000円 (本体価格 180,000円)
※本プレスリリースに一部のオリジナル情報を加えたショートレポートもご購入いただけます。

調査要綱

1.調査期間: 2025年8月~11月
2.調査対象: ファッショングッズ・身の回り品市場に参入している製造業、卸売業、小売業、その他関連企業
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話によるヒアリング調査、ならびに文献調査併用

<ファッショングッズ・身の回り品市場とは>

本調査におけるファッショングッズ・身の回り品市場とは、経済産業省商業動態統計調査の商品分類「その他衣服・身の回り品」に含まれる5アイテム(タオル、帽子、ハンカチ、手袋、ネクタイ)を調査対象とし、加えて参考市場として4アイテム(バッグ、時計、靴下、靴)も対象とし、計9アイテムの市場動向を分析している。
市場規模はいずれも小売金額ベースで算出しているが、バック、靴については年度ベースで算出した市場規模を合算した。

<市場に含まれる商品・サービス>

タオル、帽子、ハンカチ、手袋、ネクタイ、バッグ、時計、靴下、靴

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