業務用厨房機器&洗剤市場に関する調査を実施(2026年)
業務用厨房機器&洗剤市場は新型コロナウイルス禍による落ち込みから回復し成長を持続
~飲食店などの需要業界の深刻な人手不足と人件費の高騰が市場拡大を牽引~
1.調査結果概要
2024年度の業務用厨房機器&洗剤市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比102.1%の3,354億1,000万円であった。
2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行されて以降、行動制限が緩和され、一般の飲食店やホテル・旅館などの宿泊施設における客数や消費活動が本格的に回復した。そこに、活発な訪日外国人客(インバウンド)需要が重なり、外食・中食業界全体の投資意欲が活性化している。また、原資材やエネルギーコストの高騰を背景に、厨房機器本体や洗剤製品自体の販売価格の改定(値上げ)が進んだことに加え、飲食店などの需要業界における客単価の上昇が厨房機器本体や洗剤製品への投資を活発化させたことから、金額ベースでの市場規模を押し上げた。
2.注目トピック
業務用厨房機器&洗剤の現況
業務用厨房では、労働力不足や人件費の高騰を背景に、厨房機器の自動化ニーズが急速に高まっている。
例えば、食器洗浄機は残菜処理から洗浄、トレーや食器の仕分けに至るまで自動化されたシステムが登場しており、現場のオペレーション負荷を大きく軽減している。加熱調理機器については、現場経験の少ないスタッフでも対応できるように、調理品質を一定に保つアシスト機能付き機器が注目を集めている。
厨房洗剤については、手作業の簡素化ニーズが高く、つけ置くだけの浸漬洗浄剤や、こすり・すすぎ工程を簡略化する発泡洗浄剤の需要が増加している。また、洗剤の詰め替え頻度が低い濃縮タイプへのシフトが進んでいる。
出典資料について
2026年版 業務用厨房(機器&洗剤)市場の展望と戦略
価格(税込): 198,000円 (本体価格 180,000円)
調査要綱
2.調査対象: 業務用厨房機器メーカー・商社、業務用厨房洗剤メーカー
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンラインを含む)、電話及びeメールによるアンケート調査、ならびに文献調査併用
<業務用厨房機器&洗剤市場とは>
本調査における業務用厨房機器&洗剤市場とは、外食業等の業務向け厨房機器(業務用オーブン、業務用フライヤー等からなる加熱調理機器、業務用冷凍・冷蔵庫、業務用食器洗浄機)と業務用厨房洗剤(食器洗浄機用洗剤、食器・調理器具用洗剤、厨房機器・設備機器用洗剤)を対象として、メーカー出荷金額ベースで算出した。
<市場に含まれる商品・サービス>
加熱調理機器(業務用レンジ 、業務用テーブルコンロ 、業務用オーブン、業務用フライヤー 、業務用焼き物器 、業務用ウォーマー、業務用炊飯器)、業務用冷凍・冷蔵庫 、業務用食器洗浄機、業務用厨房洗剤(食器洗浄機用洗剤 、食器・調理器具用洗剤 、厨房機器・ 設備機器用洗剤)
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