プレスリリース
No.4207
2026/10/16

化粧品市場に関する調査を実施(2026年)

国内化粧品市場は製品の高単価化が進んだことやインバウンド需要が回復傾向で推移したことから好調に推移 ​ ​
​~2025年度の国内化粧品市場規模は前年度比102.4%の2兆6,430億円~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越 孝)は、国内の化粧品市場を調査し、製品カテゴリー別や流通経路別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。

国内の化粧品市場規模推移と予測
国内の化粧品市場規模推移と予測
化粧品の製品カテゴリー別市場構成比(2025年度)
化粧品の製品カテゴリー別市場構成比(2025年度)

1.市場概況

2025年度は化粧品の高単価化が進んだことに加えて、インバウンド需要も回復傾向に推移したことから、国内の化粧品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比102.4%の2兆6,430億円となった。

国内の人口動態が縮小している中での市場拡大は、主に製品の高付加価値化によるものである。消費者が成分やその効果を重視して製品を選択する傾向にあり、このことから高付加価値化が進んでいる。また、従来は両立が難しかった機能性と使用感を両立する処方技術の進展も高付加価値化を後押ししている。このほか、原材料費などのコスト高騰による価格改定も市場規模拡大の要因となっている。

製品カテゴリー別にみると、スキンケア市場が構成比46.2%(1兆2,220億円)と最も高く、次いでメイクアップ市場は同19.7%(5,210億円)、ヘアケア市場が同19.5%(5,150億円)、男性用化粧品市場は同5.1%(1,360億円)、フレグランス市場が同1.6%(430億円)となった。

2.注目トピック

2030年の化粧品市場を左右する注目キーワード

2030年の化粧品市場を左右する注目キーワードとしては、①ロンジェビティ、②スキニフィケーション、③ダーマコスメ、④エフォートレス、⑤気候適応型化粧品、⑥ニューロコスメティクスが挙げられる。

3.将来展望

2026年度以降も製品の高付加価値化に伴い単価が上昇するほか、化粧品の低年齢層への広がりとシニア層向け市場の拡大に加え、訪日観光客も徐々に増加することでインバウンド需要も回復していくとみられることから、2030年度における国内の化粧品市場規模は、2025年度比103.9%の2兆7,450億円になると予測した。

出典資料について

2026年版 化粧品マーケティング総鑑

発刊日:2026年09月10日 体裁:A4 864ページ
価格(税込): 165,000円 (本体価格 150,000円)
※本プレスリリースに一部のオリジナル情報を加えたショートレポートもご購入いただけます。

調査要綱

1.調査期間: 2026年5月~9月
2.調査対象: 化粧品ブランドメーカー、受託製造・OEM企業、輸入商社、化粧品原料メーカー・商社
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、ならびに電話調査併用

<化粧品市場とは>

本調査における化粧品市場とは、スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品、フレグランス化粧品、男性用化粧品等を対象とし、国内ブランドメーカー出荷金額ベースで算出した。医薬部外品の化粧品、輸入品を含む。

<市場に含まれる商品・サービス>

スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品、フレグランス化粧品、男性用化粧品等

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