2012年版 出版社経営総鑑

本調査レポートでは、大手出版社から、情報系、コミック系、婦人系、児童書等、出版不況が叫ばれる中で注目される出版社の経営動向を網羅。また、雑誌実売部数、出版社・雑誌別広告収入ランキングなどを掲載いたしました。

発刊日
2012/11/30
体裁
A4 / 472頁
資料コード
C54115100
PDFサイズ
5.5MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:国内の出版業界の現状と今後の方向性を調査することによって、出版市場を取り巻く現状と問題点を分析する。当該調査によって、出版業界をはじめ関連業界各位の経営戦略に寄与することを目的とする。
調査対象:出版社、書店およびその他関連企業
調査方法:直接面接取材及び電話取材
調査期間:2012年8月~2012年10月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 地殻変動の出版業界、構造不況に電子書籍の衝撃
  • 2011年300社合計売上高1.8%増も本来の出版社では微減(0.3%減)
  • 雑誌メディア凋落傾向に歯止めかからず、広告収入7%減
  • <特集>電子書籍 変わる出版社、書店の役割
  • 独自調査、出版社300社、収益力ランキング タニタ本の大和書房躍進
  • 300社利益高(税引後)ランキング
  • 女性誌激変、女性誌20代、30代、40代女性誌の攻防
  • 広告収入ViVi女性誌トップ守る。付録戦略による拡大で、老舗雑誌復調
  • 広告収入大幅減目立つ雑誌別広告収入ランキング(200誌)
  • 講談社、小学館両大手の行方
  • 毎回好評、書店から見る出版社チェックアンケート調査
     

■本資料の概要

第1章 2.5兆円出版市場の展望
第2章 雑誌市場の徹底分析
第3章 出版社の現実と展望
第4章 出版社コスト低減状況
第5章 構造的改革期の出版社の攻防
第6章 出版社調査表

■掲載内容

第1章 2.5兆円出版市場の展望

1.300社合計売上高1.8%増(2011/2010年度)、本来の出版社では微減(0.3%減)
2.2011年1兆8,000億円3.8%減の実像
  書籍820億円で横ばいと健闘、雑誌は部数8.4%減の厳しさ
3.雑誌メディア凋落傾向に歯止めかからず、広告収入(7%減)
  女性誌はやや回復の兆しも、厳しい環境は続く
4.2011年300社合計売上高1.8%増
  リストラ先行の出版社は回復基調へ
5.デジタル化、電子書籍の時代出版社はどう生き残るか
  書籍も書店、読者を基点としたマーケティング力
6.電子書籍つながる書き手と読者、変わる出版社、書店の役割
  書店のサービスもコミュニティ強化の必要性
<書籍>
  1.2011年8,198億円0.2%減、近年では大健闘の数字
    トップ「謎解きはディナーのあとで」、2012年の書籍市場はマイナス幅拡大へ
  2.ミリオンセラー8点、トップセールスは謎解きはディナーのあとで、
    心を整える、人生がときめく片づけの魔法・・・
  3.2012年上期、ミリオンセラーなし、通期ではさらに落込む可能性
<電子書籍市場の動向>
  ・楽天、キンドルの参入で大きく動くか
  ・電子書籍コンテンツ市場、2011年度の市場規模は723億円(推定)
  ・電子書籍市場の市場規模予測
  ・米国では2011年末にタブレット・電子書籍リーダーが急拡大
  ・出版市場が縮小するなか、出版社は電子書籍拡大へ積極転換
  ・2大印刷が電子書籍市場へ積極展開、日本型のビジネスモデル構築を目指す
    取次は書店を加えた取組み
    問題山積の出版業界
    取次店新時代への対応
    書店の経営動向
    書店(書籍小売業)売上ランキングと収益状況

第2章 雑誌市場の徹底分析

(1)雑誌販売部数の変遷
  1.2011年6.6%減、販売部数8.4%減の厳しさ
    広告収入減は継続、一部、女性誌に明るい兆しも
  2.広告収入は2011年度大底で、2012年度上期はやや回復へ
  3.創刊点数低水準119点、大型企画減る。2012年は更に減少へ
  4.休刊点数158点で大幅減
    雑誌販売部数推移
(2)主要雑誌・実売部数と広告収入ランキング
  2011年/2007年45%減。未曾有の広告収入ダウン
  生活情報誌健闘、光文社主要雑誌軒並みアップ
  主要雑誌広告収入ランキング(200誌)
(3)総力調査 450誌販売部数の状況

<各雑誌分野の攻防>
  1.週刊誌の攻防
    スクープ主義で完売も、まだ広告収入減少目立つ
    文春トップ守る、週刊現代が伸びて新潮に肉薄、ポスト健闘
    女性週刊誌、トップ女性セブンに女性自身がほぼ並ぶ
  2.ヤングファッション誌
    ViVi、カテゴリではトップ維持も部数後退
    CanCam減少続く、AneCanへ移行の影響も
  3.ヤングカジュアルファッション誌
    ライバル誌多く、競争続く
    SPRING、miniが発行部数絞り、カテゴリでは前期比大幅ダウン
    PS、PopSister休刊、ジッパーは横ばいで健闘
  4.OLファッション誌
    MORE、with 復調の兆し、付録攻勢も奏功
    Storyは発行部数に伸び
  5.20代後半クオリティファッション誌、カジュアルファッション誌
    BAILA好調で伸長率№1へ、Oggiも健闘
    CLASSY、25ans堅調、AneCan好調で収益の柱へ
  6.30代ファッション誌
    VERY部数、広告ともに記録更新、LEE健闘
    InRed減少、Domani、Crazia伸び悩む
  7.40代ファッション誌
    40代、50代雑誌ともに市場拡大
    GLOW新規参入で存在感、STORY堅調、広告収入もアップ
  8.モード誌、部数、広告とも回復遅れる
    SPUR、エルジャポン
  9.コスメ・メイク雑誌
    20代VOCEメディアミックスに積極的、美的 ジワジワ拡大
    30代、40代マキア、美ST健闘
  10.生活実用情報誌
    オレンジページ、レタスクラブは伸び悩みも安定的
    ファッション誌と生活情報誌の融合もMart堅調、広告収入拡大
  11.ローティーンファッション誌
    ニコラ好調、ニコプチも健闘、ピチレモン減少
    ハナチューは休刊へ
  12.地域情報誌
    タウン誌苦戦続く(休刊)、震災影響にネットとの競合と対応
    HANAKO、Walkerも変動
  13.写真週刊誌
    広告、部数も減少、リニューアルも
  14.ライフスタイル、モノ情報誌
  15.料理・食の雑誌
  16.ダイエット、健康雑誌好調
    FYTTE、からだにいいこと堅調
  17.少年コミック誌
    週刊誌500万部の攻防、総合大手の収益構造も変化へ
    ジャンプ、ONE PIECE人気から新コンテンツの開拓へ
    マガジン、サンデーは伸び悩む
  18.月刊少年コミック誌
    コロコロコミックの牙城を狙い、他誌が参戦
  19.青年コミック誌
    ほぼすべての雑誌で減少、青年コミックの不振続く
    2011年度9%減、読者の入替えなく更なる減少も
  20.レディスコミック誌
    厳しさ続き、単体では赤字も常態化へ
  21.少女コミック誌
    少女コミックも減少止まらず
    ちゃお ブランド力発揮、なかよし、花とゆめ 大幅に減少
  22.コミックス(本)
    ONE PIECEダントツの強さ、その他は伸び悩み
<分冊百科>
  278億円、15.5%減、震災の影響もっとも受ける
  大手出版社刊行絞る、デアゴスティーニは14点と高水準
  小学館、集英社は1点のみ
  フリーペーパー市場
  広告出稿減が直撃、紙媒体からWebへの流れも

第3章 出版社の現実と展望

(1)出版社の現実と展望
  1.2011年300社合計売上高1.8%増
    リストラ先行の出版社は回復基調へ
  2.情報系サービス出版の変動
    広告収入減少のなか、ネットへのシフト強める
  3.仕掛け販売等、書店との連携、
    雑誌では生活者視点のコミュニケーション力も
  4.売上高利益(税引後)率2.9%、
    リクルート、ベネッセ除くと2.1%、やや改善の収益指標
    収益指標ベスト10
(2)出版社収益力ランキング
  1.売上高200億円以上19社
    1人当売上高2億円以上7社
    売上減、コスト削減等による利益捻出が顕著
  2.利益率ランキング15%以上9社、ランキング変動
    朝倉書店、羊土社等、専門出版社健闘
    2009・2010・2011年度 業績状況一覧表
    出版社売上高ランキング
    出版社一人当売上高ランキング
    出版社一人当利益高ランキング
    出版社利益率ランキング
(3)書店からみる出版社チェックアンケート調査
  出版社チェックアンケート調査

第4章 出版社コスト低減状況

(1)出版編集プロダクション調査
  編集プロダクションアンケート調査結果
(2)出版社用紙使用動向調査
  出版社別用紙品種別状況と代理店(卸商)上位5社
  新刊点数・重版点数(2011年度)

第5章 構造的改革期の出版社の攻防

(1)音羽グループVS一橋グループ
  音羽グループ 講談社 5期振り営業黒字、電子書籍で存在感
  光文社 リストラ奏功、女性誌拡大、業績も復活へ
  一橋グループ 小学館 計画販売等、構造改革で先行、文芸書で成果表れる
  集英社 部数落とすもコミックの底力は依然健在
  女性誌堅調、広告も回復へ(2011年度)
  講談社、光文社、小学館、集英社、祥伝社、白泉社
(2)注目される有力出版社の経営戦略
  角川グループホールディングス、マガジンハウス、新潮社、文藝春秋、徳間書店
(3)学研ホールディングス
  持株会社移行後、業績好調、出版部門が牽引
(4)情報出版社:情報サービス、変動期のなかの攻防
  日経BP、リクルートホールディングス、ベネッセホールディングス、
  ぴあ、日本放送出版協会
(5)コミック系出版社の攻防
  秋田書店、芳文社、他
(6)婦人雑誌社:底力発揮で黒字化めざす
  主婦の友社、ハースト婦人画報社、主婦と生活社、他
(7)名門出版社:それぞれの財産をどう活かすか
  岩波書店、中央公論新社、筑摩書房、みすず書房
(8)児童書出版社:児童書健闘 図鑑、児童文庫が堅調
  ポプラ社、理論社、他
(9)医学出版社:教科書や参考書が堅調推移も、電子出版への対応が課題に
  医学書院、南江堂、他
(10)法規出版社:かつての高収益からデジタル化で変調強まる
  ぎょうせい、新日本法規出版、他
(11)教科書出版社:脱ゆとり教育で頁数大幅増、デジタル化も進展
  東京書籍、光村図書出版、教育出版、日本文教出版、帝国書院、他
(12)経済出版社:経済誌は低調、オンライン化を進める
  ダイヤモンド社、東洋経済新報社
(13)注目される出版社(1)
  扶桑社、世界文化社、昭文社、ゼンリン
(14)注目される出版社(2)
  幻冬舎、宝島社、スターツ出版、中経出版、木楽舎
(15)新聞社の出版戦略 分社化の成果をみる
  朝日新聞出版、日本経済新聞出版社

第6章 出版社調査表

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