2013年版 ジェネリック医薬品の実態と展望

わが国のジェネリック医薬品市場は拡大傾向にあるものの、政府が掲げた2012年度にジェネリック医薬品の数量ベースシェア30%以上という目標の達成は困難な状況にあります。一方、企業に目を向けると、ジェネリック医薬品専業企業に加え、エスタブリッシュ医薬品戦略を打ち出した新薬系製薬企業、グローバルジェネリックファーマが出揃った外資系ジェネリック医薬品企業、将来の事業の柱に位置付け積極的な投資を行う異業種参入企業など、企業間競走は激化の方向にあります。さらに今後は大型低分子医薬品の特許切れのピークを迎えることから、これまでのような伸張が望めないため、海外展開やバイオ後続品事業といった新たな成長戦略を打ち出すことも求められており、わが国のジェネリック医薬品市場は新たなステージに突入することが予想されます。以上のことから矢野経済研究所では、わが国におけるジェネリック医薬品市場動向と参入企業の動向を徹底分析し、これに加えて医療施設における使用動向を通じて、今後のジェネリック医薬品市場の方向性とジェネリック医薬品企業のあるべき姿を展望いたしました。

発刊日
2013/03/06
体裁
A4 / 365頁
資料コード
C54117800
PDFサイズ
8.4MB
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • ジェネリック医薬品市場を徹底調査
  • 主要ジェネリック医薬品参入メーカーの現状と将来展望を徹底分析
  • 拡大が予想されるジェネリック医薬品市場を予測

■本資料の概要

第1章 わが国ジェネリック医薬品市場の実態と将来
第2章 製薬企業ジェネリック戦略の実態と展望
第3章 ジェネリック医薬品参入企業の実態
第4章 ジェネリック医薬品使用推進のための施策動向とその影響
第5章 主要ジェネリク医薬品参入企業

■掲載内容

第1章 わが国ジェネリック医薬品市場の実態と将来

使用促進策を打ち出すもシェア30%達成は困難
わが国のジェネリック医薬品市場は成長期へ
2012年度診療報酬改定におけるジェネリック医薬品使用促進策
ジェネリック医薬品市場規模予測
販路別ジェネリック医薬品市場シェア
  (図表)ジェネリック医薬品市場動向

第2章 製薬企業ジェネリック戦略の実態と展望

市場・業績とも拡大するが企業間競争は激化
導入直後に需要が拡大するも、その後鈍化となった2010年度の後発医薬品使用促進策
熾烈さを増すジェネリック医薬品メーカー売上高ランキング
二極化の様相を呈するジェネリック医薬品市場
ジェネリック医薬品業界の再編は活発の兆し
  岐路に立たされた中小ジェネリック医薬品メーカー
  将来を見据えジェネリック医薬品専業メーカーにおける再編は変化の兆し
外資系ジェネリックファーマが本格参入
  国内ジェネリック医薬品市場のグローバル化が進む
  グローバルジェネリックファーマの動向
  欧米系ジェネリックファーマの参入動向
  相次ぐインド系ジェネリックファーマの参入
ジェネリック医薬品事業を新たな成長戦略に位置付けた異業種企業
  契機は市場拡大と改正薬事法の施行
新たなステージに突入した先発医薬品メーカーのジェネリック医薬品事業
  リスク分散型経営への方向転換
  ジェネリック医薬品専業メーカーと差別化を図り展開する中堅先発医薬品メーカー
  定着するかエスタブリッシュビジネスモデル
  先発医薬品メーカーのジェネリック医薬品事業は新たなステージへ
ジェネリック医薬品市場拡大を睨み、研究開発費、設備投資は増加傾向
  付加価値製剤への取り組みなどにより研究開発費は増加傾向
  経口剤での需要増を見越し生産能力の向上に取り組む
企業別規格数ランキングは、日医工ファーマとの経営統合により日医工がトップ
市場開拓の強化を目指し、流通戦略を推進
日本ジェネリック医薬品販社協会
  販売ノウハウや地域に根ざした販売活動を展開
  2011年度のGE販社協会加盟店の総売上高は1,000億円超となる
  ジェネリック医薬品専門MS認定資格制度を創設
  ジェネリック医薬品のノウハウや地域に根ざした活動を強みに成長を目指す
市場拡大が見込まれる調剤薬局への営業力強化
  ジェネリック医薬品の浸透とブランド向上を目指す
  MR数は拡大傾向にあるものの過渡期の現象か
  変わるジェネリック医薬品メーカーの営業戦略
  ジェネリック医薬品専業メーカーの営業戦略
  先発医薬品メーカーのジェネリック医薬品営業戦略
変わるジェネリック医薬品メーカーのアライアンス戦略
  承継事業により医薬品卸ルートと取引先を強化
  アライアンス戦略は新たなステージへ
  動き出したコ・プロモーション戦略
  オーソライズド・ジェネリックは始まるか
進むジェネリック医薬品メーカーの差別化戦略
  剤型・領域に特化により差別化を図る
  大型品の特許切れにより循環器領域と消化器領域で競争激化
  進む抗がん剤ジェネリック医薬品の動き
  製品開発能力が問われるジェネリック医薬品ビジネス
動き出したバイオ後続品事業
  バイオ後続品市場の拡大を見据え、参入表明が相次ぐ
  二極化するジェネリック医薬品専業メーカーの対応
  積極的な姿勢を見せる中堅新薬メーカー
規模の拡大とコスト削減を目指し海外事業に取り組む
  将来を見据え海外へ展開
  (1)輸出に関する動向
  (2)海外生産に関する動向
  (3)外資系ジェネリック医薬品メーカーの動向
ジェネリック医薬品市場展望
  (図表)主要ジェネリック医薬品メーカー売上高推移(個別)
  (図表)主要ジェネリック医薬品メーカー売上高推移(個別)2005~2011年度
  (図表)主要ジェネリック医薬品メーカー上位占有率推移(個別)
  (図表)日本ジェネリック製薬協会会員一覧
  (図表)日本ジェネリック医薬品販社協会会員一覧
  (図表)診療報酬における後発医薬品-企業別規格数ランキング
  (図表)診療報酬における後発医薬品-企業別成分数ランキング
  (図表)診療報酬における後発医薬品-企業別成分数ランキング[薬効分類別]
  (図表)診療報酬における後発医薬品-主要企業における薬効分類別成分数

第3章 ジェネリック医薬品参入企業の実態

あすかActavis製薬(株)
  新生アクタビス社の誕生により、ジェネリック医薬品事業は新たな展開を迎える
興和ジェネリック(株)
  ハイブリッド戦略の下、興和ジェネリックを設立し、新たなジェネリック医薬品ビジネスを目指す
小林化工(株)
  製品開発能力を背景に国内及び海外展開を推進させ、新たなステージを目指す
ザイダスファーマ(株)
  他社に先駆け海外製品の日本市場への投入を実現。2015年に売上高200億円の達成を目指す
沢井製薬(株)
  リーディングカンパニーとして、市場シェアNo.1を堅持し、2020年度に売上高2,000億円を目指す
高田製薬(株)
  新工場の完成により、新たなステージへと転換を図り、2015年までに300億円の達成を目指す
田辺製薬販売(株)
  長生堂製薬と資本業務提携を解消。新たな事業の展開が注目される
東和薬品(株)
  独自のビジネスモデルの推進と、売上高1,000億円超を見据えた体制の構築を目指す
日医工(株)
  世界ジェネリックメーカーTop10入りを目指し、加速する国内外での事業基盤の強化
日新製薬(株)
  高い水準の技術力と新工場の完成による生産能力の向上により、早期に売上高200億円へ
ニプロファーマ(株)
  医薬品関連事業強化を目的に、組織編制を実施
日本化薬(株)
  抗がん剤ジェネリック医薬品において、トップシェアを獲得
日本ケミファ(株)
  ジェネリック市場で新薬系メーカーNo.1のポジション確立を目指す
日本ジェネリック(株)
  長生堂製薬をグループに迎えたことで、フルライン・ジェネリックメーカーの達成は一気に加速
ファイザー(株)
  5年以内にジェネリック医薬品市場でのトップクラスの達成は、マイランとの業務提携により加速
富士製薬工業(株)
  女性医療と急性期医療の注射剤事業を両輪とし、積極的なアライアンス戦略を展開
Meiji Seikaファルマ(株)
  スペシャリティ&ジェネリックの融合戦略により、新薬メーカーとして業界No.1のポジションを堅持

第4章 ジェネリック医薬品使用推進のための施策動向とその影響

2012年度診療報酬改定とジェネリック医薬品使用促進への影響度
薬剤服用歴管理指導料、一般名処方せんの加算は“ダメ押し”
一般名処方の増加が及ぼすジェネリック医薬品マーケットへの影響
一般名処方は調剤現場でどう受け入れられたのか
一般名処方せんの増加傾向とその現実
一般名記載の処方せんが推進される中での医師の声
一般名処方でジェネリック医薬品への不満はどう解消されるのか
新設された「病棟薬剤業務実施加算」の与える影響を考える
病棟薬剤業務実施加算とジェネリック医薬品の関係
「調剤薬局はバブルではないか」の議論について
独立系薬局の生き残りを模索する動き
医療費削減に向けた薬剤師会の取り組み―福岡市薬剤師会の「節約バッグ運動」
都道府県の「ジェネリック医薬品使用促進協議会」の動向
薬薬連携を活用したジェネリック医薬品の普及
外資系ジェネリック医薬品企業が市場に風穴をあける
ジェネリック医薬品先行採用病院の医薬品購入率の変化をみる
もはやジェネリック医薬品で病院収益貢献は限界になることも
ジェネリック医薬品からジェネリック医薬品へ変更はあるのか
地域基幹病院のジェネリック医薬品シフトの影響
医療用医薬品のプロモーションコードの改定の影響
医師の“薬離れ”はまだ微妙な段階
国立病院、国立大学附属病院などの「背に腹は替えられない決断」
DPC制度とジェネリック医薬品の関係はどうなる
さらにジェネリック医薬品のニーズは高まり、市場は拡大していく
市場が拡大する中での勝ち組企業はどこか
勝ち組の製薬企業となるために必要なことは
消費税増税とジェネリック医薬品市場への影響

第5章 主要ジェネリク医薬品参入企業

(掲載企業順)
ILS(株)、アイロム製薬(株)、旭化成ファーマ(株)、味の素製薬(株)、あすかActavis製薬(株)、
あすか製薬(株)、アルフレッサファーマ(株)、池田薬品工業(株)、(株)イセイ、岩城製薬(株)、
エール薬品(株)、MSD(株)、エルメッドエーザイ(株)、(株)大石膏盛堂、(株)大塚製薬工場、
大原薬品工業(株)、科研製薬(株)、兼一薬品工業(株)、キッセイ薬品工業(株)、救急薬品工業(株)、
京都薬品工業(株)、協和新薬(株)、共和薬品工業(株)、キョーリンリメディオ(株)、
(株)ケミックス、健栄製薬(株)、皇漢堂製薬(株)、興和(株)、小堺製薬(株)、壽製薬(株)、
小林化工(株)、ザイダスファーマ(株)、佐藤製薬(株)、佐藤薬品工業(株)、沢井製薬(株)、
サンケミファ(株)、参天製薬(株)、サンド(株)、サンノーバ(株)、三友薬品(株)、
(株)三和化学研究所、シー・エイチ・オー新薬(株)、ジェイドルフ製薬(株)、シオエ製薬(株)、
シオノケミカル(株)、司生堂製薬(株)、純生薬品工業(株)、昭和製薬(株)、昭和薬品化工(株)、
セオリアファーマ(株)、千寿製薬(株)、全星薬品工業(株)、第一三共エスファ(株)、大興製薬(株)、
大正薬品工業(株)、ダイト(株)、大日本住友製薬(株)、大鵬薬品工業(株)、高田製薬(株)、
辰巳化学(株)、田辺製薬販売(株)、田辺三菱製薬(株)、長生堂製薬(株)、鶴原製薬(株)、
テイカ製薬(株)、帝國製薬(株)、テバ製薬(株)、テルモ(株)、東亜薬品(株)、東海製薬(株)、
東光薬品工業(株)、東興薬品工業(株)、同仁医薬化工(株)、東菱薬品工業(株)、東豊薬品(株)、
東洋カプセル(株)、東洋製薬化成(株)、東和薬品(株)、トーアエイヨー(株)、(株)トライックス、
ナガセ医薬品(株)、日医工(株)、日新製薬(株)(山形)、日東メディック(株)、日本化薬(株)、
日本ケミファ(株)、日本新薬(株)、ニプロジェネファ(株)、ニプロパッチ(株)、ニプロファーマ(株)、
日本アルコン(株)、日本ジェネリック(株)、日本製薬(株)、日本臓器製薬(株)、
(株)日本点眼薬研究所、日本薬品工業(株)、バイオテックベイ(株)、原澤製薬工業(株)、
光製薬(株)、久光製薬(株)、ファイザー(株)、富士製薬工業(株)、藤永製薬(株)、
富士フイルムRIファーマ(株)、富士フイルムファーマ(株)、(株)伏見製薬所、藤本製薬(株)、
(株)富士薬品、扶桑薬品工業(株)、(株)フヂミ製薬所、(株)ポーラファルマ、
ホスピーラ・ジャパン(株)、堀井薬品工業(株)、マイラン製薬(株)、前田薬品工業(株)、
摩耶堂製薬(株)、丸石製薬(株)、三笠製薬(株)、Meiji Seikaファルマ(株)、メディサ新薬(株)、
持田製薬(株)、ヤクハン製薬(株)、(株)ヤクルト本社、山善製薬(株)、祐徳薬品工業(株)、
(株)陽進堂、吉田製薬(株)、(株)龍角散、(株)ローマン工業、わかもと製薬(株)

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