2016年版 偏光板及び部材フィルム市場 Annual Report

本調査レポートは、国内外の偏光板メーカー及びその部材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、ワールドワイドの偏光板市場における現状と今後の動向の把握を目的とする。

発刊日
2016/04/28
体裁
A4 / 246頁
資料コード
C58100400
PDFサイズ
32.5MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:偏光板メーカー、位相差フィルムメーカー、PVA 保護フィルムメーカー、表面処理フィルムメーカー
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用
調査期間:2016年1月~2016年4月

資料ポイント
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  • 中国パネル陣営への囲い込み戦略が加速
    「1.5億㎡」を賭けた中国を巡る大争奪戦は本番へ
  • 生き残りをかけた「選択と集中」、「再選択」の決断で偏光板業界が大きく揺れる
    偏光板の輸入関税が撤廃されるも、住友化学は「現地残留組」から「中国進出組」へ
    大手の攻略策は中国進出一本に絞られるなか、日東電工は最後の参戦組となるか?
  • SDC TV向けでは低価格対応を目的に「COP1枚型」偏光板構造の採用がスタート
    「COP1枚型」の浸透により打撃を受けるのは、「COP2枚型」or「4枚TAC」?
  • LGD、BOEでPMMA系のニーズが急増し、「4枚TAC」市場は苦戦を予想
    PET採用に踏み切ったLG化学を皮切りにPET系がIPS TV市場で勢いに乗る
  • IPS TV最大手LGDが日東電工のRF(Retardation Free)Pol.の本格採用へ
    LGD・広州向けの多数のRTPラインの獲得を追い風に出荷拡大が予想
  • Apple製品向けへの搭載決定でOLEDパネルに再び注目が集まるなか
    「GalaxyS7」はCOP2枚から日東の逆波長分散型「New AMOND」が復活
  • 2016年以降LGD新規TVモデル向けの採用でAG・LR市場が急拡大へ
    差別化を図るSDCはPremium UHD TVシリーズ向けに超低反射クリアLRを展開

資料概要
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第1章:偏光板及び部材フィルム市場の動向
 1.偏光板
  (1)偏光板市場全体
  (2)偏光板メーカーシェア
  (3)中国向け偏光板市場
  (4)VA TV向け偏光板市場
  (5)IPS TV向け偏光板市場
  (6)偏光板の技術動向
  (7)偏光板後加工(Roll to Panel)
  (8)各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア
 2.位相差フィルム
  (1)大型分野
  ・大型TN-TFT用
  ・大型VA用
  ・大型IPS用
  (2)中小型分野
  ・中小型TN-TFT
  ・ECB
  ・中小型VA
  ・中小型IPS(iPhone、iPadシリーズ向け)
  ・OLED用(Galaxyシリーズ向け)
 3.PVA保護フィルム(保護側)
 4.表面処理フィルム
  ・AG市場
  ・AG・LR市場
  ・クリアLR
  ・CHC市場
  ・ドライARフィルム市場
第2章:偏光板及び部材フィルムメーカーの展望と戦略

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章:偏光板及び部材フィルム市場の動向

1.偏光板
  (1)偏光板市場全体
    2015年度の偏光板市場はLCDパネルの生産縮小も、「32″TV離れ」により面積拡大
    近い将来の成長を握る鍵は中国で本格化する大型TVの大幅増産
    (表)LCDタイプ別偏光板市場規模推移(2013~2017年度予測)
    (表)TFT用偏光板市場規模推移(2013~2017年度予測)
    (表)TV向け偏光板市場規模推移(2013~2017年度予測)
  (2)偏光板メーカーシェア
    偏光板市場のトップは日系を抜いてLG化学
    IPS陣営向け販売促進で住友化学、日東電工の巻き返しが予想
    (図)TFT向け偏光板市場のメーカーシェア(2015年度)
    (図)TFT向け偏光板市場のメーカーシェア(2016~2017年度予測)
  (3)中国向け偏光板市場
    偏光板の輸入関税撤廃も、日系トップの住友化学は「現地残留組」から「中国進出組」へ
    「1.5億㎡」を賭けた各社の中国を巡るブルーオーシャン戦略披露の一方、事業リスク高まる
    (図)偏光板市場を取り巻く中国環境の変化
    (表)中国における新規増設計画及び偏光板の生産能力推移
  (4)VA TV向け偏光板市場
    ・SDC TV向け
    SEC VD事業部向け販売量が減少し、日本ゼオンの増設もCOP2枚構造は大きく拡大せず
    「COP1枚型」の本格採用により市場縮小が進むのは「COP2枚型」or「4枚TAC」?
    (図)SDC TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
    ・AUO、Innolux TV向け偏光板市場
    台湾パネル陣営のVD事業部向け出荷増によりCOP/TACペア市場の拡大へ
    (図)AUO TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
    (図)Innolux TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (5)IPS TV向け偏光板市場
    ・LGD TV向け
    LG化学のPMMA系の使用比率アップにより、TAC離れが進む
    RF Pol.の出荷開始やPET系新規構造の登場が「4枚TAC」市場の縮小に追い打ちをかける
    (図)LGD TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
    ・BOE TV向け偏光板市場
    「32″TV離れ」が進むBOE向けでPMMA系のニーズが急増
    (図)BOE TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (6)偏光板の技術動向
    ・UV接着
    UVラインへの改造も、UV接着の量産技術に苦戦が続く台湾製
    (表)偏光板メーカーにおけるUVライン保有状態(2016年Q2)
    ・薄型化PVA Coating技術
    薄型化技術の先頭に立つ「5μmのPVA Coating」は大型の量産化へ
    IPS市場攻略に徹する日東電工のIPS TV向け「RF Pol.」が出荷開始
    (表)RF(Retadation Free)Pol.の採用動向
    (図)PVA Coatingプロセス(推定)
    (表)PVA Coating搭載モデル
  (7)偏光板後加工(Roll to Panel)
    2016年Q1~本格導入開始、2017年末にLGD・広州拠点のRTP本数は17本へ
    G10のBOE合肥向け新規5本の内訳でLG化学と住友が接戦
    (表)偏光板メーカーのRTPによる新規設置の導入状況(2016~2017年)
    (表)偏光板メーカーのパネル工場内でのRoll to Panelによる後加工状況
  (8)各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア
    ・SDC向け
    日東電工のTV向けシェア復帰により、東友ファインケムは相対的にシェアダウン
    サムスンSDIはCOP/PETペアで安定的な需要確保
    (図・表)SDCにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)SDCにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    ・LGD向け
    LGD・広州向け新RTPラインの確保でLG化学、日東が揺るがず
    新規参入の東友ファインケムはTAC/自社PMMAペアの出荷が堅調
    (図・表)LGDにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)LGDにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    ・AUO向け
    「COP/TACペア」でAUO45″以上TV向けを手掛ける住華が堅調
    BMCではUV接着ラインの稼働によりTV向け出荷量の回復を図る
    (図・表)AUOにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)AUOにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    ・Innolux向け
    グループ子会社であるCMMTが揺るがずトップ
    UVライン導入によりInnolux TV向けのシェア復帰を狙う
    (図・表)Innoluxにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)Innoluxにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    ・台湾・その他向け
    (表)台湾・その他パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    ・BOE向け
    LG化学・南京拠点はフル稼働状態、BOE向けではLG化学が強みをみせる
    BOE・合肥向けRTP導入によるLG化学、住友の恩恵が予想される
    (図・表)BOEにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)BOEにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    ・CSOT向け
    補助金政策が廃止された2015年以降もCSOT向けSAPOのシェアは安定的
    (図・表)CSOTにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)CSOTにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    ・中国・その他向け
    (表)中国・その他パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    ・Sharp、Panasonic向け
    (表)Sharp、Panasonicにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
    (表)Sharpにおける用途別偏光板メーカーシェア(2015~2017年予測)
    (表)2015年度における偏光板メーカー別LCDモード別生産量
    (表)2016年度における偏光板メーカー別LCDモード別生産量(見込み)
    (表)2017年度における偏光板メーカー別LCDモード別生産量(予測)
    (図・表)世界主要偏光板メーカーの生産能力推移および能力シェア
2.位相差フィルム
  (1)大型分野
    ・大型TN-TFT用
    MNT市場でもIPS/VA化が進むも、ハイエンド向けを中心に「WV」のニーズは根強く
    中国市場向け中小型TN-TFTでWVの販売拡大を推進
    (表)大型TFT-TNにおける「WV」の販売量推移
    ・大型VA用
    2015年においてはCOP系の勢いが収まり、コニカの「N-TAC」の販売は堅調を維持
    COPフィルムはVD事業部向けを中心に安定的な需要が予想
    (図)大型TFT-VA向けにおけるメーカーシェア(2015~2016年度)
    (表)大型TFT-VAにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
    2016年以降は「COP1枚型の浸透」や「改良版A-TACの採用動向」により市場シェアが変動
    ・大型IPS用
    IPS陣営を中心にPMMA系の使用比率がアップし、4枚TAC市場の苦戦を予想
    LG化学、新PMMAラインの増設で内製PMMAフィルムの外販ビジネスを本格化?
    (図)大型TFT-IPS向けにおけるメーカーシェア(2015~2016年度)
    (表)PMMAフィルムの供給能力一覧
    (表)大型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
    (図)IPS位相差向けPMMAフィルムのサプライチェーン(2016年Q2時点)
    (図)大型VA位相差向けCOPフィルムのサプライチェーン(2016年Q2時点)
    (表)大型分野におけるLCDモード別位相差フィルムの販売量推移
    (表)大型分野における位相差フィルムメーカー別販売量推移
    (表)大型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
  (2)中小型分野
    ・中小型TN-TFT
    中国市場向けSmartPhoneやTablet PCでのWVの搭載が増加傾向
    (表)中小型TFT-TNにおける「WV」の販売量推移
    ・ECB
    ・中小型VA
    中小型VAはIPSのSmartPhoneが登場した2010年頃より減少が続く
    (表)中小型TFT-VAにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
    ・中小型IPS(iPhone、iPadシリーズ向け)
    「iPhone6」以降、PVA Coating技術で一歩リードした日東電工の単独体制が続く
    シリーズ展開により日本ゼオンの「ZT、ZDシリーズ」の販売量が増加
    (表)iPhoneシリーズで使用される偏光板材料と厚みの推移
    (表)「iPhoneシリーズ」における偏光板・位相差フィルムメーカー及び材料構成
    (表)「iPadシリーズ」における偏光板・位相差フィルムメーカー及び材料構成
    (表)中小型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
    ・OLED用(Galaxyシリーズ向け)
    「GalaxyS7/7 Edge」はCOP2枚から日東の逆波長分散型「New AMOND」が復活
    ミドル製品の「Galaxy A,Jシリーズ」の売れ行きが好調で、日東と帝人に恩恵をもたらす
    (表)「Galaxy Sシリーズ」における偏光板・位相差フィルムメーカーシェア
    (表)「Galaxy A,Jシリーズ」における偏光板・位相差フィルムメーカーシェア
    (表)中小型AM-OLED用位相差フィルム販売量推移
    (表)中小型分野における位相差フィルムモード別需要量推移
    (表)中小型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
    (表)位相差フィルム(大型+中小型)市場規模及び材料別需要量推移と予測
3.PVA保護フィルム(保護側)
    位相差フィルムではPMMA系の浸透も、保護側ではTACが優勢
    しかし、住友化学の内製PMMAフィルムの使用拡大が保護側でのPMMA系市場をリード
    (図)PVA保護フィルム(保護側)の材料別需要量推移と予測(2015~2017年度予測)
    (図)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム、2015~2017年度予測)
    (図)位相差フィルムの材料別需要量推移と予測(2015~2017年度予測)
    (図)PVA保護フィルム(保護側)の市場のメーカーシェア(2015~2016年度)
    (表)PVA保護フィルム(保護側)の市場規模及びメーカー販売量推移(シェア)
    (表)PVA保護フィルム(保護側)の市場規模及びメーカー販売量推移(前年度比)
    (表)PVA保護フィルムの材料別平均価格動向(2016年Q2)
    LG化学がIPS TV向けでPETフィルムの採用、PET系が再び注目
    (図)PETフィルム採用の偏光板の構成
    (図)PVA保護用PETフィルムのサプライチェーン(2016年Q2時点)
    (図)主要偏光板メーカーにおけるP-TACフィルムサプライヤーシェア(2014~2015年)
    (図)主要偏光板メーカーにおけるPVAフィルムサプライヤーシェア(2015~2016年)
    (表)PVA保護フィルムと位相差フィルムの材料別需要量推移と予測
    (表)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム)
    (図)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム)
    (図)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム)※構成比
4.表面処理フィルム
    IPS最大手LGDが手掛ける2016年新TVモデル向けにAG・LRが本格採用
    2016年以降AG・LR市場は急拡大へ
    (図)偏光板用表面処理別市場構成比(2015年度)
    (図)偏光板用表面処理別市場構成比(2016~2017年度予測)
    (表)LCD偏光板におけるタイプ別需要推移(2014~2017年度予測)
    (表)LCD偏光板の表面処理におけるアプリケーション別採用動向(2016年Q2)
    ・AG市場
    TV向けAG・LR市場の拡大により、AG市場は相対的に縮小へ
    (表)偏光板用AG市場規模(2014~2017年度予測)
    (図)偏光板用AG市場メーカーシェア(2015~2016年度)
    ・AG・LR市場
    LGD TV向けAG・LRのファーストサプライヤーは凸版印刷
    LG化学はFPRラインを活用し全量内製へ
    (表)偏光板用AG・LR市場規模(2014~2017年度予測)
    (図)偏光板用AG・LR市場メーカーシェア(2015~2016年度)
    ・クリアLR
    プレミアムクラスUHD TVシリーズ向けに超低反射タイプのクリアLRの販売が増加
    (表)偏光板用クリアLR市場規模(2014~2017年度予測)
    (図)偏光板用クリアLR市場メーカーシェア(2015~2016年度)
    ・CHC市場
    (表)偏光板用CHC市場規模(2014~2017年度予測)
    (図)偏光板用CHC市場メーカーシェア(2015~2016年度)
    ・ドライARフィルム市場
    (表)偏光板用ドライAR市場規模(2014~2017年度予測)
    (図)偏光板用ドライAR市場メーカーシェア(2015~2016年度)

第2章:偏光板及び部材フィルムメーカーの展望と戦略

LG Chem,Ltd
  日系メーカーを抜いて偏光板市場トップに君臨
  中国市場攻略に徹するべく韓国での生産を縮小、南京拠点は常にフル稼働体制へ
  新規増設の第4ラインの稼働後、中国拠点の生産能力は7,200万㎡/年超へ
  南京拠点のフル稼働が続く一方で、韓国・梧倉の稼働率は大幅に低下
  SDC TV向けでは「自社PMMAとの組み合わせで1枚型COP構造」の出荷開始
  2017年IPS TVモデル向けにPETフィルムの本格採用を推進
  位相差としてのPMMA系の使用比率が急増
  2016年内には新規PMMAフィルムラインを稼働する予定

明基材料股份有限公司(BenQ Materials Corporation)
  2016年内に2本目のUV接着ラインの導入を検討
  AUO TV向けにCOPやPMMAフィルムの採用を本格化

SAMSUNG SDI CO.,LTD.(サムスンSDI株式会社)
  中国・無錫拠点の新規ラインは2016年Q4より本格稼動を予定
  前倒し稼動で2017年新規TVモデル向け出荷を狙う
  VA TV向けに「COP1枚型」や「A-TAC/PETペア」の新規構造を提案中
  「TAC/PETペア」でIPS陣営の大手BOE TV向け出荷を開始

株式会社サンリッツ
  LGD TV市場でのシェア拡大に向け、PMMAやPET系の採用を検討
  車載用では、既存ユーザーに加え新規顧客向け出荷量が増加し好調が続く

奇美材料科技股份有限公司(Chi Mei Materials Technology Corporation)
  中国・昆山拠点は2016年Q4以降に稼働を見合わせ
  Innolux TV向け50″にCOP系、40″、50″にPETフィルムの採用を開始

力特光電科技股份有限公司(OPTIMAX TECHNOLOGY CORPORATION)
  SAPOの自社生産比率の拡大により、SAPO向け偏光板ロールの販売が縮小
  染料系を中心に車載用偏光板の販売促進に注力

深圳市盛波光電科技有限公司(SHENZHEN SAPO PHOTOELECTRIC CO.,LTD.)
  CSOT TV向けが堅調維持、2015年よりTV用偏光板の自社生産比率をアップ
  新規増設ラインはここ数年遅れ気味、量産稼働は2017Q4以降へ

株式会社ポラテクノ
  主力用途である車載用では、PM-VAの展開でさらなるポジション確立へ
  車載用セグメント向けではTNからPM-VAへのシフトが進行
  プロジェクター用偏光板はシェア争いによる値下げが進行するも約90%のシェアを確保

佛山偉達光電材料有限公司(WINDA Opto-Electronics Co.,LTD.)
  車載用セグメントパネル向け染料系偏光板の出荷がスタート

富士フイルム株式会社
  大口顧客向け「Z-TAC」の出荷は減少するも、IPS位相差市場トップを維持
  保護側でPMMAやPET系の市場拡大によりP-TACの販売低下の可能性も
  Z-TACはほぼ100% 40μm製品を販売
  薄型化の進行はコストダウンより「パネルの薄型化による偏光板の反り」改善が目的
  IPS位相差向けトップシェアを保守すべく「ポストZ-TAC」の販売を開始
  COPの影響は受けずインチ拡大が進むAUO、CSOT TV向け「V-TAC」の販売が堅調
  中国マーケット向けSmartPhoneやTablet PC用にWVの販売拡大を推進

コニカミノルタ株式会社
  COPフィルムの勢いにも、大型VA位相差市場のトップポジション譲らず
  「N-TAC」の改良版「A-TAC」で巻き返しを図る
  COPフィルムの対抗馬として「ポストN-TAC(A-TAC)」の市場導入を本格化
  VA TV用に韓国系偏光板メーカーが「A-TAC/PETペア」を検討中

日本ゼオン株式会社
  「低透湿」材料のCOPフィルムはハイエンドVA TV向けでポジション確立
  SDCをはじめAUO、Innoluxの大型ハイエンドTV向けを抑え需要維持
  COP系大型位相差フィルムの生産能力は9,500万㎡/年へ増強も、
  2015年はTV市場全体の不況が影響し、大型位相差向けの販売はそれほど伸びず
  「iPhone6/6Plus」、「iPhone6S/6S Plus」向けCOPフィルムの販売が堅調
  「GalaxyS7/7 Edge」には「COP2枚」の採用ならず

Hyosung Corporation(暁星株式会社)
  2015年度は、中国CSOT TV向けP-TACの販売量が増加
  事業拡大に向けVA TV用「位相差・P-TACのセット販売」を推進

東洋紡株式会社
  PETフィルムの優れた光学特性に加え、価格競争力の強さでシェア拡大を図る
  2016年以降IPS TV向けでPETフィルムの採用拡大が予想

達輝光電股份有限公司(TAC Bright Optronics Corporation)
  台湾顧客向けTACフィルムの販売量が伸びず、
  超広幅の第2ラインの量産稼働は2016年後半へと後倒し

JXエネルギー株式会社
  「NVフィルム」の販売量は減少傾向へ
  2017年以降の新規スマートフォンモデルへの採用が販売拡大のキー

大倉工業株式会社
  日・韓系偏光板メーカー向け位相差用PMMAフィルムの販売がスタート
  IPS TV向けPMMAフィルムの採用拡大が成長の鍵を握る

凸版印刷株式会社
  2015年末よりIPS TV向けAG・LRの販売量が急増
  プレミアムクラスUHD TV向けに超低反射タイプのクリアLRの受注が拡大

日本製紙株式会社
  CHC市場のトップシェアを維持
  COP基材向け塗布技術の確立で中小型ハイエンド向け新規需要の獲得に注力

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