2023年版 種苗ビジネスの市場実態と将来展望
当資料は、種苗市場・アグリバイオ市場参入企業に於ける種苗ビジネスの方向性と企業戦略、及び研究開発・生産体制の動向を調査・分析することにより、種苗ビジネス市場の将来性を展望することを目的としている。
発刊日
2023/10/31
体裁
A4 / 412頁
資料コード
C65110200
PDFサイズ
18.5MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査目的:当調査は、国内外の種苗市場参入企業における事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、種苗市場を展望することを目的として実施した。
調査対象製品:農作物用の種子・苗(野菜類、果樹類、穀物類、花卉類、その他芝類、飼料用作物、他)
調査対象先:
・種苗メーカー(64社)※有力種苗メーカー62社、異業種参入メーカー2社
・種苗関連企業(2社)
・種苗関連業界団体・官公庁、他
調査項目:目次参照
調査期間:2023年5月~2023年10月
調査方法:弊社専門研究員による直接面接取材、及び電話・アンケート調査を実施。
その他各種文献調査を実施、他
種苗市場に関する調査を実施(2023年)
2022年度の国内総種苗市場規模は前年度比99.7%の2,289億円
~新技術が実用化、ゲノム編集食品は商品化フェーズに移行~
- 世界的再編が進む種子メジャー企業の動向
- 台頭するアグリバイオベンチャー、今後の種苗業界の方向性
- AI(人工知能)の活用状況・変革に至る可能性
- 注目集めるゲノム編集技術に対する種苗メーカーの関心
- 国内有力種苗メーカーの国内・海外市場の開拓戦略
- 有力種苗関連企業66社の個別実態を掲載
- 国内種子関連企業334社の一覧を掲載
- 世界種子市場の2030年予測(作物種別・育種方式別)
- 前回版との違い
・調査対象先の拡大(バイオシード・リジェネラティブカンパニー、システムインテグレーター等)
・ゲノム編集技術の利用に対する関心、改正種苗法が自社に与える影響(アンケート調査結果)
・国内の分野別市場動向(総種苗市場、種子市場、苗市場)
・世界種子市場の動向2016~2022年、2030年展望
リサーチ内容
調査資料のポイント
1.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
2.アグリバイオベンチャーの台頭
(1)グランドグリーン
(2)リーフ・ラボ
(3)Inari
(4)Pairwise Plants
(5)Calyxt(Cibus)
3.世界の種子市場の現状と展望
(1)世界の種子市場の動向(2016~2022年)
(2)世界種子市場の展望(2030年)
第Ⅰ章 種苗ビジネスの注目市場動向
1.日本における種子関連制度の概況
(1)UPOV条約
(2)種苗法
①品種登録制度の概要
②種苗法上の登録品種の取引モデル類型
③登録品種の利用権の設定(通常利用権)
④種苗法の一部を改正する法律
⑤育成者権の効力の例外(農業者の自家増殖の概要)
⑥登録品種である旨の表示の義務付け
⑦育成者権者の許諾条件の周知(各流通経路での許諾条件の伝達)
⑧種苗関連企業の見解(アンケート調査結果)
(3)植物防疫法 ~輸出検査業務の一部を民間に開放、企業・大学による参入も
①制度の概要
②植物防疫法の一部を改正する法律
2.主要農作物種子法廃止の背景と市場への影響
(1)主要農作物種子法とは
(2)主要農作物種子法下での水陸稲種子の育種
(3)国内水陸稲種子市場の特殊性
(4)主要農作物種子法廃止(2018年4月施行)で市場は変わるか
3.主要農作物種子法廃止・改正種苗法に対する大手種苗メーカーの見解(面談ヒアリング結果)
(1)主要農作物種子法廃止
(2)改正種苗法
4.加工種子の市場概況(ペレット加工、フィルムコート、プライミング処理、テープ加工)
(1)ニーズ高まる加工種子の概況
(2)園芸作物の種子消毒
①物理的種子消毒法(温湯・乾熱消毒)
②化学的消毒法(薬剤消毒)
③生物的消毒法(その他)
(3)種子による野菜の病害
(4)主要種苗メーカーにおける種子加工の現状
5.農業用遺伝資源保存の現状(農林水産省のジーンバンク事業の概況)
6.GM(遺伝子組み換え)技術の普及と食品表示問題
(1)遺伝子組換え農産物の安全を確保する仕組み
(2)現行の遺伝子組換え食品の表示制度
(3)2023年4月より「遺伝子組換えでない」表示が厳格化
(4)「遺伝子組換えでない」と表示するための条件
(5)新基準適用後の表示
7.遺伝子組換え技術・ゲノム編集技術についての取組や見解
(1)遺伝子組換え技術
(2)ゲノム編集技術
①ゲノム編集技術についての取組み
②ゲノム編集技術の利用に対する関心(アンケート調査結果)
(3)種苗ビジネスにおけるAI(人工知能)の活用状況・変革に至る可能性
8.機能性表示食品(農産物)の市場概況
(1)機能性表示食品(生鮮品:農産物)とは
(2)主要参入企業
(3)機能性表示食品(農産物)の市場規模
(4)機能性表示食品(農産物)の商品動向
9.ガーデニング・家庭菜園市場の拡大と変化
(1)市場概況と市場規模推移
(2)商品別構成比(2021年度)
(3)ガーデニング・家庭菜園の市場展望
10.注目を集めるDNAマーカー選抜育種とゲノム編集
(1)従来育種について
(2)ゲノム解析による育種法について
①DNAマーカー選抜育種
②ゲノム編集による育種
③SNP(スニップ)の分析技術
11.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
第Ⅱ章 世界の種子ビジネスの市場動向と将来展望
1.種子市場における海外メジャー企業の動向
(1)バイエル
①買収と企業構造の変化
②会社概要
③研究開発
④販売動向
⑤戦略と展望
(2)コルテバ・アグリサイエンス
①買収と企業構造の変化
②会社概要
③研究開発
④販売動向
⑤戦略と展望
(3)シンジェンタグループ
①会社概要
②研究開発
③販売動向
④戦略と展望
(4)ビルモラン&シエ
①会社概要
②研究開発
③販売動向
④戦略と展望
(5)KWS
①会社概要
②研究開発
③販売動向
④戦略と展望
(6)BASF
①買収と企業構造の変化
②会社概要
③研究開発
④販売動向
⑤戦略と展望
2.バイオシードベンチャーの動向
(1)Inari
①会社概要
②研究開発
③製品動向
④販売動 向
⑤戦略と展望
(2)Pairwise Plants
①会社概要
②研究開発
③製品動向
④販売動向
⑤戦略と展望
(3)Calyxt
①会社概要
②研究開発
③製品動向
④販売動向
⑤戦略と展望
3.リジェネラティブ(環境再生型)農業に取組むスタートアップの動向
(1)Indigo Agriculture
①会社概要
②研究開発
③製品動向
④戦略と展望
(2)Joyn Bio
①会社概要
②研究開発
③戦略と展望
(3)Pivot Bio
①会社概要
②研究開発
③製品動向
④戦略と展望
4.世界の種子市場の現状
(1)市場動向
(2)世界の種子市場規模
5.分野別市場規模
(1)作物種別の市場規模(2022年:穀物/穀類、油糧種子、糖料作物、野菜・果実、その他の種子)
(2)育種方式別の種子市場(自然交配型種子、GM種子)
①自然交配型種子
②GM種子
③自然交配型種子 VS GM種子
④GM種子市場の成長を促進した要因
⑤新しい育種技術(NBT)
⑥NBTの世界的な規制状況
6.世界種子市場の展望
(1)作物別種子の世界種子市場規模予測(2030年予測)
(2)育種方式別の世界種子市場規模予測(2030年予測)
第Ⅲ章 日本の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
1.従来型育種とアグリバイオ技術の特性
2.新品種の登録状況
3.種苗業界の構造と業界特性
4.種苗マーケットの現状分析
(1)国内総種苗市場規模(2018~2022年度)
(2)分野別市場構成比(2022年度)
①総種苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲、穀物)
②種子市場(野菜、花卉、水稲、穀物、芝)
③苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲)
(3)種苗マーケットの流通フロー
(4)種苗種類別輸出入実績
①種苗輸入実績
②種苗輸出実績
(5)有力種苗メーカー事業展開状況
5.種苗市場の動向と2030年度展望
(1)総種苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲、穀物)
①総種苗市場推移(2018~2022年度)
②総種苗市場展望(2023~2030年度)
(2)種子市場(野菜、花卉、水稲、穀物、芝)
①種子市場推移(2018~2022年度)
②種子市場展望(2023~2030年度)
(3)苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲)
①苗市場推移(2018~2022年度)
②苗市場展望(2023~2030年度)
6.分野別種苗市場の動向と2030年度予測
(1)野菜類分野
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比(2018~2022年度)
④今後の課題と2030年度展望(2023~2030年度)
(2)花卉類市場
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比(2018~2022年度)
④今後の課題と2030年度展望(2023~2030年度)
(3)果樹類分野
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比(2018~2022年度)
④今後の課題と2030年度展望(2023~2030年度)
(4)穀物類分野(コメ、ムギ、ダイズ)
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比(2018~2022年度)
④今後の課題と2030年度展望(2023~2030年度)
(5)その他の分野(芝類、飼料用作物)
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比(2018~2022年度)
④今後の課題と2030年度展望(2023~2030年度)
7.機能性農作物の実用化に向けた取組み
8.カルタヘナ法に基づく第一種使用規定が承認された遺伝子組換え農作物一覧
9.関連資材マーケット動向
第Ⅳ章 有力参入企業の市場戦略と方向性
1.事業概要
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
2.新商品と研究開発・動向
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
3.種苗生産・流通動向
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
4.流通フローと販売ルート
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
5.種苗事業展開上の課題点
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
6.今後の種苗事業の方向性
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
第Ⅴ章 有力参入企業の個別実態(66社)
<有力種苗メーカー(12社)>
カネコ種苗株式会社
~ハイテクと国際化にチャレンジするグリーン事業のトータルプランナー~
株式会社サカタのタネ
~優れた種苗の開発を通じて世界の人々の生活文化向上に貢献する~
宝種苗株式会社
~種苗卸として地元に根差す。九州では高温・耐病・栽培管理性ニーズも高まる~
タキイ種苗株式会社
~高い技術で伝統と先端技術を融合し、生産者の多様な要望に応える高品質種子を供給~
株式会社竹内園芸
~接ぎ木苗の更なる販売本数増を目指し、日本食ブーム・インバウンド等を取り込む~
トキタ種苗株式会社
~規格や固定概念にとらわれず、消費者目線で食べたい野菜を開発~
中原採種場株式会社
~世界的食糧危機に対する懸念、採種事業の国内回帰に取り組む~
株式会社日本農林社
~自社開発品種普及に重点を置き、種苗を通して生産者と流通・加工業の結びつきに貢献~
ベルグアース株式会社
~化学農薬に依存しない野菜苗の供給体制を構築、競争力・収益力を強化~
ミヨシ株式会社
~民間企業初のF1 種子イチゴ「ベリーポップ」、海外で導入に向けたトライアルが拡大~
横浜植木株式会社
~メロンやネギに加えて世界初の種なしピーマンなど加工しやすい品種開発も手掛ける~
株式会社リーフ・ラボ
~植物工場向け育種技術を開発、通常の1/4以下の2年間で高品質育種を可能に~
<異業種参入企業(2社)>
住化農業資材株式会社
~種苗から農産物加工・販売まで一貫したソリューションで総合的に農業経営を支援~
日本紙通商株式会社
~茶セル苗「ネプラス」によって効率的な茶農園の更新を実現~
<種苗関連企業(2社)>
NTTテクノクロス株式会社
~熟練の技を代替する「AI発芽検査」を展開、判定業務を5倍に効率化~
グランドグリーン株式会社
~あらゆる品種をゲノム編集可能なプラットフォーム技術で産業利用を推進~
<アンケート回答先企業(50社)>
株式会社原育種園
株式会社大学農園
株式会社ササキ種苗
株式会社水沢種苗店
株式会社庄子種苗店
株式会社高井南茄園
菊地種苗株式会社
協同種苗株式会社
株式会社野手のタネ
株式会社宇都宮農園
ヒザワ種苗株式会社
池田種苗株式会社
渡辺種苗株式会社
株式会社大畠種苗
株式会社小林種苗本店
南総種苗株式会社
野村植産株式会社
岩崎種苗株式会社
三好アグリテック株式会社
株式会社日本タネセンター
日本農産種苗株式会社
株式会社信州山峡採種場
株式会社岩倉種苗店
株式会社クロサキシード
株式会社タカセ種苗
松永種苗株式会社
株式会社ベルディ
愛三種苗株式会社
未来アグリス株式会社
株式会社赤塚植物園
株式会社ナコス
株式会社滋賀種苗
大原種苗株式会社
株式会社タネ源
荒川種苗株式会社
株式会社カド
山陽種苗株式会社
スペインメロン株式会社
株式会社神田育種農場
ナント種苗株式会社
白木屋種苗株式会社
杉山種苗株式会社
株式会社井谷種苗園
タニムラ園芸種苗株式会社
株式会社橋本種苗園
株式会社佐野種苗園
四国種苗殖産株式会社
イキ種苗株式会社
キクチ種苗株式会社
梶田種苗株式会社
第Ⅵ章 種苗関連企業一覧(334社)
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