日本でイード・アル=アドハー(犠牲祭)を祝う

イード・アル=アドハー(犠牲祭)とは、アッラー(神様)への信仰を示すために奨励されている行事になります。この犠牲祭の月、イスラム教の義務であるメッカへの巡礼が行われ、締めくくりとして最終日に犠牲祭用の動物(牛や羊)を屠ることが奨励されます。すでに巡礼に行った人、また時間的にまたは経済的に余裕がない人は、犠牲祭の前日に断食することや、犠牲祭用の動物(牛や羊)を屠ることが奨励されます。

日本では動物をと畜することは容易ではないため、多くの人は母国にいる親戚、または信頼できる団体に頼み、必要なお金を送金して母国で犠牲祭用の動物がと畜されます。と畜された肉は皆に分けて頂きます。

日本にいるムスリムは犠牲祭の当日、モスクや借りた場所で集団礼拝をし、その後一緒に食事を楽しむなどをして祝います。