ハラール認証におけるラボラトリー・テストの重要性

BPJPHを含め、ラボラトリーはハラール認証プロセスをサポートする重要な役割を担っています。LPPOMはラボを通じて、衛生、品質、製品の安全性を含むハラール検査の高い基準を設定しています。

LPPOMディレクターのムティ・アリンタワティ氏は、米国で開催されたIFANCA®第22回国際ハラール食品会議2025で、世界のハラール業界関係者や数カ国のハラール当局の前にスピーカーとして登場しました。「ハラール認証における試験所検査の役割」と題したプレゼンテーションの中で、ムティ氏は、ラボラトリーは単なる技術的手段ではなく、科学的で透明性が高く、信頼性の高いハラール認証システムの信頼性を構築する上で極めて重要な要素であることを強調しました。

「ラボラトリーはハラール認証プロセスをサポートする重要な役割を担っています。ラボの検査は検証ツールであるだけでなく、ファトワの決定を強化する客観的な証拠でもあります。」とムティ氏は会議の第4セッションの冒頭で述べました。

LPPOMはラボラトリーを通じて、衛生、品質、製品の安全性を含むハラール検査において高い基準を設定しています。リアルタイムPCR、LC-MS/MS、ICP-MS、GC-FIDなどの最新技術に支えられ、同ラボラトリーは食品、医薬品、化粧品、消費者製品に至るまで様々な業界にサービスを提供しています。また、同研究所は、国家標準化機構（BSN）の技術委員会であるAOACのメンバーとして、試験開発の一翼を担っています。