2006年版 容器市場の展望と戦略

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発刊日
2006/12/26
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体裁
A4 / 363頁
資料コード
C48111600
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リサーチ内容

第1章容器市場の展望と需要予測

〔1〕今こそ見直されるオーソドックスな営業戦略~投網漁と一本釣り~
汎用品でシェアを取り、高付加価値品で利益を確保
「機能」「デザイン」「環境」「コスト」は当たり前、次は「原料」「生産工程」に注目
容器における「マテリアルルネッサンス」はブレークスルーのひとつ
生産工程汎用品は効率化・スピードアップ・SCMで対応
高付加価値品対応に少量多品種生産は必要不可欠

〔2〕プラスチック軽量容器
原料の多様化により、調達コストは「所与」から「最適化」するものへ
石油+植物の複合系原料などの採用を視野に入れ
「プラ軽量容器」メーカーから「パッケージメーカー」へのドメイン拡大が重要に
メーカー各社のロースタック・軽量トレーが市場に出揃い、価格競争が激化の兆し
耐熱性と軽量化を追求した発泡PPフィラー容器の市場投入が始まる
「環境対応」をコンセプトに植物由来容器の開発が進展

〔3〕PETボトル
ユーザーサイドでのインプラント化進展、成形ボトル出荷量は前年比微増に止まる
容器サイズは多様化の傾向に
ソフトドリンク向けバリアボトルの開発進む

〔4〕液体カートン・パック
需要全体は堅調、価格・付加価値の両方向を重視した事業展開が求められる
中味に合わせた機能・形状での差別化が進む

〔5〕紙カップ(コップ)
市場のパイは固定されるもスープ・カップ麺で伸長続行
参入メーカーの変動により今後のシェアが注目される
飲料分野ではマニュアル向けで紙カップ離れが進行
食品分野はスープ・カップ麺向け以外の用途が苦戦

〔6〕アルミ缶・スチール缶
アルミ缶市場はアルコール飲料向けでパイを拡大
ボトル缶の認知度向上もPETボトルとの新規採用合戦で苦戦
スチール缶の主力飲料であるコーヒー市場でチルドカップの採用が拡大
2006年の技術トレンドのキーワードは「高級感」

〔7〕ガラスびん
ガラスびんから他容器への移行が顕著に「ガラスびんだからできること」を模索
ユーザーとのコラボレーションによる開発が増加

〔8〕口栓付きパウチ
飲料用口栓付パウチ市場は「踊り場」に突入
技術差よりもマーケティング力でシェア変動

第2章プラスチック軽量容器メーカーの展望と戦略

〔1〕PSP容器市場の展望
06年のデンカポリマーに続き、07年にはシーピー化成がPSPトレーを増産
成熟市場下での供給能力増大で、今後は消耗戦へと突入
PSP弁当容器は「軽量化」の次に来るテーマの探索が必須に
耐熱PSP容器は他素材との差異化が進まず、需要は頭打ちの状況
「儲かるカップ麺づくり」を目指し、ユーザーサポートのさらなる徹底化が重要に
PSP容器のリサイクル状況

〔2〕PP系軽量容器市場の展望
(1)PPフィラー入り単層容器
06年はコンビニ弁当・惣菜向けを中心に安定推移
中央化学、リスパックが発泡品を上市
PPフィラー容器にも軽量化の流れが生じる
(2)発泡PP容器
軽量化ニーズを追い風に発泡PP容器の需要は堅調に推移
さらなる市場の量的、質的拡大は成形技術の高度化がカギを握る

〔3〕PET系軽量容器市場の展望
A-PET容器のメーカー出荷量は2年連続で前年割れになる見通し
メーカー各社が原料調達コストを引き下げられる素材での展開を強化
再びA-PETとOPSの素材間競争が生じる兆し

〔4〕PS系軽量容器市場の展望
(1)PS単体容器(真空・圧空)
惣菜関係に加え仕出し弁当やオードブル向けも苦戦
市場はもう一段の縮小となる見通し

(2)OPS容器・蓋材
フードパック向けは堅調、蓋材向けに耐熱OPS需要も増加傾向に

〔5〕プラスチック軽量容器メーカーの戦略
1.株式会社エフピコ

製品戦略、コストダウン、環境対応と
さらなる成長に向けた取り組みが続く
07年4月より新中期経営計画がスタート
09年度に売上高1,330億円、経常利益120億円を目指す
生産・物流拠点の集約・再編を加速させ、物流の大幅な効率化を図る
ロースタックトレーは「FKS」「FSS」を追加し拡販が続く
軽量・低価格化ニーズに対応する「FLB」の上市により、さらなるシェア拡大を目指す
弁当容器では低発泡PSP、ウッド系容器が好調
「就労継続支援A型」指定の広島愛パック(株)では事業性と社会貢献を両立
OPS容器は「SA」シリーズの販売が好調も
原料調達コスト抑制のため、透明容器はA-PETへシフト
耐熱容器では軽量・耐熱の発泡PP容器「ハイスター」を重点的に販売
地域に密着したエフピコ・ミニフェアは着実に成果をあげる
06年度より「環境経営5ヵ年計画」がスタート
 
2.中央化学株式会社

「超耐熱」「超軽量」をキーワードに新素材の開発に注力
06年12月期はアジア地域が好調、国内と米国は前年並みの売上高を予想
国内生産拠点は「産地対応」を目的に小ロット用生産設備を順次導入
米・インディアナ工場では2007年4月までに22,000t/年体制を構築
06夏から発泡PPフィラー容器「N-CTF」を上市
耐熱性と軽量化との両立を図り、「CTF」からの切り替えを進める
「CNトレー」のロースタック、軽量化技術を活用し、PSP容器のアイテム拡充を推進
透明容器ではOPS「CSRトレー」「パノラック」を重点製品に位置づける
愛・地球博に続き、流通大手にバイオプラ容器「バイオクス」が採用される
 
3.シーピー化成株式会社

PSPトレーに経営資源を重点投入
SMの基本アイテムを抑え、さらなるシェア拡大を狙う
関東工場の隣接地で07年春頃をめどとしたPSPトレーの増産を決定
販売好調なPSP容器「SF」シリーズは、アイテムを充実
ロースタックトレーでは「新匠」「L」の各シリーズを相次ぎ上市
PP/PSアロイ「BF」シリーズは量産効果により一層のコスト低減を目指す
生分解性容器はソリッド品から発泡・耐熱容器まで、研究開発は広範囲に及ぶ
 
4.リスパック株式会社

「ボンカップ」からA-PET容器、そして植物由来容器へ
環境配慮型の製品開発で業界をリード
群馬の新工場は07年1月に着工、同年12月の稼動開始を予定
ロースタックトレー「J」シリーズへの切り替えが進展
PSP容器は広汎用を開発コンセプトに「新万角」シリーズを加える
06年8月には発泡PPフィラー容器「PF発泡」を上市し、耐熱容器の軽量化を具現化
A-PET容器は多彩な製品バリエーションを活かし、順調な成長を示す
Nature Works社とポリ乳酸の供給販売契約を締結
植物由来容器「ニュート」シリーズのさらなる拡販につなげる
 
5.デンカポリマー株式会社

デンカグループの総合力を武器に、PSPトレーへの原点回帰を志向
06年4月に香取工場でPSP容器用設備を増強し、1.2万t体制を整備
OPS容器は柔軟性の向上や軽量化を進め、シェアトップを目標に掲げる
06年夏に超軽量PSPトレー「QX-R」を上市
専用のPS特殊グレードを使用しラップ適正との両立を図る
PPフィラー容器「ニューD」シリーズは15~20%の軽量化を実現
 
6.福助工業株式会社

ユーザーの収益拡大につながる、付加価値を高めた容器を提供
PS容器は、軽量化以上に見栄えを要求されるカテゴリーへ注力
耐熱容器では耐熱、耐油、断熱の物性をアピールできる発泡PP容器を重点的に拡販
PBSを主原料とした製品の開発を進める
 
7.厚木プラスチック株式会社

新規分野、新規顧客の開拓により一層の成長を目指す
大阪営業所の開設が契機となり、関西地域で受注が拡大傾向に
チルドカップ向けPBP、ヨーグルト向けを中心とするPS多層品は微増で推移
 
8.株式会社ギンポーパック

環境対応の視点でパッケージメーカーに必要な技術開発を推進
06年2月に八潮工場の閉鎖売却と守谷工場への設備集約が完了
PP発泡容器「パルファイン」は内嵌合タイプの販売が好調
深絞りタイプの開発も終え、さらなる用途開発に取り組む
ナノテクを応用した添加剤「ナノハイブリッドカプセル2」の販売権を取得
自社の成形技術を活かし、早期の製品化も視野に入れる
 
9.古林紙工株式会社

キーマテリアルである紙と樹脂との一体成形技術を活かし
品揃えの幅を広げる
ユニバーサルデザインをコンセプトに「Uni-Can」は介護食関係に注力
「マジックトップ」はデザート向けが伸び悩むも、惣菜用途は堅調に推移
「LCX-TX」のバリアグレードは耐寒性への評価が高まる

第3章PETボトルメーカーの展望と戦略

〔1〕PETボトル市場の展望
2005年に引き続き2006年のPETボトル需要は好調
インプラント成形ボトルの躍進が止まらず、ボトルメーカーの出荷量の伸びを上回る
小型はサイズバリエーションが拡大する傾向に
大型では1Lサイズが消費者のライフスタイルにマッチし成長
バリアボトルビール向けボトルの開発は終息方向へ、技術確立のみで展開はなし
ソフトドリンク向けの採用が序々に始まる
2005年度のPETボトル回収率は自治体および事業系合計で63.7%

〔2〕PETボトルメーカーの戦略
1.東洋製罐株式会社
PETボトル業界のリーディングカンパニーとして
新たなる用途開拓に注力
「凍結ボトル」の上市で新たなるPETボトル用途を開拓
2.株式会社吉野工業所
容器メーカーだから見える現状の問題点を徹底分析
一貫した戦略でプリフォーム供給せずも、成形ボトル供給だけでシェア維持
技術力、製品開発力の強みを活かした展開に集中
バリアボトルのラインナップで積極展開
プラスチックカップの出荷は好調に推移

3.北海製罐株式会社
プラスチック容器開発部を新設して
「トータルパッケージングビジネス」を強化
2006年PETボトル出荷量は堅調、プリフォーム出荷量は2005年比200%に
「プラスチック容器開発部」を新設して容器開発に注力
バリアボトル「ACTIS」出荷量は伸び悩みから抜け出し動きだす

4.大和製罐株式会社
プリフォーム製造から充填までの一貫体制を構築
2006年は主力の茶系飲料向けで苦戦

5.凸版印刷株式会社
バリアボトルは食品向けで着実に展開中
食品油での展開に注力、バリアボトルの価値を強調

6.大日本印刷株式会社
プリフォーム出荷量、充填設備納入も順調に増加し、拡大基調
世界最速の1,200bpmの最新アセプティック充填機を開発
日本キャンパックの利根川工場に導入
「HWボトル」は採用アイテム増加により好調

7.日本山村硝子株式会社
飲料用キャップ「TENキャップ」の順調な伸長で躍進
2006年3月からプリフォーム製造開始
収益基盤を強化、原料調達の見直しを検討
2006年1月にアセプティックボトル用キャップラインを新設
2006年3月にプリフォーム製造ラインを新設
「TEN-CAP」出荷量は順調に推移、コア製品となる

第4章紙容器メーカーの展望と戦略

〔1〕液体カートン・パック市場の展望
需要全体は比較的安定、事業展開のベクトルは多方向へ
大型ゲーブルトップ牛乳向けは伸び悩むも茶系・果汁飲料向けは堅調
清涼飲料向けではバリアカートンの採用が進む
「カートカン」はヒット商品での採用で出荷量増加、ギフト用飲料でも実績上げる
酒類向けカートンのオーバーラップ不使用への対策始まる

〔2〕紙カートンメーカーの戦略
1.日本紙パック株式会社
2006年はシェアを拡大、紙カートン業界での地位を確立
三位一体システムがユーザーから支持を得る
フレキソ印刷からカラー印刷へ戦略的にシフトしオフセット印刷の比率は80%を超える
汎用でシェアを確立、築き上げたマーケットに新形状を展開
2.日本テトラパック株式会社
広報活動を通して企業姿勢をアピール
「大切なものを包んでいます」というメッセージを広報活動を通してアピール
日本未上陸製品の今後が注目される
リサイクルネットワークの構築などを積極的に行う
 
3.北越パッケージ株式会社
「自主独立経営」とユーザー支援型開発で自己路線を確立
ユーザー、インキメーカーとのコラボレーションで独自のビジネススタイルを構築
仕入れから紙カートン供給までをSCMで管理、コストダウンと合理性を追求
ユーザー、インキメーカーとの「コラボレーション」で商品開発を始める
「紙カートンにも機能を」を有言実行
 
4.アイピーアイ株式会社
総合容器メーカー石塚硝子グループの一員としてさらなる飛躍を図る
米IP社の液体包装ビジネスの行き先決まる
石塚硝子の完全子会社となり、事業拡大に意欲を見せる
HACCP対応の充填機「CQL-80」を2006年11月より販売開始
バリアカートンは、「Tru-Taste Gold」で絞った展開
 
5.凸版印刷株式会社
ユーザーとの二人三脚で着実に開発を進行中
パッケージ開発の基本コンセプト「FEEL」で総合力を高める
酒類向け紙カートンで付加価値を高める表面加飾加工をユーザーに提案
「カートカン」はヒット商品での採用で出荷量増加、ギフト用飲料で実績作成中
 
6.大日本印刷株式会社
ボリュームゾーンの酒類向けで首位健在
生活者の視点から製品開発を行うサポートを展開
焼酎向けは横ばいで推移

〔3〕紙カップ(コップ)市場の展望
ソロカップが紙容器事業を譲渡、四国化工機の新規参入へ
飲料カップはマニュアル向けで紙カップ離れが加速、ベンダー向けも頭打ちに
スープ・カップ麺向け出荷量は依然好調も、その他向けで苦戦

〔4〕紙カップ(コップ)メーカーの戦略
1.東罐興業株式会社

紙コップ
飲料用紙コップ出荷量は堅調に、食品用では用途開発により増大
バリア性プラスチックカップ
米飯、デザート向け等が順調に推移し、2006年も出荷増を見込む
拡販活動が実り、飲料用紙コップ出荷量は堅調
冷菓向け出荷量が減少するも、その他食品向けで大幅アップが見込まれる
バリア性プラスチック容器ではラミコンカップが米飯・デザート向けに伸長、
多層射出成形品「BMC」が贈答向けを中心に増大している
 
2.株式会社日本デキシー

スープ・カップ麺用途で順調な伸び、同用途向けで拡販狙う
飲料向け出荷量が微増で推移する中、断熱カップが順調に成長
スープ・カップ麺用で紙カップの拡販に成功、拡大する需要に対応すべく設備増設を実施
 
3.株式会社ソロカップジャパン

紙容器製造事業を四国化工機へ譲渡
ストロー、プラスチック容器事業及び米国ソロカップの
グローバルネットワーク基盤の事業に専念
2005年は断熱カップ「NIカップ」の海外マーケットでの需要取り込みにも注力
今後、四国化工機に委ねられる
2006年末より「SOLO」ブランドのカトラリーとナプキンの販売を開始
 
4.大日本印刷株式会社

プラスチックカップでは軽量化を推進
断熱カップなどの機能性紙カップで市場拡大を狙う
断熱カップ「HIカップ」はスープ、はるさめを中心に需要拡大
「ビューベルカップル」はチルド飲料でのシェア獲得に注力
 
5.凸版印刷株式会社

美粧性、環境配慮、ユニバーサルデザインを重視した開発に注力
TPS嵐山工場に充填ラインを増設

〔5〕紙器業界の展望
2005年紙器売上高5,867億円
前期比0.9%減、減少傾向続く
紙器用板紙の国内出荷量は減少傾向
需要分野は食品、菓子などが中心
安定的だが成熟市場
原紙値上げがメーカー収益に影響
高付加価値戦略で差別化図る

第5章アルミ缶・スチール缶メーカーの展望と戦略

〔1〕アルミ缶・スチール缶市場の展望

〔2〕アルミ缶市場の展望
2005年10月にユニバーサル製缶が誕生、大和製罐、東洋製罐との三つ巴状態に
アルコール飲料向けは「限定販売」品のヒットでプラスを見込む
非アルコール飲料向けはPETボトルとのバッティングにより苦戦
ボトル缶はレトルト、高ガス圧飲料での採用が始まりさらなる飛躍が期待される
アルミ缶のリサイクル率は2005年度に90%超える
CAN TO CAN率はアルミ地金の高騰もあり、低迷

〔3〕スチール缶市場の展望
主力のコーヒー飲料でチルドカップ化の動き
東洋製罐「TEC200」に続き、大和製罐が2005年春に「WORC」を市場投入
印刷表現性での差別化を狙い、ラミネート缶への回帰が加速
スチール缶のリサイクル状況

〔4〕アルミ缶・スチール缶メーカーの戦略
1.東洋製罐株式会社

イギリス「Cans of the Year」で5部門受賞
2006年は容器業界において権威ある賞を次々と受賞
スチールボトル缶「TEC200」は、上市当初の勢いから一転
新缶蓋「Z-END」は順調に採用が決まる
 
2.大和製罐株式会社

100ml「ミニボトル缶」、需要は拡大基調に
「ニューボトル」は堅調も、2006年はアルミ缶の出荷量減少に
「ニューボトル缶」はレトルト、高炭酸の両分野での拡販が功を奏す
100ml「ミニボトル缶」の需要は拡大基調
2006年スチール缶出荷量は前年比100%弱を見込む
 
3.ユニバーサル製缶株式会社

アルコール飲料向けで当たり年に
三菱マテリアル、北海製罐のアルミ缶事業統合会社として順調な滑り出し
2006年のアルコール用缶出荷量の成長率は110%を超える
米国ボール社とアルミボトル技術ライセンス契約を締結
 
4.昭和アルミニウム缶株式会社 (昭和電工)

「ムダ・ロス」排除を徹底追求
容器価格引下げ要求と地金高騰の狭間でビジネス展開を模索
ビール系アルコール飲料発売相次ぐも、2006年アルミ缶出荷量は29億缶に留まる
2006年のボトル缶出荷量は1億缶弱と横這いで推移、レトルト分野での展開に注力
 
5.武内プレス工業株式会社

少量化ニーズに応えるべく、設備変更で対応
大手飲料メーカーとの堅い関係でもSOTは低調
ボトル缶はサイズ展開で独自路線を築く
 
6.北海製罐株式会社

独自の視点で開発した「FP缶」及び「プリズムレイヤー」を上市
アルミニウム缶事業の持株会社化後も安定してビジネス展開
「ウエストウェーブ缶」で新技術を披露、印刷では出来ない表現を可能に

第6章ガラスびんメーカーの展望と戦略

〔1〕ガラスびん市場の展望
ガラスびん需要の減速は止まらず、「需要拡大」ではなく「現状維持」が課題に
焼酎ブーム終焉でも、アルコール飲料向け出荷量は微減にとどまる
競争力のポイントは加飾技術・軽量化・デザイン性
ユーザーとの共同開発、少量多品種生産化が顕著に

〔2〕ガラスびんメーカーの戦略
1.日本山村硝子株式会社

デザイン性の高さでガラスびんに付加価値を
2006年9月にフィリピン・サンミゲルで第2号炉の火入れ開始
ガラスびん出荷量は、洋雑酒・芋焼酎向けで健闘するもその他でマイナスに
超々軽量びんの開発に成功、593mlで重量153gを実現
スタイリッシュプレラベルの展開に成功、今後も注力
 
2.東洋ガラス株式会社

ユニバーサルデザインでガラス容器の価値を表現
「ガラスびんだから出来る事」を追求、製品の訴求に貢献
食品向けで軟包装への移行が加速するも、飲料びんで芋焼酎向けが堅調な伸び
軽量・印刷・機能で開発に注力、ガラスびんだから可能であるという価値を探求
 
3.石塚硝子株式会社

液体カートンメーカーアイピーアイを完全子会社化
総合容器メーカーとしてどうシナジーを創出していくかを模索
各工場でのLNG化を推進、省エネ対策で原油高騰に対応
「MUC」は宅配用牛乳びんを足掛かりに他用途での展開を模索

第7章口栓付きパウチメーカーの展望と戦略

〔1〕口栓付きパウチ市場の展望
口栓付きパウチのスクイズ性「触感」がトレンドに
新スタイル・新機能飲料の訴求活動に一助
飲料用口栓付きパウチ市場は「踊り場」へ突入
技術差よりもマーケティング力が今後の展開においてキーに
 
1.株式会社細川洋行

口栓付きパウチの先駆者、着々と事業拡大
飲料用口栓付きパウチ市場でトップの座に君臨、海外展開も好調
 
2.大日本印刷株式会社

品質を武器に着々とシェアを伸ばす
多様化するユーザーニーズへの対応力を強化
 
3.凸版印刷株式会社

口栓の内部形状で差別化図り、新たなる内容物の開拓へ
口栓のデザインを研究・開発に注力

第8章容器包材関連メーカー申告所得ランキング

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