2008年版 コンパウンド市場の展望と戦略

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発刊日
2008/03/19
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A4 / 346頁
資料コード
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リサーチ内容

第1章 コンパウンド市場の展望

今、第二創業のとき
  リセッション、原油高騰、そして、しぼみゆく内需
  上がらぬ加工賃、広がる原料買い、さらには、ユーザーの内製化
  問われるは「新成長戦略」、世界で勝ち抜く力
  製造技術、設備、加工メーカーとのつながり、あらゆるものをバリュードライバーに

コンパウンダーによる安全性と信頼性の担保が
再生樹脂市場のさらなるステータス向上につながる
  環境規制の整備と環境偽装を受け、検査・保証体制の充実化は必須条件に
  「グローバル化」は工程内回収品のリペレット化に対するニーズ拡大と再生原料の
  海外流出をもたらす


第2章 PPコンパウンド市場の動向と展望

受託市場の縮小により、コンパウンド専業メーカーのPP離れが進む
JPP鹿島30万t/年系列はエチレンプラントの火災事故が影響し稼動が白紙状態
プライムポリマーは2011年までに15万~20万t/年規模のプラント新設を意思決定
インラインコンパウンドの増加に対応したオフライン拠点の集約化が進む
プライムポリマーが堺工場の生産を停止、JPPも東和コンパウンディングを解散
コンパウンド生産量は伸び率鈍化も、根強い自動車メーカーのPP化ニーズが下支え
エンジン周りや足周りなどの用途にも需要が拡大
インライン化率は2007年39.2%まで上昇、JPPはさらなるインライン化を推進
PPメーカーのオフラインコンパウンド集約に伴い、2007年は外注委託分が一時的に増加も
オフラインコンパウンドの能力増強等により、2008年は再度内製化が進む見通し
アウターパネルのPP化が徐々に浸透、サンアロマーが実績を積む
PPコンパウンドはグローバル競争がさらに進展
中国、タイに加え、インド、欧州でPPメーカーの陣取り合戦が激しさを増す
GSCの牙城にJPP、住友化学が進出も、プライムポリマーは磐石と自負
2011年13万t/年のさらなる上積みも視野に入れる
中国では日系メーカーの増産が進む華南地区での需要取り込みが焦点
住友化学が欧州に自社コンパウンドを確保、プライム、JPPも現地対応を検討

株式会社プライムポリマー
  設立から3年、基盤強化から成長ステージへ
  2011年度を目処に15万~20万t/年規模の新系列導入を計画
  2006年9月に堺工場での生産を停止、オフラインコンパウンド拠点を集約化
  インラインコンパウンドの生産量は頭打ちも、ABC工場及びサンアロイで能力増強
  国内を含むグローバルコンパウンド能力は2007年時点で60万t/年超
  北米、タイ、中国を中心に設備投資を積極化、2011年には80万t/年まで拡大

日本ポリプロ株式会社
  自動車分野での拡大策を相次いで具体化
  鹿島30万t/年プラントはエチレンプラントの火災事故により本格稼動が延期の見通し
  インラインコンパウンドを核としたコンパウンド体制に転換
  内製オフラインコンパウンドは4社6工場に集約化
  三菱化学と連携しグローバルネットワークの再構築に着手
  激戦のタイに内製コンパウド拠点を設置、ユーザーの二社購買化を支援
  インラインコンパウンドへの切り替えを強力に推進、2008年には内製分の50%へ
  フェンダーやバックドアパネルなど、外板用途をターゲットとした開発を積極化
  次世代ベースPPとしてメタロセン系触媒による「ニューコン」の開発を推進

住友化学株式会社
  最優先課題と位置付ける自動車材の拠点作りを本格化
  2008年3Qの「ペトロ・ラービグ」稼動を控え、販売体制の整備が進む
  シンガポール・TPCにインラインコンパウンド設備を導入、2008年秋より稼動予定
  着色対応を商社取り扱いに集約化、ユーザーの物流体系に応じたきめ細かなサービスを実現
  小回りを活かした用途開拓が自動車向け出荷量の伸びを下支え
  中国、欧州、北米と矢継ぎ早に海外コンパウンド拠点を設置
  アジアの主戦場タイでの足場確保も射程に入れる


第3章 塩ビコンパウンド市場の動向と展望

地球温暖化対策、化石燃料の枯渇対策に有用な素材としてのアピールが
塩ビへの「新たなイメージ」確立につながる
塩ビコンパウンドの海外生産は拡大が続き、次なる新興国の開拓が新たなテーマに浮上
07年の電線向けはユーザーの内製化が一段落し、前年並みの水準で推移
硬質用は主力の建材分野でコストパフォーマンスを発揮するも
08年は改正建築基準法の影響で苦戦が予想される
軟質用は医療分野が根強い需要をキープ、自動車分野は漸減傾向
非塩ビニーズを吸収してきたTPEは、ゴム代替でさらなる成長ステージへ

昭和化成工業株式会社
  2011年度の連結売上高500億円を目標に掲げ海外展開を加速化
  07年5月にベトナムで1.8万t/年までの増強を実施
  東南アジア、中国を候補地に海外拠点の新設を検討
  電線用が苦戦するも軟質並びに硬質用がカバーし
  07年の塩ビコンパウンド出荷量は前期比プラスを見込む
  TPEでは幅広い硬度をカバーする「ZAK」シリーズを中心に拡販を進める

リケンテクノス株式会社
  高度なコンパウンド技術をベースにグローバル展開と顧客満足度の向上を推進
  06~07年にタイ、中国で塩ビコンパウンドの増産体制を整備
  07年7月には米・リケン エラストマーズ コーポレーションでTPEの生産を開始
  塩ビコンパウンドは医療、電線向けが堅調推移
  TPEでは自動車分野を中心に「アクティマーG」でゴム代替を進める

アプコ株式会社
  塩ビ・TPEコンパウンドの知見・ノウハウを活かし、積極的なグローバル展開を図る
  07年4月より三菱化学の完全子会社として新たなスタートを切る
  塩ビコンパウンドは電線向けが低調推移も、硬質用や軟質用で前年並みの出荷量が続く
  TPO「サーモラン」は圧縮永久歪や耐候性を活かし、自動車モール類などで採用が
  拡大傾向に
  TPS「スミフレックスQE」は優れた耐傷付き性や耐摩耗性が評価され
  グリップやノブ類での需要が伸びる

プラス・テク株式会社
  ユーザーの海外展開のサポートと新分野での需要開拓を積極化
  塩ビコンパウンドの需要が堅調なフィリピン拠点で設備増強を計画
  主力の電線向けは通信ケーブルや機内配線などをターゲットに拡販に取り組む
  07年春にコストパフォーマンスに優れるコンパウンド型TPOの新グレードを上市

信越ポリマー株式会社
  海外展開、川下展開、非塩ビ系製品の拡販で
  シート・化成品事業の一層の成長を目指す
  06年4月にシート部門とコンパウンド部門の統合し
  原料から成形までの横断的な製品開発を推進
  架橋型TPOは07年に自動車ボディーシーリング材向けでの出荷を開始


第4章 エンプラコンパウンド市場の動向と展望

自動車分野のウェイト増で、エンプラコンパウンドでもグローバル対応力が焦点に
PBT、PPS、LCPが高成長、POMは海外移転の影響もあり出荷量自体は伸び悩む
PPS、LCPで増強が相次ぐ、PBT、POMはJVによるグローバルオペレーションの整備が進む
海外コンパウンド展開では東レ、旭化成ケミカルズが先行も
MEPが自社拠点設置に本腰、帝人化成も委託先の拡張を推進
(1)PA6、PA66
  インマニで東レが攻勢、ホンダに加え、トヨタ、スズキでも採用増の見込み
  PA66はラジエータータンクなど自動車用途での樹脂化を背景に安定した成長が続く
  旭化成ケミカルズはナノコンポジットナイロンの新展開として住宅・建材分野の開拓推進
(2)PC
  コンパウンド展開の強化が付加価値化のカギに
  自動車向けに加え、光学用途での需要開拓が進む
(3)POM
  燃料関連に加え、ドア関連、内装部品で需要が拡大
  ポリマー変性技術での差異化が焦点
(4)PBT
  電装化を背景に自動車向けが高成長、PBT需要の過半を占める勢い
  フィルム、シートといった押出用途での取り組みにも期待
(5)変性PPE
  他素材との競合から電気・電子分野は伸び悩みも、自動車向けが下支え
  旭化成ケミカルズは制振・制音グレードなどプラスαの機能で勝負
(6)PPS
  金属、熱硬化樹脂代替に加え、PAやPBTからの移行が自動車向けでの次のターゲット
  PPS離れが進む電気・電子分野では新規グレードによる付加価値展開がポイントに
(7)LCP
  鉛フロー対応、多ピン・ファインピッチ化を背景に前年比120%前後の成長が続く
  高耐熱PA代替やアロイグレードによるPC代替など、新規用途の開拓も活発
(8)ポリマーアロイ
  ポリマーアロイの技術ポテンシャルはまだ存在する
  東レ、旭化成ケミカルズが新規アロイ展開を加速

三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社
  差異化による付加価値向上が基本戦略
  グループ一体となったアジア戦略を推進
  黒崎、北京、上海の計3拠点でPC生産能力を拡大へ
  国内・内製コンパウンド拠点の能力増強を実施、トータルで9万t/年を確保
  08年3月には同社初の海外コンパウンド拠点「佛山明宝複合塑料有限公司」が稼動予定
  PC事業の高付加価値化としてコンパウンド展開の強化に注力
  導光板、反射板向けで需要取り込みを本格化
  PC/ABSも拡販ターゲット、ニーズ対応力で差異化を推進
  開発センター内に多色射出成形機を導入、グレージング分野での開発加速
  PA6出荷量は自動車用途を中心に堅調な推移
  PA-MXD「レニー」は新規用途の開拓を重点課題と位置付ける
  PBT、POM、変性PPEともに好調推移
  POMはポリマー変性技術「VFAネットワーク」による差異化が進む

東レ株式会社
  ポリマーアロイによる需要開拓を全方位で展開
  2007年末にPPS、LCPの増設を実施、供給能力の拡大を契機にさらなるシェアアップを推進
  日本を含めた世界5極のコンパウンドネットワークが強み
  PPSコンパウンドは中国の次としてタイ拠点での現地生産化を検討
  次のターゲットは日系自動車メーカーの進出・増産が相次ぐインド及び欧州
  2008年6月に「オートモーティブセンター」を名古屋事業場内に開所予定
  CFRP、ハイブリットカー部材など先端技術分野での技術開発基盤を強化
  重点テーマと位置付けるインマニ向けで採用拡大、国内外での出荷増を牽引
  グローバル供給体制を活かしPA66、PBTも自動車向けを中心に好調を維持
  自動車向けPPSではイグニッションコイル、ランプリフレクタ向けで拡販が進む
  非強化柔軟PPSの横展開として、ワイヤーハーネスをターゲットとした開発にも着手
  鉛フリー化に伴うリフロー対応から電気・電子分野ではPPS離れが顕著も
  PPS/非晶性樹脂はコストメリットから光ピックアップベースで採用が進む
  2007年末より高融点PA代替をターゲットとした「LXシリーズ」の市場導入を本格化
  モーターインシュレーター、ギア、軸受けをはじめ、I/O、車載コネクタでの需要増に期待
  「ナノアロイ技術の深化」による新規材料の開発を積極化
  世界初の衝撃吸収プラスチックは2008年4月よりサンプル出荷を開始

ポリプラスチックス株式会社
  自動車分野、海外市場を成長基盤と位置付け展開強化
  中国に続き、東南アジア地域でも販売・開発支援体制の整備に着手
  LCPプラントを増設、2008年春の稼動によりトータル生産能力は8,200t/年に
  2007年夏に2系列増強、マレーシアコンパウンド拠点の能力を2.6万t/年に拡大
  POM 戦略製品「ジュラコンXシリーズ」が順次実績化
  「M25」の進化グレード「CP15X」は優れたクリープ特性から需要が急増中
  PBT 自動車分野での需要増を背景に低反り、耐ヒートショックグレードが好調
  PBT/PETはドアミラーステイで底堅い動きを見せる
  PPSはきめ細かなグレード対応でさらなる需要開拓を推進
  タフグレードは自動車部品に加え、携帯電話部品にも展開
  「超寸法精度」を訴求ポイントにPPS/PPEの拡販に注力
  LCP「べクトラ」 コネクタを中心に高成長が続く
  I型LCPの拡販を重点課題と位置づけ、グレード拡充を積極化

旭化成ケミカルズ株式会社(エンプラ)
  コンパウンド事業と一体となったグローバル展開を加速化
  樹脂センター内にコンパウンドテクニカルセンターを設置
  グレード開発のスピードアップに加え、海外拠点へのグレード移転体制確立を狙う
  欧州コンパウンド事業は自動車分野をターゲットとした「次のステップ」へ
  米国ではPPコンパウンドとのシナジーにより自動車向けPA66の拡販が進む
  ラジエータータンク、ドアミラーステイなどを中心に自動車向けは好調堅持
  リユースを見据え、GF強化PAグレードの長寿命化に取り組む
  2007年にナノコンポジットナイロンの新グレード「レオナWGシリーズ」を投入、
  優れた耐候性を活かし、住宅・建材分野での用途開拓を推進
  素材間代替の影響から「ザイロン」出荷量は伸び悩む傾向も
  「もう一段のカスタマイズ」を基本に独自のマーケット創出に注力
  PPS/PPEをはじめ、新規のポリマーアロイグレードを相次いで投入
  PP/PPEもガスバリア性、耐薬品性を活かした用途開拓が進む

帝人化成株式会社
  コンパウンドを新たな成長基盤と位置付け展開強化
  中国拠点に第3系列を導入、2009年3月の稼動により3拠点合計で50万t/年体制が整う
  2007年4月よりグローバルSCMを稼動、余剰在庫の削減を推進
  中国コンパウンド拠点の増強を実施、2007年12月より能力6.3万t/年に拡大
  シンガポール、タイに加え、北米、欧州でも委託先の確保を検討
  主力のディスクグレードはCD向け低迷も、DVD向けが相殺し横ばいで推移
  ブルーレイの次、「テラバイトディスク」をターゲットとした新型PCの開発にも着手
  自動車分野では既存用途での拡販に加え、LED関連の放熱板、拡散板、反射板に注力
  グレージング分野で活発な動き、2010年の実用化に向け開発を加速化
  次期主力新幹線「N700系」の樹脂製窓で採用を獲得、成形加工まで一貫で提供

宇部興産株式会社
  グローバルプレゼンス向上を目指し、供給能力の拡充・市場開発を推進
  2009年10月の稼動を目処にタイ拠点の増強を計画
  他樹脂からの置き換えを含め、PA6は自動車用途を中心に堅調推移
  PA66も好調維持、耐摩耗性を見直したGF強化グレードがEPSギア向けで伸長
  燃料チューブなど自動車用途が牽引しPA12出荷量は堅調な動き
  TPAE「UBESTA XPA」はスポーツ用品で順調に採用が拡大
  2006年10月よりリサイクル樹脂「UBE-コンポジット」を事業化
  独自の「インビジブル技術」を活かした用途の開拓が進む

出光興産株式会社
  先行・差異化分野での需要掘り起こしを追求
  台湾事業を拡大、2008年1月より20万t/年体制に移行
  ダウ撤退を受け、SPS事業のグローバル展開を決断
  2006年10月に千葉工場を再稼動、欧米にコンパウンド委託先も確保
  導光板、反射板などの光学用途が好調、コンパウンド比率は40%近くまで上昇
  先行する反射板向けは大型サイズへの採用拡大により大幅な販売増を見込む
  PC/PSを差異化製品と位置づけ、得意のプリンタ用途で需要開拓を推進
  2008年にはユーザーと一体となったクローズドマテリアルリサイクルに着手
  2007年の「ザレック」出荷量は8,000tまで拡大
  自動車分野での需要開拓を次のステップと位置付ける
  PPS出荷量は横ばいで推移、高熱伝導など付加価値品での展開にフォーカス

大日本インキ化学工業株式会社
  高成長の自動車分野で圧倒的なプレゼンスを発揮
  新設備導入に着手、第一期として2008年4月に3,500t/年が完成
  2006年3月よりマレーシア拠点でPPSコンパウンドの生産を開始
  欧州でもコンパウンドの現地対応を検討
  電気・電子向けの伸びストップも、自動車分野が牽引し出荷量は好調維持
  ランプリフレクタに加え、吸気系部品での需要立ち上がりを見込む

ユニチカ株式会社
  「カスタムメイド」など、独自展開のさらなる深耕に注力
  2005年、2006年と「Uポリマー」の小規模プラントを相次いで導入
  PA6は国内微増も、コンパウンドの委託体制を整えた中国を中心に海外販売が徐々に増加
  「ナノコンポジットナイロン」は自動車分野での横展開が進む
  PAR「Uポリマー」は携帯電話モジュール向けの拡販が寄与し海外販売が増加
  2007年よりカスタムグレード群を「ユニファイナー」のブランド名で立ち上げる


第5章 コンパウンドメーカーの展望と戦略

大日精化工業株式会社
  グローバル展開のさらなる拡張に意欲
  2007年1月に品質保証センターを開設、全世界を対象とした管理体制を強化
  食品、メディカル分野での需要確保を狙い、クリーン設備の導入を検討
  中国・深センの第二工場が2007年11月に竣工、3万~4万t/年を視野に入れる
  ベトナムでも第二工場が2008年1月に完工、MB及びコンパウンド展開を本格化
  PPコンパウンドは2007年こそ横ばいも、さらなる減を見込む
  エンプラコンパウンドはPC、PBTをメインに特殊PAなども伸長
  自動車用着色剤MBは国内での実績を活かし海外での需要取り込みに注力
  機能性MBは2007年時点で5,000t超まで出荷増

東京インキ株式会社
  新たな成長ステージに向けた体制作りを本格化
  「ナノ分散技術」が新たな成長エンジン
  パッケージ関連の特殊コンパウンドなどでユーザーとの共同開発が進む
  2008年7月にも営業体制を顧客・市場別に刷新、事業部門間のシナジー創出を目指す
  2009年の稼動を目処にクリーンラインの整備に着手
  2008年4月にも次世代工場と位置付ける新工場の着工を予定
  ユーザーの委託先見直しも、逆に受託増でPPコンパウンドが伸長
  導電性コンパウンドは自社成形のICトレーが国内で採用拡大
  自動車用着色剤MBが好調に推移、ホンダに加え、トヨタでも採用を積み増す
  機能性MBは好調維持、機能・品質の訴求によるマーケット深耕に注力

日本ピグメント株式会社
  エンプラコンパウンドをメインとした特殊コンパウンドで強みを発揮
  自動車に続く柱として、情報家電分野での需要開拓に注力
  東レ、豊田通商とのJVにより中国拠点を設立、2007年3月より稼動を開始
  PO系コンパウンドは大幅減も、エンプラコンパウンドが順調に成長
  自動車用着色MBではホンダに加え、トヨタでもシェアアップ

東洋インキ製造株式会社
  自動車分野を重点市場と位置付け、グローバルネットワークを拡充
  国内はMB、海外はMB及びコンパウンドの拡大戦略を敷く
  住友化学とのJVを含め、世界4極に11拠点、計23万/年超の体制へ
  2006年9月稼動のベトナム拠点は現有1.3万t/年を3万t/年まで拡大する計画
  タイに新工場を建設、2008年4月より自動車用PPコンパウンドをメインに稼動予定
  自動車用着色剤MBは国内横ばいも、海外での需要本格化を見込む
  2006年後半に電磁波シールドMB「リオコンダクト」に新バージョンを投入

カルプ工業株式会社
  カスタマーグレードを中心とした新素材の開発を推進
  難燃PPグレードなど高付加価値品の販売が好調に推移
  ハイパーMBは品質、コストメリットが評価され自動車内装向けに採用を得る

旭ファイバーグラス株式会社
  材料開発からコンパウンド、成形加工までの垂直的な事業体制を整備
  2007年10月に旭硝子グループを離脱するも
  ガラス短繊維事業と工業材料を柱に一層の成長を目指す
  オリジナル品としてガラス含有率50wt%超のハイフィラーグレードを積極展開
  2006年秋にはPP樹脂を用いた30倍の高発泡連続押出成形技術を確立
  強度と透明性を両立させたガラス繊維強化PC複合材料は07年秋に商業生産をスタート

三協化学工業株式会社
  食品容器向けを中心に自社ブランド製品の開発を推進
  2007年にPPコンパウンドの低臭グレードで大口受注を獲得
  マスターバッチでは分散加工技術を強みに需要を拡大

ダイセルポリマー株式会社
  アロイを中心とする特殊コンパウンドで独自の存在感
  樹脂メーカーとは一線を画した開発型の樹脂コンパウンド事業に注力
  原料の多様化を推進、現地での機動力・対応力がユーザーの評価につながる
  上海コンパウンド拠点では自社ブランドでの展開強化を本格化
  2007年春に高流動かつ塗装性を向上した新規の耐熱ABSグレードを投入予定
  「ノバロイS」ハイフローグレードが「カローラ」のセンターパネルで採用
  「ノバロイB」では高機能化として、耐熱グレードの拡充に注力
  PC/PETは良外観、耐熱性、耐薬品性からスチーム式電子レンジで採用獲得
  「ノバロイA」は用途開拓の進展とは裏腹に、出荷量は減少傾向
  導電・帯電防止を注力グレードと位置づけ、拡販に取り組む
  長繊維強化樹脂「プラストロン」は自動車分野を中心に市場開拓を積極化

日本カラリング株式会社
  ABSに続く柱として、エンプラコンパウンドが成長
  デボトル、生産性の向上により、生産能力を10万t/年まで拡大予定
  ロケーションを活かし、自動車用エンプラコンパウンドの受託獲得を積極化
  新規事業として、2007年よりレーザーマーキング用シートの販売を立ち上げる

株式会社ヘキサケミカル
  「第二創業」を掲げ、さらなる成長を追求
  グループ売上高400億円、経常利益15億円の達成を目指し「2010計画」を推進
  2006年7月にタイのPSメーカーを買収、川上分野に参入
  将来を見据え、重合ライン内でのPS/PPEなどアロイ製品の開発に着手
  2007年5月にハイテック・ケムをグループ傘下に取り込む
  最適生産体制の確立を狙い、水面下で複数のM&Aを検討
  米国に続き、インドネシア、マレーシアにも拠点を確保
  自動車分野での需要開拓を目指したグローバルネットワークの構築を積極化
  グループ拡大で、2007年のコンパウンド出荷量は11万t超に
  大成プラスとPEEKによる「NMT」を共同開発、ハイテク分野への進出を狙う
  「ヘキサペレ」は好調維持、機能性ペレが牽引し出荷量は250t/月まで拡大
  「ヘキサクリーンカラー」は自動車用エンプラ向けで安定した需要を確保
  「プラゲノム」は導入から普及のステージへ
  真偽判定用として工業部品、産業用途にも引き合いが広がる

東洋プラスチック精工株式会社
  コンパウンドから成形、二次加工までの一貫体制を整備し
  スーパーエンプラ加工の第一人者を目標に掲げる
  2005年後半に年産能力1万t体制を整備
  デボトルを進め2007年内には1.1万t/年へ増強
  API、PAIなどをベースにコンパウンドのオリジナルグレード開発に取り組む

セツナン化成株式会社
  自社グレード開発、小ロット対応、スーパーエンプラへの展開により
  事業基盤の強化を目指す
  新規ユーザーの獲得によりポリエステル系樹脂のコンパウンドが好調
  木粉樹脂異型押出製品の拡販やリペレット化、非石油系樹脂の研究開発など
  環境調和型の事業にも注力

燕化学工業株式会社
  創業50周年を機に戦略を転換
  エンプラ、汎用樹脂の両面からさらなる事業拡大を目指す
  汎用樹脂コンパウンドの戦略拠点として千葉県袖ヶ浦に新工場を建設
  最新鋭機の導入、工程の自動化により国内最高水準のコスト競争力を実現
  新工場稼働に伴いPS難燃コンパウンドの取扱量が大幅に増加
  自動車用PPコンパウンドとの二本立てで「汎用・大ロット品」の取り込みを狙う
  得意のエンプラコンパウンドはメーカー間の競争激化の煽りから一部伸び悩みも
  開発対応力が評価され、新規用途開拓に向けたユーザーとの共同開発が広がる

高六商事株式会社
  リサイクル事業の強化により、企業規模のさらなる拡大を図る
  07年7月にマテリアルリサイクルの専門会社「タカプラリサイクルコーポレーション」
  を設立
  「TRレジン」は自動車向けを中心に需要は堅調
  リサイクル事業ではリサイクルシステムへの参画を推進

いその株式会社
  再生原料に関する豊富な実績を武器に、海外でのエコプラスチック事業を強化
  07年11月にタイ、08年春には福岡で再生樹脂の新工場が稼動を開始
  回収業者などとの連携により、良質な原料の安定調達に取り組む

株式会社コテック
  環境規制の強化を受け、価格や品質以上に安全性のプライオリティを高める
  2005年3月に和歌山工場へ蛍光X線分析装置を2台導入し
  RoHS指令準拠に向けた検査・保証体制をいち早く整備
  2005年5月の「コテック リソーシーズ」設立に伴い再生樹脂の出荷は好調に推移
  より付加価値の高いPPSやフッ素系樹脂の販売にも注力

石塚化学産業株式会社
  高度な配合設計技術をベースにリサイクルシステムの構築を加速化
  日系OA機器メーカー向けを中心に中国でのABS販売が急増
  産廃業者との連携を通じてPPバンドのリサイクルを強化
  着色コスト削減ニーズの拡大を受けマスターバッチの販売が堅調

調査個表
  昭和化成工業、リケンテクノス、アプコ、プラス・テク、信越ポリマー、大日精化工業、
  東京インキ、日本ピグメント、東洋インキ製造、カルプ工業、旭ファイバーグラス、
  三協化学工業、ダイセルポリマー、日本カラリング、ヘキサケミカル、東洋プラスチック精工、
  セツナン化成、燕化学工業、高六商事、いその、コテック、石塚化学産業

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マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。