2009年版 タッチパネル市場の展望と戦略

静電容量方式タッチパネルの拡大による市場の変化がもたらすインパクト、主導権はどこに?タッチパネルの方式別、メーカー別、サイズ別の市場動向と、主要参入企業の主力用途、開発の方向性、販売戦略、主要仕入れ動向等、各社の戦略を調査・分析いたしました。静電容量方式では、LCDやCFメーカーのみならず、ITOガラス・フィルムメーカーが参入する可能性もあります。こうした動きと構造の多様化で材料メーカーへの影響は必至です。一方、従来の抵抗膜方式タッチパネルメーカーにおいては戦略再構築もありえます。

発刊日
2009/12/29
体裁
A4 / 99頁
資料コード
C51118900
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

第1章:タッチパネル市場の展望と戦略

2008年度は抵抗膜が1,323億円に、拡大が目立つ静電容量は756億円に達する
主要アプリケーション別動向
携帯電話とPCでマルチタッチを巡る競争に
抵抗膜方式TPメーカーが辿る道、戦略再構築も
LCDやCFメーカーのみならず、ITOガラス/フィルムメーカーが参入する可能性
静電容量方式TP、ガラスタイプとフィルムタイプの主力争い
引き出し線、カバーレンズでも材料間競争激化へ
主導権争いはどこに?
結局、ユーザーが求めるのは価格かソリューションか


第2章:タッチパネル関連メーカーの動向と戦略

日本写真印刷株式会社
  抵抗膜方式、静電容量方式ともに次々と独自のビジネスモデルを確立
  加飾印刷とデザイン提案力を武器に
  2008年度のTP事業の売上高は95%増
  抵抗膜方式で大手携帯端末メーカーより採用を獲得
  2010年秋、姫路新工場稼動に伴い能力は計1,775万個/月へ
  デザイン面を訴求する「タッチウインドウ」、グラビア印刷で表現力を豊かに
  ケミカルエッチング技術により、静電容量でも早期の対応が可能に
  次の課題は引き出し線の微細配線化
  「タッチウインドウ」のビジネスモデルを静電容量方式にも
  ICの設計やプログラムにまで踏み込んだ展開へ
  次のターゲットはPC、新規材料の開発で低コスト化を実現

パナソニック エレクトロニックデバイス株式会社
  材料技術・接点技術をキーテクノロジーとして、車載に軸足を置いた展開
  2009年度は自動車市場の冷え込みでTPの需要も減少
  OA機向けはコンシューマー用でさらに採用が拡大する可能性
  PNDは海外メーカーが台頭で、価格競争が激化
  F/Gタイプの新規用途展開を目指しながら、あくまでも差別化できる商品展開を推進

グンゼ株式会社
  ITOフィルムからTP組み立て、LCD貼り合わせまで一貫生産体制を構築
  静電容量方式TPでは15.0インチの大型化にも成功
  国内の設備を中国に移管するとともに、連続生産システムの導入を検討
  台湾の新工場ではITOフィルムの製造が主力、外販ビジネスをスタート
  抵抗膜方式は低反射タイプ、インナータイプなどに特長
  静電容量方式はN-trig向けと自社ブランド品を生産
  ITO膜に工夫を施すことで抵抗値はそのままに大型化を実現
  さらに、銀メッシュ印刷で低抵抗化の開発を推進

富士通コンポーネント株式会社
  抵抗膜方式で4線式、5線式、7線式、マルチタッチ対応
  専用コントロールICやカバーフィルム付きなどもラインナップ
  2009年度の売上高は前年度比10%程度の減少
  POS端末では回復傾向がみられるものの、車載は不透明
  マルチタッチ対応抵抗膜方式TPを開発、ロゴ認証を取得し量産もスタート
  ターゲットはまず7インチサイズから開始
  OCP-TPは長期的な視点で開発を継続
  曲面ディスプレイ対応や「エコ」製品として展開できる可能性

株式会社ミクロ技術研究所
  CFライン、ITOおよびメタル加工の設備を保有
  2009年はモバイル向けG/Gタイプのほか、静電容量方式も市場投入
  2009年度はモバイル向けで自社製品売上比率が向上
  ネットブック向けでもサンプル出荷を開始
  静電容量方式でガラス基板0.1mm厚の薄型化を実現
  2010年春より量産をスタート、販売先はLCDメーカー・セットメーカーを想定

タッチパネル・システムズ株式会社
  超音波、赤外線、抵抗膜、静電容量、音響波方式を手がける
  小型向けでは新方式「モバイルAPR」に注力へ
  2009年度の売上高は横ばいも
  2010年度は新たに小型向けの製品を拡充することで20%増を目指す

Young Fast Optoelectronics Co., Ltd.(洋華光電股フェン有限公司)
  フレキシブルな対応力を武器に、ユーザーとともに事業拡大を推進
  2009年12月に台湾新工場、2010年1Qからベトナム工場が稼働
  Cell-ITOガラスや静電容量ガラスタイプの量産も本格化
  2008年の全社売上高営業利益率は18%、徹底した品質管理による返品率の低さも強み
  2010年はI/F/GとI/F/F/Pが同程度の構成比にまで向上する見込み
  静電容量ではフィルムタイプに続き、ガラスタイプもラインナップ

Transtouch Technology Inc.(富晶通科技股フェン有限公司)
  部材から完成品までの一貫体制、多様な方式&アプリ展開がアドバンテージ
  2010年Q2から台湾工場で静電容量(ガラス)を本格量産
  中国工場は2010年3月から抵抗膜、5月から静電容量の前工程からの生産へ
  2010年度の自社ブランドTP売上高は前年度比30%増を目指す
  ITO-PCシートをシーティングから内製、F/Pの拡販につなぐ
  静電容量TPはネットブックに加え、携帯端末等への採用拡大に注力

LIYITEC INC.(理義科技股フェン有限公司)
  5線式抵抗膜方式を中心に展開、オールインワンPCで高いシェアを確保
  5線式抵抗膜方式の信頼性と安定性が評価され、PC向けの出荷をスタート
  「タッチウインドウ」のコンセプトで新構造タイプを開発
  F/Gタイプの上部基板に印刷を施すことでコストダウンを実現

SWENC Technology Co., Ltd.(時偉科技股フェン有限公司)
  TP、TW、ITOフィルムセンサーを手掛ける
  2010年には抵抗膜マルチタッチとIC搭載静電容量TPモジュールを商品化

EELY-ECW Technology Ltd.(意力(廣州)電子科技有限公司)
  抵抗膜から静電容量、小型から大型までフルラインナップ
  技術向上に期待、2009年以降ハイエンド分野にも注力へ

シナプティクス・ジャパン株式会社
  パネルとIC、ファームウェアを提供するシステムソリューションに強み
  参入メーカーが増えるも、静電容量方式TP市場で圧倒的なシェアを構築
  フルラインナップにより、ローエンドからハイエンドまで対応可能に
  ペン入力、離れた指を認識するなど新しい技術を開発へ
  出荷量の半分がガラスセンサーに、今後も同程度の比率で推移するとの見方

日本サイプレス株式会社
  静電容量方式TP用IC「True Touch™」、プログラマブルな点に強み
  半導体生産拠点は自社で抱える
  2009年より携帯電話、MP3、デジカメ、カムコーダー向けに搭載開始
  Multi-Touch All-Pointは2010年からの採用を目指す
  パターン形状、抵抗値などはユーザーサイドでフレキシブルな設計が可能

MELFAS Inc.,
  静電容量方式用タッチセンサーチップ、タッチスクリーンモジュールを供給
  グローバル携帯端末メーカーを中心にシェアを拡大
  2009年のタッチソリューション事業の売上高は1,350億ウォン
  採用メーカーは現時点で9社を確保
  1-layer ITOによる価格競争力に加え、
  カバーレンズも貼り合わせて納品するワンランク上のソリューションを提供
  独自の新構造パネル「DPW™」を開発、ITO成膜から自社内に取り込む考え

AD Semiconductor Co., Ltd.
  抵抗膜方式マルチタッチ対応コントロールICを開発
  Windows7発売を機に注目を集める、2009年12月より量産をスタート
  価格、納期、歩留まり面に優位性
  データシュート、テストキット、ソースなども提供して
  ユーザーが使いやすいという点もメリット

東プレ株式会社
  ASICの設計とTP販売による事業展開
  微小静電容量技術を応用して新型TP「Inner Capacitive」を開発
  ターゲットは投影型静電容量では対応しにくい中型サイズ
  車載用のサンプル供給はガラス基板がメイン、今後はPCプレートの採用も検討
  提案活動を積極化、2010年モデルからの搭載を目指す
  タッチパネルメーカーからチップメーカーになる可能性も

株式会社ワコム
  電磁誘導方式で培った信号処理技術を活かして静電容量方式でも展開加速
  2008年10月に台湾現地法人を設立、スピーディーな対応とパートナー企業との連携強化へ
  投影型静電容量方式ではクロスポイントスキャン方式を導入
  独自のコントローラーで行う信号処理速度に強み
  静電容量方式はまず8~15インチのノートPCに集中、今後はデスクトップPCへの展開も
  ガラス以外の素材を使用することも視野に

N-trig Ltd.,
  「電磁誘導+静電容量」で大型分野に強み
  1つのセンサーパネルで指とペン入力のマルチタッチを実現
  2010年よりガラスタイプも上市予定、e-Book向けに拡販を図る

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