2011年版 LCDバックライト・部材市場の展望と戦略

LED-TV、スマートフォン、タブレットPCといったヒット商品に恵まれたこともあり、LCD関連製品の需要は成長が続いています。バックライト市場もLCDとリンクする形でおおむね順調に拡大してきました。一方で、最終製品の価格は急速に下落しており、バックライト及びその部材に対する価格要求も非常に厳しい状況です。
10インチ市場の大型バックライト市場への参入メーカーの多くは韓国、台湾企業であり、もともとスケールメリットとコスト競争力を強みとしてきました。ただ、バックライトの構成や機能、性能は完成の域に達し、次の進化への開発課題も見えてきません。最終製品の汎用化と価格競争激化の中、これまでと同様の展開では収益確保は非常に厳しいものと考えられます。レッドオーシャンの中で生き残るための戦略が問われているのです。

発刊日
2011/05/12
体裁
A4 / 168頁
資料コード
C53102400
PDFサイズ
3.0MB
カテゴリ

購入商品を選択し「購入申込」ボタンをクリックしてください。

165,000
150,000
15,000
165,000
150,000
15,000
198,000
180,000
18,000
330,000
300,000
30,000
363,000
330,000
33,000
495,000
450,000
45,000

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。申込書はこちら
(準備中)の「詳細目次」「サンプル」は、資料発刊後のご提供になります。
注1)
利用範囲:以下に限定させて頂きます。詳細はこちら
①書籍とPDFレギュラーは購入法人(代理購入の場合は利用法人)の一事業所内
②PDFコーポレートは国内の複数事業所を含む購入法人(代理購入の場合は利用法人)内
③PDFグローバルコーポレートは、海外の複数事業所を含む購入法人(代理購入の場合は利用法人)および海外100%子会社
※事業所とは、経済活動が単一の経営主体のもとにおいて一区画を占めて行われる場所を指します。
注2)
PDF提供方法:マイページより、ダウンロードにて入手頂きます。詳細はこちら
注3)
提供PDFの基本仕様:「Adobe Reader 7.0以上」、「印刷・検索可」、「編集・加工及びテキスト・図(グラフ)の抽出等不可」、「しおり機能無し」。詳細はこちら
  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら

調査資料詳細データ

リサーチ内容

■本資料のポイント 

  • 問われるレッドオーシャンの中での新たなる戦略
  • アセンブリ技術を活かし、ユーザーとのより強固な関係構築を目指せ
    部材メーカーは技術・ノウハウで「枠」を超えよ
  • BLU:部材事業へのシフト、LCMへの参入などビジネスモデル転換が必要な時期に
  • 導光板:2011年にはTV用だけで21万tの需要が見込まれる
    MMA逼迫の中、PS、PCなどPMMA以外の素材での製品開発も始まる
  • 拡散板:スケールメリットとコストダウンの追求で残存者利益確保も選択肢の一つ
    照明などLCDバックライトの枠を超えた需要・市場の開拓も課題に
  • 光拡散フィルム:減少傾向から一転、LED-TVの拡大で2010年の需要は急成長
  • 集光・輝度向上フィルム:DBEF代替品はほぼ完成段階、量産準備完了へ

■本資料の概要

第1章 LCDバックライト・部材市場の動向と展望
第2章 バックライトメーカーの動向
第3章 バックライト部材メーカーの動向

■掲載内容

第1章 LCDバックライト・部材市場の動向と展望

1.LCDバックライト市場の展望
  レッドオーシャンの中での新たなる戦略が問われる
  アセンブリ技術を活かし、パネルメーカーとのより強固な関係構築を目指せ
  部材メーカーは技術・ノウハウで「枠」を超えよ
    (表)LCDパネルメーカーのバックライト調達状況(10インチ以上)
    (表)バックライトメーカー各社の主力部材調達状況
2.LCDバックライト市場の動向
    (表)主力メーカーの大型バックライト販売量推移
  TV向けでは直下型からエッジライト式へのシフトが進展
  台湾勢のLED化は韓国勢よりもやや遅れてスタート
    (表)LCD-TV用大型バックライト 主力メーカー別販売実績推移(2008年~2011年)
  ノートPC向けはほぼ全てがLED搭載品に
    (表)ノートPC用大型バックライト 主力メーカー別販売実績推移(2008年~2011年)
  部材事業へのシフト、LCMへの参入など
  生き残りのためのビジネスモデル転換が必要な時期に
    (表)大型向けバックライト主要用途別メーカー販売実績(2008年)
    (表)大型向けバックライト主要用途別メーカー販売実績(2009年)
    (表)大型向けバックライト主要用途別メーカー販売実績(2010年)
    (表)大型向けバックライト主要用途別メーカー販売実績(2011年見込み)
3.導光板市場の動向
  LED-TVの急拡大で平板導光板が急成長、2011年にはTV用だけで21万tの需要が見込まれる
  MMAモノマー、PMMAといった原料をいかに手当てするかが問われる
    (図)平板導光板用PMMAシート 市場規模推移(2007年~2011年)
  奇美實業、輔祥實業、三菱レイヨンが高シェアを確保
  AUO、サムスン、LGDなど大手パネルメーカーの系列各社も順調に成長
    (表)平板導光板用PMMAシート メーカー別出荷量推移(2008年~2011年)
  導光板用PMMAシート需要拡大により、導光板メーカーの生産能力強化へ
  拡散板メーカーの導光板市場参入の動きも
    (表)平板導光板PMMAシート 主要メーカー生産拠点
    (表)TV用導光板 メーカー参入状況
  韓国大手パネルメーカーで2011年モデルから表面賦形品採用拡大の動き
  PS、PCなどPMMA以外の素材を使用した平板導光板の開発も始まる
    (表)MMAモノマー 設備能力推移(アジア)
4.拡散板市場の動向
    (図)直下型バックライト用拡散板 素材別需要量推移(2007年~2011年見込み)
  スケールメリットの追求と徹底したコストダウンで残存者利益の確保も選択肢の一つ
  LCDバックライトの枠を超えた需要・市場の開拓も課題に
  2010年3Q以降に能力増強したのはエンタイアとバイエルシートコリアのみ
  その他のメーカーは導光板用シートへのシフトが進む
    (表)直下型バックライト拡散板 メーカー別生産能力の推移
  エンタイアがトップシェアを確保も導光板へのライン改造で拡散板の販売縮小傾向が顕著に
    (図)直下型バックライト用拡散板メーカーシェア(2009年~2011年)
    (表)直下型バックライト用拡散板メーカー別出荷量推移(2008年~2011年)
  2011年後半期にMMAモノマー、PMMA樹脂の需給バランス逼迫の可能性が浮上
  PS及びPC導光板開発の動きも
    (表)拡散板メーカー 製品ラインナップ状況
    (表)TV用大型LCDパネル 主要パネルメーカー/サプライヤー相関図(2011年時点)
5.バックライト周辺フィルム市場の動向
  (1)光拡散フィルム(Diffuser film)
  減少傾向から一転、LED-TVの拡大とバックライトの構成変化で2010年の需要は急成長
  2009年以降は韓国勢のシェアが60%を超える水準まで拡大
    (図)光拡散フィルム 市場規模推移(2008年~2011年見込み)
    (表)光拡散フィルム 市場規模及びメーカーシェア推移(2008年~2011年見込み)
    (表)主力光拡散フィルムメーカー状況
    (表)パネルメーカー別光拡散フィルム主要サプライヤー
  (2)集光・輝度向上フィルム(Brightness Enhancement film)
  LED-TV需要拡大でプリズムシートの需要拡大も価格競争激化でメーカー各社の収益は縮小
  集光・輝度向上の技術を活かした新たな用途開発が必要に
    (表)プリズムシート、MLF主力メーカー生産体制
    (表)主力メーカー各社のプリズムシート、MLF販売実績(2009年~2011年見込み)
  DBEF代替品はほぼ完成段階に、量産準備完了も採用は一部にとどまる

第2章 バックライトメーカーの動向

瑞儀光電股フェン有限公司
Radiant Opto-Electronics Corporation
  LCM事業への参入でパネルメーカーとの関係強化を図る
  2009年3月より、中国・蘇州にLCM工場が正式に出荷を開始
  光源のLED化に積極的に推進、ノートPC向けでは販売量のほぼ100%がLED搭載品に
  モニタ向け、TV向けも2015年以降にLED搭載率100%を目指す

中強光電股フェン有限公司
Coretronic Corp.
  中国拠点での生産・供給体制を強化、
  部材・素材の内製化に取り組み、価格競争の優位にたつ
  2010年は韓国大手パネルメーカーへの供給拡大により、中国拠点での売上高が大幅増加
  モニタ向けの薄肉化ニーズに対応すべく独自の射出成形技術を活用
  独自の成形技術を活用しTVサイズの射出導光板を量産
  LED-TV向けに厚み2mmの射出導光板を開発中

DS CO.Ltd.,
  部材~バックライトユニット~LCMを一貫して展開
  サムスン電子系列サプライヤーとしての存在感を増す
  光源のLED化に対応すべく、LEDパッケージメーカー「ルミブライト」を設立
  光源から導光板成型、ユニット組み立てまでの一貫体制を構築
  LCMビジネスによるサムスン電子との関係強化が強み

輔祥實業股フェン有限公司
FORHOUSE CORPORATION
  独自の射出導光板成形技術の活用により部材・材料の内製化を進め価格競争力を強化
  2010年4Qより奈普光電科技股フェン有限公司を合併し
  中国・昆山工場にノートPCとモニタ向けを中心に再稼働を開始
  樹脂~部材~ユニット組立てまで一貫体制を構築、価格競争力で優位に

奇菱科技股フェン有限公司
Chi Lin Technology Co.,Ltd.
  CMI向け中心の展開を継続しつつ、その他パネルメーカーへの拡販も推進
  LED-TV需要拡大により、主力用途であるTV向けの販売が順調
  TV向けバックライトは2010年に100%LED化
  2011年にはモニタ向けの50%以上がLED搭載品に

HEESUNG ELECTRONICS LTD.
  LGD系最大バックライトメーカー、海外生産拠点の強化を図る
  LED-TV向けのエッジライト型バックライトの需要拡大により
  押出導光板用PMMAシートのラインを構築、内製化に図る
  2010年は片面パターン付き導光板(レンチキュラータイプ)を開発、量産、
  2011年はLGDの要請もあり、両面パターン付き導光板の開発に着手

L&F CO.,LTD.
  バックライト関連事業はユニットから導光板などの部材へと注力シフト
  リチウムイオン電池材料など新規事業を推進
  LGD向け供給力拡大をターゲットに計画していた中国の新工場建設を中止
  バックライト関連売上高は縮小していく傾向
  ユニット組み立てから部材・素材事業へとシフト
  Ag Pasteやリチウムイオン電池など新事業開拓にも注力

第3章 バックライト部材メーカーの動向

奇美實業股フェン有限公司
CHI MEI CORPORATION
  LED-TV向けの導光板用PMMAシート需要拡大により
  拡散板から導光板へと注力シフト
  2011年3Qより、中国・鎮江工場で導光板用PMMAシート生産を開始
  LED-TV向けでの需要拡大により導光板用PMMAシートの出荷量が急増
  拡散板は2011年より100%PS系表面賦形品へ、出荷量は減少傾向

三菱レイヨン株式会社
  高透明、高純度、湿熱に対する耐性など
  連続キャストの特性を活かし、高付加価値領域に特化した展開を推進
  2011年末より米・メンフィス工場に光学向け導光板の生産開始
  欧州での生産拠点設立も視野に
  販売量の75%がTV向け、50インチ以上の大画面向けを狙う
  LEDバーチカル配列の片側入光に対応する可能性が最も高いのは「アクリライト」のみ

穎台科技股フェン有限公司
ENTIRE TECHNOLOGY CO., Ltd.
  市場変化に対応すべく、2010年3QにPS系導光板を開発、2011年1Qより量産へ
  積極的な設備投資により拡散板トップシェアを獲得
  独自の拡散板賦形技術を応用しPS系導光板を開発、2011年1Qよりサンプル出荷へ

住友化学株式会社
  事業部の枠を超えて光学関連事業を推進
  LED-TVの需要増に対応し導光板用PMMAシートの能力を増強
  国内外で6ライン30,000t/年の体制へ
  パターン付導光板は韓国ユーザー向けに2011年初頭より量産開始
  表面賦形にこだわらず、材料、シート、加工と多方面から付加価値向上を目指す

CHEIL INDUSTRIES INC.
第一毛織株式会社
  LED-TVの需要拡大に対し導光板用PMMAシート生産再開へ
  導光板用PMMAシート専用2ラインを構築
  まずはメインユーザーであるサムスンに全量出荷
  2007年よりプリズムフィルムの量産を開始
  複合型導光板を開発中、2011年下期には製品化を目指す

Kolon Industries, Inc.
株式会社コーロン
  PC系拡散板の生産も維持しつつ、導光板用PMMAシートの量産も開始
  2010年12月に導光板用PMMAシートを開発、2011年1月に量産を開始
  中国の広州工場が建設中、2011年4月に稼働の予定
  導光板は一般品からスタート、2011年1月より表面賦形品を量産開始

Bayer Sheet Korea Ltd.
  PCシートにパターンを付与したPC導光板の開発に注力
  コア事業であるPC系拡散板への推進を図りつつLED-TV用導光板市場にも参入
  2011年2Qより再びMMAモノマー、PMMA樹脂の需要バランス逼迫の可能性
  PCシートにパターンを付与し、光線透過率の向上を図ったPC導光板の開発を推進

株式会社きもと
  レッドオーシャンの中での生き残りを模索
  性能・品質と付加価値が重視される中小型向けへと注力シフト
  薄肉、高拡散、高輝度LED対応などニーズを確実に具現化する製品開発を推進

SHINWHA INTERTEK CORP.
  LED-TV向けに耐熱性強化フィルムの拡販を目指す
  華城工場に新規4ライン増設し、 CLCフィルム専用ライン体制を構築
  反射フィルムの需要拡大に対応すべく天安工場を建設し2010年12月より稼働開始
  DBEF代替フィルム(CLCコートフィルム)準備完了
  まずはサムスン向けに2011年3Qより量産の計画
  UVコートフィルムはサムスン電子向けにライン増強も
  TVのモデルチェンジにより2011年の売上高は減少傾向に転ずる

SKC Haas Display Films Company
  LED-TVをターゲットに独自のERM工法でのプリズムシート量産に注力
  光拡散フィルムの旧型設備4台をスクラップし粘着フィルム設備を導入
  中国・蘇州では新設備への入れ替えを実施
  米国のERMプロセス1ラインを韓国・天安工場に移管し2011年より稼働開始
  プリズムシート生産体制を強化

TORAY ADVANCED MATERIALS KOREA Inc.
東レ先端素材株式会社
  光拡散フィルムは現状の事業規模を維持
  バックライト関連では反射フィルムの売上拡大を目指す
  全社売上高とともにフィルム加工事業売上高も順調に拡大
  2010年以降、光拡散フィルムの売上高、販売量とも横ばいを維持
  製品の歩留まりアップ、生産性向上など、販売量確保に向けた地道な取り組みを推進

MIRAENANOTECH CO.,LTD.
  光学フィルム市場は成熟期と判断、新規事業への投資を積極的に推進
  UVコートフィルムでトップシェア、アライアンスなどにより更なるシェア確保を図る
  LED-TV需要拡大に耐熱性、高輝度に優れた「UTE32D」が採用される
  DBEF代替フィルムは市場要求の変化や技術的な問題がありTV向け(大型)は開発途中

LG Electronics Inc.
  中国・台湾、日本など、海外供給先への拡販を図る
  韓国の設備を中国拠点に移管、台湾・中国市場への供給を強化

LG Chem.Ltd.
  新規設備導入とLED対応品の開発により、LGD向けの供給拡大を目指す
  5号機コーターが2010年初頭から稼動、更なる増設も視野に
  LED-TVの需要拡大に備え、TV向け生産にシフト
  PETフィルム2枚使いで耐熱性を高めたグレード投入

嘉威光電股フェン有限公司
Gamma Optical Co.,Ltd.
  AUO、LGD、CMIで高シェア、LED-TV向け新規プリズムシートを2種開発
  プリズムフィルム市場の拡大を予測し、2009年3Qから2010年にかけて5ラインを増設
  LED-TV向けに新グレードを開発
  2011年よりHybrid プリズムの「L-type」、「F-type」の拡販を狙う

サンテックオプト株式会社
  独自の転写技術を活かした新製品開発を推進
  コストダウンと収益確保のためプリズムシート生産の中国移管を検討
  滋賀工場はAG、ANR、モスアイ、レンチキュラなどに特化
  「サンクリスタ」は高付加価値品への集約を進める
  下拡散+プリズム+上拡散の機能を集約したAIOグレード「SPX8」に注力
  2011年2Q以降、AG、ANR、レンチキュラなど新規開発品を相次ぎ市場投入

購入商品を選択し「購入申込」ボタンをクリックしてください。

165,000
150,000
15,000
165,000
150,000
15,000
198,000
180,000
18,000
330,000
300,000
30,000
363,000
330,000
33,000
495,000
450,000
45,000

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。申込書はこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、個別のクライアント様からの調査も承っております。
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。
詳細は、受託調査・コンサルティングのご案内をご覧ください。