2014年版 製薬市場の10年展望

今後、製薬企業や医薬品卸としては、自社の持つ資源を活用し、経営持続の新たなる「原動力」を生み出す必要があります。その時間はあまり残されておりません。同質化した既成概念に囚われない発想と行動力が求められます。本調査レポートは、これまでと同様、ご利用いただきます皆様が製薬市場の未来を予想する上で参考にしていただける内容とすることを心がけました。今回は、消費税増税はもちろんのこと大幅な制度変更などにより、混沌とした状況に変貌してきた製薬市場を市場環境や流通、さらには業界などに分類し、ポイントとなる項目について独自の分析を行いました。

発刊日
2014/05/21
体裁
A4 / 193頁
資料コード
C56106400
PDFサイズ
15.6MB
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調査資料詳細データ

資料ポイント
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  • 医療用医薬品の需要構造変化を予測
  • 新たな局面を迎えた納入価交渉のゆくえを予想
  • 成長期から生き残り時代に転換した薬局業界を分析
  • 医薬品卸は存続の危機を乗り切れるのか
  • 理想と現実の狭間で揺れる医療提供体制

資料概要
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第1章 財源不足の下で新たな医療提供体制構築へ向け始動
第2章 これまでの商慣習と決別できるか医薬品卸
第3章 変わる製薬業界の勢力図
第4章 分子標的薬が台頭する医療用医薬品市場
第5章 医薬品卸経営者及び経営幹部アンケート調査結果
第6章 調剤薬局チェーン経営者及び経営幹部アンケート調査結果

リサーチ内容

■掲載内容

Executive Summary

第1章 財源不足の下で新たな医療提供体制構築へ向け始動

急性期病床9万床削減?
  都道府県単位で病床見直しができるのか
  加速化する病院再編

大きな方向転換の必要性を示した2014年診療報酬改定
  これまでの財源シフトが崩れた
  機能分化強化
  機能強化を明示した在宅医療

質の強化への転換を促した調剤報酬改定
  「儲けすぎ」のレッテルを貼られた薬局
  数の論理で成長を持続することが困難に-逆ピラミッド経営に打撃
  カオスから脱出する力
  衰退する薬局と成長を持続する薬局-「適者生存」ということになるのか
  機能強化を明示した在宅医療
  薬剤師国家試験合格率低下の影響
  後発医薬品調剤体制加算の見直しの影響

第2章 これまでの商慣習と決別できるか医薬品卸

“未妥結減算ルール”と、どう向き合うのか
  薬価差固執がルール新設を生み出した
  これまでの商慣習を見直す絶好の機会
  共同購入で薬価差確保ができるのか

営業のあり方の見直しなしに医薬品卸経営の強化はない
  毎月の数字合わせからの脱却
  あれもこれもの営業からの脱却
  現場責任者は得意先への営業強化
  「情流」の強化

医療総合商社への転換なしには経営の安定化は図れない
  現行のリベート・アローアンス体制では経営持続が困難に
  地域包括ケア拡大は絶好の商機
  実行力のある企業になる

第3章 変わる製薬業界の勢力図

2014年薬価改定の衝撃
  改定率平均で2.65%
  新薬創出加算制度は今回も試行継続に
  長期収載品特例引き下げの次の一手
  道連れ再算定で売上減

需要は増加するものの薬価は下落する後発医薬品
  新ルール導入などで需要は拡大、しかし
  バイオ後続品のわが国での可能性
  AGの時代到来
  強まる業界再編圧力

人口構造変化への対応を迫られる製薬業界
  プライマリーケア医薬品の多くは後発医薬品に移行
  難病治療薬などへの移行を強化する製薬企業各社
  在宅医療がらみの医薬品も有望

どこまで変われるのか製薬企業の営業
  量より質への転換を迫られる医薬営業
  医薬品卸との連携営業の強化

製薬企業はカンパニー・ベンチャー・キャピタル・ファンドへの投資を活発化
  中央研究所体制の限界

第4章 分子標的薬が台頭する医療用医薬品市場

市場での存在感を増す分子標的薬
  台頭する分子標的薬
  創薬ベンチャーに依存しなければ開発品目が増えない

競争激化の抗がん剤と糖尿病
  分子標的薬開発ラッシュの抗がん剤
  SGLT2阻害薬が一挙に上市

市場を動かす新薬の存在と規制
  インターフェロンフリーの治療薬の登場で市場が激変する可能性
  抗精神病薬への規制強化の動き
  疼痛治療薬の市場性

わが国の医療用医薬品生産高予測(2013年~2021年)

第5章 医薬品卸経営者及び経営幹部アンケート調査結果

・医薬品卸事業の将来に関するアンケート調査結果
質問1.貴社の2014年3月期決算の結果につきましては、どのようなご感想をお持ちですか
質問2.上記の結果の原因となったことについて、その最大の原因はどのようなことにあると思われておりますか
質問3.今年度の納入価交渉ではどのような取引形態が増加しておりますか
質問4.今年度の納入価交渉は後がない第三ラウンドと言われておりますが、その効果が現れているのでしょうか
質問5.今後、納入価交渉のあり方を大きく変えるには、どのようなことが最も重要とお考えになられておりますか
質問6.今期(2014年3月期)経営計画達成のために、どのようなことを重視した経営を行っていかれるのでしょうか
質問7.中期経営計画達成の障害となる最も大きな要因はどのようなこととお考えになられておりますでしょうか
質問8.大手製薬企業各社の仕切価(原価)設定につきましてどのようなお考えをお持ちですか
質問9.今後、貴社では利益確保のために、どのようなことを重視されるのでしょうか
質問10.貴社では今後、物流センターについてどのようなお考えをお持ちですか
質問11.今後、貴社では得意先への配送についてどのようなお考えをお持ちですか
質問12.貴社としては、販促力強化のためにどのようなことを重視されるのでしょうか
質問13.今後、医薬品卸が経営を持続するために最も重要なことは何でしょうか
質問14.今後、製薬企業と医薬品卸の関係はどのようになるとお考えになられておりますか
質問15.貴社において今後、MSのあり方についてはどのようになるというお考えをお持ちでしょうか
質問16.今後わが国の医薬品流通はどのような方向に向うとお考えになられておりますか
質問17.貴社は、今後どのような経営姿勢で医薬品流通に取り組まれるのでしょうか
質問18.今後、わが国においては、公定マージン制がどのようになるとお考えになっておりますか
質問19.今後、わが国では共同購入がどのようになるとお考えになっておりますか
質問20.長期収載品の低迷は貴社の経営に今後、どのような影響を及ぼすとお考えになられておりますか
質問21.一般名処方に関しては、今後、業界にどのような影響を及ぼすとお考えになられておりますか
質問22.国は新しい算定方法で後発医薬品の目標値を60%に引き上げましたが、このことは市場にどのような影響を及ぼすとお考えになられておりますか
質問23.後発医薬品の普及・拡大は、今後、貴社の経営にどのような影響を及ぼすとお考えになられておりますか
質問24.2014年4月から2015年10月にかけて二度の消費税引き上げが行われる予定になっておりますが貴社にどのような影響を及ぼすとお考えになられておりますか

第6章 調剤薬局チェーン経営者及び経営幹部アンケート調査結果

・納入価交渉及び医薬品卸に関するアンケート調査結果
質問1.2012年3月、日本保険薬局協会は日本医薬品卸業連合会と覚書締結を交わしましたが、貴社では今回このことを考慮し納入価交渉を実施されましたか
質問2.貴社の2013年4月以降の医薬品卸との納入価交渉の結果につきましては、どのようなご感想をお持ちですか
質問3.上記の結果となったことについて、その最大の原因はどのようなことにあると思われておりますか
質問4.貴社では、現在、納入価交渉につきまして、どのような方式で行っておりますでしょうか
質問5.貴社では、医薬品卸との納入価交渉をどのような位置付けにしておりますか
質問6.薬価差が大きくなっているのは大手調剤薬局が厳しい交渉を行うことが原因との意見もありますが、このことについてどのようなご意見をお持ちですか
質問7.貴社では今後、薬価差がどのような方向に向うと予想されておりますか
質問8.今後、いずれの医薬品卸も薬価差が大幅に縮小した場合には、貴社として取引医薬品卸を選ぶ最大のポイントはどこに置かれることになるのでしょうか
質問9.貴社では、現在、何社の医薬品卸と取引を行っておりますでしょうか
質問10.貴社では今後、医薬品卸との取引に関してどのようなお考えをお持ちですか
質問11.貴社では現在、主要取引先としてどの医薬品卸と主に取引をされておりますか
質問12.貴社では取引を行う医薬品卸の条件として、どのようなことを重視されておりますでしょうか
質問13.現在、取引を行っている医薬品卸に対する不満についてお教えください
質問14.医薬品卸が自らの傘下に調剤薬局チェーンを所有することについて、どのようなご感想をお持ちですか
質問15.貴社では今後、調剤薬局チェーンを傘下に収めている医薬品卸との関係についてどのようなお考えをお持ちですか
質問16.今後、貴社と取引をされる医薬品卸に対してどのようなことを要望されますか
質問17.今後、貴社では医薬品の購入について、どのようなお考えをお持ちですか
質問18.貴社では共同購入については、どのようなお考えをお持ちですか
質問19.貴社では今年4月から実施されました院外処方せんへの一般名処方記載が、今後どのような影響を及ぼすことになると予想されておりますか
質問20.貴社では、2014年4月と2015年10月の消費税増税にともない納入価交渉のあり方も変えることをお考えになられておりますか
質問21.貴社では、2014年4月の調剤報酬改定につきましてどのようになると予想されておりますか
質問22.最近の日本医師会の医薬分業批判については、どのようにお考えになられておりますか

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