2015年版 カーボンナノチューブ市場の現状と将来展望

単層CNT市場では参入メーカーの量産体制の整備が進み、多層CNT市場では樹脂複合材やLiB導電助剤などの用途が需要を牽引している。本調査レポートでは、既存用途、および透明電極やEDLC電極などの有望用途におけるCNTメーカーの取組み状況や技術課題等を分析し、2020年までのCNT市場を予測した。

発刊日
2015/09/29
体裁
A4 / 148頁
資料コード
C57103400
PDFサイズ
4.9MB
カテゴリ

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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:カーボンナノチューブメーカー(CNT)、及びCNTユーザーの事業展開・研究開発動向と今後の事業施策を徹底調査するとともに、CNTとアプリケーションの需要動向を明らかにする。
調査対象:CNT:単層CNT、多層CNT/アプリケーション:透明電極、電気二重層キャパシタ電極、リチウムイオン電池導電助剤、複合材料(樹脂、ゴム等)、変位センサ、TFT、等
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用
調査期間:2015年4月~2015年9月

調査結果サマリー
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カーボンナノチューブの世界市場に関する調査結果2015
 ~カーボンナノチューブ(CNT)市場は第三次成長期に突入へ~
・2014年のカーボンナノチューブ(CNT)世界市場規模は590.8t、前年比137.3%と大きく伸長
・リチウムイオン電池(LiB)用途が世界市場を牽引
・2020年のカーボンナノチューブ(CNT)世界市場規模は1,335t、うち単層CNT15t、多層CNT1,320tと予測

資料ポイント
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  • CNT市場は第三次成長期に突入へ
  • 市場の裾野拡大につながる
    テクニカル・ソリューションの重要性が増す
  • 単層CNT市場では低価格を武器にOCSiAlが需要を取り込む
    日本ではスーパーグロース法とeDIPS法による量産が本格化へ
  • 透明電極は韓国で実用化が進む
    ゴム/単層CNT複合材料やEDLC電極での事業化が視野に入る
  • LiB導電助剤向けが多層CNT市場を牽引、中国では300t超の使用量へ
  • 中国勢が台頭するも
    複合材料向けに強みをみせるNanocylがトップシェアを維持
  • 韓国ではHanwha、Kumhoを中心に多層CNT市場を形成
  • 垂直配向CNTの開発が進展、樹脂複合材料としての実用化が迫る
    樹脂複合材料は安定成長、LiB導電助剤は正極向けの需要が伸長

資料概要
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第1章 カーボンナノチューブ市場の現状と将来展望
第2章 単層カーボンナノチューブ市場の展望
第3章 多層カーボンナノチューブ市場の展望
第4章 カーボンナノチューブ関連企業の動向と戦略

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章 カーボンナノチューブ市場の現状と将来展望

単層CNTは試料から量産品向けへの供給に移行し、トン単位で市場が動く
多層CNTは中国で需要が急増、2020年の市場規模は1,300tに拡大
  (図・表)CNT市場規模推移(世界)
CNT市場は第三次成長期に突入
裾野の拡大につながるテクニカル・ソリューションの重要性が増す
  (図)【CNT市場の成長ステージ別アプリケーション】

第2章 単層カーボンナノチューブ市場の展望

(1)市場動向
  単層CNT市場では低価格を武器にOCSiAlが需要を取り込む
  2015~2016年には日本でスーパーグロース法とeDIPS法による量産が本格化へ
    (図・表)単層CNT市場規模推移(世界)
    (表)単層CNT主要メーカー生産拠点一覧
  ゲルカラムを用いた分離技術など、半導体型の実用化に向けた開発が着実に進む
(2)アプリケーション動向
  透明電極は実用化が着実に進む
  ゴム/単層CNT複合材料やEDLC電極での事業化が視野に入る
    ①透明電極
    ②リチウムイオン電池(LiB)導電助剤
    ③電気二重層キャパシタ(EDLC)電極
    ④複合材料
    ⑤TFT

第3章 多層カーボンナノチューブ市場の展望

(1)市場動向
  LiB導電助剤向けが市場を牽引、中国では300t超の使用量へ
    (図・表)多層CNT市場規模推移(世界)
    (図・表)多層CNT地域別需要構成
    (図・表)多層CNT分野別需要構成
  中国勢が台頭するも、複合材料向けに強みをみせるNanocylがトップシェアを維持
    (図・表)多層CNT市場 メーカーシェア
    (表)多層CNT 主要メーカー生産拠点一覧
  韓国ではHanwha、Kumhoを中心に多層CNT市場を形成
  垂直配向CNTの開発が進展、樹脂複合材料としての実用化が迫る
(2)アプリケーション動向
  樹脂複合材料は安定成長、LiB導電助剤は正極向けの需要が伸長
    ①樹脂複合材料
    ②リチウムイオン電池(LiB)導電助剤
    (図)LIB(正極・負極)へのCNT添加による効果例
    ③ゴム・エラストマー複合材料
    ④変位センサ
    ⑤その他

第4章 カーボンナノチューブ関連企業の動向と戦略

日本ゼオン株式会社
  既存事業との融合によりカーボンナノチューブの本格的な事業化に乗り出す
  2015年度下期に徳山工場でカーボンナノチューブの製造プラントが稼働開始へ
  ゴム・樹脂との複合材など加工品ビジネスとしての展開強化を図る

株式会社名城ナノカーボン
  蓄積してきた技術・ノウハウを発揮しCNT市場の拡大に貢献
  2015年にeDIPS法による単層CNTの工業生産プラントが本格稼働
  独自に確立した分散技術「MN法」で他社との差別化を図る

昭和電工株式会社
  ユーザーの求める品質基準を実現させ
  LiBの長寿命化や高容量化、高信頼性等をサポート
  製品グレードをLiB導電助剤用に特化し事業を効率化
  新規ユーザーの取り込みにより「VGCF-H®」の需要は拡大傾向
  LCOやLFPなどの正極活物質向けで採用が進展
  VGCF/CB/CNTの複合導電材の開発にも取り組む

丸紅情報システムズ株式会社
  国内コンパウンドメーカーとパートナーシップを結び
  顧客ニーズに即したCNT素材を提供
  日本市場で「FloTube 9110」を用いた導電性ペースト「LB101」の評価が進む
  導電性塗料などの用途開拓が進展、導電繊維製品の取り扱いもスタートさせる

大陽日酸株式会社
  長尺CNTの特長を発揮できる高付加価値用途の開拓を推進
  各種プロジェクトの成果を積み重ね、高配向CNTの大量合成技術や分散技術の開発に成功
  長尺CNTを配合した高機能フッ素樹脂の低コスト製造プロセスを確立し
  2015年4月よりサンプル販売を開始

浜松カーボニクス株式会社
  紡績可能な多層CNT構造体の応用技術開発を推し進める
  早期の事業化を目指し、CNTシート、アレイの販売開始
  CNTシートは引き合いが増加傾向、CNT紡績糸の開発も進む

日本ケミコン株式会社
  CNT電極を用いたEDLCの開発を加速させ、早期の実用化を目指す
  接着剤・バインダーフリーによりEDLC電極の高耐電圧化、低抵抗化、高純度化を実現
  センサーネットワークなど新たなアプリへの展開を視野に入れる

ヤマハ株式会社
  オープンイノベーションを推進しながらCNTの新たな可能性に挑む
  多層CNTを用いた「薄型ストレッチャブル変位センサ」の開発に成功
  テキスタイル×ウェアラブルデバイスをはじめとする幅広い応用を検討

リンテック株式会社
  ドライプロセスを用いた多層CNTシートの早期事業化を目指す
  2014年に米国・テキサス州に「Nano-Science & Technology Center」を設立
  オプティクス分野や熱音響関連などDryDrawTM CNTでしか実現できない
  用途の開拓に取り組む

大塚テクノ株式会社
  高度な精密成形技術・品質管理技術でユーザーニーズを捉える
  CNT/樹脂複合材を用いたHDDヘッド搬送トレー・治具を市場に供給
  徹底した塵埃対策がユーザーから高い評価を受ける

株式会社マルアイ
  CNTの均一分散技術を確立し、付加価値の高いものづくりに転換
  多様な導電性シートをラインナップし、高度化するユーザーニーズに対応
  CNT導電性シートの需要は順調に拡大、帯電防止領域での展開も視野に入る

新興化成株式会社
  CNTコンパウンド技術でユーザーへ新たなソリューションを提案
  ワンプロセス化によるCNT専用設備を導入、密封化・自動化を実現する
  前処理工程を不要とするCNTのナノ分散技術を確立

Nanocyl S.A.
  CNTの特性を活かしきる開発・技術サポート体制が強み
  多層CNTのリーディング企業として、マーケットを強力に牽引
  生産ボリュームはステディに増加、2017年頃の次期設備投資を検討
  エレクトロニクス、自動車部品が柱、自動車用タイヤでの需要拡大に期待

アルケマ株式会社
  独自の分散・混練技術を活かした多層CNTマスターバッチの販売を推進
  導電助剤向けに高純度品の「C100 HP」を提案
  導電材料以外の用途開拓にも取り組む

OCSiAl Asia Pacific Co., Ltd.
  安定した品質と低価格の高純度単層CNTを武器に、様々な用途開発に取り組む
  2013年11月に単層CNT10t/年設備が量産開始、2015年中に50t/年の生産キャパに拡充
  2018年までに単層CNT1g当たり$1の達成を目指す
  高純度単層CNTは精製工程が不要、コストアップを抑制
  ガラス、コンクリートなど、CNTアプリケーションにおける新規用途開発に積極的に取り組む

中国科学院成都有機化学有限公司/中科時代納米
  多様な製造技術・加工品の研究開発を通じて中国のCNT市場をリード
  LiB導電助剤としての応用で先行、正極向けの需要を取り込む

深圳市三順中科新材料有限公司
  韓国・中国の大手LiBメーカーのサプライヤーとして
  導電助剤市場で存在感を高める
  多層CNTの生産能力は2015年に従来比倍増となる600t/年へ
  LiB市場の成長が追い風となり出荷量が急増

Hanwha Chemical Co., Ltd.
  カスタマイズしたCNTと分散プロセスをソリューションとして提案、
  CNTへの代替による採用拡大に取り組む
  固定層CVD法により純度・結晶性をコントロール、カスタマイズ化が容易に
  ユーザーとの協業体制構築によるカスタマイズ対応を継続

Kumho Petrochemical Co., Ltd. (錦湖石油化学株式会社)
  石油化学とコンパウンドで培ったノウハウをベースに
  量産性と分散性を高めたCNTを生産
  海外での販売量増加を見込み、2015年内に300t/年の増強を計画
  タイヤ用合成ゴム向けCNT添加剤の開発に取り組む

JEIO Co., Ltd.
  アプリケーションの特性に合わせたCNT生産プロセスを確立
  CNTの直径、長さ、形状の調整を可能にし、多様なグレードで対応
  エンジニアリング事業で培った技術を活用し、CNT合成と分散を単一工程化

HYOSUNG CORPORATION
  樹脂メーカーとしてのノウハウをベースに
  様々なCNTコンパウンドの開発に取り組む
  導電材用CNTコンパウンドがATMの内部部品で採用

KH Chemicals Co., Ltd.
  独自の触媒製造技術により、長尺でも均一な品質を実現した単層CNTを合成
  事前に触媒微粒子を製造、触媒コントロールが可能に
  導電性繊維を採用したタッチスクリーン対応グローブが順調に販売拡大
  グローブ用導電性皮革素材も開発中

NanoSolution Co., Ltd.
  アーク放電法合成単層CNTと機能性CNTアプリケーションで差別化を図る
  韓国で唯一アーク放電法による単層CNTを生産し、透明電極用途向けに特化
  CNT分散液と導電性コート剤を主軸に、機能性CNT製品の開発に取り組む

Carbon Nano-material Technology Co., LTD.
  蓄電池向けのエネルギー素材や軽量化・高強度素材に向けた
  アプリケーション開発に注力
  韓国CNT市場のパイオニア、自動車・航空機用材料向けに実績あり
  CNTとSiを活用しLiB用「スーパー負極材」開発、中国向け需要の立ち上がりに期待

CNT Solution Co., Ltd.
  独自の分散技術による高濃縮CNT複合材料で海外展開に取り組む
  様々なアプリケーションに特化したCNTコンパウンド・マスターバッチをラインナップ
  2015年に日本で販売法人を設立
  さらに中国現地の自動車部品メーカーとのCNTコンパウンド供給契約を締結

Applied Carbon Nano Co., Ltd.(ACN)
  独自の分散技術で開発した金属及びセラミックスのCNT複合材で
  アプリケーションの多様化に取り組む
  素材の粒子に直接CNTを挿入、CNT複合材における均一分散を可能に
  自動車や機械分野での採用が徐々に拡大傾向に
  CNT複合材における成型品の開発に取り組む

SANGBO Corp.
  CNT透明電極に特化した体制で海外での拡販に取り組む
  CNTタッチセンサーが家電のタッチキーとスマートフォンタッチパネルに採用
  「無エッチングAgNW・CNTハイブリッド型透明電極フィルム」で
  低抵抗化・高透過率・ヘイズ改善・低コスト化を実現

TOP NANOSYS
  ハイブリッド型透明電極フィルムによるITO代替を目指す
  2015年上期にCNTとAgNW混合のハイブリッド型透明電極フィルム「TopTrans™」を上市
  従来の非ITO透明電極フィルムと比べ、優れた特性と低コストの優位性を訴求

Korea Institute of Science and Technology (KIST)(韓国科学技術研究院・全北分院)
  CNT添加炭素繊維とCNT繊維の製造技術開発に取り組む
  CNTを強化フィラーとして使用、T-1000級並みの超強度炭素繊維の開発を推進
  炭素繊維の代替を想定したCNT繊維開発を目指し、
  ウェット方式とダイレクトスピニング方式による製造技術を研究

Korea Electrotechnology Research Institute (KERI)
  CNT活用の中間材の開発に取り組み、最終製品への採用拡大をサポート
  水素結合が可能な官能基をCNTに導入、分散剤を使わずに導電性を付与

Chonnam National University(韓国・全南国立大学)
  CNTと他素材との複合によるハイブリッド材料開発に注力
  CNT複合材の研究開発のほか、二層CNTにおける科学的研究も推進
  ナノフィラー用途としてのCNTに期待

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