2020 業務用サービスロボットの可能性と将来性

労働力不足補完として、また効率化、省人化、人件費削減の手段として期待される業務用サービスロボットにスポットを当て、その市場実態、企業動向、製品動向等を把握し、これから普及していくための可能性や将来性を考察する。

発刊日
2020/03/19
体裁
A4 / 155頁
資料コード
C61123900
PDFサイズ
2.5MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:業務用サービスロボットを対象に参入企業の取り組み実態や開発動向、事業化プラン、需要展望等を把握すると共に、それらを元に業務用サービスロボットの可能性を追求し、課題と将来性を考察する
調査対象先:業務用サービスロボットメーカや販売元、その研究開発に取り組む企業、関連団体、関係省庁等
調査方法:直接面接取材による情報収集を中心に、電話ヒアリング、公表されている資料やデータ、文献、研究成果、社内データ等を参考としている
調査期間:2019年12月~2020年3月

調査結果サマリー
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業務用サービスロボット市場に関する調査を実施(2020年)
2019年度の業務用サービスロボット市場は前年度比127.9%の64億6,400万円の見込
~異業種からの参入や新製品の投入が盛んな用途のサービスロボットが市場をけん引~

資料ポイント
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  • “業務用サービスロボット”として搬送ロボット(配膳ロボット、配達ロボット含む)、掃除ロボット、パワーアシストスーツ、レジロボット、点検・検査ロボット、警備ロボットを取り上げる。
  • 業務用サービスロボットは、生産工程での使用を前提とする産業用ロボットを除く業務上のサービスを提供するロボットとする。但し、既に市場として確立している介護ロボットとコミュニケーションロボットは除いている。家庭用ロボットも含まない。
  • 業務用サービスロボットの製品化は、種類(タイプ)によって既に進んでいるものがある。しかし、既存製品の普及は必ずしも進んでいるとは言い切れず、課題を残す。
  • その一方、新規用途開拓を目指して、新規参入企業や新製品も相次いでいる。新機能を付加して、これまでにない使い方やユーザ開拓の提案は、新しいサービスロボットの可能性を予感させる。
  • 業務用サービスロボットの種類(タイプ)ごとに市場規模や企業動向等を明らかにすることで市場実態を把握するとともに、その普及とメリット提供に向けて課題を明らかにする。
  • 少子高齢化と労働力不足が深刻化する日本において、その対応策として業務用サービスロボットの実用化は有効な手段として期待できる。業務用サービスロボットにおける新提案は、新たな需要創出につながるのかを考察する。
  • 業務用サービスロボットのメリットを引き出し、普及につなげるには、何が求められているのか。労働力不足に対応する手段として、業務用サービスロボットの可能性と将来性を探る。

資料概要
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第1章 業務用サービスロボット市場の現状
第2章 業務用サービスロボットの種類別市場動向
第3章 国内主要参入企業の取り組み実態
第4章 業務用サービスロボットの可能性と将来性

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 業務用サービスロボット市場の現状

1.用途により顔触れが異なる業務用サービスロボットの参入企業
2.業務用サービスロボットの新規参入具合。新規用途開拓では活性化
3.総市場規模推移
  (1)拡大する数量ベースの市場規模。搬送ロボット、掃除ロボット、PASが牽引
  (2)搬送ロボットとPASが牽引して市場規模が拡大する金額ベース
4.機能とメリットは労働力補完ができるかがポイント。価格との兼ね合いも重要
5.種類によって異なる対象業種と想定ユーザ。プロ向けの製品も多く、難しさはある

第2章 業務用サービスロボットの種類別市場動向

1.搬送ロボット市場
  (1)AGVメーカも多いが、新規参入では専業も多い。AGVから用途拡大の提案増加
  (2)ロボットとして提案し、新規用途開拓を狙う“配膳ロボット”、“配達ロボット”等
  (3)発展途上ではあるが、拡大する市場規模。メーカシェアは流動的で判明しない
  (4)新規用途開拓のカギを握る障害物回避機能。搬送ロボットでは不可欠となるか
  (5)人との共存が求められる新規用途。それには搬送ロボットの安全確保が必須
2.掃除ロボット市場
  (1)床掃きロボットで新規参入が続くが、他は限定的な参入企業
  (2)床掃きロボットが牽引することで拡大する数量ベースの市場規模推移
  (3)床掃き/床洗浄ロボットで拡大を支える金額ベースの市場規模推移
  (4)製品仕様によって数量と金額で異なるメーカシェア。普及途上な分、まだ流動的
3.パワーアシストスーツ市場
  (1)大企業からベンチャー企業まで幅広い参入企業と属性
  (2)作業支援型が牽引することで、全体でも拡大が続く数量ベースの市場規模推移
  (3)内容は異なるが、数量ベースと同じく拡大傾向にある金額ベースの市場規模
  (4)数量ベースと金額ベースで様相が異なる歩行支援型PASのメーカシェア
  (5)イノフィスとアトウンが強みを発揮する作業支援型PASのメーカシェア
4.レジロボット市場
  (1)画像識別技術をベースとし、セルフレジメーカとは異なる参入企業
  (2)用途と製品が限られ、まだ小さい市場規模。これからの拡大に期待
  (3)シェア算出のレベルにはない。これからの展開次第でシェアは決まる
  (4)先行するベーカリー向けは普及段階に入るが、本命のCVS向けはまだ実験段階
5.その他
  (1)ニーズは存在するが、市場として確立していない設備・施設点検ロボット
  (2)開発の歴史はあるが、製品として流通していない警備ロボット

第3章 国内主要参入企業の取り組み実態

1.(株)ATOUN(アトウン)
2.アマノ(株)
3.(株)イノフィス
4.シャープ(株)
5.ジャストウェア(株)
6.(株)ZMP
7.セールス・オンデマンド(株)
8.トピー工業(株)
9.パナソニック(株)(掃除ロボット)
10.(株)ブレイン
11.その他の企業

第4章 業務用サービスロボットの可能性と将来性

1.用途ごとに差が大きい業務用サービスロボットの市場成熟度。黎明期な用途に期待
2.それぞれに存在する課題・問題点。ロボットを活かすにはまだ時間を要する
3.期待材料もあるが、ユーザの使いこなしまでフォローする必要が求められる取り組み
4.新規用途ほど高い需要拡大の可能性と将来性。ただ、メーカにもユーザにも試練あり
5.数量、金額ともに拡大が予測される市場規模。しかし、用途によって差は出る

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