2021年版 非破壊検査市場の現状と将来展望

非破壊検査受託企業や非破壊検査装置・機器メーカー、商社及びそれらに関わる外郭団体や研究機関の現在と今後の動向を調査し、非破壊検査市場の現状と将来展望を把握することを目的とする。

発刊日
2021/03/29
体裁
A4 / 107頁
資料コード
C62123900
PDFサイズ
6.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:(構造物や工業製品を対象とした)非破壊検査受託業務及びそれに使用される装置・機器(医薬や食品、農業分野は市場規模に含まない)
調査方法:(一部Web会議システム等を活用した)直接面談取材等によるもの
調査期間:2020年10月~2021年3月

調査結果サマリー
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非破壊検査世界市場に関する調査を実施(2021年)
2028年度の非破壊検査世界市場(装置・機器及び受託業務)は4 兆9,237 億円を予測
~コロナ禍のあおりを受けるが、底堅い需要が多いことで回復し成長見通し~

資料ポイント
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規制緩和でデジタル化/DXの流入進む
新旧技術の活用無くしてインフラ崩壊は不可避

  • 2019年度の世界非破壊検査市場(装置・機器及び受託業務)は3兆1,273億円、新型ウイルスのため成長は阻害されるも、2028年度に4兆9,273億円に
  • インフラ目視確認は時代遅れ、新「検査様式」時代始まる
  • 「間接的な2次データ等の活用」がトリガー、デジタル化/DXへ転舵
  • 規制緩和でドローンが橋脚やタンクを検査、AI併用で省力化進む
  • ロボットが日本全国の現場を「半歩」先へ導く、同時にICTリテラシーも向上
  • 新規手法による機器やシステムが進展するも、標準化にはハードル山積
  • 受託業務に対人手不足新資格登場、若手を取り込む施策で高専や大学へのPRを積極化
  • 機器・装置はユーザーフレンドリーが根強い人気。ハンドヘルドやキネティックでさらなる使い勝手の改善進む

資料概要
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第1章 非破壊検査市場の現状と将来展望
第2章 非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
第3章 非破壊検査受託市場の現状と将来展望
第4章 非破壊検査市場関連プレーヤーの動向

リサーチ内容

調査結果のポイント

1.市場動向
2.非破壊検査市場における外郭団体や受託企業、装置・機器メーカー等プレーヤーの取り組み
3.展望と課題

第1章 非破壊検査市場の現状と将来展望

非破壊検査市場の現状と将来展望
新しい「検査様式」時代のはじまり
デジタル化/DXの活用こそが今後の市場を飛躍させる
  図.世界及び日本の非破壊検査装置・機器と
  受託業務市場規模推移と予測(2018-2028年度、金額)

第2章 非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望

非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
パンデミックが市場を一時的に抑え込むが
デジタル化/DXが率いるその他分野と頼れるRT、堅調なUTが伸長

1.非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
    表.国内非破壊検査装置・機器市場推移と予測
    (2018-2028年度、金額、前年度比)
    図.国内非破壊検査装置・機器市場推移と予測
    (2018-2028年度、金額、前年度比)
    図.国内種類別非破壊検査装置・機器市場推移と予測
    (2018-2028年度、金額)
    図.国内非破壊検査装置・機器の検査種類別市場
    (シェア構成比)推移と予測(2018-2028年度、金額ベース)
2.表面欠陥検
  2-1.磁粉探傷試験・浸透探傷試験(MT・PT)
  2-2.渦電流探傷試験(ET)
3.内部探傷検査
  3-1.放射線透過検査(RT)
  3-2.超音波探傷検査(UT)
    表.超音波フェーズドアレイ試験(UT)の
    適用される産業分野と対象物一覧
4.その他検査

第3章 非破壊検査受託市場の現状と将来展望

非破壊検査受託市場の現状と将来展望
規制緩和でデジタル化/DXにより伸長する土木・橋梁と石油・化学
親和性の高い建築も押し上げ、他も業務効率改善による生産性向上期待

1.受託業務市場の現状と将来展望
  表.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測
  (2018-2028年度、金額、前年度比)
  図.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測
  (2018-2028年度、金額、前年度比)
  図.国内産業分野別非破壊検査受託業務市場推移と予測
  (2018-2028年度、金額)
  図.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測
  (2018-2028年度、産業分野別構成比)
2.鉄鋼・製鉄における非破壊検査動向
3.造船・重機における非破壊検査動向
4.重電・機械における非破壊検査動向
5.原子力における非破壊検査動向
6.電力における非破壊検査動向
7.石油・化学における非破壊検査動向
8.ガス・水道における動向
9.土木・橋梁における非破壊検査動向
10.建築における非破壊検査動向
11.その他における非破壊検査

第4章 非破壊検査市場関連プレーヤーの動向

株式会社イクシス
  ロボットとAI、3Dデータサービスで社会/産業インフラを守り
  現場のICTリテラシーを向上させる
  仕様の策定からサービス運用までワンストップ
  2023年ICT原則適用に間に合わせるべく
  日本国内の隅々まで3次元データサービスを提供する体制強化
  現場で誰でも使えるロボットを展開
  AIの強さとその理由
  表.同社の製品・サービス一例(時期と名称、内容、関連画像)
  表.同社における採択・掲載事例の一例(時期、事例名称、概要)

栄進化学株式会社
  非破壊検査のプロフェッショナル
  継続しているレシピ改良に加えAIやロボットの導入検討中
  環境負荷低減のレシピにも対応済
  高い技術を知財戦略で護り、さらに新規分野へ攻める
  浸透探傷のデモ機で引き合い増
  本番を想定した試験で間違いのない仕様に
  図.浸透探傷装置デモ機画像

原子燃料工業株式会社
  打音検査のデジタル化がもたらす作業性の向上と平準化
  レポート作成もクラウドでの自動化で、データ活用による保守進む
  東芝エネルギーシステムズグループの一員
  原発向けで培ったプラントエンジニアリングをインフラへ転用
  表.原子燃料工業の非破壊検査・劣化診断メニュー一覧
  視える打音検査
  従来とほぼ同じ作業でデジタル化を推進
  図.現場検査装置画像
  図.AEセンサーを用いた打音検査手法の概要図
  原理別コンペで優位な結果を得た実績
  求められる標準化

株式会社サンコウ電子研究所
  膜厚計と検針器、水分計のマーケットリーダー
  丁寧なものづくりが伸ばす製品寿命
  1963年設立の老舗電子測定機器メーカー
  膜厚計の主流はデジタル式で、無線通信も対応可能な準備を整えている
  膜厚計市場の30%以上を供給
  丁寧なものづくりから製品寿命は30年越えも
  図.膜厚計の測定原理図一例(上が磁性体、下が非磁性体)
  図.電磁式/渦電流式膜厚計(SWT-9200)外観
  パイオニアとして提供している検針器
  様々な分野で活用される水分計やピンホール探知器

株式会社島津製作所
  磨き抜かれた開発力でCOVID-19時代も最低限の損失で生き抜く
  持てる技術をふんだんに活用した製品展開が続く
  分析・計測機器の島津製作所
  創業145年を迎え、さらなる挑戦を続ける
  トップをキープする主力CTスキャンの速度
  常識を覆す画質・進化した操作性「SMX-225CT」
  図.SMX-225CT外観画像
  堀場製作所と業務提携し1+1を∞に
  新手法「超音波光探傷技術」で従来見えなかったものを見る
  さらに水中高速無線も開発し、持てる技術をふんだんに生かした展開も活発
  図.超音波光探傷装置外観画像(左図)、
  「超音波光探傷」技術のイメージ図(右図)

中外テクノス株式会社
  環境分析・調査や構造物調査に強いプレゼンスがあるだけでなく
  多数の非破壊検査システムを有する総合検査会社
  定修時期ずらしやスーパー認定新設で荒れる業務の波
  さらに36協定の厳格化で高まる緊張感
  助成事業採択や性能カタログ掲載により
  外部機関の評価上がるトンネルトレーサー
  図.トンネルトレーサー装置全景
  UTはフェーズドアレイや新型IRISも登場し充実のラインアップ
  RTは最新の工業用CTスキャンやFCR装置を導入
  図.FRP材の測定イメージ図
  図.「Crack Scan IRIS」のモジュール概要と測定イメージ図

東京製綱株式会社
  トータル・ケーブル・テクノロジーで腐食定量検査法を開発
  橋梁メインで他のインフラにも適用可能
  130年の歴史ある老舗ワイヤメーカー
  新素材や新手法による検査システム掲げ独走
  図.CFCC(炭素繊維ケーブル)外観画像
  全磁束法ケーブル非破壊検査システム
  唯一の定量的なデータ取得システムで最適な維持管理法構築を助ける
  図.全磁束法による測定原理イメージ
  全磁束法だけでなくニーズに合わせて選択できる方式

国立研究開発法人土木研究所 構造物メンテナンス研究センター「CAESAR」
  予防保全の取り組みで早期発見・早期治療を実現させる
  総コストの低減に向け、さらなる効率化施策にも着手
  100年の歴史から予防保全をモットーにインフラの安心・安全を守る
  図.省内外におけるシーザーの役割と関係イメージ
  図.定期点検で活用する技術のレベル分けイメージ
  需給双方の架け橋となる性能カタログ
  創造的破壊に向け一石を投じる
  共同研究で目視検査を超え
  予防保全の課題となる費用もクリアな見通し有り
  図.種類別電磁波レーダー装置のメリットとデメリット、活用方法一例
  図.RC床版・土砂化のメカニズム及び予防保全イメージ

西松建設株式会社
  建築・土木関連で培った技術力を展開
  安全に確実な結果を得るコロコロチェッカーの進化は止まらない
  国内だけでなく、海外も注力
  建築や土木に強い
  斜材保護管全周の画像取得で安全と確実な結果を取得する
  コロコロチェッカー
  多くの現場を経て作り込まれた仕様
  図.コロコロチェッカー本体が斜張橋の斜材保護管を検査している
  適用一例画像
  図.コロコロチェッカーの本体(外内)とコントロールボックス外観
  水分率や張力といった追加機能も続々
  総合的な保守管理として多面的に健全性を評価し多くのニーズに対応
  図.斜張橋において斜材保護管の内部に水分が侵入するイメージ

株式会社ニチゾウテック
  UTを中心としたオンリーワン技術で差別化
  繰り返される共同開発案件で増すノウハウ
  コロナ禍でも貫くスタイル
  案件の延期/中止相次ぐが、自社での開発を継続
  次世代熱交換器非破壊検査システム
  「フェーズドアレイ超音波探傷技術(PAUT)」
  2週間を2営業日に短縮する圧倒的速さを世界中へ提供
  図.フェーズドアレイ超音波探傷検査システムを用いた
  管端溶接部検査のイメージとその様子
  図.アンカーボルト劣化判定システム SABHC(サーベック)測定イメージ

一般社団法人 日本非破壊検査工業会
  講習やセミナーによる「非破壊検査業務」の価値向上が急務
  新規人材の増加と既存の低減防止へ
  社会の安心・安全を下支えする存在
  予防保全のきっかけ裾野拡がる「インフラ調査士」
  学生や生徒へ認知・認識を促進する新資格「インフラ調査士補」も登場
  表.「インフラ調査士」概要
  コロナ禍で差が出る分野別状況
  蛍光分析装置や配筋探査装置関連で活発な検査種類動向
  70歳を超えても求められる現場
  差し迫る人材不足の課題

ポニー工業株式会社
  RT分野ではマイクロフォーカスやモジュラーが人気
  検査種類を問わずに取り扱いの良いハンドヘルドも好評
  各分野で強い存在感
  非破壊検査株式会社グループのメーカーとして生きた技術サービスを提供
  図.オフラインX線検査装置「NEO890Z(ポニー工業製)」外観画像
  感染症対策は万全に
  継続した取り組みを実施
  引き続きデジタル化が進むRT
  高出力小型モジュラータイプのニーズ高まる
  検査原理を問わず、人気は取り回しの良いハンドヘルド型
  図.ハンドヘルド型蛍光X線分析計「VANTA(オリンパス製)」
  外観画像(左)、ハンドヘルド後方散乱X線装置
  「PX1(Videray製)」外観画像(右)

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