2021年版 偏光板及び部材フィルム市場 2nd Half Report ~LIMITED PUBLICATION FOR THE SPECIFIC CUSTOMERS~

本マーケットレポートは、単品でのご購入は出来ません。

発刊日
2021/11/10
体裁
A4 / 163頁
資料コード
C63119000
PDFサイズ
25.0MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ

本マーケットレポートは、下記レポートのシリーズをセットしたシリーズセット商品です。単品でのご購入は出来ません。

資料コード
タイトル
価格(税込)
PDFサイズ
C63119000
2021年版 偏光板及び部材フィルム市場 2nd Half Report ~LIMITED PUBLICATION FOR THE SPECIFIC CUSTOMERS~
187,000円
〔25.0MB〕
C63100400
2021年版 偏光板及び部材フィルム市場 Annual Report
220,000円
〔20.3MB〕
407,000
370,000
37,000
407,000
370,000
37,000
473,000
430,000
43,000
814,000
740,000
74,000
880,000
800,000
80,000
1,221,000
1,110,000
111,000

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

(準備中)の「内容見本をダウンロード」は、資料発刊後のご提供になります。
オンライン試読サービスとは 詳細はこちら

調査資料詳細データ

シリーズセット商品のお申込みについて
Close

本マーケットレポートは、単品でのご購入は出来ません。

2021年版 偏光板及び部材フィルム市場 Annual Report」とのシリーズセット商品です。2冊シリーズセットでお申込みください。
なお、「2021年版 偏光板及び部材フィルム市場 Annual Report」をすでにご購入いただいている方は、「ご要望事項」欄に購入済と記入のうえ、一旦、シリーズセットをお申込みください。
「2021年版 偏光板及び部材フィルム市場 2nd Half Report」単品のご納入、ご請求をさせていただきます。

調査概要
Close

調査目的:国内外の偏光板メーカー及びその部材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、ワールドワイドの偏光板市場における現状と今後の動向の把握を目的とする。
調査対象:偏光板メーカー、位相差フィルムメーカー、PVA保護フィルムメーカー、表面処理フィルムメーカー
調査方法:専門調査員による直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2021年9月~2021年10月

調査結果サマリー
Close

偏光板・部材フィルム世界市場に関する調査を実施(2021年第4四半期)
2021年の偏光板世界生産量は前年比7.8%増の6.2億㎡とプラス成長を予測
~2021年第4四半期から本格化したTVパネルメーカーの生産調整は偏光板世界市場の成長を鈍化させる要因となるものの、TVパネルの平均インチサイズの拡大により2022年以降も偏光板の生産面積は拡大を予測~

資料ポイント
Close

  • フル生産体制から一転、2021年Q4より単価下落が急激に進むTVパネルからの生産調整がスタート
  • 2022年2月にパネル生産の完全復活?稼働率90%への復帰時期が読めない中、偏光板側は増強計画に変更なし、原材料側ついに追加投資の決断へ
  • いずれにせよQ4大幅ダウンへ、早い段階での減産実行で22年2月以降パネル生産回復シナリオ実現に期待
    G10.5の著しい稼働率低下は見られずも、小型TV生産が主力のG8.5の稼働率低下が顕在化
    最大手BOEの減産幅が大きく市場全体に影響、11月時点ではCSOTは大幅な減産には至らず
  • TV平均インチの拡大による面積効果は絶大、22年以降も拡大する偏光板需要に見合う供給能力の整備は必要
    ただ、中国偏光板メーカーは投資続行により肥大化する供給過剰は問題視せず
    自社偏光板Capaを埋める自信ありきでの選択か、22年から中国が進める国産化政策の手厚い支援は確実
  • 杉金(Shanjin)、HMO(恒美)などが新規偏光板装置発注の真っただ中、原材料メーカーは意思固めたか
    決断時期の見送りは事業継続に黄信号を灯す、それでも悩ましい投資判断
    COPの日本ゼオンが口火を切り追加投資を発表、次なるメーカーは?
  • COP、PETフィルムは相変わらず絶好調、PMMAフィルム陣営の競合相手はOuter PETに絞られた
    位相差としてのPMMAニーズはトーンダウン、PET系偏光板に対抗する形でOuter PMMAの需要あり
    OLED Middle TV市場では、High-End標準の液晶塗布の出番はなく、調達先の二元化でCOPの勢い増す

リサーチ内容

第1章 偏光板市場

1-1. ディスプレイパネル市況(全体需要予測)
  フル生産体制から一転、2021年9月より大手パネルメーカーを中心に減産計画の実行へ
  単価下落が急激に進むTVパネルからの生産調整がスタート
  小型TV生産が主力のG8.5の稼働率低下が明らかに
  G10.5の著しい稼働率低下は見られず、65“~TVパネルの生産は
  大きく縮小しないと予想
  いずれにせよ2021年Q4のLCDパネルの生産台数は、前期比平均約-15%の減少と予測
  中国パネル生産ラインの稼働率回復時期はいつになる?
1-2. 偏光板市場動向(全体)
  21年Q4より本格化したパネルメーカーの生産調整は、
  偏光板市場の成長を鈍化させる脅威要素
  ただし、TV平均インチの拡大が貢献し、22年以降も偏光板の出荷面積は拡大へ
  (図・表)偏光板市場規模推移(全体生産量・2016年~2023年予測)
  高まった偏光板及び主要原材料フィルム需要、
  パネル側の生産調整でタイトな供給状況は緩和されるか
  (図)偏光板・部材フィルム市場規模(全体、2021年見込み)
  ※2021年Q4時点での予測値
  パネルの面積拡大効果の恩恵を受ける偏光板市場は、
  マイナスに転じる可能性は極めて低い
  ただ、数カ月前までは偏光板ショーテージが叫ばれるも、
  10月からは主要顧客向け物量減少におののく事態に
  (図・表)偏光板市場規模推移(前年比・2016年~2023年予測)
  TV向け偏光板市場、2021年Q4から出荷量の下方修正へ
  BOE TV向け偏光板物量は9月より前月比10%ダウン
  (図・表)用途別偏光板市場規模推移(前年比・2016~2023年予測)
  MNTを含む全IT系パネル向け偏光板市場は堅調を維持
  (図・表)用途別偏光板市場規模推移(構成比・2016~2023年予測)
  TV以外の用途向け偏光板市場は、今後高付加価値ビジネスとして
  新たなポジション確立に期待
  (図)全用途別偏光板市場規模(構成比・2021~2023年予測)
1-3. 偏光板メーカーの動向
  ディスプレイパネル市場の中心は既に中国
  中国が進める国産化政策を恩恵を受ける中国偏光板メーカーの成長は確実
  (図)偏光板メーカー別の生産能力及び生産量推移(2021~2023年予測)
  2022年以降中国製の杉金、HMO、SAPOのシェア拡大を予想
  前進する3社が偏光板競合他社の事業存続を脅かす
  (図)偏光板メーカーの生産量推移(2020~2023年予測)
  LG化学の強みをそのままに、実力をつけた杉金光电が偏光板市場のトップ
  (図)偏光板市場のメーカーシェア(2021~2023年予測)
1-4. 偏光板製造ラインの稼働状況及び新規増設計画
  今後拡大する偏光板需要に見合う供給能力の整備?
  22年以降偏光板供給Capaが大幅にアップ
  供給過剰は過激な価格競争を煽る、数年後には事業存続の危機を迎えるメーカーも
  (表)全偏光板メーカーのトータル生産能力一覧
  杉金は22年Q2よりオチャンからの移設2ラインを稼働予定、
  張家港拠点にも2本の新規装置を発注済み
  綿陽拠点も超広幅・広幅それぞれ1本ずつの導入を検討、稼働時期は2024年以降へ
  (表)主要中国偏光板メーカーの生産能力推移及び増設計画(2021年Q4時点)
  HMO・昆山2号機は年々稼働率がアップし、2022年以降はさらにCapa拡大へ
  HMOは福州拠点に計4本の大型投資を予定、21年Q4時点では
  第1号機2.5M幅装置のみ発注済み
  (表)主要中国偏光板メーカーの生産能力推移及び増設計画(2021年Q4時点)
  SunnyPol、 Amer(正威集団)からも追加される偏光板の新規生産能力
  (表)主要中国偏光板メーカーの生産能力推移及び増設計画(2021年Q4時点)
1-5. 超広幅2,500㎜偏光板及び主要部材フィルムの生産体制
  「2.5M幅偏光板」は本当に必要か?「65“TV向け面取り効率が最適」以外のメリットは何?
  歩留まり率の低下や2.5M幅用原材料フィルムの高単価を呑んでまで
  「2.5M幅偏光板」生産に全力を注ぐのかに注目
  (表)主要偏光板メーカーの超広幅2500㎜生産設備の導入状況(2021年Q4時点)
  原材料フィルム側での2.5M幅生産体制の供給能力の整備や単価下げこそが、
  2.5M幅偏光板市場拡大の前提条件
  (表)主要部材フィルムメーカーの超広幅(幅2.5M以上)生産体制一覧(2021年Q4時点)
1-6. 偏光板主要部材フィルムメーカーの新規投資状況
  偏光板サイドの増強計画についていく?それとも実需要を見込んでの判断?
  決断のタイムリミットが迫る、偏光板主要部材フィルムメーカー追加投資に踏み切れるか
  (表)主要部材フィルムメーカーの追加投資状況(2021年Q4時点)
1-7-1. VA TV向け偏光板市場(CSOT TV向け)
  (図)CSOT TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)CSOTにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-7-2. VA TV向け偏光板市場(AUO TV向け)
  (図)AUO TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)AUOにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-7-3. VA TV向け偏光板市場(Innolux TV向け)
  (図)Innolux TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)InnoluxにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-7-4. VA TV向け偏光板市場(BOE・B18/B19(CEC-Panda)TV向け)
  (図)BOE・B18/B19(CEC-Panda) TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)BOE・B18/B19(CEC-Panda)におけるTV向け偏光板メーカーシェア
  (2020年~2023年予測)
1-7-5. VA TV向け偏光板市場(HKC VA-TV向け)
  (図)HKC VA-TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)HKCにおけるVA-TV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-7-6. VA TV向け偏光板市場(CHOT TV向け)
  (図)CHOT TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)CHOTにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-7-7. VA TV向け偏光板市場(SDC TV向け)
  (図)SDC TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)SDCにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-7-8. VA TV向け偏光板市場(Sharp・SIO/SDP TV向け)
  (図)SIO TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)SDP TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)SIOにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
  (図)SDPにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-8-1. IPS TV向け偏光板市場(BOE TV向け)
  (図)BOE TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)BOEにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-8-2. IPS TV向け偏光板市場(LGD TV向け)
  (図)LGD TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)LGDにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-8-3. IPS TV向け偏光板市場(HKC IPS-TV向け)
  (図)HKC IPS-TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)HKCにおけるIPS-TV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-9. AMOLED TV向け偏光板市場(LGD OLED-TV向け)
  (図)LGD OLED-TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)LGD OLED-TV向け偏光板メーカーシェア(2020年~2023年予測)
1-10. 偏光板後加工(RTP/RTS、AIC)
  (表)中国内RTP/RTS,AICによる偏光板後加工の導入状況(2021年Q4時点)
1-11-1. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(BOE向け全体)
  (図)BOEにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-2. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(CSOT向け全体)  71 
  (図)CSOTにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-3. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(AUO向け全体)
  (図)AUOにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-4. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(Innolux向け全体)
  (図)Innoluxにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-5. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(HKC向け全体)
  (図)HKCにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-6. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア
  (BOE・B18/19(CEC-Panda)向け全体)
  (図)BOE・B18/19(CEC-Panda)における偏光板メーカーシェア
  (金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-7. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(CHOT向け全体)
  (図)CHOTにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-8. 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(LGD向け全体)
  (図)LGDにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-9 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(SDC向け全体)
  (図)SDCにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)
1-11-10 各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア(SIO向け全体)
  (図)SDCにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース、2020年~2023年予測)

第2章 偏光板用大型位相差フィルム市場

2-1. モード別大型位相差フィルム市場規模全体(VA、IPS、TFT-TN、AMOLED)
  CSOTの他、VA-TVパネル陣営全体向け出荷面積拡大でVA位相差市場は好調
  IPS MNTの需要拡大でIPS用位相差フィルム市場も需要拡大傾向へ
  (図・表)モード別大型位相差フィルム市場規模全体
  (前年比・VA、IPS、TFT-TN、AMOLED)
  (図)モード別大型位相差フィルム市場規模全体
  (構成比・VA、IPS、TFT-TN、AMOLED)
2-2. 材料別大型位相差フィルム市場規模全体(TAC、COP、PMMA、液晶塗布型)
  大型位相差フィルム市場ではCOPニーズがもっとも高く、常にフル生産体制が続く
  2021年よりOLED-TV向け位相差板市場に富士フイルムが本格参戦
  (図・表)大型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
  (構成比・TAC、PMMA、COP系、液晶塗布型)
  (図・表)大型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
  (構成比・TAC、PMMA、COP系、液晶塗布型)
  (図・表)大型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
  (前年比・TAC、PMMA、COP系、液晶塗布型)
2-3. 全モード別大型位相差フィルム市場規模全体(全メーカー別)
  (表)大型分野における全モード別位相差フィルムの販売量推移
2-4-1. 大型VA用位相差フィルム市場(メーカー別)
  日本ゼオンのCOPフィルムCapa拡大により2022年以降は徐々にTAC系市場縮小へ
  コニカのCOP系「SANUQI」、LCD-TVの他OLED-TV向けでも本格的に市場拡大へ
  (図・表)大型TFT-VAにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
  55“~TV向けCOPフィルムの需要は引き続き旺盛
  2021年からはCOP系日本ゼオンがTAC系コニカを抜きトップへ
  (表)大型TFT-VA向け位相差フィルム市場におけるメーカーシェア
  (2020年~2023年予測)
2-4-2. 「COP系」大型位相差フィルム市場
  歩留まり向上やスピードアップ等による稼働率アップで
  日本ゼオンのCOPフィルムは生産Capa拡大の見通し
  コニカも2022年以降は歩留まり向上によるCOPフィルム生産能力アップへ
  (表)大型TV向けCOPフィルムの供給能力一覧(2021年Q4)
  (図)大型位相差向けCOPフィルムのサプライチェーン(2021年Q4時点)
2-5-1.大型IPS用位相差フィルム市場(メーカー別)
  TVのみならず、IPS MNT向け出荷拡大が好材料
  BOE、LGDのほか、HKCの新規IPSパネル向け新規物量が増加
  (図・表)大型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
  富士フイルムの「Z-TAC」、BOE TV、HKC IPS-TV向けの他、
  MNT向け販売が好調を維持
  (図)大型TFT-IPS向け位相差フィルム市場におけるメーカーシェア
  (2020年~2023年予測)
2-5-2. 「PMMA系」大型位相差・PVA保護用フィルム市場
  HMOの内製PMMAフィルムは2022年より合肥拠点で生産開始の計画
  龍華(LONGHUA)の1.5M広幅ラインも2022年より量産稼働を予定
  (表)大型位相差・PVA保護用PMMAフィルムの供給能力一覧(2021年Q4)
  (図)大型位相差・PVA保護用PMMAフィルムのサプライチェーン(2021年Q4時点)
2-6-1. 大型AMOLED用位相差フィルム市場(メーカー別)
  2021年より富士フイルムが液晶塗布型板で本格参戦
  OLED-TV用位相差フィルム市場は偏光板メーカーの内製から一転、外部調達が本格化
  (図・表)大型AMOLEDにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
  OLED-TV向け偏光板市場ではCOP構造の使用比率が大幅にアップ
  日本ゼオンの独占市場にコニカのCOPフィルム「SANUQI」がOLED-TV向けに採用確定
  (図)大型AMOLED向け位相差フィルム市場におけるメーカーシェア
  (2020年~2023年度予測)
2-7.大型TFT-TN向け位相差フィルム市場
  MNT市場でのIPS化は富士フイルムの「WV」販売量にも影響
  (表)大型TFT-TNにおける「WV」の販売量推移

第3章 中小型位相差市場

3-1.モード別大型位相差フィルム市場規模全体(AMOLED、IPS、TFT-TN、VA)
  最大の販売量を誇る「iPhone」、「Galaxy S」向けに
  搭載されているOLED向け位相差市場は絶好調
  中小型IPS位相差市場は以前のような勢いはなく、
  中国Tabletマーケット向けの物量で現状維持
  (図・表)中小型分野における位相差フィルムモード別需要量推移
  (図)中小型分野における位相差フィルムモード別需要量推移
  (構成比、2020年~2023年度予測)
3-2. 材料別大型位相差フィルム市場規模全体(液晶塗布型、 TAC、COP、PMMA)
  中小型OLED用位相差市場は「液晶塗布型位相差板」の歩留まりが影響し、
  市場規模は中小型OLEDパネルの出荷面積とは一致せず、大きく膨大した結果に
  (図・表)中小型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
3-3-1. 中小型AMOLED用位相差フィルム市場(メーカー別)
  日東電工が再び「iPhone」サプライヤーに復帰も、
  位相差板は富士フイルムの液晶塗布型を採用
  「偏光板レス」はFoldable向けに限定、「iPhone」、「GalaxyS」向けでの
  偏光板レスは現時点で不可能
  (図・表)中小型AM-OLEDにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
  High-End用SmartPhone向けでは「液晶塗布型」がスタンダード
  2021年より既存最高品位スマホ向けで富士フイルムの「1枚液晶塗布型」が初採用
  (図)中小型AM-OLED用位相差フィルム市場におけるメーカーシェア
  (2020年~2023年予測)
3-3-2. 中小型AMOLED向け偏光板構造(iPhone、Galaxyシリーズ、その他)
  (図)「iPhone」向けパネル~偏光板サプライヤーチェーン・偏光板構造及び材料構成
  (図)「GalaxyS」、「Galaxy Fold」シリーズ向けパネル
  ~偏光板サプライヤーチェーン・偏光板構造及び材料構成
  (図)Middle-Low End AMOLED向け偏光板構造及び材料構成
3-4-1. 中小型IPS用位相差フィルム市場(メーカー別)
  中小型IPS位相差フィルム市場のボリュームゾーンはもはや「iPhone」向けではない
  2020年より市場を牽引するのは中国マーケットで展開されるTablet PC向けの物量
  (図・表)中小型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
3-5-1. 中小型TFT-TN用位相差フィルム市場(メーカー別)
  中国マーケットで展開されるTNモードSmartPhone向けでWV出荷量は低位安定
  (図・表)中小型TFT-TNにおける「WV」の販売量推移

第4章 偏光板用PVAフィルム(保護側:Outer側)市場

4-1. 材料別PVA保護フィルム(保護側:Outer)市場規模全体(TAC、PET、PMMA)
  小型TV向けやIT系パネルの需要拡大でTAC市場は減少せず
  PET系の採用はTVに留まらず、IPS MNT向けでも急拡大
  (図)PVA保護フィルム(保護側:Outer)の材料別需要量推移と予測(2020~2023年予測)
  (図・表)PVA保護フィルム(保護側:Outer)材料別需要量推移(TAC、PET、PMMA系)
4-2-1.PVA保護フィルム(保護側:Outer)市場全体(メーカー別全体)
  東洋紡はPVA保護Outerフィルム市場で2021年シェア28%強を確保
  勢いは止まらず、2022年以降は30%超えへ
  (表)PVA保護フィルム(保護側:Outer)の市場規模及びメーカー販売量推移(前年比)
  (図)PVA保護フィルム(保護側:Outer)の市場規模及びメーカーシェア
  (2020年~2023年予測)
  (表)PVA保護フィルム(保護側:Outer)の市場規模及びメーカー販売量推移
  (構成比)
4-2-2.PVA保護フィルム(保護側:Outer)TAC市場(TACメーカー別)
  2021年はHYOSUNG、TAC Brightフル稼働体制を維持
  2022年以降は非TAC系の供給状況に左右されるも、一定量維持の見通し
  (図・表)PVA保護側(Outer)向けP-TACフィルム市場及びメーカー販売量推移
  (前年比)
4-2-3. PVA保護フィルム(保護側:Outer)PET市場(PETメーカー別)
  「SRF®」は万全な供給体制の構築へ
  中国マーケット狙いの既存顧客向けで、今後もボリュームかつ安定的な物量を確保
  (図・表)PVA保護側(Outer)向けPETフィルム市場及びメーカー販売量推移
  (前年比)
  犬山・2号機は本格稼働へ、2021年よりPETフィルムのタイトな供給状況は解消気味
  (表)PVA保護側向け PETフィルムの供給能力一覧(2021年Q4)
  大口既存顧客のほか、生産能力の拡大と共に中・台顧客向け出荷物量が急拡大
  (図)PVA保護側(Outer)向けPETフィルム市場及びメーカー販売量推移(前年比)
4-2-4. PVA保護フィルム(保護側:Outer)PMMA市場(PMMAメーカー別)
  2021年下期より大倉工業のOuter用PMMAフィルム販売量が増加傾向
  HMO、龍華(LONGHUA)は、2022年より本格生産開始の予定
  (図・表)PVA保護側(Outer)向けPMMAフィルム市場及びメーカー販売量推移
  (前年比)
4-3.偏光板主要部材フィルムの価格動向
  21年Q4よりスタートしたパネル側の減産による偏光板向け部材フィルムの
  需要低下が懸念されるものの、
  全偏光板主要部材フィルムの供給Capaに余力はなく、大幅な値下がりは考えにくい
  (表)PVA保護フィルム(位相差・保護)の材料別平均価格動向(2021年Q4)
4-4.材料別需要量推移と予測(全体、PVA保護フィルム+位相差フィルム)
  (図)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム、
  2020~2023年予測)
  (表)PVA保護フィルムと位相差フィルムの材料別需要量推移と予測
  (図・表)材料別需要量推移と予測(構成比・PVA保護フィルム+位相差フィルム)
  (図・表)材料別需要量推移と予測(前年比・PVA保護フィルム+位相差フィルム)

第5章 偏光板用表面処理フィルム市場

5-1.表面処理フィルム規模全体(AG、AG・LR、クリアLR、CHC、ドライAR)
  2020年より続く表面処理フィルムの需要拡大にメーカーの生産能力は追い付かず
  2022年以降も偏光板用表面処理フィルムはタイトは供給状況が続くと予想
  (図・表)偏光板用表面処理フィルム市場規模(タイプ別・前年比)
  (図)偏光板用表面処理別市場構成比(2020~2023年予測)
  (図・表)偏光板用表面処理フィルム市場規模(タイプ別・構成比)
5-2.AG市場
  DNP・三原4号機や凸版・Youlchonラインの本格稼働もAGの供給はかなりタイト
  杉金以外の多数の中国偏光板顧客を確保、LG化学はさらに表面処理事業を強化
  (図・表)偏光板用AG市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用AG市場メーカーシェア(2020~2023年)
5-3.AG・LR市場
  LGD LCD-TVパネルの生産減少が大きく響き、AG・LR市場は縮小へ
  新規物量としてOLED TV向け「COP構造」用AG・LRの販売拡大がプラス材料
  (図・表)偏光板用AG・LR市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用AG・LR市場メーカーシェア(2020~2023年)
5-4.クリアLR市場
  クリアLRはAMOLED TVパネルの生産増強で2021年以降本格的なマーケット拡大へ
  (図・表)偏光板用クリアLR市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用クリアLR市場メーカーシェア(2020~2023年)
5-5.CHC市場
  (図・表)偏光板用CHC市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用CHC市場メーカーシェア(2020~2023年)
5-6.ドライAR市場
  (図・表)偏光板用ドライAR市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用ドライAR市場メーカーシェア(2020~2023年)

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております

マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。