2021年版 容器市場の展望と戦略

本調査レポートでは容器メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査するとともに各種容器の中身別、チャネル別の事業動向を明らかにした。

発刊日
2022/01/12
体裁
A4 / 397頁
資料コード
C63122500
PDFサイズ
25.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:プラスチック軽量容器(PSP容器、A-PET容器、OPS容器、PPフィラー容器等)、PETボトル、金属缶(アルミ缶、スチール缶)、紙容器(紙カートン、紙カップ、紙器)、ガラスびん、CVSカウンターコーヒー用カップ
調査方法:弊社専門調査員による直接面接取材をベースに、文献調査を併用した。
調査期間:2021年11月~2021年12月

資料ポイント
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  • 脱プラ、脱化石燃料への対応がこれからの10年を決める!
  • Scope3含めたCN実現こそ容器・包材メーカーの責務かつ存在価値
  • プラスチック容器包材に向けられる視線が厳しさを増す中、紙・アルミなどでのプラ代替の動きが加速
  • PETボトル:2023年のBtoB用rPETの国内生産能力は40万t/年に拡大、安定供給のためには事業系回収ボトルをいかに使いこなすかがカギ
  • 紙カートン:CVSで紙容器入りミネラルウォーターの販売開始、トイレタリーや消毒液でもプラ代替の紙容器の需要高まる
  • 紙カップ:「紙化=環境対応」から一歩踏み出し、紙カップの回収・リサイクルシステム構築が始動
  • 飲料缶:LME相場に左右される事業性確保にはボリュームの拡大がカギ
  • ガラスびん:2021年ガラスびん市場はかろうじてプラス、前年反動を期待も完全回復ならず
  • プラスチック軽量容器:2021年に主要メーカーのバイオマスプラ容器が出揃う
  • 前回版との違い:チルドカップ市場を削除

資料概要
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飲料用容器市場に関する調査を実施(2021年)
2021年の飲料用容器の国内出荷量は、前年比101.2%の731億3,000万本の見込
~メーカー各社には、自社だけでなくサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現に向けた取組みが問われる~

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 容器・包材市場の展望と戦略

Scope3含めたCN実現こそ容器・包材メーカーの存在価値
  プラスチック容器包材に向けられる視線が厳しさを増す中
  紙、アルミなどでのプラ代替の動きが加速
  (表)大手CVS3社の環境宣言
  軟包材、プラ軽量容器でバイオマスプラの製品化が進展
  容器のリサイクル率では飲料用アルミ缶とPETボトルが双璧
  2020年度のPETボトル国内再資源化量の32%がB to Bに
  ケミカルリサイクルでのB to Bも始動、CR TPAとバイオマスEGのハイブリッドによる
  カーボンニュートラルPETとしての提案に活路あり
  ドメスティックで展開する容器・包材メーカーにも脱プラは対岸の火事ではない
  サプライチェーン全体でのCN実現に向けた取組みが問われる
  (表)包容器・材メーカーによる3R+Renewableへの取組み

第2章 プラスチック軽量容器メーカーの展望と戦略

〔1〕PSP容器市場の展望
  内食回帰の傾向が続き、トレーの需要が底堅く推移
  2021年のPSP容器の市場規模は前年比微増となる見通し
  (表)PSP容器 市場規模推移
  (図・表)PSP容器メーカー原反使用状況からみたシェア推移
  納豆容器に前年の反動減が生じるも
  テイクアウト・デリバリー向けは好調を維持
  エフピコ、中央化学が紙系容器を相次ぎ上市し、ユーザーの選択肢を広げる
  どんぶり型の需要が伸び悩み、カップ麺向けPSP容器は前年並みで着地へ
  PSP容器のリサイクル状況
〔2〕PP系軽量容器市場の展望
  (1)PPF容器、低発泡PS/PP容器
    コンビニ向けの需要に復調の兆しがみられるも
    PPF容器市場はマイナス成長が続く見通し
    (表)PPF容器 市場規模推移
    (表)コンビニエンスストア店舗売上高および日配食品売上高推移
    (2020年1月~12月、既存店ベース)
    (表)コンビニエンスストア店舗売上高および日配食品売上高推移
    (2021年1月~11月、既存店ベース)
    2021年に主要メーカーのバイオマスプラ容器が出揃う
    (表)主要メーカー PP系バイオマスプラスチック容器
    (図・表)PPF容器 メーカー別出荷量推移
  (2)発泡PP容器
    2021年はテイクアウト向けが引き続き堅調
    コンビニ需要を取り込みギンポーパックがシェアトップに躍り出る
    (表)発泡PP容器 市場規模推移
    (図・表)発泡PP容器 メーカー別出荷量推移
  (3)透明PP容器
    テイクアウト・デリバリー向けの中皿需要が市場拡大を後押し
    (表)透明PP容器 市場規模推移
    (図・表)透明PP容器 メーカー別出荷量推移
〔3〕PET系軽量容器市場
  カットフルーツ容器の需要が急増、嵌合フードパックも好調に推移し
  2021年のPET系容器市場は成長幅が拡大
  (表)PET系容器 市場規模推移
  シーピー化成がバイオPET容器・再生PET容器の上市を計画
  再生原料の調達力が容器メーカーの成長スピードを左右する
  (図・表)PET系容器 メーカー別出荷量推移
  エコOPET容器は総菜の個包装化ニーズを取り込む
〔4〕PS系軽量容器市場
  (1)OPS容器
    嵌合フードパックやテイクアウト・デリバリー向け蓋材の需要が拡大
    2021年のOPS容器市場はプラス成長に転じる
    (表)OPS容器 市場規模推移
    エフピコ、シーピー化成が順調に出荷量を伸ばす
    (図・表)OPS容器 メーカー別出荷量推移
  (2)PS系ソリッド容器(真空・圧空)
    テイクアウト・デリバリー向けが需要を下支えし
    PS系ソリッド容器の市場成長率は小幅な伸びが続く見通し
    (表)PS系ソリッド容器 市場規模推移
    (表)主要メーカー PS系バイオマスプラスチック容器
    優れた嵌合性を備えたエフピコ・MSD容器、中央化学「澄板」の需要拡大が続く
    (図・表)PS系ソリッド容器 メーカー別出荷量推移
 
株式会社エフピコ
  独自のエコ製品とリサイクルシステムを最大限活用し
  循環型社会構築への貢献を図る
  生鮮やテイクアウト・デリバリー向けの需要を取り込み売上は拡大するも
  原料価格の上昇が想定を上回り、2022年3月期は増収減益を予想
  エコ製品の需要拡大に対応する関西工場・関西ハブセンターは2022年9月稼働へ
  環境意識の高まりを追い風にエコトレーが伸長
  「DLVランチ」にはSNSで映える新柄を追加し新たな販路を開拓
  嵌合フードパックや冷惣菜容器が牽引し、PET系容器は2021年に再び成長基調に転じる
  テイクアウト・デリバリー向けにMSD容器の需要が順調に拡大
  惣菜の個包装化に伴いOPS製嵌合フードパック「SAK」の売れ行きも好調
  2021年2月に「リサイクルでカーボンオフセット宣言」を公表
  2025年3月期にエコ製品販売によるCO2削減量と全社のCO2排出量のバランスを目指す
 
シーピー化成株式会社
  資源循環3ヵ年ロードマップに則り
  バイオマスプラ・再生材を活用した新素材の開発を強化
  「CP Bio®」シリーズの需要が本格化、テイクアウト・デリバリー容器も底堅く推移し
  2022年2月期の売上高は増収を見込む
  群馬県に本社に次ぐ営業・物流・生産の一大拠点の建設を計画
  2022年春の営業拠点開設を皮切りに、2023年の本格稼働を目指す。
  大手外食チェーンでの採用で耐熱PSP容器が大きく伸長
  2022年にバイオPET容器・再生PET容器の上市を計画
  「CP Bio®」×「強嵌合®」で環境対応と機能性を求めるユーザーニーズを取り込む
  ケミカルリサイクルのシステム実装に向け、2021年9月にPSジャパンとの協業を発表
 
リスパック株式会社
  持続可能な社会の実現への貢献を目指し
  環境価値と機能価値を付加した次世代型容器の開発力に磨きをかける
  コロナ禍で生じた食品容器への新たなニーズを取り込み、2022年3月期は増収確保へ
  兵庫の次世代型パッケージ工場は2022年に着工、2024年の稼働を計画
  2021年にバイオPP素材を用いたインジェクション容器を上市
  バイオ容器とリサイクル容器の売上高比率35%を新たな目標に設定する
  カットフルーツ容器やスマート嵌合シリーズが牽引役となり
  2021年のA-PET容器出荷量は前年比2ケタの伸長率を見込む
  PPF・発泡PP容器はスーパーや外食チェーン、地域の飲食店向けの需要を取り込む
  PSP容器は前年の反動でトレー減少もテイクアウト向けが底堅く推移
 
中央化学株式会社
  社会構造の大転換を見据え
  変革、挑戦、開発をスローガンに持続的な成長を目指す
  原材料価格高騰の影響を受けるも、2022年3月期は4期連続の黒字決算を計画
  プラスチック資源循環戦略に基づき
  全方位型の環境配慮型素材・製品開発を推し進める
  PP系容器はテイクアウトや冷食向けの需要が拡大も他社との競合が激化
  耐熱PSP容器が2ケタの伸長、HIPS容器は「澄板」の売れ行き好調が続く
  環境意識の高まり、国の資源循環戦略に歩調を合わせリサイクルの取り組みを加速させる
 
デンカポリマー株式会社
  環境負荷低減と機能性を追求し、容器市場で独自のポジションを築く
  PS/PLA「プラピス」を用いたサンドイッチ容器を新たに製品化
  2022年春には耐熱性・耐油性と強度を兼ね備えた新たなOPS容器の上市を計画
  コロナ禍が続き一般フードの需要回復は力強さを欠くも
  タレ漏れを防ぐ内嵌合フードで家飲み需要を取り込む
  スーパー・テイクアウト向けに耐熱PSP素材の中皿付き温麺容器が好調
 
アテナ工業株式会社
  環境配慮型社会の到来を見越した製品開発を推進し
  企業成長の基盤を整える
  コロナ禍の消費下押しの影響が残りPS系容器やA-PET容器が伸び悩むも
  プラスチック使用量の削減に貢献するPP/紙複合容器の販路が拡大傾向
  環境省のmottECO導入モデル事業に参画し
  植物由来原料100%の新素材を用いた容器の成形技術開発に取り組む
 
株式会社ギンポーパック
  原反から容器までの一貫生産体制を活かし
  発泡PP素材を用いた環境配慮型製品の開発を強化
  「パルファイン」はコンビニでの採用が広がり
  コロナ禍の逆風下でも出荷量を伸ばす
  OPS容器ではノントレー化が進むも蓋材需要が拡大

第3章 PETボトルメーカーの展望と戦略

PETボトル市場の展望
  2021年のPETボトル市場は小型ボトルの需要回復の一方で大型ボトルは前年の反動で微減
  トータルでは前年比103%のプラス成長が見込まれる
  (表)PETボトル出荷量推移(飲料用:本数ベース)
  インライン成形・アセプ充填向けPFの比率は2021年に全体の83.7%
  成形ボトルの需要縮小に歯止めかからず
  (表)外販用プリフォーム需要量推移
  インライン成形・アセプ充填向けPFの14%が飲料メーカーの内製品に
  ボトル・PFメーカーは高機能化や異形ボトルの提案による差別化を推進
  (表)メーカー別プリフォーム及びPETボトル市場推移
  バリアボトルは加温販売のホット飲料やビール向けで採用拡大の一方で
  ギフト市場の縮小により食用油向けは減少傾向が続く
  (表)バリアPETボトル 概要及び出荷量推移
  (表)タイプ別バリアPETボトル市場推移
  ブランドオーナー各社の環境対応推進に応えPETボトルリサイクル事業への新規参入相次ぐ
  2023年末にはB to Bの需要量とほぼ同量のrPET供給能力が確立する見通し
  (図・表)指定PETボトル回収率推移
  (図・表)国内再資源化と海外再資源化
  (表)主要ブランドオーナー別PETボトル原料調達方針
  (表)主要ブランドオーナー別PETボトル使用本数及び調達先
  (表)主要メーカーにおける再生PET樹脂の供給能力(B to B)
  (表)B to B リサイクルの主要企業
  2023年のB to B向けrPETの国内生産能力は40万t/年に拡大
  安定供給のためには事業系回収ボトルをいかに使いこなすかがカギ
  事業系回収ボトルの活用促進策としてCRが注目される
  コストダウンと使用済PETボトル回収スキームの構築が課題に
  (表)PETボトル用樹脂価格
  (図・表)使用済みPETボトルの循環型リサイクル ボトルtoボトル(B to B)
  (表)ボトル用PET樹脂需要実績推移
 
東洋製罐株式会社
  複合ボトル、バリアボトルを始め特徴的な高付加価値ボトルの提案を推進
  PFでは全国各地の拠点からの安定的な供給体制に強み
  成形ボトルがインラインブロー化の影響を受ける一方でPFは成長を継続
  コロナ感染状況が一段落した2021年にはボトル、PFトータルで約5%の成長率確保
  独自開発のPO/PET複合ボトルは着色とリサイクル対応の両立でPETボトルの用途拡大に期待
  rPETや植物由来原料の採用も始まる
 
北海製罐株式会社
  「Actis Lite」を活用したB to BのrPETボトルが加温販売向けに好調
  清涼飲料向けに加え食品用でもrPETの採用を開始
  「Actis Lite」を活用した加温販売対応のrPETボトルが好調
  2021年のPETボトル販売量は前年比108.3%のプラス成長に
  2020年のPF販売量はコロナ禍で大きく落ち込むも2021年には14億本まで回復を見込む
  ブランドオーナー経由も含め全体の25%程度が日本キャンパックでの充填
  食品向けに鮮度保持機能を付与した「密封ecoボトル」でもrPETの採用始まる
 
大日本印刷株式会社
  高速・高効率のPETボトル無菌充填システムとPF形状の提案力に強み
  PETボトルの付加価値を高める「COMPLEX BOTTLE」も実績を拡大
  2021年のPF出荷量は感染状況の一段落で前年比プラスを見込む
  PFの軽量化やrPET採用拡大への取組みを継続
  ボトルへの遮光性・バリア性付与とリサイクル性を両立する「COMPLEX BOTTLE」
  採用アイテムの全国展開に伴い2021年に出荷量を大幅に拡大
 
凸版印刷株式会社
  シリカ蒸着ボトル、2020年は食用油向けでの採用拡大で微増
  2021年は横ばいを見込む
 
協栄産業株式会社
  東西の拠点でB to B樹脂「MR-PET®」の供給体制が確立
  2021年の合計生産能力は10万t/年を超える規模に
  新型コロナの感染状況が落ち着き2021年11月期の売上高は前年度比2ケタ成長を見込む
  2021年9月、J&T環境との合弁による西日本初の「MR-PET」生産拠点が始動
  7&iの資本参加表明で原料となる使用済PETボトルの安定調達が実現
  ブランドオーナーの環境対応進展により2021年以降の「MR-PET」販売量急拡大に期待
  B to Bのみならず繊維向け「KR-PET」も好調
 
ウツミリサイクルシステムズ株式会社
  PET樹脂リサイクルのノウハウ蓄積と国内外の安全性基準をクリアする
  高品質の再生品の生産・供給体制に強み
  国内外における環境規制とブランドオーナーのSDGs対応を追い風に事業を拡大
  2021年から2022年にかけて再生PETフレーク15万t
  再生PETペレット6万t超の設備投資を実施予定
  市町村系、事業系を問わず、回収PETボトルを厚労省ガイドラインの基準をクリアする
  安全なペレットに再生、固相重合設備の増設でB to B供給量の拡大を見込む

第4章 紙容器メーカーの展望と戦略

1.液体カートン・パック市場の展望
  国内紙カートン市場における事業提携の動きは一段落
  王子HD製原紙はIOCで採用も輸入原紙の優勢変わらず
  清涼飲料等の口栓付き紙容器は2021年に前年比5%近いプラス成長
  乳等省令改正で1群製品へのキャップ材料の規制撤廃、今後の採用拡大に期待
  (図・表)口栓付き紙カートン市場規模推移
  食品・飲料に止まらず、CVSやホテルなど直接の容器ユーザー以外からの脱プラ要請拡大
  紙容器入りミネラルウォーターがホテル、イベント、オフィスで採用始まる
  (図)紙パック入りミネラルウォーター 主なラインナップ
  トイレタリーや消毒液でもプラ代替の紙容器の需要高まる、耐水性、浸透性、ポンプ付与など
  「紙」素材の限界を超える製品設計が新たな市場開拓につながる
  (表)紙カートンメーカー別口栓付き紙カートン展開状況
  (表)紙カートンメーカー別ビジネス拠点一覧
  脱プラストローは紙ストローとストローレスの両方向からの取組み進展
  日本製紙の学校給食向けストローレス紙容器「School POP®」は採用地域を順調に増やす
  2021年度の牛乳・加工向けは前年の伸びの反動で微減の見込み
  乳等省令改正で2022年以降牛乳パックでの新型容器採用拡大に期待
  (表)中身別紙カートン市場推移
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(原紙ベース)
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(個数ベース)
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(牛乳・加工乳)
  (表)大手乳業メーカーの牛乳類売上高推移と黒字化に向けた施策
  (表)口栓付き紙カートン入り牛乳の概要
  ヴィーガンブームで豆乳、アーモンドミルクなど植物性ミルクが成長
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(その他清涼飲料)
  2021年度のアルコール向けは家飲み需要の拡大が一服し前年並みの見通し
  若年層を中心に500~900mlサイズの焼酎・リキュールが人気に
  (表)紙カートンメーカー出荷量推移(アルコール)
  アルミ箔付きバリアカートンのリサイクルに向けた取組みが始動
  (表)中身別紙カートン市場推移(2018年度)
  (表)中身別紙カートン市場推移(2019年度)
  (表)中身別紙カートン市場推移(2020年度)
  (表)中身別紙カートン市場推移(2021年度見込み)
  (表)口栓付き新型紙容器採用事例(一部)※330ml超
 
日本製紙株式会社
  学乳のストローレス化や消毒液容器の紙化、
  アルミ箔付きカートンリサイクルなど循環型社会構築に向けた取組みを推進
  2021年に入り「Pure-Pak®」に加え「NP-PAK」でも口栓付きのニーズが拡大
  固形物・長繊維・高粘度品がターゲットの「NSATOM®」は
  2022年よりテクニカルセンターでの実機充填テストが可能に
  学校給食用牛乳のストローレス化を実現するSchool POP®の採用が拡大
  乳業メーカーだけでなく自治体・教育委員会からの問い合わせも増加
  江川事業所に水性インキ使用の最新鋭のフレキソ印刷コンバーターを導入
  ユーザーの環境対応ニーズに応える
  主力の牛乳向け紙カートンは2020年、2021年と2年連続で拡大
  消毒液容器の紙化を実現した「SPOPS Hygiene」は2021年8月より採用開始
  アセプ充填・常温流通で使用されるアルミ箔付きカートンのリサイクル拡大に着手
 
北越パッケージ株式会社
  アフターコロナの需要確保を見据え、エコバリアカートン、遮光カートンや
  IPI社の無菌充填システムなど付加価値領域での展開を推進
  2020年、2021年ともに新型コロナの影響を受け売上高、紙カートン出荷量ともに低迷
  独占販売権を持つIPI社の無菌充填システムと新型容器は
  ユーザーサイドの採用メリットを訴求しつつ提案活動を継続して推進
 
石塚王子ペーパーパッケージング
  石塚硝子、王子HD両社によるシナジー活かし紙カートン事業強化を推進
  パルプ、原紙、加工品までの国内一貫体制で紙カートン事業を展開
  王子グループが生産する国産原紙の使用比率は2021年末で約10%に
  2021年の紙容器出荷量は前年比微減を見込む、宅配牛乳容器の紙化進展に期待
 
凸版印刷株式会社
  総合コンバーターとしての技術力を活かした機能性の高い製品に加え
  循環型社会に貢献する持続可能な環境配慮型パッケージの開発を推進
  プラボトル代替として水回りでの使用が可能な耐水性紙容器「キューブパック®」は
  複数のアイテムで採用が始まる
  紙カートンのリサイクル性向上、使い勝手向上を実現する「オルカット®」「トルキャップ®」
  「プルレスキャップ®」はアルコール飲料向けに少しずつ採用が拡大
  2021年度のEP-PAK販売量は食品調味料向けの伸びに支えられ前年比微増
  バリア層に再生材使用の環境配慮型製品の提案を積極的に推進
  「エアホールドパウチ®」は日用品向けが好調
  カートカン®はコロナ禍の中、健康志向で通販・宅配ルートの果汁・野菜飲料が急成長
  企業のSDGs取組み姿勢を示すツールとしても注目される
  ボトルドパウチでは通年で販売が見込める機能性デザートや機能性食品用途に向けて拡販
  環境対応では口栓を含めた減量化、減容化を中心にバイオマス原料の使用も検討
  石灰石ベースの環境素材「LIMEX」はパッケージ分野での製品化に向けた検討を継続
 
大日本印刷株式会社
  環境配慮型の液体紙容器は日本酒での採用を皮切りに
  幅広い中身での採用検討が進む
  新型コロナ流行の中、出荷量は横ばいを維持、アルコール飲料では
  フレーバーの強い乙類焼酎の紙化に向けた開発に継続して取り組む
  バリア層のフィルムとインキをバイオマス化し原紙に森林認証紙を使用した
  環境に配慮した液体紙容器は2021年より実績化、中身や顧客に合わせて切り替えを推進
  SIG充填システムは世界最高水準のスピードとフレキシビリティが高く評価され採用を拡大
  2021年秋からは新形状容器「combismile」の国内販売を開始
 
2.紙カップ(コップ)市場の展望
  「紙化=環境対応」から一歩踏み出し、紙カップの回収・リサイクルシステム構築が始動
  専用回収ボックスの設置など企業の枠を超えた取組みに注目
  2021年度の飲料用は人流復活で持ち直す、マニュアル向けは2桁成長の見込み
  CVSでの飲料・食品用カップの紙化に向けた開発が進展
  (表)用途別紙カップ出荷動向
  (表)紙カップメーカー出荷量推移
  (表)飲料用紙カップ出荷動向
  食品向けは前年の反動を受けた動きに、CVS弁当向けは紙化ニーズを受け2年連続で大幅成長
  (表)ヨーグルト用 紙カップ出荷動向
  (表)スープ・カップ麺用 紙カップ出荷動向
  (表)冷菓用 紙カップ出荷動向
  (表)納豆用 紙カップ出荷動向
  (表)デザート類用 紙カップ出荷動向
  (表)食品用その他用 紙カップ出荷動向
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2018年度)
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2019年度)
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2020年度)
  (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2021年度見込み)
 
東罐興業株式会社
  環境対応、フードロス削減、安全性向上などにつながる
  高付加価値の新製品投入を継続的に推進
  2021年5月に厚木工場で断熱エンボス容器の新ラインを増強
  AIによる不良品発生兆候把握システムは2022年の本稼働を予定
  CVS向けでは紙容器入り弁当メニューの幅を広げる角形断熱エンボス容器が好調
  チルドカップ飲料、コールド飲料の紙化に期待
  ストローレス化対応、薄肉の「Tokan withlid」は大手テーマパークで採用始まる
  外嵌合型紙製蓋「Tokan PA-Lid」はホット飲料、食品など幅広い用途に向け開発を推進
  2021年度の紙コップ出荷量は新型コロナの影響が一段落し回復基調に
  弁当容器のレンジアップ後の熱さを抑え安全性を高めた新たなリッドを開発
  2022年度以降の商品化を目指しユーザーとともに開発を推進
 
株式会社日本デキシー
  スタイリッシュな紙製リッド、低臭紙カップなど独自の差別化品に注力
  「stacking pater lid」「フィールカップ™」は2021年始めより本格的な拡販開始
  他社に無い特徴ある製品の開発・提案力で差別化
  2021年度は主力の飲料向けが2桁マイナスの一方でスープ・カップ麺が好調
  食品向けの構成比が増加傾向に
 
大日本印刷株式会社
  本体・蓋、内面コート層、インキでのバイオマス材料仕様化の提案も可能
  電子レンジ調理対応の紙カップでは高い安全性をアピール
  2021年度の紙カップ出荷量はヨーグルト向けが微減、スープ・カップ麺向けが微増で
  通年ではほぼ前年並みをキープする見通し
  断熱紙カップ「HI-CUP」はバリア性付与や電子レンジ対応など高付加価値品の提案に注力
  電子レンジ対応紙カップは2022年以降の本格販売に期待
 
凸版印刷株式会社
  飲料用、食品用ともに「バリア性」をキーワードに付加価値向上を実現
  飲料用紙カップでは「CNFエコフラットカップ®」でチルドカップ飲料の紙化に期待
  環境対応と長期保存性の両立をアピールし提案を推進
 
3.紙器市場の展望
  20年の紙・板紙製品出荷数量は減少も出荷金額は0.2%と微増推移
  SDGs意識高まるも脱プラには課題
  (図)<図-1>包装資材・容器 出荷金額・数量推移(2011~2020年)
  (表)<表1-1>2016年~2020年包装資材・容器出荷数量原材料別統括表
  (表)<表1-2>2016年~2020年包装資材・容器出荷金額原材料別統括表
  20年紙器用板紙国内出荷は11.2%減 マニラボール・白ボールともに二桁減
  21年度上期は回復基調に戻るも、19年の水準までは回復していない
  (図)国内紙器用板紙出荷量の品種別構成比(月平均・2020年)
  (図)国内紙器用板紙出荷量の需要分野別構成比(月平均・2020年)
  (図)国内紙器用板紙出荷量の需要分野別増減量(2020年と2018年の比較・月平均)
  (表)<表-2>菓子推定生産数量及び金額
 
【需要分野別動向】
  <食品分野>
    (表)<表-3>冷凍食品の国内生産量
    (表)<表-4>即席めんの生産高推移
  <飲料品分野>
    (表)<表5-1>清涼飲料品目別生産量推移
    (表)<表5-2>2020年 清涼飲料生産量・生産者販売金額
  <医薬品分野>
    (表)<表-6>医薬品生産金額推移
  <化粧品分野>
    (表)<表-7>化粧品 生産・出荷・在庫 統計
  <石鹸・洗剤分野>
    (表)<表-8>洗浄剤等の家庭用製品 販売実績前年対比表
【紙器メーカー動向】
  1.日本トーカンパッケージ
  2.古林紙工
    (表)<表9-1>需要業界別投入量調査結果(総括)
      <調査対象期間:2020年1~12月(月平均国内出荷量)>
    (表)<表9-2>紙器用板紙需要業界別投入量及び構成比推移(月平均)
    (表)<表10-1>各需要業界における紙器用板紙の品種別構成比
    (表)<表10-2>各需要業界における紙器用板紙の品種別構成比

第5章 アルミ缶・スチール缶メーカーの展望と戦略

1.アルミ缶・スチール缶市場の展望
  2021年の金属缶市場はアルミ缶が前年比横ばい、スチール缶が同96.6%で
  全体ではほぼ前年並みの見通し
  (図・表)飲料用金属缶市場推移
  (表)飲料缶(アルミ+スチール)メーカー別出荷量推移
  (図)飲料缶メーカー別出荷シェア(2019年)
  (図)飲料缶メーカー別出荷シェア(2020年)
  (図)飲料缶メーカー別出荷シェア(2021年見込み)
2.アルミ缶市場の展望
  2021年のアルミ缶需要はアルコール、非炭酸、炭酸ともにほぼ前年並みを死守
  (図・表)中身別アルミ缶市場推移
  LME相場に左右される事業収益性確保にはボリュームの拡大がカギ
  Apollo傘下に入ったSAC、ユニバーサル製缶のシナジーに注目
  (図)LMEのアルミ価格(MONTH AVERAGE)
  (表)アルミ缶メーカー 中身別出荷量推移
  家飲み需要が堅調なアルコール飲料向けはRTDが牽引、ビールは缶胴内面コーティングと
  フルオープン蓋で缶ビールの新たな飲み方を提案する「生ジョッキ缶」がヒット生み出す
  (表)アルコール飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  (図)アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶
  ノンアルコールのアルコールテイスト飲料やウイスキー等を割って飲むための炭酸水など
  清涼飲料でも家飲み関連需要が好調
  (表)非炭酸飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  (表)炭酸飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  ボトル缶はテイクアウトのクラフトビール、ワイン、日本酒など
  ガラスびん代替の取り込みによるアルミ缶の新たな需要開拓に期待
  (表)ボトル缶市場規模及びメーカー出荷量推移
  プラカップ・紙カップに替わるイベント会場でのドリンク提供用アルミカップが登場
  企業のSDGs対応姿勢を表すツールとしての採用に期待
  (図)「鯱の大祭典」ホームゲーム飲食店提供の飲料に使用されたアルミカップ
  (表)アルミ缶リサイクル推移
3.スチール缶市場の展望
  主力の缶コーヒーは容器の棲み分けが進展、コラボ商品投入効果は限定的
  レトルト対応で超広口のボトル缶で清涼飲料以外の中身開発進む
  (図・表)飲料用スチール缶市場推移
  (表)飲料用スチール缶メーカー出荷量推移
  (図・表)スチール缶再資源化率の推移
 
東洋製罐株式会社
  製品そのものに加え、少量多品種対応、環境対応など
  ユーザーにとって価値あるサービスを提供し差別化を推進
  2021年4月、石岡工場でIoTを活用し省力省人化を目指したアルミ缶ラインが稼働開始
  アルミ缶出荷量は家飲み需要とRTD向けの好調で2020年、2021年見込みとプラス成長
  「aTULC」は生産ラインの省スペース化を訴求しクラフト系ユーザーへの提案を強化
  紙・プラのワンウェイカップに替わるリユース可能なアルミカップを開発
  環境対応に加え「冷たい美味しさ」を訴求しイベント会場などでの採用に期待
  スチール缶はデジタル印刷を利用した小ロット対応を開始
 
大和製罐株式会社
  フルオープンのダブルセーフティー缶蓋、超広口スチールボトル缶など
  既存製品を活用した新たな切り口の需要確保に取り組む
  2021年のアルミ缶出荷量は家飲み需要とビール系・RTD系のノンアル需要を取り込み
  アルコール飲料向けは堅調な成長見込む
  38φ、220mlの広口小容量ボトル缶で女性のコーヒー「ちょい飲み」需要を取り込む
  アルコール飲料向けはワイン、日本酒でじわじわと採用が広がる
  スチール缶は従来の清涼飲料の枠に収まらない新たな中身での採用が進展
  食品分野をターゲットに新たな需要開拓を推進
 
北海製罐株式会社
  スチール缶のラミ化率は99%に達する
  2021年のスチール缶出荷量は前年の大幅縮小の反動で横ばい~微増を見込む
 
ユニバーサル製缶株式会社
  アルミボトルでのクラフトビールテイクアウトやプラ代替のワンウェイカップ等
  新たな用途・市場の開拓につながる提案を推進
  2022年4月以降はApollo傘下のアルミ缶メーカーに
  原材料~製缶~回収・リサイクルまでのサプライチェーン一体での事業展開は継  続
  家飲み需要が好調だった2020年から一転、2021年はアルコール需要が前年割れに
  炭酸飲料が善戦もトータルでは前年比マイナスの見通し
  アルミボトルは開封時の香り立ちが評価され採用を拡大
  コロナ禍で始まったクラフトビールのテイクアウトスタイルは市場に定着
  プラカップを代替するワンウェイ・アルミカップでユーザーのSDGsに貢献
 
昭和アルミニウム缶株式会社
  国内外での生産体制の整理は一段落
  アルコール向けへの特化でアルミ缶事業の高収益化を目指す
  2021年6月よりApolloの100%子会社としてアルミ缶事業を継続
  レーザー製版やIJPなど印刷技術での差別化を推進
  海外はタイ合弁からの資本引き上げでベトナム3工場に集中
  北部、中部、南部と全土をカバーする生産体制を確立し現地でのシェア15%強を確保
  ノンアルタイプを含むビール系飲料・RTD向けは2021年も前年並みの実績を見込む
  大ヒット商品「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」に缶体が採用
 
武内プレス工業株式会社
  主力のボトル缶に加えSOT缶も健闘し
  コロナ禍の中でも2020年、2021年見込みともにプラス成長を維持
  ボトル缶入りレモンチューハイのヒットは一段落し市場に定着
  2021年は夏場の天候に恵まれ炭酸飲料向けSOT缶、果汁飲料向けボトル缶が成長

第6章 ガラスびんメーカーの展望と戦略

ガラスびん市場の展望
  2021年ガラスびん市場は辛うじてプラス、前年反動を期待も完全回復ならず
  業務用酒類向けは需要復活から遠く、続けて耐え忍ぶ一年に
  2020年ガラスびん市場、プラスに転じたのは、調味料、ウイスキー、洋雑酒びんのみ
  “巣ごもり需要”のみが動いた結果へ
  (表)ガラスびん出荷量推移
  2021年は多数のカテゴリーがプラスに転じるも、前年のダメージ回復には至らず
  2021年もレモンサワーブームは勢い衰えず、レモンサワー用リキュールの好調が続く
  2021年は日本山村硝子、石塚硝子は横ばいで推移、東洋ガラスのみが微増
  前年の反動は期待に及ばず、需要回復は2022年に持ち越し
  2021年のビールびんは前年の反動により大きく出荷拡大
  家庭内食品・調味料向けは一段落も、家飲み用のウイスキー・レモンサワー用商品の好調が続く
  (表)ガラスびん出荷量推移(薬品・ドリンク)
  (表)ガラスびん出荷量推移(化粧品)
  (表)ガラスびん出荷量推移(食料・調味料)
  (表)ガラスびん出荷量推移(牛乳びん)
  (表)ガラスびん出荷量推移(清酒)
  (表)ガラスびん出荷量推移(ビール)
  (表)ガラスびん出荷量推移(洋雑酒)
  (表)ガラスびん出荷量推移(飲料・水)
  (図)ガラスびん用途別シェア (2017年~2020年)
 
日本山村硝子株式会社
  2021年は新型コロナの影響から復調の兆しをみせるも、前年並みで着地
  ビールびん、飲料ドリンク向け出荷量が堅調に回復。
  2021年のビールびん向け出荷は前年の反動により大きく回復
  巣ごもり需要向け食品・調味料向けは一段落も、家飲み用のウイスキー・洋雑酒向けは維持
 
東洋ガラス株式会社
  ウイスキー・レモンサワー関連が好調、2021年はプラス成長へ
  印刷デザインびん「衣玻璃(きぬはり)」の提案活動にも引き続き注力
  家飲み用のウイスキー・レモンサワー用リキュールびんが堅調に推移
  2021年はノンアルコール・低アルコール向けのビール小びん出荷量が大きく増加
 
石塚硝子株式会社
  前年の反動を期待した2021年
  強みをみせる業務用酒類向け出荷は戻りつつも、完全なる需要回復は22年以降へ
  2021年は業務用酒類の回復に至らず耐え忍ぶ一年
  低価格帯ウイスキーは堅調に維持も、主力であるエイジングウイスキーの原酒不足が響く

第7章 CVSカウンターコーヒー用カップ市場の展望と戦略

CVSカウンターコーヒー用カップ市場の展望
  2021年度は自粛疲れや新型コロナ流行の一服感による人流復活で
  CVSカウンターコーヒー用カップは前年比110%に迫る伸びが期待される
  (図・表)CVS別カウンターコーヒー用カップ使用量推移(2018~2021年度見込み)
  (表)CVS各社地域別店舗数一覧
  ローソンのコールド飲料カップの紙化は2021年に完了
  プラカップへの使用済ボトル由来のrPET採用拡大には高いハードル有り
  (表)大手CVS3社の環境宣言
  (表)CVS各社が使用するカップ材料(2021年)
  2021年のコールド飲料カップ市場はローソンの紙化完了で
  日本デキシー、東罐興業の紙カップ勢が20%近いシェアを確保
  (図・表)CVSカウンターコーヒー用カップ市場推移
  (図・表)CVSカウンターコーヒー ホット飲料用カップメーカー出荷量推移
  (図・表)CVSカウンターコーヒー コールド飲料用カップメーカー出荷量推移

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