2022 業務用掃除ロボットの可能性と将来性

業務用掃除ロボットは、その作業目的(内容)により床掃き、床洗浄、窓拭き、PVパネル掃除、水底掃除等に分類できる。それぞれこれまで製品化はされてきたものの、なかなか普及は進んでいない。しかし、清掃業界を取り巻く環境は、人手不足の状況は変わらず、加えて新型コロナウイルス蔓延もあり、作業の省力化と効率化のニーズは高い。掃除ロボットは、作業目的によって製品数や参入社数が大きく変化。作業目的ごとに、参入企業、市場規模、メーカシェア、製品価格と機能、課題点等をまとめる。主要参入企業の取り組み実態を把握し、その狙いや展望を明らかにする。With Coronaが叫ばれる中、業務用掃除ロボットは掃除手段として定着し普及していくのか、サービスロボットの一形態として市場拡大が見込めるのかを考察する。

発刊日
2022/03/25
体裁
A4 / 132頁
資料コード
C63125800
PDFサイズ
1.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:業務用掃除目的のサービスロボットを対象に参入企業の取り組み実態や開発動向、事業化プラン、需要展望を把握すると共に、それらをベースに業務用掃除ロボットの可能性を追求し、課題と将来性を考察する
調査対象先:国内の業務用掃除ロボットメーカや販売企業、研究開発に取り組む企業、関連団体、関係省庁等
調査方法:弊社研究員が直接面接取材や Web 会議による情報収集を中心に、公表されている資料やデータ、文献、研究成果、新聞記事等を入手し参考にしている
調査期間:2021年12月~2022年3月

調査結果サマリー
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業務用掃除ロボット市場に関する調査を実施(2021年)
拡大基調に転じる業務用掃除ロボット市場
~投入された新製品により、作業の効率化や人件費の削減、作業環境への適応性が向上し、床掃きロボットの需要が拡大する可能性~

資料ポイント
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前回版との違い
事業撤退と新規参入・新製品投入が同時進行する業務用掃除ロボット。市場変動が認められる作業目的に絞り込み情報収集を行い、取材先も見直してその可能性と将来性を考察する。

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 業務用掃除ロボット市場の現状

1.床掃き・床洗浄ロボットで数が多く、増加傾向にある参入企業
2.近年は床掃除ロボットにおいて企業展開が活発化し、新製品も多く話題が集中
3.総市場規模推移
  (1)床掃きロボットの構成比が高く、その牽引で拡大傾向にある数量ベースの市場規模
  (2)金額ベースの市場規模でも床掃きロボットが急拡大し、全体を牽引する
4.業務用掃除ロボット全体のメーカシェア推移
  (1)マキタとソフトバンクロボティクスが高いシェアの数量ベース。しかし、まだ流動的
  (2)ソフトバンクロボティクスが他を圧倒するシェアを確保する金額ベース

第2章 用途・目的別業務用掃除ロボット市場の動向

1.床掃き(集塵)ロボット
  (1)国内メーカが中心で、2018年以降の新規参入が多い参入企業
  (2)2020年以降から話題が多い。床掃きロボットをめぐる直近の動向
  (3)数量、金額ともに拡大続ける市場規模。特に金額ベースで高い伸び
  (4)数量でも金額でもソフトバンクロボティクスがリードするメーカシェア
  (5)大きさ・重量からみれば、ソフトバンクロボティクス製品の汎用性が高い
  (6)現場での使いやすさや人の手間を省くように進化している走路設定と障害物回避
  (7)3つに大別できる清掃能力。稼働時間は2~3時間が中心であるが、自動充電も提案
  (8)製品価格も3つの価格帯に大別。低価格化することでプロ用以外の需要も狙う
  (9)使用環境もターゲットとなるユーザも大差ない。ユーザ事情に応じた提案へと進化
2.床洗浄ロボット
  (1)海外製品の比率が高く、2018年から増加する参入企業
  (2)海外製品が中心となる直近の動向。中国製品に関わる話題が多い
  (3)使用機会拡大や省力化の提案で、2021年度に大きな拡大が見込める市場規模
  (4)数量、金額ともに、アマノ、ソフトバンクR、日本信号が上位を占めるメーカシェア
  (5)総じて大きく重いが、小型軽量化も進む。どこまで需要開拓できるかに注目
  (6)ティーチング方式が主流の走路設定。障害物回避機能は標準。使いこなせるかがカギ
  (7)大型ほど清掃能力は高い傾向にあるが、製品差はある。判断材料は多様化
  (8)大きさや性能に関わらず、400万円が一つの基準となる製品価格
  (9)製品によって変わらない想定用途とユーザ層。新たな提案がカギを握るか
3.その他のロボット
  (1)新規参入はない一方、事業撤退する企業が散見される。減少している参入企業
  (2)数量・金額ともに水底掃除ロボットしか実績がない市場規模

第3章 注目参入企業の取り組み実態

1.アマノ(株)
2.(株)オカムラ
3.(株)くうかん
4.シーバイエス(株)
5.日本信号(株)
6.パナソニック(株) くらしアプライアンス社
7.その他の企業

第4章 業務用掃除ロボットの可能性と将来性

1.既存ユーザは限られる需要構造。
  新規需要開拓の方向性が見えてきた床掃除ロボット
2.床掃除ロボットでは、功罪両方ある新型コロナ禍の影響。
  その他は影響が微小
3.新たな提案が増え選択肢も増える床掃除ロボット。
  価格動向は中国製品の評価がカギ
4.導入メリットを明確化し、
  使いこなすノウハウの構築が普及のための課題
5.市場規模予測(~2024年度)
  (1)床掃きロボットが牽引して拡大する数量ベース。
    2022年度は踊り場の年となるか
  (2)2024年度には100億円も視野に入る金額ベースの市場規模

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