2024年版 カーボンニュートラル環境価値(炭素削減価値)市場の現状と将来展望
発刊日
2024/09/下旬
体裁
A4 / 約150頁
資料コード
C66107300
PDFサイズ
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
資料ポイント
- 本調査資料では、地球温暖化対策として温室効果ガス(GHG)の排出削減が要求される中で、国内におけるCO2(炭素)の排出削減(=カーボンニュートラル、脱炭素化)手法について取扱う。
- CO2排出削減のためには、経済的政策手法として市場メカニズムを活用するカーボン・プライシング(炭素価格付け)が有効であり、CO2排出者の行動を変容させる環境価値のスキームが導入されている。
- 本調査資料では、カーボン・プライシングの中でも、CO2排出者のカーボン・オフセット(相殺)のために創出された環境価値を売買する「クレジット・証書取引制度」と、キャップ&トレード方式で排出量/排出枠をクレジット化し売買する「排出量/排出枠取引制度」に注目する。
- 本調査・分析では、事業活動等におけるCO2(炭素)の排出削減・除去・吸収量を環境価値と定義し、環境価値を相対またはオークション、市場等で取引きするプラットフォームを環境価値市場と定義して、現状を把握するとともに、環境価値市場の推移予測(~2050年:CO2ベース/金額ベース)と将来展望を行う。
- 国の政策の方向性としては、これらのクレジット・証書(環境価値)および排出量取引をインセンティブとして、省エネ・低炭素投資等が促進されるとともに、国内の資金循環を生み出すことで、経済と環境の好循環を促進する。そのためには、環境価値が可視化されていなければならない。
リサーチ内容
2024年8月23日更新
※掲載予定内容、発刊予定日等に一部変更が生じる場合がございます。
■掲載予定内容
第1章 環境価値取扱いの現状
1.環境価値の定義と意味
1.環境価値等の定義
(1)カーボン・プライシングおよび環境価値
(2)カーボン・クレジットおよび再エネ等証書の概要
①カーボン・クレジットと再エネ等証書の差異
②カーボン・クレジットの概要
③再エネ等証書の概要
2.環境価値の意味
3.環境価値の用途
(1)各種発信・報告でのカーボン・オフセット
①温対法SHK制度
②省エネ法
③GHGプロトコル
④RE100
⑤CDP
⑥SBT
⑦TCFD
(2)製品・サービスでのカーボン・オフセット
①環境価値を有する製品・サービスの普及
②カーボン・フットプリント(CFP)
4.環境価値の由来・課題
(1)環境価値由来の分類
(2)CCUS等の位置付け
2.主な環境価値の種類と特徴
1.カーボン・クレジット
(1)J-クレジット
(2)二国間クレジット(JCM)
(3)ボランタリ・クレジット
①SAF証書/CO2削減証書
②Jブルークレジット
③クリーンガス証書
④NCCC
2.再エネ等証書
(1)グリーンエネルギー証書
①グリーン電力証書
②グリーン熱証書
(2)非化石証書
①高度化法義務達成市場(非FIT非化石証書)
②再エネ価値取引市場(FIT非化石証書)
③トラッキング
④現在の動向
3.J-クレジットと再エネ等証書の比較
4.排出枠・排出量取引(ETS)
5.その他の明示的カーボン・プライシング
(1)地球温暖化対策税・炭素税
(2)石油石炭税
(3)炭素賦課金(化石燃料賦課金)
(4)特定事業者負担金
(5)再エネ賦課金(FIT/FIP)
(6)炭素国境調整措置
6.暗示的カーボン・プライシング
(1)温対法・省エネ法
①温対法
②省エネ法
(2)エネルギー供給構造高度化法
(3)その他の規制
(4)補助金等
第2章 環境価値の調達・取引方法
1.需要家における脱炭素電力の調達
1.調達方法の種類
(1)現状の調達方法
(2)新しい調達方法
①24/7カーボンフリー電力
②米国におけるコミュニティソーラー事業
2.小売電気事業者からの電力購入(グリーン電力メニュー)
3.PPAスキームによる電力購入
(1)オンサイトPPA
(2)オフサイトPPA
(3)PPAスキームと自己託送
(4)PPAスキームの課題
4.再エネ等証書、カーボン・クレジットの購入
2.クレジット・証書取引市場
1.国内のクレジット・証書取引市場
2.東証カーボン・クレジット市場(→ GX-ETS)
3.GXリーグ(→ GX-ETS)
4.非化石価値取引市場
5.その他のカーボン・クレジット市場
(1)日本気候取引所
(2)Carbon EX
(3)日本カーボンクレジット取引所
第3章 環境価値市場の推移予測と将来展望
1.成長志向型カーボン・プライシング構想
1.GX政策の推進
2.成長志向型カーボン・プライシング構想の概要
3.GX-ETS
4.GX先行投資のインセンティブ
5.新たな金融手法の活用
2.第7次エネルギー基本計画とGX2040ビジョン
3.カーボンニュートラルでのクレジット・証書の位置付け
4.今後のクレジット・証書の課題と方向性
5.環境価値市場の動向
1.カーボン・クレジット
(1)東証カーボン・クレジット市場
(2)J-クレジット
(3)二国間クレジット(JCM)
(4)ボランタリ・クレジット
①ワールドワイド
②SAF証書/CO2削減証書
③Jブルークレジット
④クリーンガス証書
2.再エネ等証書
(1)グリーンエネルギー証書
①グリーン電力証書
②グリーン熱証書
(2)非化石証書
①再エネ価値取引市場(FIT)
②高度化法義務達成市場(非FIT)
(3)PPAによる環境価値供給
(4)グリーン電力メニュー
6.カーボン・プライシングの動向
7.環境価値市場の推移予測と将来展望
(クレジット・証書種類別、CO2ベース/金額ベース:
2023年度・2024年度 → 2030年度、2050年度)
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