2026年版 ゴルフ産業白書
国内ゴルフ用品市場は、大きな転換点を迎えている。
コロナ禍を契機として活況を呈したゴルフ市場は、その後の反動減を経て新たな局面へ移行しつつある。ゴルフ用品の価格上昇が続く一方、カテゴリーによっては販売数量の減少が進み、「金額ベースの市場規模」と「実際の商品需要」が必ずしも同じ方向を向かない状況も顕在化している。
さらに、ゴルファーの高齢化、新規・若年層の定着、商品価格の上昇、中古クラブ市場の拡大、フィッティングをはじめとした高付加価値型販売への移行など、ゴルフ用品市場を取り巻く構造そのものも変化している。
「2026年版 ゴルフ産業白書」では、メーカー売上高、小売市場、販売数量、平均単価、企業・ブランド動向などの定量情報に加え、それらの数字の背景で何が起きているのかを定性的に分析した。
市場規模が維持されていれば、ゴルフ産業は安泰なのか。
商品単価の上昇によって市場金額が拡大する一方、販売数量が減少しているとすれば、その先にはどのような市場が待っているのか。
新品クラブと中古クラブは競合する市場なのか、それとも相互に需要を生み出す循環市場として捉えるべきなのか。
本資料は、こうした問いに一つの「正解」を提示するものではない。市場の現在地を可能な限り定量的に可視化するとともに、今後のゴルフ産業を考える上での論点や問題提起を提示することで、各社が自社の事業戦略や次の一手を検討するための材料を提供することを目的としている。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:メーカー、商社、卸、小売店について合計 200 社程度、ゴルフ用品群別に代表的な企業を抽出し、調査分析した。
調査実施期間:2026 月 5 月 10 日 ~ 2026 年 8 月 24 日
調査方法:
・ゴルフ用品の売上高・出荷量調査
・ゴルフ用品の市場動向に対する面接取材及びオンライン取材
調査事項:
①主要メーカー別売上高推移
②品目別市場規模(メーカー売上高ベース)
③国内小売市場規模
④輸出入の状況
⑤商品動向
⑥ゴルフ関連企業の事業性分析
⑦その他(参加人口、施設数 等)
企画・制作:株式会社矢野経済研究所 コンシューマー・マーケティングユニット
スポーツ&レジャーグループ ゴルフ産業白書プロジェクト
- 2025年実績、2026年予測に加え、2033年までのゴルフ用品市場長期予測を新たに掲載
国内ゴルフ用品市場について、2025年の確定値および2026年予測値をカテゴリー別に推計。さらに本年版では初めて、2033年までの長期市場予測を掲載した。単年度の前年比だけでは捉えにくい市場の構造変化を、中長期的な視点から考察する。 - 「金額」と「数量」の両面からゴルフ用品市場の実態を分析
商品価格の上昇が続く中、金額ベースでは市場規模が維持・拡大していても、販売数量では異なる動きを示すカテゴリーが存在する。本年版では市場金額だけではなく数量、平均単価、小売実売動向など複数の指標を組み合わせ、ゴルファーの実需がどのように変化しているのかを分析した。 - 用品カテゴリー別に市場・企業・ブランド・商品動向を分析
ウッド、ハイブリッド、アイアン、パター、ボール、シューズ、バッグ、グローブ、ウエア、シャフト・グリップ等について、市場規模、主要企業・ブランド動向、商品トレンド、小売実売データ等から2025年市場を検証し、2026年の市場を予測する。 - 「中古クラブ市場可視化3か年計画」を開始
中古クラブ市場では、従来の中古クラブ専門店を中心としたBtoC市場に加え、総合リユース企業やCtoCサービスなど新たな流通チャネルの存在感が高まっている。本年版から3か年をかけ、既存統計だけでは捉え切れていない中古クラブ流通の実態把握に取り組む。 - データの提示だけでなく、ゴルフ産業の持続的発展に向けた問題提起を強化
数量減少と単価上昇、新品と中古の関係、フィッティングをはじめとした高付加価値型販売、ゴルファーの購買行動変化など、個々の市場データから浮かび上がる課題を整理。今後の市場・事業戦略を考えるための論点を掲載している。
・ゴルフ用品メーカー、ブランドにおいて、国内市場の規模や自社の市場ポジションを把握したい方
・商品企画、マーケティング、営業戦略策定にあたり、カテゴリー別の市場動向や競合企業・ブランドの動きを把握したい方
・ゴルフ用品小売、EC、流通関連企業において、商品カテゴリーごとの需要変化や今後の売場戦略を検討したい方
・中古クラブ、リユース、CtoC関連事業において、新品市場を含めたゴルフクラブ流通全体の構造を把握したい方
・ゴルフ市場への新規参入、投資、事業提携等を検討する上で、市場規模、主要プレイヤー、成長性などの基礎情報を必要としている方
・単年度の市場規模だけではなく、中長期的な視点からゴルフ用品市場の変化と事業機会を検討したい方
Q:市場規模だけでなく、企業別・ブランド別の動向も把握できますか?
A:市場全体およびカテゴリー別の市場規模に加え、主要メーカー・ブランドの売上高推移や市場占有率、主要商品の動向などを掲載している。市場全体の変化だけでなく、「どの企業・ブランドがどのカテゴリーで存在感を高めているのか」を把握し、自社のポジションや競争環境を検討する際の基礎情報として活用できる。
Q:2026年版では、今後のゴルフ用品市場をどこまで予測していますか?
A:各用品カテゴリーについて2026年の市場規模を予測しているほか、国内ゴルフ用品市場全体については本年版から新たに2033年までの長期予測を掲載している。人口動態やゴルファー数の変化、単価上昇、数量動向などを踏まえ、短期的な市場変動だけでなく中長期的な事業環境を検討する材料を提供している。
Q:中古クラブ市場についてはどのような分析を行っていますか?
A:中古ゴルフクラブ市場規模、主要企業動向、今後の市場予測などを分析している。また2026年版から「中古クラブ市場可視化3か年計画」を開始した。中古クラブ専門店など従来から把握してきたBtoC市場に加え、総合リユースやCtoCなど既存の市場統計では十分に捕捉できていない流通についても調査対象を広げ、「中古クラブ市場の実態」に迫ることを目指している。
Q:「ゴルフ用品市場規模」の算出根拠を教えてください
A:本資料では「メーカー売上高ベース市場規模」及び「小売市場規模」の2種類の市場規模を推計算出している。メーカー売上高ベース市場規模(メーカー卸売ベース市場規模)は主要ゴルフ用品メーカーに対して実施した売上高調査の各社回答を集計、その積算値及び当社研究員によるメーカー、小売企業への面接取材情報を参考に市場規模を算出している。なお「メーカー売上高」とはメーカー各社の卸売数量及び金額(取引先である小売企業及び問屋への出荷量)とメーカー直販(アウトレットを含めたメーカー直営店、各社ECサイト)の合算。小売市場規模はメーカー売上高ベース市場規模に当社推計の小売マージンを乗じて算出した推計値。
第Ⅰ章 ゴルフ用品市場概況
「国内ゴルフ用品市場は今、どのような局面にあるのか」
スポーツ用品市場全体との比較、ゴルフ用品市場規模、カテゴリー別市場、2026年予測および2033年までの長期予測などから、国内ゴルフ用品市場の現在地と中長期的な方向性を把握できる。経営計画や事業計画策定時の市場前提を検討するための基礎資料として活用できる。
第Ⅱ章 用品別市場動向
「自社が関わるカテゴリーで、何が売れ、何が変化しているのか」
ウッド、ハイブリッド、アイアン、パター、ボール、シューズ、バッグ、グローブ、ウエア、パーツ等について、市場規模、企業・ブランド動向、商品動向、小売実売データなどを分析。商品企画、価格政策、マーケティング、営業・販売戦略を検討するための市場情報を提供する。
第Ⅲ章 ゴルフ用品関連企業の事業内容
「主要プレイヤーは、どの市場・ブランド・商品領域で事業を展開しているのか」
主要メーカー・小売企業について、企業概要、ゴルフ関連売上高、主要ブランド・商品、事業展開等を整理。競合企業の動向把握、自社ポジションの確認、新規参入・提携先検討などに活用できる。
第Ⅳ章 ゴルフ用品関連企業の事業性分析
「ゴルフ関連企業の経営状況を、業種・企業間でどのように比較できるか」
公開財務情報をもとに業種別・企業別の事業性を比較・分析。売上高だけでは把握しにくい収益性、安全性、生産性等を確認することで、競合分析や取引先評価、事業環境把握の材料として活用できる。
第Ⅴ章 中古クラブビジネスの現状と今後
「拡大する中古クラブ市場を、新品市場との関係を含めてどう捉えるべきか」
中古クラブ市場規模、主要企業動向、市場予測に加え、既存統計では捕捉し切れていない総合リユースやCtoC市場の存在について問題提起する。新品・中古を別々の市場としてではなく、クラブが市場内を循環する構造として捉え、今後の事業機会を検討する材料を提供する。
第Ⅵ章 ゴルフ小売市場動向分析
「ゴルフ用品は、どのチャネルで、どのように売れているのか」
専門店、量販店、EC等の流通構造やチャネル別小売市場規模を分析。メーカー売上高だけでは見えにくい最終需要の動向を把握し、流通政策、販売チャネル戦略、営業資源配分等を検討する際の基礎情報として活用できる。
第Ⅶ章 ゴルフ用品関連データ
「用品市場を取り巻く需要環境は、今後どのように変化するのか」
ゴルフ人口の2035年将来予測、ゴルフ場数・利用者数、ゴルフ場・練習場経営関連データなどを収録。用品市場だけを見るのではなく、その需要を生み出すゴルファーとプレー環境の変化を踏まえ、中長期的な市場環境を検討するための材料を提供する
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