週間ランキング

今週は何といっても錦織圭選手の全米オープン準優勝の話題がダントツのクチコミ数でした。
勝ち進むことにより、錦織選手個人にもスポットが当たり、その結果に日本中が注目したと言っても過言ではないでしょう。活躍により、その関連する企業やスポンサーにも関心が高まりました。
他の話題では、少し前に店員の土下座写真をSNSへUPした話題と同じような、今度はコンビニの店員に土下座を強要し動画をUPするというインターネット社会ならではの話題が注目を集めました。
今週は「錦織圭」というキーワードに注目し、その動向に注目しました。
今週のニュースで注目を集めたキーワードの考察は、キーワードジャーナルからご確認いただけます。

未来を見通すための戦略思考　～矢野経済研究所代表による今週のコメント

■‘エレキ’は可能性に溢れている

米国の電力情報サービス会社 ジュンスケープ社のマシュー・バークレーCEOが来日、 2016年の電力の小売自由化に向けて、日本市場への参入を表明した。日本国内の発電量や流通量、利用状況をリアルタイムで分析し、提供するという。

欧州家電の大手エレクトロラックス社(スエーデン)は米GEの家電部門を 33億ドルで買収すると発表した。 GEの家電事業は売上の 9割が北米、昨年度の売上高は57億ドル、エ社の北米での売上は 45億ドル、エ社はこの買収により北米での売上を一挙に倍以上に拡大する。

東風日産は‘リーフ’をべースにしたEVの中国専用ブランド‘ヴェヌーシア’を発売すると発表、2018年に5万台、中国EV市場のシェア2割を目指す。

‘電気’は魅力に満ちた成長市場だ。ソニーはなぜクルマをやらない!?

■地政学的リスクの拡散

欧州安保機構はウクライナ東部2州に強い自治権を認めるウクライナ和平に関する覚書を公表した。
グローバリゼーションの進展と綻び始めた “戦後体制 ”は大国の傲慢さに再び隙を与えるとともに、スコットランド、カタルーニャ、ベニスなど旧西側主要国にあっても “より小さな単位 ”への回帰とその独立への指向を強烈に目覚めさせる。終わらないアラブの春とともにこうした流れは21世紀半ばにかけての大きな潮流となるだろう。

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