キャラクタービジネスに関する調査を実施(2026年)
2026年度のキャラクタービジネス市場規模は前年度比103.0%の2 兆9,635 億円と予測
~キャラクター商品の購入機会や購入頻度の増加に期待~
1.市場概況
2025年度のキャラクタービジネス市場規模(商品化権・版権)は、前年度比103.2%の2 兆8,767 億円と推計した。
市場拡大の背景には、一部キャラクターの誕生周年を契機とした露出増加がある。周年施策を通じて既存ファンとの接点が強化されたことに加え、SNSでの情報拡散により話題化が進み、新規層への認知拡大にもつながった。また、1990年代後半から2000年代初頭に小学生時代を過ごした人々の間で親しまれたカルチャーやアイテムが再び注目されるといったブームも追い風となった。これにより、同時期に登場したキャラクターの存在感が改めて高まり、関連商品の需要拡大につながったと考える。
2.注目トピック
商品中心から総合的なブランド戦略へと変化
キャラクター展開は、従来のグッズ販売や商品化を中心とした展開から、リアルイベント、コラボレーション、デジタル施策、観光・地域連携などを組み合わせた多面的な展開へと広がっている。
また、周年記念、映画公開、アニメ放送、ゲーム発売などに合わせて、関連商品、ポップアップストア、展覧会、コラボカフェなどを集中的に展開するケースが多くみられる。これにより、話題化を促進し、ファンの継続的な消費や参加につなげていると考える。
3.将来展望
近年、アニメ、漫画、ゲームのほかにも、イベント、キャラクターショップ、体験型施設など、キャラクターに関連するコンテンツや接点は多様化している。これにより、キャラクターが日常生活に浸透している若い世代が増えていると言われており、潜在層を含めた一般消費者は今後も拡大していくとみられる。特に、キャラクターショップの出店が相次いでいることから、キャラクター商品の購入機会や購入頻度の増加が期待される。
こうした要因を背景に、市場は引き続き拡大するとみられることから、2026年度のキャラクタービジネス市場規模(商品化権・版権)は前年度比103.0%の2 兆9,635 億円と予測する。
出典資料について
2026年版 キャラクタービジネス年鑑 ~市場分析編~
価格(税込): 198,000円 (本体価格 180,000円)
調査要綱
2.調査対象: キャラクタービジネス関連企業(メーカー・卸(IPホルダー・ライセンサー・エージェント、ライセンシー)及び小売・流通業等)
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話・e-mailによるヒア リング、アンケート調査、ならびに文献調査併用
<キャラクタービジネスとは>
本調査におけるキャラクタービジネスとは、ライセンス契約によりキャラクターを商品や広告・販促等に使用するほか、映画やテレビ、漫画などのメディアへ展開するビジネスを指し、商品化権と版権で構成される。
なお、本調査におけるキャラクターとは、アニメーション・漫画・ゲーム・イラスト等であり、芸能人(実写)などを除く。
<市場に含まれる商品・サービス>
キャラクター商品、キャラクター版権
お問い合わせ先
本資料における著作権やその他本資料にかかる一切の権利は、株式会社矢野経済研究所に帰属します。
報道目的以外での引用・転載については上記広報チームまでお問い合わせください。
利用目的によっては事前に文章内容を確認させていただく場合がございます。
