2015年版 次世代電池市場の現状と将来展望

リチウムイオン電池が自動車用や定置用などにその適用範囲を広げるにつれ各種課題も浮き上がっている。次世代電池は容量や出力などの電気特性や安全性、寿命などの面でリチウムイオン電池を上回るとされ、その動向が注目されている。次世代電池にはさまざまな種類があるが、このうち8種を取り上げ研究開発~市場化動向をまとめたレポートとして発刊した。

発刊日
2015/06/17
体裁
A4 / 265頁
資料コード
C57113700
PDFサイズ
16.2MB
カテゴリ

購入商品を選択し「購入申込」ボタンをクリックしてください。

162,000
150,000
12,000
162,000
150,000
12,000
194,400
180,000
14,400
324,000
300,000
24,000
356,400
330,000
26,400

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。申込書はこちら
(準備中)の「詳細目次」「サンプル」は、資料発刊後のご提供になります。
注1)
利用範囲:以下に限定させて頂きます。詳細はこちら
①書籍とPDFレギュラーは購入法人(代理購入の場合は利用法人)の一事業所内
②PDFコーポレートは国内の複数事業所を含む購入法人(代理購入の場合は利用法人)内
※事業所とは、経済活動が単一の経営主体のもとにおいて一区画を占めて行われる場所を指します。
注2)
PDF提供方法:マイページより、ダウンロードにて入手頂きます。詳細はこちら
注3)
提供PDFの基本仕様:「Adobe Reader 7.0以上」、「印刷・検索可」、「編集・加工及びテキスト・図(グラフ)の抽出等不可」、「しおり機能無し」。詳細はこちら
  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら

調査資料詳細データ

調査概要
Close

調査目的:次世代電池(含む主要部材)の事業化に向けた取り組みを進めている企業や研究機関の現在動向と今後の事業施策を調査し、システム化メーカーやアプリケーション側への周辺調査を加えることで、次世代電池市場の現状と今後の動向を詳細に把握することを目的とする。
調査方法:直接面談取材による。※弊社月刊誌『Yano E plus』から抜粋し編集(2014年7月号~2015年6月号)
調査期間:2014年6月~2015年5月

資料ポイント
Close

次世代電池を下記8つに区分し、それぞれの特徴や研究開発~実用化までの動向と、関連プレーヤーの取り組みを網羅した。

  • 全固体薄膜電池
  • 全固体リチウムイオン電池
  • 有機二次電池
  • 多価イオン電池
  • 金属-空気電池
  • レドックスフロー電池
  • ナトリウム-硫黄電池、ナトリウムイオン電池
  • リチウム-硫黄電池、新原理電池

 ※本調査レポートは、定期刊行物『Yano E plus』(2014年7月号~2015年6月号)から抜粋し編集

資料概要
Close

第1章 全固体薄型電池
第2章 全固体リチウムイオン電池
第3章 有機二次電池
第4章 多価イオン電池
第5章 金属-空気電池
第6章 レドックスフロー電池
第7章 ナトリウム-硫黄電池/ナトリウムイオン電池
第8章 リチウム-硫黄電池、新原理電池

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

1.市場動向
2.次世代電池プレーヤーの取り組み
3.展望と課題

第1章 全固体薄型電池

新タイプの薄型電池の開発も進み、2016年頃から本格市場化へ
1.はじめに
  1-1.全固体薄膜リチウムイオン電池の特長
    (1)基本構造と固体電解質
    【図.全固体薄膜リチウムイオン電池の構造(概念図)】
    (2)電池特性と利用分野
    【表.薄膜LiBと競合デバイスとの特性比較】
  1-2.その他の全固体薄型電池の動向
    (1)全固体薄膜シリコン二次電池
    (2)全固体チップ型セラミックス二次電池
    (3)量子技術によるシート状二次電池
    (4)革新的な薄型リチウム電池
  1-3.全固体薄型電池の市場概況と今後の見通し
    (1)薄膜LiBは市場状況が激変
    【図.Cymbet/EnerChip内蔵RTCデバイス】
    (2)薄型電池のアプリケーション動向
    【図.全固体薄型電池のWW市場規模推移・予測(金額:2012-2018年予測)】
    【図.全固体薄型電池市場のWW市場タイプ別内訳(数量:2013年)】
    【図.全固体薄型電池市場のWW市場タイプ別内訳(金額:2013年)】

Cymbet Corporation
  日本市場を重視、国内代理店・ラインアップの拡充し需要開拓を加速
  【表.Cymbet社の主要製品とその特長】

FDK株式会社
  OTP表示機能付きクレジットカード用で強さを発揮、その他需要の開拓にも注力
  【表.FDK/薄形リチウム電池の主要スペック】

ファイラックインターナショナル株式会社
  高いポテンシャルを持つ全固体薄膜シリコン二次電池、
  印刷技術やバインダーの改良を進め実用化へ
  【表.全固体薄膜シリコン二次電池の実験データ】

東京エレクトロンデバイス株式会社
  「THINERGY」関連の営業活動は終了も、高性能マイクロ電池の潜在需要増大
  を見通し、新たな商材を検討中

日本ガイシ株式会社
  超薄型でありながら高エネルギー密度化が可能な全固体チップ型セラミックス
  二次電池、将来的には小型液系LiB領域へ
  【表.結晶配向型全固体チップ型セラミックス二次電池のコンセプト】

伯東株式会社
  「EnerChipTM」シリーズの販売には
  医療、センサー、産業機器制御、通信機器、家電関連などの販売チャネルを活用

丸紅情報システムズ株式会社
  「EnerChipTM」関連評価キットを中心に実績を上げ、今後は量産案件の
  育成・開拓を目指す

株式会社アルバック
  全固体薄膜リチウム二次電池を一貫生産できる世界初の量産ラインを開発
  引き続き次世代量産ラインの開発に向かう

国立大学法人岩手大学
  全固体薄膜二次電池関連の研究開発で高い知名度、近年は世界初のインクジェット
  技術の製造応用で注目を浴び、今後の実用展開が期待される

株式会社協同インターナショナル
  技術的難易度の高い全固体薄膜二次電池の成膜加工を受託
  固体電解質と正極材及び負極材の相性チェックを中心に高い顧客評価

第2章 全固体リチウムイオン電池

一部のタイプは2015~2016年頃から市場展開を始める見通し
1.はじめに
  1-1.薄膜型とバルク型
    【表.液系LiBの電解液の主な課題と対策】
    【図.全固体電池の「薄膜型」と「バルク型」の構造】
  1-2.固体電解質の種類別の特長
    (1)硫化物系
    (2)酸化物系
    【図.LLZ((酸化リチウム・ランタン・ジルコニウム)の結晶構造)
    (3)高分子系
  1-3.全固体LiBの実用化の見通し
  1-4.初期市場の展開予測
    【図.住宅用定置型LiBのWW市場規模予測(数量・金額:2012-2020年予測)
    【図.住宅用燃料電池システムのWW市場規模予測(数量・金額:2012-2020年予測)
    【図.小型民生機器用LiBのWW市場規模予測(数量・金額:2012-2020年予測)】
    【図.全固体LiBのWW市場規模予測(金額:2012-2020年予測)
    【図.全固体LiBのWW市場用途構成比(金額:2020年予測)

一般財団法人ファインセラミックスセンター
  豊富な全固体LiB関連の研究開発実績を有し、
  LLZ固体電解質の実用化に向け新低温焼結技術の開発にも取り組む
  【図.LTTの従来の合成プロセス(低温ルートと高温ルート)】

公立大学法人大阪府立大学大学院工学研究科
  ガラス及びガラスセラミックス系硫化物固体電解質では世界トップクラスの実績
  硫化物系だけでなく新規酸化物固体電解質の開発にも成功

一般財団法人電力中央研究所
  4V級全固体ポリマー電池の実現に目途
  量産品プロトタイプの作製から商用化に向かう
  【図.リチウム電池用高分子固体電解質(ダイソー製品)】

独立行政法人物質・材料研究機構
  「全固体電池特別推進チーム」を設置
  界面抵抗対策や電極材の高容量化、その他の先端的な研究開発で様々な成果
  【図.界面抵抗の発生機構と緩衝層の影響(原子シミュレーション図)】

公益財団法人三重県産業支援センター
  全固体ポリマーリチウム二次電池の研究開発は第3フェーズ「パイロットスケール」
  A6サイズ・250μm厚サンプルは実現、さらに200Wh/Lを超えるレベルを目指す

株式会社オハラ
  酸化物固体電解質「LICGCTM」は第二世代へ、イオン伝導率は第1世代品の3倍に
  向上したことに加え製造コストも大幅に低減し、本格的な量産へ
  【図.オハラの酸化物系固体電解質「LICGCTM」(第1世代製品)】

ダイソー株式会社
  PEO系改良型固体電解質は現在もトップレベルの特性、0℃からの動作実現を目指し
  新開発の可塑性材料を添加した新タイプ固体電解質フィルムの投入を検討

出光興産株式会社
  硫化物固体電解質は異業種系メーカーを中心に全固体電池の研究開発に進展
  各種改良を続けラボスケールから順次スケールアップを行う検討に移行中
  【表.出光興産の硫化物固体電解質のイオン伝導率とLiイオン輸率】

第3章 有機二次電池

実用化はベンチャー系の製品が先行し、LiB市場に大きな影響も
1.はじめに
  1-1.有機活物質は大容量が期待できる
    【表.有機二次電池の正極用活物質(検討例)の種類】
  1-2.有機活物質の利点と今後の課題
    【表.有機活物質のメリットと課題】
  1-3.有機活物質で注目度の高い材料
    (1)導電性高分子
    【図.イーメックスの「導電性高分子正極」の放電特性】
    (2)ラジカル化合物(有機中性ラジカル)
    (3)ドナー性化合物
    (4)アクセプター性化合物
    【表.高分子系と低分子系の主な有機活物質】
  1-4.有機二次電池の市場化動向と見通し
    (1)全般的状況
    【図.有機ラジカルポリマー電池(試作品)】
    (2)有機活物質による大容量キャパシタ
    【表.プロトン型キャパシタと各種エネルギーデバイスの性能比較】
    (3)「キャパシタ電池」の特長と見通し
    【表.「キャパシタ電池」と各種蓄電デバイスの性能・コスト比較】
    【表.車載LiBと「キャパシタ電池」の併用効果(参考例)】
    【表.LiBと「キャパシタ電池」のコスト構成の比較】
    【図.有機二次電池のWW市場規模推移・予測(金額:2015-2020年予測)】

イーメックス株式会社
  「キャパシタ電池」は大手蓄電デバイスメーカーにて提示性能が確認済み
  足元では量産工場(導電性高分子正極シート)設立計画が進行中
  【図.「キャパシタ電池」の充放電メカニズム】
  【図.「キャパシタ電池」の試作品(左)と導電性高分子正極(右)】

学校法人愛知工業大学工学部応用化学科(森田研究室)
  「分子スピン電池」の性能は大幅に向上し技術的には実用化レベル
  しかし、LiBの代替に向け体積エネルギー密度の改善に注力
  【図.Br3TOT電池の放電曲線(a)とサイクル特性(b)】

公立大学法人大阪府立大学大学院理学研究系(松原研究室)
  高度な有機合成技術とフルオラス化学の知見に基づいた新タイプのフッ素系
  有機正極材の開発で大きな成果
  【図.ナード研究所と大阪府立大学が試作したコイン型二次電池】

独立行政法人産業技術総合研究所ユビキタスエネルギー研究部門
  ベンゾキノン系正極材における取り組みは世界的に高い注目を浴びる
  現在はナフトキノンの骨格をベースに放電容量400mAh/gの実現に一定の目途
  【図.各種の有機正極材料の放電曲線】

第4章 多価イオン電池

新型のアルミニウム二次電池が考案され、数年で実用化の見通し
1.はじめに
  1-1.負極に多価金属を使う二次電池
    【表.各種の金属の蓄電池負極としての特性】
  1-2.負極の多価金属が溶解・析出する
    【図.インターカレーション反応のイメージ】
    【表.多価イオン電池の利点と改善課題】
  1-3.マグネシウム二次電池の開発動向
    【表.マグネシウム二次電池用正極材の研究開発】
  1-4.その他の多価イオン電池の開発動向
    (1)カルシウム二次電池
    (2)アルミニウム二次電池
  1-5.多価イオン電池の市場化の見通し
    (1)全般的状況
    【図.京都大学のポリアニオン正極Mg二次電池の位置付け】
    (2)アルミニウム二次電池と住宅用蓄電池
    【図.多価イオン電池のWW市場規模予測(金額:2014-2025年予測)】

国立大学法人大阪大学大学院工学研究科(桑畑研究室)
  新しい系のアルミニウム二次電池を考案、電池メーカーと協力し数年内に住宅用
  定置型蓄電池として製品化する計画
  【図.イオン液体を使ったSEM画像の事例(右)】

国立大学法人京都大学大学院人間・環境学研究科(内本喜晴研究室)
  試作したマグネシウム二次電池はLiBのエネルギー密度の限界値と同等以上
  各構成材料の改良と最適化を進め課題解決へ
  【図.ポリアニオン正極の充放電曲線】

国立大学法人静岡大学大学院工学研究科(嵯峨根史洋助教)
  マグネシウム二次電池用電解液や添加剤の開発に大きな貢献
  クラウンエーテルに着目し、足元では新規高性能電解液の設計指標をまとめる計画
  【図.想定されるMgBr2/2-MeTHF中での錯体構造】

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(宮山研究室)
  マグネシウム二次電池に向け
  トンネル構造型MnO2系正極の潜在ポテンシャルの総合的な解明を目指す
  【図.ホランダイト型MnO2の骨格構造】

国立大学法人豊橋技術科学大学電気・電子情報工学系(櫻井・稲田研究室)
  マグネシウム二次電池とカルシウム二次電池が多価イオン電池研究開発の中心
  特に全固体カルシウ二次電池はその実現に向け多面的なアプローチ
  【図.カルシウムコバルト酸化物Ca0.5CoO2の結晶構造】

第5章 金属-空気電池

先行する一次電池に続いて二次電池化の研究開発が加速
一部は数年で実用化の可能性も
1.はじめに
  1-1.燃料電池と金属-空気電池
  1-2.リチウム-空気電池の理論値が突出
    【表.金属-空気電池の主な負極金属と諸特性】
    【図.金属-空気電池と既存電池のエネルギー密度の比較】
  1-3.金属-空気一次電池と二次電池化
    (1)亜鉛-空気一次電池
    【図.ボタン形亜鉛-空気一次電池の構造】
    (2)二次電池化の取り組み
  1-4.リチウム-空気電池(LAB)の4タイプ
    (1)非水系電解液型
    【図.LABの基本構造(非水系電解液型)
    (2)水系電解液型
    (3)ハイブリッド型
    (4)全固体型
  1-5.金属-空気電池市場の現状と今後の展開
    (1)金属-空気一次電池の市場動向
    【図.金属-空気一次電池のWW市場規模推移・予測(金額:2014-2025年予測)】
    (2)金属-空気二次電池の市場化予測
    ①LABの実用化時期
    【図.金属-空気電池の区分(一次・二次)別WW市場規模推移・予測(金額:2014-2025年予測)】
    【図.2025年の金属-空気電池WW市場の構成予測】
    ②アルカリ系空気二次電池の実用化時期

独立行政法人産業技術総合研究所
  リチウム空気電池の主要4タイプのうち3タイプを手掛ける
  イオン液体と新型の正極を使った新型ハイブリッドLABは改良進行中
  【図.ハイブリッド型LABの構造と充放電時の反応】

東邦チタニウム株式会社
  サンプル供給中の新開発LLTOの需要拡大に手応え
  全固体二次電池や金属-空気電池での採用可能性に注目高まる
  【図.東邦チタニウムのLLTOのサンプル】

独立行政法人物質・材料研究機構
  試作セルで実電池としての特性評価やデータを収集中
  実用化にはスタックセルを専用容器に収容した大型電池を想定
  【図.NIMSのコイン型LAB(試作セル)】

VARTA Microbattery GmbH
  日本支社の売上は過去6年で3倍に
  空気-亜鉛電池やボタン形リチウムイオン電池等を牽引役にして一層の業績拡大へ
  【図.ファルタ・マイクロバッテリーの空気-亜鉛電池】

国立大学法人岩手大学工学部応用電気化学教室
  開発した新規触媒は「アルカリ系金属-空気二次電池の早期実用化のカギを握る
  要素技術のひとつ」に
  【図.金属-空気電池の構成と新しい層状ペロブスカイト型空気極触媒】
  【図.金属-空気電池の空気極触媒の充電・放電特性の比較】

国立大学法人九州大学大学院工学研究院(林研究室)
  「水溶液系ナトリウム-空気電池」の継続研究・性能向上・二次電池化へ注力
  エネルギー密度の実験値は既存LiBの10倍以上
  【図.水溶系ナトリウム-空気電池の構造と特徴】

国立大学法人豊橋技術科学大学・大学院工学研究科(松田研究室)
  各種金属-空気電池の研究開発が進行中
  特に全固体鉄-空気二次電池の性能向上に大きな手応え
  【図.静電吸着鉄負極のSEM像】

冨士色素株式会社
  理論容量値はリチウム-空気電池に次ぐ独自の新構造「アルミ-空気電池」を開発
  燃料電池型電池の低コスト実現を目指す
  【図.冨士色素の新開発アルミ-空気電池(スタック型試作機)】

第6章 レドックスフロー電池

日系企業ベースの2020年市場規模は市場化始まる2015年の約15倍にプレーヤー増え本格展開始まる
1.はじめに
  1-1.レドックスフロー電池の現状と課題
    (1)フロー型2次電池の特徴
    (2)レドックスフロー電池の構造とメカニズム
    【図.レドックスフロー電池のシステム構成】
    (3)レドックスフロー電池のメリット
  1-2.レドックスフロー電池の市場展開
    (1)電力貯蔵用蓄電池の利用形態
    【表.電力貯蔵用蓄電池の利用形態】
    (2)バナジウムとコスト問題
    【表.各種蓄電池の特性・コスト等の比較】
    (3)国際標準化作業がスタート
    (4)RF電池市場の現状と今後の見通し
    ①WW市場規模推移・予測
    【図.レドックスフロー電池のWW市場規模推移・予測(金額:2013-2020年予測)】
    【図.レドックスフロー電池のベンダー・WW市場シェア(2013年)】
    ②日系企業のRF電池事業の見通し
    【図.日系企業のRF電池事業の売上予測(海外販売分を含む)(金額:2013-2020年予測)】

株式会社JAST研究所/日本センサス株式会社
  高安全性とメンテ負担の小ささなどが大きな訴求力
  エネルギークラスター計画用RF電池(1MW級)の製品投入へ
  【図.JAST研究所/日本センサスの実証試験用RF電池(1.5kW)】

LEシステム株式会社
  新しい切り口で30,000円/kwhが目指せるRF電池の本格的な開発体制を整える
  既に125kWの商用1号機の製造に着手するなど中~小型機が主力
  【図.LEシステムのOCV装置の配置イメージ】

株式会社アストム
  イオン交換膜の豊富なラインナップの中から選択的イオン透過に適した製品を提供
  材料組成・製法等の見直しや耐久性の改善検討を進める
  【図.陽イオン交換膜と陰イオン交換膜】
  【表.レドックスフロー電池用イオン交換膜の基本要件】

株式会社ギャラキシー
  高濃度バナジウム電解液やレドックス電池の今後の展開に手応え
  先ず2.5mol/ℓ「METAVOLT®」とその循環型レドックス電池の事業化を進める
  【図.ギャラキシーの「METAVOLT®」実験用テーブルプラント】

住友電気工業株式会社
  高出力密度化等の高性能化と揚水発電並みの価格実現を目指す
  RF電池の単独販売だけでなく、電池・電力管理システム事業を本格展開する計画
  【図.住友電気工業横浜製作所のMW級大規模実証試験用RF電池】

国立大学法人東北大学金属材料研究所(山村朝雄准教授)
  バナジウム固体塩電池は試作電池での長期の安定動作も確認済み
  エネルギー密度や出力特性、製造コスト等からモビリティ機器に好適
  【表.バナジウム固体塩電池の基本特性と他の二次電池との比較】

第7章 ナトリウム-硫黄電池/ナトリウムイオン電池

NAS電池事業は新ステージに入り、溶融塩電解液電池も実用化へ
1.はじめに
  1-1.ナトリウムイオンは大きくて重い
  1-2.ナトリウム-硫黄電池の現状と課題
    【図.NAS電池の50kWモジュールとシステム外観】
    (1)NAS電池の構造とメカニズム
    【図.NAS電池の構造と充放電原理】
    (2)NAS電池の利点と安全対策
    (3)常温作動型Na-S電池の取り組み
  1-3.ナトリウムイオン電池の現状と課題
    【図.ナトリウムイオン電池の電極材と動作原理】
  1-4.その他のナトリウム二次電池の動向
  1-5.今後の市場展開予測
    (1)NAS電池市場の見通し
    【図.NAS電池のWW市場売上推移・予測(金額:2012-2020年予測))
    (2)ナトリウムイオン電池の市場展開
    【図.ナトリウムイオン電池のWW市場規模予測(金額:2012-2020年予測))
    (3)ゼブラ電池市場の見通し
    【図.ゼブラ電池のWW市場売上推移・予測(金額:2012-2020年予測)】

公立大学法人大阪府立大学大学院工学研究科(辰巳砂-林研究室)
  硫黄正極で高容量化した常温作動型の全固体Na-S電池は究極的な目標のひとつ
  全固体LiBや全固体Li-S電池を実用化してその知見を応用

日本ガイシ株式会社
  回復軌道に戻ったNAS電池事業
  最大課題のコスト低減に注力し、大型蓄電池の需要喚起と収益体質の強化を進める
  【図.NAS電池の単電池の内部構造と外形】

国立大学法人横浜国立大学大学院工学研究院(渡邊-獨古研究室)
  硫黄系二次電池電解質の新技術開発に取り組む、Na-S電池応用ではイオン液体に
  フッ素系溶媒を加えた電解質で一定充放電容量を確保
  【表.ナトリウム-硫黄電池とLiBの比較】

国立大学法人京都大学エネルギー科学研究科(萩原研究室)
  開発した溶融塩電解液電池の動作温度領域は十分実用化が可能なレベル
  車載用途を想定し、さらに温度領域を広げる(-20℃程度でも動作可能)方向
  【表.溶融塩電解液電池と主な二次電池との比較】

国立大学法人筑波大学数理物質融合科学センター(守友研究室)
  二次電池材料の研究開発に物理学的手法を応用
  先例がない取り組みはナトリウムイオン電池用正極材の開発・改良の新たな知見に
  【図.プルシャンブルー類似体の構造】

国立大学法人東京大学工学系研究科(山田敦夫研究室)
  ナトリウムイオン電池用鉄系正極材料で3.8Vの高電圧作動と高速反応を実現
  今後はさらなる組成検討を継続しつつ、負極材料や電解液の最適化も進める

学校法人東京理科大学理学部応用化学科(駒場研究室)
  “LiBのナトリウム版”を基本コンセプトにナトリウムイオン電池を研究
  将来的にはLiCoO2使用のLiBより高容量化できる見通し

第8章 リチウム-硫黄電池、新原理電池

大きなポテンシャルを持つ様々な新原理蓄電池の開発も進行中
1.はじめに
  1-1.新原理の二次電池の種類
    【表.新型・新原理蓄電の蓄電池・蓄電デバイスの開発事例】
  1-2.リチウム-硫黄電池の開発状況
    (1)無機硫黄系正極の最近の動向
    【図.硫黄系正極とSi負極を持つ新電池の放電特性(GSユアサ)】
    (2)有機硫黄系正極の開発動向
    【表.Li-S電池用正極材・電解質の近年の開発事例】
    (3)Li-S電池用電解質の注目動向
    【図.東北大学と三菱ガス化学が開発した全固体Li-S電池】
  1-3.新原理二次電池の開発状況
    (1)デュアルカーボン電池
    【表.「デュアルカーボン電池」の特長と現状】
    (2)分子クラスター電池
    【表.「分子クラスター電池」の特長と現状】
    (3)硝酸-リン酸電池
    【表.「硝酸-リン酸電池」の特長と現状】
    (4)リチウム-過酸化物電池
    【表.「リチウム-過酸化物電池」の特長と現状】
    (5)その他の新型二次電池
    ①光-空気二次電池
    ②光蓄電池
    ③全固体シリコン二次電池
    【表.「全固体シリコン二次電池」の実験データ】
    ④量子電池
  1-4.Li-S電池と新原理電池の今後の見通し
    (1)Li-S電池の市場化予測
    【図.GSユアサが試作したLi-S電池】
    【図.リチウム-硫黄電池のWW市場規模推移・予測(金額:2015-2025年予測)】
    (2)新原理二次電池の市場化予測
    【図.新原理二次電池のWW市場規模推移・予測(金額:2015-2025年予測)】

エンネット株式会社
  硫化物材料や硫化リチウムを用いるLi-S電池用正極材の研究開発をサポート
  【表.エンネット社がリリース予定のLiB用診断器の特徴】

株式会社クオルテック
  「硝酸-リン酸電池」は実質的に世界初の非金属元素だけの活物質による蓄電池
  体積エネルギー密度ではLiBより優位になる可能性

国立大学法人九州大学・工学研究院応用化学部門(石原研究室)
  デュアルカーボン電池は現行大型LIBに相当するエネルギー密度達成など技術的
  には実用段階、市場での需要獲得に向けた応用開発やさらなる特性向上を進める
  【図.デュアルカーボン電池の原理図】
  【図.小型ラミネート型のデュアルカーボン電池(試作品)】

国立大学法人東京大学・大学院工学系研究科(水野研究室)
  「常温で酸素イオンを動かす蓄電池」の構想が「酸素ロッキング電池」、「デュアルイオン電池」、
  「リチウム-過酸化物電池」へ発展、比較的早期実用化の可能性も
  【図.リチウム-過酸化物電池の放電反応の模式図】
  【図.リチウム―過酸化物電池の充放電プロファイル】

国立大学法人名古屋大学・大学院理学研究科(分子機能化学研究室)
  分子クラスター電池は基礎研究段階であるものの、現行LiBの数倍の容量とキャパシタ
  並みの高速充放電特性を併せ持つ大きなポテンシャルが実証されつつある
  【図.Mn12を用いるコイン型分子クラスター電池】
  【図.XAFS測定から想定されるPMo12電池の充放電時の構造変化】
  【図.通常のPMo12-炭素材正極(a)とPMo12-SWNT 正極(b)の電顕像】

購入商品を選択し「購入申込」ボタンをクリックしてください。

162,000
150,000
12,000
162,000
150,000
12,000
194,400
180,000
14,400
324,000
300,000
24,000
356,400
330,000
26,400

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。申込書はこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、個別のクライアント様からの調査も承っております。
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。
詳細は、受託調査・コンサルティングのご案内をご覧ください。