2017年版 量子ドットディスプレイ部材市場の現状と将来展望

量子ドット(QD)ディスプレイ及び部材市場の現状把握に加え、国内外企業の取り組み状況や今後の市場展開について考察し、既存顧客からの注目を集めるとともに新規顧客にも訴求する調査レポートを作成する。現状、OLEDが次世代ディスプレイとして期待されてはいるものの、大型化、収率、画質などの面で課題がある。QDディスプレイは既存のLCDの設備を活用できることもあり、LCDからOLEDへとシフトする段階において両者の間をカバーするものとして注目されている。加えて、QD自体は将来的にQLED(量子ドットLED)ディスプレイの開発にも繋がることから今後ディスプレイ関連市場における注目度はさらに高まる可能性がある。

発刊日: 2017/02/28 体裁: A4 / 99頁
資料コード: C58121600 PDFサイズ: 2.4MB
カテゴリ: マテリアル / 環境・エネルギー、自動車、機械、エレクトロニクス

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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:量子ドット(Quantum Dot、以下QD)ディスプレイ及びQD 部材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、QD ディスプレイ部材市場における現状と将来展望の把握を目的とする。
調査対象:QD材料(QD粒子+バインダーレジン)、QDシート用バリアフィルム、QDシート
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2016年12月~2017年2月

資料ポイント
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  • 大型TVのスタンダードを目指せ!
  • ハイエンド限定か、ボリュームゾーンでの採用拡大か、2017年後半以降のQD TVの広がりが今後の市場拡大の試金石に
  • コストアップ以上の価値をいかに訴求できるかが問われる
  • カドミフリーは高輝度・高色再現性とトレードオフ、使用量削減により性能維持と環境対応の両立を図る動きも

資料概要
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第1章 量子ドットディスプレイ部材市場の現状と将来展望
第2章 量子ドットディスプレイ部材市場動向
第3章 参入メーカーの動向

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章 量子ドットディスプレイ部材市場の現状と将来展望

大型TVのスタンダードを目指せ!
ハイエンド限定か、ボリュームゾーンでの採用拡大か
2017年後半以降のQD TVの広がりが今後の市場拡大の試金石に
コストアップ以上の価値をいかに訴求できるかが問われる
カドミフリーは高輝度・高色再現性とトレードオフ
使用量削減により性能維持と環境対応の両立を図る動きも

第2章 量子ドットディスプレイ部材市場動向

1.QD材料市場
  ユーザーニーズと市場の特性に合わせたQD材料の開発を!
  2017年半ばからの需要拡大を見据え、1Qから量産を開始するメーカーが相次ぐ
  (図)QDの粒子径別カラースペクトラム
  (表)QD材料市場規模推移
  QD粒子の性能を引き出せるバインダーレジンの設計技術が差別化要素に
  性能をとるか、リスクを避けるか
  カドミウム使用に対するユーザーニーズと地域特性が製品開発の方向性を決める
  QDを光源にしたQLEDディスプレイの開発に向けて取り組み進展
  QLEDディスプレイの商用化以降のQDディスプレイの方向性が問われる
  (表)主要QD材料メーカー生産概要

2.QDシート用バリアフィルム市場
  価格と品質のバランス調整が今後のバリアフィルムの方向性を左右
  QD材料の信頼性向上を背景に、より低価格なバリアフィルムの採用が進展
  スパッタから蒸着へとバリアフィルムの製法がシフト
  透明蒸着フィルムを使ったラミネートタイプのQDシート用バリアフィルムの採用が始まる
  低価格を武器にスパッタタイプのバリアフィルムを代替
  (図)スパッタタイプ構造例(サムスン向け仕様)
  (図)ラミネートタイプ構造例(サムスン向け仕様)
  (表)QDシート用バリアフィルム 市場規模推移
  3MがスパッタタイプのQDシート用バリアフィルムの外販を開始
  ラミネートタイプ向け透明蒸着フィルムはDNPが先行
  (表)主要QDシート用バリアフィルムメーカー サプライチェーン
  既存の技術を見直し、品質・性能の維持と低コスト化を可能にする新たな製品開発を!
  (表)主要QDシート用バリアフィルムメーカー生産概要

3.QDシート
  品質・性能、低価格、カドミフリーを実現する体制作りで差別化を図れ!
  ディスプレイ光学部材メーカーによる参入が活発化、2017年からの量産開始が相次ぐ
  (図)QD部材タイプ別構造
  (表)QDシート市場規模推移
  中国向けはカドミウム含有がメイン、日本市場向けにはカドミフリー+高性能が必須
  現状、カドミフリーでの展開はMirae Nanotech、Glotec、WAH HONGのみ
  材料~部材~セットまで、QDディスプレイ生産に関わるメーカーが一体となり、
  ユーザーのニーズと問題を早期に把握・対応する姿勢が求められる
  (表)主要QDシートメーカー生産概要

第3章 参入メーカーの動向

The Dow Chemical Company(ダウ・ケミカル)
  カドミウムフリーQD材料の量産体制を確立
  均一な粒子径を有する高品質QD材料を安定的に供給
  2013年に英・Nanoco Technologiesと技術提携、2016年1Qより商業生産開始
  カドミウム含有タイプとほぼ同等の輝度を発揮するカドミウムフリーQD材料を実現
  ハイエンドのモニターやノートPC向けでのQDディスプレイ需要拡大に期待
  QDを活用したQD-OLEDやQLED用の材料開発も推進

NSマテリアルズ株式会社
  独自の製法でコストパフォーマンスに優れたカスタマイズQD材料を生産
  QDシート向け材料で蓄積した技術を活用し、将来的にQLED用材料開発も視野に
  「マイクロリアクター法」で高信頼性・低コスト・カスタマイズ化可能なQD材料を実現
  QDディスプレイのニーズは大きいが、部材の価格とコストパフォーマンスがハードルに

ECO FLUX CO., LTD.
  コストパフォーマンスに優れたQD材料メーカーを目指す
  生産コストを抑制した製造法で高性能のQD生産を実現
  韓国及び海外のQDディスプレイ関連メーカーほとんどに有償サンプル供給
  バインダーの内製化やQD表面処理によりクオリティ向上に取り組む

SINOKOR Co., Ltd.(SINOKOR有限会社)
  量子ドットの生産工程の改善により、低コスト・高生産性を実現
  独自のナノ分散技術を適用し、分散性に優れたQD材料を提案
  カドミ含有タイプの量産技術は確立、カドミフリータイプも開発中
  本格的な需要の立ち上がりを見据え2017年1QよりQD材料の量産を開始
  「電力消費低減」・「高色再現性」がQDディスプレイ需要拡大のトリガーに

i-components Co., Ltd.
  中国でのQDディスプレイ市場拡大を見据え、拡販に取り組む
  QDシート用バリアフィルムはスパッタタイプ・ラミネートタイプをともに展開
  さらなる低コスト化のために、フィルムの構成改良や生産性向上に注力

HanSung Industry Co., Ltd.(韓成産業)
  ITOフィルム事業で蓄積したスパッタ技術を活用
  QDシート用バリアフィルムの無機バリア層の受託加工を実施
  長年の経験と技術力を活かし
  スパッタタイプバリアフィルムの低コスト化・生産性向上に取り組む

大日本印刷株式会社
  包装用透明蒸着フィルムの技術を応用しQDシート用バリアフィルムに参入
  2016年よりQD TV量産モデルへの搭載開始
  コストパフォーマンスの高いバリアフィルムの供給でユーザーのコストダウンに寄与
  QD TV向けで透明蒸着バリアフィルム採用が拡大、販売量は増加傾向に
  日本、中国、韓国、台湾向けにも積極的な営業展開

Kolon Industries, Inc.
  2016年末からラミネートタイプのQDシート用バリアフィルムの量産開始
  バリアフィルムに加え、2017年にはQDシートの量産も視野に
  QD TVを中心に需要拡大を予想、モニターは高色再現性を活かした用途に注目

Tapex Co., Ltd.
  QD材料メーカーHANSOL CHEMICALをバックボーンに
  材料特性を活かせるQDシート用バリアフィルムを生産
  2016年5月の株式買収によりHANSOL CHEMICALの完全子会社化に
  QD材料~バリアフィルムの生産体制を垂直統合化
  ラミネートタイプのバリアフィルムを展開、コストダウン・価格メリットが武器に
  QD部材の低価格化とともに性能向上がディスプレイ全体のコスト低減に繋がる

SKC Haas Display Films Company LLC (SKCハースディスプレイフィルム株式会社)
  フィルム加工技術力とコスト競争力をベースに
  次世代ディスプレイ用の高付加価値製品を展開
  2017年よりラミネートタイプのQDシート用バリアフィルム量産開始、
  QDシートの少量生産もスタート
  QDシート用バリアフィルムは韓国向けを優先、QDシートは中国と台湾をメインターゲットに

日立化成株式会社
  BT.2020の90%以上を実現するQDシートの量産・販売を開始
  NanosysのQD粒子に内製のレジンを配合したQDシートの量産・販売を開始
  QD粒子特有の材料特性を活かし
  液晶ディスプレイの省エネ・広色域化・高輝度を実現する

EFUN Technology Co., Ltd.(迎輝科技股份有限公司)
  量子ドットシートの一貫生産体制構築
  コストパフォーマンスに優れた製品を提案
  2017年半ばからのQDシートの本格量産を予定
  QD材料の配合~シート化、QDシート用バリアフィルムまで自社で一貫対応
  セットメーカー及びパネルメーカー20社以上にQDシートのサンプルを供給

WAH HONG INDUSTRIAL CORP.(華宏新技股份有限公司)
  英・NANOCOのQD材料を使用し、カドミフリータイプのQDシートを生産
  将来的には材料用レジンやバリアフィルムの内製化を目指す
  カドミフリータイプでありながら、カドミ含有タイプの90%程度までの性能を実現
  アジア及びヨーロッパのセットメーカー・パネルメーカー向けにサンプル供給中
  さらなる需要拡大のためにQDシートの低価格化に取り組む

SANGBO Corp.(株式会社常宝)
  量子ドット材料からシートまで内製化確立、2017年1Qより量産開始予定
  49″以上のTVをメインターゲットに、中国のセットメーカー向けにサンプルワーク展開中
  QDシートにプリズムシートや光拡散シートを複合化した製品開発も推進

BOE Technology Group Co., Ltd.(京东方科技集团股份有限公司)
  量子ドットシートを使ったQDディスプレイは量産技術確立済み
  QDディスプレイパネルは外販及び自社ブランドでの展開を想定
  QDシートを使用したQDディスプレイは受注後3ヵ月内に量産可能な体制確立

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定価 194,400円 (本体 180,000円 消費税 14,400円 )
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