2018年版 非破壊検査市場の現状と将来展望

非破壊検査受託企業や非破壊検査装置・機器メーカー、商社及びそれらに関わる外郭団体や研究機関の現在と今後の動向を調査し、非破壊検査市場の現状と将来展望を把握することを目的とする。

発刊日
2018/06/29
体裁
A4 / 133頁
資料コード
C60101700
PDFサイズ
5.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:(構造物や工業製品を対象とした)非破壊検査受託業務及びそれに使用される装置・機器(医薬や食品、農業分野は市場規模に含まない)
調査方法:直接面談取材によるもの
調査期間:2018年3月~2018年6月

資料ポイント
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予防保全が全てのプレーヤーに恩恵を与える
理想と現実のギャップを埋める対応が浮沈の岐路

  • 2017年度の世界非破壊検査市場(装置・機器及び受託業務)は2兆8,356億円、堅調成長が続き2025年度には4兆2,592億円に
  • 成長分野は老朽化インフラ(橋梁、トンネル等)、航空宇宙分野への熱視線も
  • 新規技術の普及に欠かせない規格化の障壁を越えるにはニッチ需要から
  • 新人及び若手の育成のために費用負担や先輩社員によるフォロー等全社一丸となった資格取得支援が下支え
  • 高齢化がさらう有資格者・時代の波の働き方改革・トドメの業務量増大のトリレンマが市場に蔓延
  • “軽い・繋がる・フィットする” 3拍子揃ったユーザーフレンドリー設計が活発化
  • シロアリの検出業務にも浸透の兆し有り、普及の裾野は広い

資料概要
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第一章 非破壊検査市場の現状と将来展望
第二章 非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
第三章 非破壊検査受託市場の現状と将来展望
第四章 非破壊検査市場関連プレーヤーの現状と将来展望

リサーチ内容

​調査結果のポイント

1.市場動向
2.非破壊検査市場における外郭団体や受託企業、装置・機器メーカープレーヤーの取り組み
3.展望と課題

第一章 非破壊検査市場の現状と将来展望

装置・機器メーカーには規格化の障壁、受託企業ではトリレンマ悪化
全ての解決には「予防保全」が奏功し検査発注元にも恩恵有り
  【図.新規技術の規格化による普及発展イメージ図】
  【図.受託企業をとりまくトリレンマのイメージ図】
  【図.予防保全による市場課題の解決一例イメージ図】
  【図.世界及び日本の非破壊検査装置・機器と受託業務市場推移と予測】

第二章 非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望

放射線透過検査試験(RT)の伸長は止まらない
管理者不要の超音波もあるが、画期的新技術に期待膨らむ

1.非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
  【表.国内非破壊検査装置・機器市場推移と予測(2015-2025年度、金額、成長率)】
  【図.国内非破壊検査装置・機器市場推移と予測(2015-2025年度、金額、成長率)】
  【図.国内種類別非破壊検査装置・機器市場推移と予測(2015-2025年度、金額)】
  【図.国内非破壊検査装置・機器の検査種類別市場(シェア構成比)推移と予測(2015-2025年度、金額ベース)】
2.表面欠陥検査
  2-1.磁粉探傷試験・浸透探傷試験(MT・PT)
  2-2.渦電流探傷試験(ET)
3.内部探傷検査
  3-1.放射線透過検査(RT)
  3-2.超音波探傷検査(UT)
  【表.超音波フェーズドアレイ試験(UT)の適用される産業分野と対象物一覧】
4.その他検査
5.新規技術による検査
  5-1.中性子線活用
  5-2.テラヘルツ波活用
  5-3.ミューオンビーム活用
  5-4.後方散乱X線活用
  5-5.ラム波(Lamb波)活用
  5-6.マイクロ波活用
  5-7.トンネルのひび対象
  5-8.赤外線活用
  5-9.ビッグデータ活用
  5-10.ドローン活用
  5-11.モニタリング活用
6.新技術の普及浸透状況
  【図.新規技術の普及発展マイルストーンの一例】
  【表.予防保全のメリットとデメリット】

第三章 非破壊検査受託市場の現状と将来展望

依然高い比率の石油・化学と電力は微減傾向/急成長の航空宇宙分野等自主的検査業務を業務効率化で狙え

1.受託業務市場の現状と将来展望
  【表.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測(2015-2025年度、金額、成長率)】
  【図.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測(年度、金額、成長率)】
  【図.国内産業分野別非破壊検査受託業務市場推移と予測(2015-2025年度、金額)】
  【図.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測(2015-2025年度、産業分野別構成比)】
2.鉄鋼・製鉄産業における非破壊検査動向
3.造船・重機における非破壊検査動向
4.重電・機械における非破壊検査動向
5.原子力における非破壊検査動向
6.電力における非破壊検査動向
7.石油・化学における非破壊検査動向
8.ガス・水道における動向
9.土木・橋梁における非破壊検査動向
10.建築における非破壊検査動向
11.その他における非破壊検査
12.従業員に対する教育・研修の各社取り組み状況
  【表.従業員を対象とした教育・資格試験対策一例】
13.セキュリティ分野における非破壊検査(オリンピック、テロ)
14.非破壊検査受託業務を支える外郭団体の活動

第四章 非破壊検査市場関連プレーヤーの現状と将来展望

国土交通省 国土技術政策総合研究所
  道路や橋、トンネル等日本の国土を診る総合病院/
  5年に一度の点検が1巡し予防保全の徹底を促す
  国土交通省に置かれている研究機関/その業務範囲は多岐にわたる
  キーポイントで光る国総研の活動/国土を守るため東奔西走
  【表.トンネル等の健全性診断の判定区分】
  保有施設は構造物の博物館/過去の遺物から未来の安全の研究に活用
  【図.臨床研究用撤去部材保管施設にある橋脚サンプル画像】
  喫緊の課題に対する“早急な”対応こそが予防保全/
  技術者不足の解決には管理区か権限の拡大を有力視
  【表.技術者不足への対策案】
  検査技術の評価を担う/厳しい目で国家基準の品質を保つ

一般財団法人電力中央研究所
  電力関連技術の礎を築き/発送配電を非破壊検査技術の研究開発で支える
  PD資格試験の要の機関/原子力発電所の健全性を担保する
  【図.PD資格試験実施体制】
  バーチャルUTシステムで検査技量を向上/米国でも認められたシステムは世界へ
  【図.バーチャルUTシステムの構成物】
  世界の電力研究所とも連携/原子力だけでなく火力も高ニーズ
  先進技術にも積極姿勢/AIや将来の検査対象にも研究が及ぶ
  【表.取り組み先進技術とその理由・メリット】

一般財団法人発電設備技術検査協会(JAPEIC)
  経済活動を支える電力設備の維持管理に尽力/
  今後電力設備で培われた技術を各産業へ展開も
  発電設備の安全を支援し社会に貢献
  【表.溶接・非破壊検査技術センターの業務一覧】
  電力設備以外にも展開/技術フィードバックで各産業とWin-Win

オリンパス株式会社
  医療事業をコアとして世界で獲た高い信頼/高い性能と卓越した設計思想で成長
  内視鏡に並び非破壊検査機器も世界標準
  企業買収してラインアップを強化/各社のシナジー効果で強靭な体制
  【表.買収した企業の拠点と担当製品群一覧】
  効率性と再現性でフェーズドアレイに勝るものなし
  ユーザー講師を起用した満員御礼のトレーニングアカデミー等/豊富な顧客対応を実施
  現場の即戦力となる蛍光X線分析計/人間工学を生かした使いやすさを求めたデザイン
  【図.ハンドヘルド蛍光X線分析計 VANTA画像】
  業界初の1kgを切った超音波探傷器/設計思想は現場の検査機器のお手本レベル
  【図.ハンドヘルド超音波探傷器EPOCH 6LT の使用時画像】

株式会社島津製作所
  明治時代に創業したX線検査装置のパイオニア/日本の島津から世界のSHIMADZUへ
  連綿と受け継がれた140年以上の技術の結晶が信頼の証
  【表.X線非破壊検査装置のモデル別価格帯】
  【図.マイクロフォーカスX線透視装置(SMX-1000 Plus/SMX-1000L Plus)】
  幅広いニーズに対応するオールラウンダー/新素材、材料開発には必要不可欠の技術
  中国含めアジアの勢いは事業部成長の源/
  一方、欧米へは航空・宇宙分野に食い込むべく画策
  CT撮影と傾斜透過撮影のワンパッケージ化を実現/
  “予防保全”をキーワードに先進技術にも貪欲に投資

ポニー工業株式会社
  業界最大手の一部門から独立/
  商社・メーカー・放射線管理・校正サービス等多様な姿で業界を牽引
  時代に合わせ変化する老舗企業/パイオニアとして各社を助け、業界をけん引
  三面六臂の総合技術商社で様々な対応
  対象は全検査種類/広く深く対応可能な体制
  組み合せは無限大/検査で命を守る
  【図.車載式後方散乱X線検査装置(RT)が対象物(コンテナ)を検査する様子】
  工業用X線検査にもデジタル化の波/待ち望んだデジタルラジオグラフィの規格化
  親会社の威光ではなく/独立独歩で日本の工業用放射線検査シーンを先導

株式会社IHI検査計測
  特殊検査を得意とする総合検査計測システム会社/
  グループシナジー効果でインフラモニタリングや航空宇宙業界に手を伸ばす
  IHIグループのエネルギー領域の検査担当から/既存分野を伸ばしつつ新規分野へ
  検査・計測が屋台骨/今後はセキュリティ分野・航空宇宙分野でも成長する
  渦流探傷(ET)で差別化/フェーズドアレイで高付加価値化
  大きな所帯をどうまかなうか/重層構造の頂点で突き進む
  【図.インフラ等構造物の点検業務に関わる商流一部】

栄進化学株式会社
  ブラックライトの照射ではっきりとした指示模様/世界に通用する検査薬剤を提供
  米空軍の認証取得/その取得や維持は手間だが重要度を高く認識
  原子力から航空宇宙へのシフトに向け政府や自治体の取り組みに積極参画
  ニッチでトップ/充実したラインアップでシェアを維持
  常識を覆す雨天時も使用できる探傷薬剤をJR東日本と開発/
  東日本のレールから世界中のレールに繋がる
  【表.開発した浸透探傷(PT)薬剤「レールチェック」と従来品の比較】
  新技術については基本見守るも、脅威や期待の両面あり

株式会社ジャスト
  建築分野のトップを走るオールラウンダー/
  『困ったらジャスト!!』をモットーにファン多数
  検査の信頼度は抜群のプロ集団/建物ドクターとして現場に立つ
  手厚い教育研修/会社として資格の重要さを反映した制度有り
  シリーズによる先進技術への取り組み/業務の延長線上にラインアップし違和感低減
  鉄筋継手の検査の重要性を高く掲げるため/
  建築業界の未来へリソースをふんだんに割く

中外テクノス株式会社
  挑戦と変革でスマートライフ(Smart Life)を目指す/差別化際立つ環境シンクタンク
  多様な部門からトータルエンジニアリングサービスを展開
  国内導入初が目白押し/同社にしかできないサービスでも突き進む
  【図.ハンドヘルド型ライブビデオX線イメージシステムの運用イメージ画像】
  【図.ハンドヘルド型ライブビデオX線イメージシステムの装備詳細画像】

株式会社ニチゾウテック
  オール日立造船グループ連携で顧客の事業継続を実現する体制/
  施設運営全体を俯瞰したエンジニアリングが可能
  三位一体の事業部シナジーで価値最大化
  【図.ニチゾウテックの3部門が連携しトータルサービスする三位一体のイメージ図】
  高付加価値戦略の加速でグループ方針の高収益体質を強化
  目的は検査結果ではなくその先の大義のため
  【表.技術コンサルティング事業本部の分野別業務ウエイトバランスイメージ】
  ニーズに合致した開発品を次々展開/高付加価値のサービスはここから始まる
  研修期間は1年間で事業部を超えて風通し良好
  海外展開への狙いは進行中で着々と歩を進める

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