2023 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~市場分析編~
本資料では実態が把握しにくいニッチな「オタク」業界に注目し、関連17分野の構造を明らかにするとともに、各市場の動向や将来分析、関連事業者の業況や取り組みなどを解説している。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
本書について:近年、「オタク」という言葉からネガティブなイメージは薄れつつあり、「オタク」はもはやマイナーな存在ではなくなっている。また、「オタク」が市場の担い手となっている産業も数多く存在し、経済に与える影響も大きくなっていると考えられる。
日本国内のみならず海外でも「オタク」向けとされているコンテンツ(アニメ、コミック、ゲーム等)は高い人気を誇り、近年では「クールジャパン戦略」を掲げ、国を挙げてコンテンツ産業を振興する動きもみられている。
そこで本書では、従来はマーケット分析されることが少なかったニッチな産業にも注目し、可能な限り詳細な解説を行っている。
本書は、弊社で定義した「クールジャパン/オタク市場」について、主に各分野の「オタク」と言われる熱量の高いファン・ユーザーに向けたビジネスからなる市場について、「市場構造」「市場動向」「業界動向」「消費者(オタク)動向」「製品・サービストレンド」「市場トピックス」などの観点から分析・解説しているレポートである。
今年版より「市場分析編」と「消費者調査編」を分冊して編集しており、本書は「クールジャパン/オタク市場」の各市場動向や各市場を形成している事業者の事業活動について解説した「市場分析編」である。
本書が、「クールジャパン/オタク市場」の理解や、読者のビジネス・研究活動の一助となれば幸いである。
調査実施期間:2023年6月~2023年9月
調査方法:事業者への面接取材、アンケート調査、電話調査、文献調査、弊社独自の資料等による調査を実施。
調査対象:矢野経済研究所で定義する「クールジャパン/オタクコンテンツ」に関わる約150の事業者および業界団体。
調査対象の「クールジャパン/オタク市場」は、以下17分野である。
「アニメ」「漫画」「ライトノベル」「同人誌」「スマートフォンゲーム」「インディーゲーム」「プラモデル」「フィギュア」「ドール」「鉄道模型」「トイガン」「サバイバルゲーム」「アイドル」「プロレス」「コスプレ衣装」「メイド・コンセプトカフェ、コスプレ関連サービス」「音声合成」
「オタク」市場に関する調査を実施(2023年)
「オタク」の主要14分野のうち、2022年度は10市場で成長を遂げる
~成長分野のうち「同人誌」「プラモデル」「フィギュア」3分野の市場規模は、コロナ禍前の2019年度の水準を上回る~
- 熱量の高い消費傾向がある「オタク」を対象とした産業を独自調査した市場レポート
・2022~2023年度の「オタク」関連分野の動向を解説
各市場の業界構造、市場規模推移、主要事業者動向、ユーザー動向、今後の展望 等を掲載
※17市場の各分野については目次に記載 - 「オタク」産業関連事業者のケーススタディを掲載
・各市場を形成する主要事業者54社程度のケーススタディを調査
各事業者の企業概要、業績推移、事業(商品・サービス)概要、事業戦略、主要新製品リスト、今後の展望 等を掲載
・各市場の関連事業者120社程度の事業者データを調査
各事業者の企業概要、業績推移、関連事業(商品・サービス)概要 等を掲載 - 前回版との違い
・既存の「ボーカロイド市場」の調査対象を拡大し、ボーカロイドソフト市場、音声読み上げソフト、ボイスチェンジャーソフト、キャラクターIP市場から構成される「音声合成市場」として掲載
※全30分野の「オタク」について属性・消費行動・特徴・生活スタイルなどを明らかにした『 2023 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~ 』は2023年8月31日発刊
第1章.総論(調査結果のポイント)
第2章.各論(分野別市場解説)
第3章.有力事業者の実態(ケーススタディ)
第4章.関連事業者データ
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