今週のSalaam Gateway Vol.5 (エジプトの医薬品市場 回復の兆し)

エジプトの8月の医薬品売上高は前年同月比3.4%増

エジプトの民間の薬局チャネルで販売される医薬品の今年8月の売上は68億EGP(約457億円)、前年同月比で3.4%増、前四半期比2.3%と回復の兆しが見えてきている。なお、2020年の1~8月の民間薬局の売上実績は前年同月比0.49%の微増で、総額は507億EGP(約3,407億円)という結果であった。現在エジプトには建設中の44の工場に加え、全国に155の製薬工場、1,200社の医薬品商社が存在する。

※詳細記事(英語)はSalaam Gatewayで。

※エジプトの基本情報(参考)

  •  正式名称:エジプト・アラブ共和国(Arab Republic of Egypt)
  •  人口:約1億人(2019年)(イスラム教徒約95%)
  •  名目GDP: 3032億USドル(年成長率5.6%)(2019年)
  •  一人当たり名目GDP:3,020USドル(年成長率3.5%)(2019年)
  •  日本からの輸出額:計 993億円/ 医薬品 3.6億円(2019年)
  •  エジプト国内の医薬品の原料/原薬の約9割は輸入原料               
  •  エジプトの主要製薬企業は、APC, EIPICO, MUP, SEDICO, VACSERA, Pharco, Rameda 等