2003年版 RF-ID(無線ICタグ)市場マーケティングレポート

発刊日
2003/12/25
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体裁
A4 / 253頁
資料コード
C45202300
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

調査概要
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 ~はじめに~

先の2003年1月に開催された「世界情報通信サミット」において、現在IT分野に蔓延している閉塞感を今後2、3年のうちに打ち破る技術としてRF- ID(無線ICタグ)がその一位に挙げられました。この背景には、JR東日本の非接触ICカードシステム「Suica」(発行枚数2003年11月現在で 約730万枚)、JR西日本の「ICOCA」などの爆発的な普及があります。これらのシステムは、基本面ではRF-ID(無線ICタグ)と同様であり、定 期券と言う極めて生活に密着した分野にRF- IDという技術を持ち込んだと言う意味で大きな意味を持っています。

その他にもRF-ID(無線ICタグ)技術の社会的認知度を押し上げる流れは至るところで見受けられ、例えば同分野でわが国のリーディングカンパニーであ る日立製作所が開発した0.4mm角のICチップ「ミューチップ」は、2001年6月の発表以来、すでに1,700社から引き合いがあります。さらに同社 はその後も開発を進め、2003年3月に0.3mm角の非接触ICチップを発表しています。また今後注目すべき技術としては、アンテナをシリコンチップの 絶縁体に統合することによって大幅な小型化を実現しているコイル・オン・チップ方式などがあり、特にマクセルがこの技術に注力しています。

繰り返される技術の躍進と市場競争の中、昨今ではタグ単価も非常に安価になってきており、勢い導入ユーザーや検討中のユーザーも増加の一途にあります。周 辺機器やソフトウェアを含めたソリューションサービスなどの価格低下も急激に進展しており、今後は、SCMやEDIなどの業務の効率化・合理化の推進を主 軸に普及が進展し、様々な分野への業態横断的な広がりが見込まれています。

上記の通りRF-ID(無線ICタグ)市場は遠大な成長が約束されているマーケットであり、当レポートが関連市場の繁栄と発展、事業展開の一助となれば望外の喜びです。

最後になりますが、本レポート作成にあたっては取材企業の皆様及び各方面の方々に貴重なお時間と資料をご提供いただき、多大なるご協力を頂きました。この場をお借り致しまして深く感謝の意を表する次第です。
2003年12月25日

電子システム産業調査本部
RF-ID(無線ICタグ)プロジェクトチーム



1.調査目的

RF-ID(無線ICタグ)を対象として、市場への参入企業及びSI(システムインテグレーター)の取組動向や市場の見方、今後の戦略などを面談取材し、現状の把握、将来予測を行うことで関連各社の戦略立案のための基礎資料に供することを目的とする。

2. 調査対象先

目次参照

3. 調査内容
目次参照

4.調査方法
専門調査員による直接面談取材

5.調査,編集期間

2003年10月~2003年12月

6.企画,調査,編集責任者
株式会社 矢野経済研究所大阪支社電子システム産業調査本部

リサーチ内容

第1章 市場総論編

1.市場概況

(1) 現在までの市場概況
(2) 基本構成と技術動向
1.技術概要とその分類
2.構成要素
3.交信領域
4.交信速度
5.電波干渉
6.一括読取(アンチコリジョン)
(3) 利用分野とアプリケーション
(4) アプリケーション事例
1.サプライチェーンマネジメントシステム
2.自動精算システム
3.貸出管理システム
4.ロジスティック(物流)システム
5.トレーサビリティーシステム
6.ユビキタス(賞味期限)システム
7.犯罪・事故防止システム
(5) 現状の課題・問題点
(6) 標準化の動向
2.RF-ID(無線ICタグ)の定義

3.ユビキタス・コンピューティングの動向
(1)ユビキタス・コンピューティングとは
(2)日本産業への影響
(3)TRONとユビキタス
1.トロン協会
2.YRPユビキタスネットワーキング研究所
(4)研究機関の動向
(5)国内企業の取組動向
1.2001年の動向
2.2002年の動向
3.2003年の動向
4.参入メーカー(調査企業)一覧

5.参入メーカー(調査企業)の展開事業分野一覧

6.主要上市製品とスペック一覧

7.RF-ID(無線ICタグ)の市場規模推移
(1)総市場規模推移
(2)平均単価推移
(3)需要分野別市場規模推移
(4)需要分野別構成比推移
(5)アプリケーション別市場規模推移
(6)アプリケーション別構成比推移
8.リーダ/ライタの市場規模推移
(1)総市場規模推移
(2)需要分野・アプリケーション別市場規模推移
(3)需要分野・アプリケーション別構成比推移
9.需要分野構成

10.主要ユーザー導入事例

11.ターゲットアプリケーション

12.システム展開の方向性

13.標準化への見方

14.アプリケーション開発の主要テーマ

15.生産・調達体制の整備状況と計画

16.販売体制及び流通経路

17.価格政策と低価格化のポイント

18.他社との差別化戦略

19.市場業界動向

20.現状の課題・問題点
1.高価格
2.標準化の遅れ
3.インフラ整備
4.セキュリティ
5.アプリケーション開発
21.今後の市場見通し
22.2010年までの需要予測


第2章 自動認識・関連ビジネスの動向


1.ICカード市場
(1)2010年度予測で市場規模は4億2,000万枚に
(2)ICカードの需要分野別構成比推移グラフ(数量ベース)
2.バイオメトリクス市場
(1)2010年度予測で400億円市場に
(2)需要分野・用途別市場
(3)識別方式(タイプ)別市場
(4)バイオメトリクスの解説と市場拡大の要因
3.二次元バーコード市場
(1) 2005年度予測で二次元バーコードリーダーは120.5億円市場に
(2)未導入企業(潜在ユーザー)調査
(3)二次元バーコードの説明と市場拡大の要因
4.ユビキタスコンピューティング市場
(1)ユビキタスの説明と調査のアウトライン
(2)ユビキタスについての消費者アンケート調査
5.金融端末市場
(1)ATM市場
(2)CD市場
6.その他関連市場
(1)POS市場
(2)スキャナ一体型ハンディターミナル市場


第3章 個別企業実態調査票


NECトーキン株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社NTTデータ
オムロン株式会社
シャープ株式会社
大日本印刷株式会社
東芝エンジニアリング株式会社
凸版印刷株式会社
トッパン・フォームズ株式会社
日本信号株式会社
株式会社日立製作所
日立マクセル株式会社
マイティーカード株式会社
株式会社山武
吉川アールエフシステム株式会社

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