2004年版 プラスチック加工市場の展望と戦略

発刊日
2004/09/24
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体裁
A4 / 322頁
資料コード
C46105800
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

第一章 プラスチック加工市場の展望

[1]加速するグローバル化、プラ加工メーカーの淘汰・集約化が進む
  • ユーザーは市場特性や生産品目ごとに最適生産体制の整備を推進成形メーカーの積極的な海外展開はさらに重要性を増す
  • オンリーワン技術、ソリューション提供をキーワードとした企業の業績は堅調特徴を持たない従来型の下請け企業は淘汰の対象へ
[2]コスト競争力の強化は必要不可欠しかし、それだけでは同質化を迎える
  • プロダクト・イノベーションへのたゆまない取り組みが最後の優劣を決める
[3]「プラスチック」は無限の可能性を秘めた素材それを形にするのがプラ加工メーカーの使命
  • より製品開発に近いところでのソリューション提供がユーザーと対等なパートナーシップ構築となる
  • コーディネーターの輩出とネットワーク化により、グローバル競争を勝ち抜く

第二章 プラ加工メーカーの動向と戦略


エンプラス
「エンプラスブランド」の浸透を目指す先行開発型企業
  • 04年4月に電子機器、自動車をエンプラ事業として統合ユーザーの設計段階から必要な部品を提供する体制を整備
  • オプト・液晶関連事業部門が牽引役となり、04/3期売上高は前年同期比18.4%の増加エンプラ事業はカラープリンターへの積極展開とオリジナルギヤの開発を推進
  • 液晶関連事業は「PSP-LGP」でさらなるシェア拡大を狙う
  • オプト事業はカメラ付き携帯電話、DVD向けの需要が拡大
  • 2003年12月に工場用地を購入、栃木工場と連携させた効率的な生産体制の構築を目指す
トヨテック(トーヨーサークル)
光学分野の専門メーカーとして、最適な素材の選定と超精密加工技術に強み
  • 光学機器向けにプラスチックレンズの受注が好調に推移デジタルカメラの高画素化の進行を背景にさらなる需要増を見込む
  • 光ピックアップやレンズの大幅な需要増を受け、2004年に中国工場の生産能力を増強
キャム
最適地生産・販売を基本戦略に成形から組立、塗装、印刷までの一貫ライン構築を推進 30
  • 04/1期は単体ベースで過去最高売上高を達成、海外拠点の業績も順調に推移デジカメ鏡筒部品、光ピックアップ部品、自動車電装部品など幅広く受注を確保
  • 海外拠点をフルに活用した金型設計・製作技術に強み塗装ラインの導入も視野に入れ、中国・東莞工場を拡張
新生化学工業
市場開発研究所の戦力充実を背景に新分野の開拓を推進
  • 家電などユーザーの海外生産シフトにより国内受注は減少するも自動車関連部品の引き合いが増加
  • 流動解析機の導入や人材育成を進め解析技術の高度化を図る
樹研工業
ユーザーの先を行く新技術の開発と品質管理技術のさらなる向上により価格競争からの回避を図る
  • 2004年2月にオプティカルデバイス向けの新工場が完成超精密3次元自由曲面加工機を導入し、ナノレベルの世界へ進出
  • 自動車分野へシフトが進み、需要分野別の売上構成比は50%を超える
  • 素材から成形機まで、多様な技術・製品開発が続く
プラスセイコー
スーパーエンプラの成形ノウハウを活かし、新規用途開発を推進
  • 創立50周年を機に、次の50年の永続的繁栄に向けた経営・業務改革を推進
  • 金属からプラスチックへの代替需要が見込まれる自動車分野への進出を狙う
  • 2004年3月、M&Aも視野に入れた新分野の開拓資金として私募債5億円を発行同年10月には外注成形部門の独立採算制を図るべく、生産子会社の設立を予定
三甲
全国の営業拠点網から現場にニーズを吸収しユーザーの物流革新をサポート
  • 04/5期売上高は4百億円を突破、パレットやコンテナの販売量が堅調な伸びを示す
  • 関西第二工場、東海工場で相次ぎ生産能力を増強2005年には関東第四工場の第一期工事に着手
タカギセイコー
量産化を前提とした製品・金型設計と多様な成形方法、塗装技術を活用し、オンリーワン型企業としての存在感を示す
  • 4輪車分野への事業展開が本格化、2輪車部品の生産実績を活かし受注は堅調
  • 中国国内で携帯電話の筐体向けに金型製作から成形、塗装までの一貫生産体制を整備
  • 回転成形やRIM成形など、特徴ある成形技術の保有により差別化を図る
岐阜プラスチック工業
物流・産業資材から日用雑貨品、容器まで幅広い製品群を扱うグループの総合力に強み
  • 04/3期グループ売上高は、707億86百万円と前年同期比0.8%減の微減で推移
  • プラスチックパレットをはじめとする産業資材の販売が好調国内10ヶ所の生産・出荷拠点の整備により、物流コストの削減を図る
  • 2003年4月に独資による現地法人を中国・上海に設立中国国内での物流資材需要を見込み営業活動を本格化
三光合成
製品設計から金型製作、成形、塗装、組立までの総合力をコアとして世界最適地生産体制の構築を推進
  • 04/5期は携帯電話の筐体、OA消耗品などの受注が堅調に推移グローバルな生産体制の整備により本体と海外関連会社との売上高が拮抗
  • 車両分野は高精度・高品質が要請される機能部品の受注獲得に注力
  • 2003年には欧州、インドネシア、中国の3拠点で新会社を設立
淀川ヒューテック
新規需要分野の開拓を推進し、需要変動のリスク分散化を図る
  • FPD向け製品の需要拡大により、04/3期売上高は前年同期比139.7%の大幅な増加
  • 半導体・情報関連製品の販売も好調に加え、今後は太陽電池関連製品の拡充を進める
  • 2003年10月に積層セラミックスコンデンサー製造装置メーカーを吸収淀川メディックが持つ、偏向板貼付装置の製造技術・販売チャネルとの相乗効果を狙う
南部化成
精密部品から大型成形品までを幅広い需要分野へ供給
  • 2004年6月にアークが筆頭株主として資本参加
  • デジタル家電向け部品の受注が堅調に推移、自動車関連はユニット品や完成品の生産へシフト
  • 2003年に中国・広州工場を建設、ユーザーの生産品目に対応した中国4生産拠点体制を構築
ヤマト・インダストリー
樹脂と金属を組み合わせた、成形から二次加工までの多様な生産技術に強み
  • 主力の家電・OA部門は国内外の同一品質基準の生産対応力により海外現地需要を確保
  • オリジナル商品の物流機器は、流通業界向けや自動車部品輸送用ボックスパレットの受注が好調
  • 海外生産体制のさらなる強化を目指し、2004年2月に中国・上海に2拠点を設置
天昇電気工業
企画から設計、加工、アッセンブリまでの一貫生産を実現するトータル・エンジニアリング企業
  • 04/3期売上高は薄型テレビ関連需要の拡大や物流資材の販売増を受け前期比18.2%増へ
  • 医療用廃棄物容器「ミッペール」はバリエーションの拡充により売上増を図る
  • 海外展開の重要性を認識し、2003年12月に天昇塑料有限公司を設立

宇部日東化成
光商品依存型の収益構造から複数のコア事業の育成へと事業転換し高収益・ニッチ型企業を目指す
  • 2003年10月、PIフィルムの川下展開を進める宇部興産の100%子会社となる
  • FRP製抗張力材「コンポーズテンションメンバー」はFTTH市場の本格的な立ち上がり時期を迎え需要が拡大
  • 2層CCL「ユピセル」は両面銅箔タイプの市場シェア拡大を目指す
  • 2003年に増設した2層CCL 向け生産設備は、2005年度中にさらに1系列の増強を計画
天馬
積極的な海外展開と国内におけるコスト対応力強化により強靭な経営体質の確立を目指す
  • ユーザーの海外生産シフトの影響を受けながらも、高い収益性・財務安全性を維持
  • ポップアップ機構を付与したDVDケースの販売が好調に推移
  • 2004年3月に中国・深?に新たな生産拠点を獲得し、中国3生産拠点体制を構築
小野産業
RHCMを軸とした技術補完による世界的なアライアンス・グループ構築を推進
  • 2010年度に向けた新たな会社づくりを目標に「TF2010」を2004年4月にスタート
  • 台湾のEMS会社MiTACグループへRHCMの技術ライセンス供与を開始
  • エアコン、ゲーム機の海外生産シフトにより家電分野は低迷するもデジタル家電、自動車分野での受注が大幅に拡大
  • 2004年3月に草加工場を閉鎖、委託生産を視野に入れ生産体制を再構築
黒田化学
CAE解析/設計から試作品、金型、成形、ユニット化までの一貫体制に強み
  • 2003年7月に中国・蘇州に新工場を設立し、ユーザーの海外生産シフトへの対応を強化
  • 得意とするパワーエレクトロニクスで培ったノウハウとインサート成形をベースに自動車を中心とした新分野への展開を推進
  • 国内は解析や設計、試作を中心とした開発支援能力を強化
不二プラスチック
スリムで筋肉質な企業へ脱皮するため様々な改革を断行コアとなる精密成形技術をベースに新たなスタートを切る
  • 「3×3D」技術の開発により透明装飾プレートの低コスト・量産化に成功従来の枠に捉われることなく新規用途開発を推進
  • DVDレコーダーなどハード機の普及を背景に、DVDケースの販売は堅調に推移
大成プラス
ユーザーの「作りたいモノ」「形にしたいモノ」を具現化するトータル・ソリューション企業
  • 日用雑貨関連製品の販売増により、04/10期売上高は前年同期比91%増の50億円を見込む
  • 硬質樹脂とアルミ合金との一体化技術「NMT:ナノ・モールディング・テクノロジー」を開発自動車、家電など新規ユーザーからの引き合いが増加基調
  • 自社開発技術のアウトプットとして、特許出願・取得及びライセンス供与を積極的に進める
マグエックス
徹底的なコスト対応と高付加価値商品開発を並行する二極分化戦略を推進
  • 工業部品の単価下落の影響を受けるも積極的な新商品の開発により03/8期売上高は前年実績を確保
  • 2002年秋に「シャッター用ディスプレイ」の開発を本格化医療関連製品では大学等との連携を図るなど、マグネットシートの用途開発を推進
日本フッソ工業
ユーザーが抱える多様な課題の解決を目指し材料からコーティング・ライニング技術までを追求する研究開発型企業 131
  • ユーザーの設備投資意欲の回復を受け、03/9期は増収増益を確保
  • 主力の帯電防止フッ素樹脂コーティング技術「ECシリーズ」ではグレードの拡充を推進
  • FPD製造工程向け「剥離帯電防止コーティング」の受注量は好調に推移
  • 2004年秋には埼玉工場に第8世代の液晶装置対応の大型炉を新設予定
モダンプラスチックス工業
新規需要の創出により業績は回復基調へ高い技術力を武器に挑戦を続ける老舗企業
  • ベンチャー企業との共同開発を推進し防災分野へ進出
  • 規模の拡大ではなく、適正利潤を獲得できる企業へと転換を進める
  • 2003年5月に射出部門で24時間365日稼動を開始2005年4月には群馬県に工場を移転し生産性のさらなる向上を図る
伊澤製作所
精密加工技術を追求し、新分野の開拓を目指す
  • 半導体製造装置部品の受注増により、04/7期業績は増収増益を見込む
  • 機械設備の入れ替えによる生産効率の向上を推進

第三章: 特別調査


アーク
プラスチック加工市場のみならず国内製造業に新たなビジネスモデルを導入した総合開発支援企業
  • ユーザーサポートを徹底的に追求したフルラインネットワークシステムを構築
  • 2004年8月に5ヵ年の新中期経営計画を策定海外に重点を置いた戦略投資の継続とグループ企業間の連携強化を推進
  • 2004年からはアーク本体で中国企業への資本参加を開始南部化成など国内、韓国の有力成形加工メーカーの拠点を活用した本格展開を加速
  • グループ内企業の人的・技術的連携を活発化し、総合力の強化を図る
  • 新製品開発における総合支援サービスを必要とする全てのユーザーにソリューションを提供
金型熱血集団 JAM
人と人との緩やかなネットワーク構築により勝ち残りを図る
  • 「精密金型製作軍団」を標榜し、幅広い顧客へ高品質・高精度の金型と成形品までを提供他のグループとの連携により、さらなるデジタルネットワーク拡大を視野に入れる
大田区
モノづくりを支える基盤技術と仲間取引など集積機能の再評価が進む
  • 集積内製造業の業況、売上高、収益のDIはいずれも大きく改善し水面下を脱する
  • 「仲間取引」は仕事量の平準化から、技術・技能の相互補完機能へ変換
  • 大田区の支援施策と今後の方向性
墨田区
日用消費財からファッション、そして新産業の苗床となる集積へと変容
  • 日用消費財を供給する一大基地として独自の都市型集積を形成
  • 集積内製造業の景況感は一進一退が続く
  • 墨田区の支援施策と今後の方向性

第四章 : 参考資料

調査個表

エンプラス、トヨテック(トーヨーサークル)、キャム、新生化学工業、樹研工業、プラスセイコー、三甲、タカギセイコー、岐阜プラスチック工業、三光合成、淀川ヒューテック、南部化成、ヤマト・インダストリー、天昇電気工業、宇部日東化成、天馬、小野産業、黒田化学、不二プラスチック、大成プラス、マグエックス、日本フッソ工業、モダンプラスチックス工業、伊澤製作所
積水化学工業、信越ポリマー、積水化成品工業、タキロン、フクビ化学工業、リスパック、アロン化成、紀伊産業、リッチェル、山下電気、宇部フィルム、ゼオン化成、永大化工、東レペフ加工品、平成ポリマー、アクト石原、タカノギケン、赤松化成工業、太洋化成、三和化工、ハイシート工業、オーエスケー、タツノ化学、新興化成、大幸化成、イノマタ化学、ダテックス、伸和、ジェイ・イー・ジェイ、国光オブラート、東海プラスチック工業、高一商事、信濃化学工業、和弘プラスチック工業、三協製作所、フクイ、熊本樹脂、昭和化成工業、栄光化学、熊本海道工業、東和化学、関東ビニール、セルコ

プラスチック加工メーカー便覧

樹脂別消費にみる各種プラ加工製品の位置付け

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