2005年版 プラスチックシート市場の展望と戦略

発刊日
2005/03/25
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体裁
A4 / 287頁
資料コード
C46116700
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

はじめに

第1章 プラスチックシート市場の展望

1.「中間素材」からの脱皮が求められる
市場を見つけ出し、作り出すためにはエンドユーザーへのアプローチが必須
IT・エレクトロニクスではユーザーと連携した、最終製品を見据えた開発がポイント
真空・成形用原反では、プラスαの付加価値の提案が焦点

2.原材料樹脂別にみるフィルム・シートの位置付け(統計データ)



第2章 機能性シート及びシート加工品市場の展望


1.導光板市場の動向
パネルメーカーのバックライト内製化により導光板単体での調達が増加する傾向に
2003年、2004年見込みと市場規模は前年比25~30%の成長を示す
海外市場を中心に暫くは安定的な成長が見込まれる
押出板では導光板の多機能化への対応は限界
シートメーカーの差別化ポイントは輝度向上へとシフト

2.拡散板市場の動向
液晶TV、マルチパーパスモニタの拡大で2004年見込の市場規模は5,500t弱に
デファクトスタンダードが確立しておらず、素材間・メーカー間の競争も激化
市場規模の90%以上を占める押出板では低吸湿タイプのPMMA系投入でPCとの競争激化
ゼオノアを使用した射出成形品とはサイズやロットにより棲み分け進む
光学シート機能の取り込みなど拡散板の多機能化に向けた開発も進む

3.FPD前面板
リアプロTVのMD化によりPMMA前面板出荷量が大幅に減少
LCD前面板は用途や使い方によってPCとPMMAが棲み分ける
LCD-TV前面板は中国市場で搭載進むも日本国内ではコストと機能で課題残す
ハードコート、反射防止、防眩など表面処理での差別化競争も活発化

4.キャリアテープ
半導体や電子部品の好況を受け、数量ベースの市場規模は2000年のピーク時までに回復
ローカルメーカーとの差別化が可能な細幅テープの開発強化の動きが高まる
海外ユーザーが中心であったPC系の需要は、部品の微細化と高速実装化を受け拡大傾向
成形精度などの品質面に加え、コスト・納期対応が必須に

5.プラスチック軽量容器

〔1〕PSP容器市場の展望
樹脂使用量の削減や軽量化など、PSPトレーのコストメリットに対する最認識が進む
ソリッドからの需要シフトを予想し低発泡PSP容器の拡充を図る動きが進む
カップ麺容器の市場規模は微増で推移、生産コストの低減化が受注増のポイントに

〔2〕PP系軽量容器の展望
(1)PPフィラー入り単層容器
CVS弁当・惣菜向けを中心に市場規模は安定的に推移
多数を占める別注品の収益性改善が課題
(2)PP発泡容器
優れた耐熱性や断熱性など「安心・安全」をキーワードに市場規模10,000tが視野に入る

〔3〕A‐PET軽量容器の展望
2004年は夏場の猛暑により冷麺向けなどが増加するも
より低価格なOPSへ一部の需要がシフト

〔4〕PS系軽量容器市場の展望
(1)PS単体容器(真空・圧空)
原料価格の上昇を受け、容器メーカーの軸足は低発泡PSPへ移行
(2)OPS容器・蓋材
軽量かつ安価なOPSは蓋材用途を中心に出荷量は堅調に推移
フードパックの高機能化・高付加価値グレードが増加傾向に


第3章 プラスチックシートメーカー(二次加工メーカー)の展望と戦略

タキロン
工業用プレート、ポリカーボネート製品、床材、メディカルの4事業を
注力分野と位置付け、攻めの戦略を展開
工業用プレートはITバブルのピークであった2000年度を上回る生産・販売を記録
「イーワン」を増設し、半導体・LCD関連装置向けの需要増に対応
PETプレートは食品・医薬分野での展開を強化し、PVCプレートに次ぐ新たな柱として成長
光学用PC板専用のラインを新設し、2005年4月より本格参入へ
熱線カット採光材に加え、光触媒仕様の「クリーンカーボ」を業界に先駆け上市
インテリア用に多様なデザイン性を持つ「タキパターン」は、今後の主力製品として期待

筒中プラスチック工業
総合シートメーカーとしての強みをバックに
リーディングメーカーとしてのポジション確立を目指す
中国駐在事務所の設立などアジアでの基盤構築に注力
PCシート 精密コート設備に続き、押出設備も増設し、光学用途での展開を本格化
住設建築分野では、熱線遮蔽グレードがエクステリア向けで堅調な出荷量を示す
工業用分野では制電板シリーズが2桁の伸びを見せる
FM対応のラインナップ拡充も進め、半導体・LCD関連分野での拡販に注力
サイン・ディスプレイ分野はアクリル樹脂板が堅調な動向を示す
PET-Gシート「ペットエース」では、ブルー系の防虫グレードを開発

三菱エンジニアリングプラスチック
規模の拡大よりも付加価値向上に主眼をおいた展開進める
建材向けでは透明性を高めた熱線吸収グレードの拡販に注力
一般産業向けではハードコートグレードがLCD前面板向けで採用拡大

帝人化成
拡散板、前面板などLCD関連用途への注力進める
LCD拡散板の需要拡大に合せた能力増強進め、2005年6月には10,000t/年体制に
拡散板用シート出荷量は2004年見込で輸出も含め100t/月前後の規模に成長
LCD前面板向けハードコートグレードは年間15%前後の成長率示す

旭硝子
製品バリエーション・デリバリーサービスが強み
WEBを活用したユーザーサポートを展開し、ニーズの吸い上げを図る
建材・装飾分野での展開に注力
中空PCシートトップの「ツインカーボR」は更なるバリエーション拡大を推進
「カーボグラス」では自社開発のコーティング剤を使用した耐擦傷・高耐候グレードに注力
多様な空間演出を装飾分野での開発テーマと位置付け、新たな意匠性の具現化に取り組む
「レキサンRシート」シリーズでは表示パネル向けに低グロスグレードを市場投入

大日本プラスチックス
波板に特化し、豊富な製品バリエーションを強みに高シェアを確保
自然災害による修繕需要が急増し、PVC、PC共に2004年の波板出荷量は大きく伸長
農業畜産資材ではハウス需要が伸び悩む中、「ノードロップ」が着実に採用拡大

三菱樹脂
グローバルなマーケットを視野に入れた品揃えの構築を積極化
板工業材事業と情報電子事業を一体化し、販売チャネルでのシナジー追求
2005年3月に連続プレス品では業界最大となる厚み20mmを有する新グレードを上市
「FMシリーズ」では、積極的に開発に取り組む

積水成型工業
小ロット・多品種への対応力を強化し
品質とコストの両面でユーザーサポートを徹底
工業用PVCプレート出荷量はIT関連分野での旺盛な設備投資を背景に前年比115%の伸び
一般・成形用では、熱ラミによる表面加飾プレートを差別化製品と位置付け、用途開拓に注力
主力のPPシートでは、パッケージ向けが高成長を示す

三菱レイヨン
連続キャスト法の特性活かし光学関連用途で強み見せる
国内拠点の能力増強は一段落、海外では2005年5月稼動予定で中国・江蘇省に
20,000t/年の工場を建設中。IT・光学から建築、サニタリーまで現地需要の幅広い取込み目指す
導光板、LCD前面板の成長で2003年出荷量は前年比20%近い成長示す
導光板向けシートでは透明板より10%輝度アップした新製品開発で差別化
直下型バックライト拡散板向けグレードは2005年中の量産目指す
LCD前面板では連続キャスト、インラインコートという製法が
ユーザーからの支持受け圧倒的なシェアを確保

住友化学
LCD部材向けPMMAシートで高いシェアを確保
導光板、拡散板市場の海外シフトに伴い中国、韓国に生産拠点を新設
アジア地区でのLCD部材需要に迅速・確実・柔軟に対応する体制を整える
新規用途を中心にPMMAシート出荷量は順調に成長、汎用品向けも堅調に推移
前面板、銘板向けの薄物シートではハードコート、帯電防止などの表面処理グレードで差別化
平板導光板向けシートでは光の選択透過による高輝度グレードの投入で差別化図る
直下型バックライト向けに「反らない」拡散板「RM800シリーズ」を投入
拡散板の多機能化に向けた研究開発も進める

旭化成ケミカルズ
光学関連需要の海外シフトに合わせ海外拠点の拡充を図る
韓国拠点は2006年稼動予定でライン増設を予定、中国地区での拠点設置に向けたFSも進める
「デラグラス」 主力の導光板向けでは高輝度グレード「AF」の構成比が30%程度にまで成長
拡散板向けでは押出板の15~20%、PMMA系板の25~30%のシェアを確保
ニーズに合せた品質・機能向上を図り板の完成度アップが課題に
前面板では0.5㎜の超薄肉グレードも開発

日本ポリプロ
シーズとニーズの融合により新たなPPマーケットの創造を目指す
生産面での「安心・安全」向上を目的に食品用途での展開に集中
発泡PPをPPフィラー層ではさんだ「エコロEXシート」を開発

ロンシール工業
事業拡大を担う開発品の拡充を積極化
主力のPPフィラーシートでは新たな切り口による新用途開拓に注力
シート製品を産業資材事業部から開発事業部に移管
新規市場の開拓を事業戦略の中核に位置づけ、開発品の拡充を積極化
PPフィラーシートの新たな需要分野としてPPシート代替をターゲットとした新製品を投入

日本ウェーブロック
次なる成長戦略としてエンプラシートの内製化にも着手
包材部門では製品バリエーションの拡充を目的に多層機を充実
多層シートのバリエーションを拡充し、成型品での展開を加速
表面加飾シートは自動車部品で試作評価段階に進む
今後の事業拡大を睨み、開発体制の強化と基材用シートの内製化に着手

出光ユニテック
末端ユーザーとダイレクトにタイアップするなど
「素材販売」から「パッケージング製品対応型ビジネス」への転換を目指す
子会社3社を含め研究開発機能を商品開発センターに集約し、人とテーマを一元管理
易開封容器「マジックトップ」は加工米飯、スープなどの採用を取り込み、依然高成長を示す
「ピュアサーモ」は医薬向けブリスター包材として採用が本格化

サンビック
長年に渡るオレフィン系シートに関する実績をバックグラウンドに
きめ細かなユーザーニーズに対応した開発品での展開を強化
採算の取れない汎用品を絞り込み、付加価値製品を拡充
多層や配合などのノウハウを活かしユーザーニーズに適したラインナップが強み

アキレス
利益重視のスタンスを打ち出し、機能に裏打ちされた高付加価値製品に集中
PPシートは不採算用途を中心に販売を絞り込む
リサイクルを見据えた単層・表面改質シートの開発を推進
軟質PVCシート・フィルムの需要減は工業分野を中心に下げ止まる
簡易クリーンルーム向けなど独自の機能を組み立てた製品ラインナップを軸に拡販を進める

三井化学プラテック
2005年4月にハイシート工業と統合し、三井化学ファブロとして発足
産業資材事業を一体化し、グループ全体でのシナジー効果発揮を目指す
三井化学グループが有する機能性樹脂を武器に独自の機能を打ち出し、新たな成長を引き出す
発泡シートをコア製品と位置づけ、物流資材を軸としたシート事業を展開
末端ユーザーへのアプローチにも積極的に取り組み、ニッチな用途を開拓
「パロニア」シリーズは自動車、弱電、食品分野での物流資材として順調に成長

積水化成品工業
コスト削減への取り組みと発泡品の特徴を活かした機能性シートの開発により
二極化する市場ニーズに対応
生産部門の一層のコスト競争力強化を目指し、各工場内に生産業務委託子会社を設立
一般反やラミ丼がトレー反の出荷減をカバーし、2004年PSPシート出荷量は微減で推移
2005年3月にはシート内部に連続気泡を設けた「吸水シート」を上市
「はがせるトレー」はリサイクル性が評価され堅調な伸びを示す
発泡PPシートは食品容器に加え、工業用途での需要が増加傾向

JSP
多層化やラミ技術をベースに、次の世代を見据えた複合素材の研究開発を強化
市場の縮小と収益性を重視した展開により出荷量は減少傾向で推移
充実した印刷・ラミネート設備と高度な技術力を活かしラミネート反の受注増を狙う
発泡PPシート「Pパール」は3,000tを目標に拡販
2004年10月にはPS系永久帯電防止シート「ミラシャイン」を上市

サンポリマー
原点に戻った生産管理体制の整備と
印刷・ラミ技術を活かした製品開発力の強化を推進
独自の印刷・ラミネート技術がユーザーから評価され、2004年のPSPシート出荷量は横ばいで推移
2005年中には発泡倍率8倍、10倍の発泡PPシートを上市予定
用途の拡大を推進し、さらなる出荷増を目指す

サンディック
供給安定化と品質管理体制の強化を図り、「安心・安全」「環境対応」を追求
2004年10月、大日本インキ化学工業と旭化成ライフ&リビングのOPS事業統合により
市場シェア40%超のトップメーカー「サンディック」が発足
2004年出荷量はシートの薄肉化の進展や価格改定の影響などにより前年比微増で推移
グレードの統合を進め、生産効率の向上を図る

三菱化学
グループの研究開発機能を効果的に活用し、原料からのシート開発を推進
食品分野で設備稼働率を安定化、非食品分野の高付加価値製品で収益向上を図る
2004年は電子部品トレー向けなどに静電防止グレードの出荷量が伸長
2004年OPSシート出荷量は前年比2~3%の伸長率で推移
清涼感が評価され、夏場にトレー向けシートの需要が拡大

電気化学工業
スチレンモノマーから成形品までの一貫生産体制を活かした事業展開を推進
2004年6月に電子材料に関する組織を統合し電子材料事業本部を創設
開発から販売までのシナジー効果発現と一層の事業拡大を狙う
食品包材分野ではOPSシート出荷量が堅調に推移し
千葉工場のOPSシート生産能力を40,000t/年に増強予定
電子包材分野ではキャリアテープなど搬送資材向けがピーク時と同水準にまで回復
PC/ABS/PCの「EC-AP」には成形性を向上させた新グレードを追加し、搬送物の小型化に対応

ポリテック
A-PETシートのトップメーカーとして
新規用途開発による市場拡大を目指す
2004年出荷量は27,000t/年、2005年以降は生産設備のフル稼働を目指す
シリコーンフリーグレードをベースとした複合材の需要が拡大
カット板は2005年から本格展開を開始

ウツミリサイクルシステムズ
さらなる品質向上と用途拡大を推進し、再生A-PET市場を主導
再生シートの採用は食品・非食品を問わず拡大傾向
2004年出荷量は10,000tを超える
新規の用途開発につながるフレークからの再重合設備が2005年春に稼動予定
原料調達手段の多様化などによりコスト対応力を強化

カネボウ合繊
機能性を高めた特殊グレードに特化し収益性の向上を目指す
抜本的な事業構造の見直しにより、A-PETシートの生産設備を北陸工場に一本化
帯電防止グレードの出荷増を受け、2005年にはOEM供給も視野に入れる
非食品分野ではブリスターパック向けに耐熱グレードが採用される

RP東プラ
多層化・改質技術と海外3地域の生産拠点を活かし
非食品分野へ積極展開を進める
再生PETシートの改質グレードなど、高付加価値製品の開発に注力
電子部品搬送関連向けにノンカーボン中間導電シート「NOA EXAS」を上市

大阪樹脂化工
高度な共押出技術をベースに、シートの付加価値向上を狙う
A-PETシートでは再生シートとの棲み分けが可能なCVS・SMなどへの展開を強化
PPシートでは多層バリアグレード、高透明グレードなどの拡販を進める

信越ポリマー
あらゆるポケット形状・寸法・ピッチに対応可能な成形技術に強み
販売活動の一元管理を目的として2004年4月に販売子会社を統合
2004年のキャリアテープ出荷量は数量ベースで過去最高に迫る水準を見込む
最先端のチップサイズ0402タイプの4mm幅キャリアテープを開発
2005年初頭からサンプル出荷を開始
高速実装に対応するトップカバーテープでは、汎用、静電防止、導電の各グレードをラインナップ

日本ガーター
キャリアテープとテーピングマシンとを扱う相乗効果を活かし
ユーザーニーズに即した製品を供給
海外生産拠点のキャリアテープ出荷量は堅調に推移
半導体、電子部品ともに小型化が進むなか、細幅・微細ポケットの高精度グレードにさらなる注力
透明帯電防止グレードでは、これまで以上の機能向上を目指す
海外ユーザーとの取引拡大に合わせ、PC系の出荷量が増加傾向に


第4章 各種シートの動向と展望

1.PCシー
土木・建材、一般産業ともに好調で、PCシート市場は依然として拡大基調
土木・建築分野 熱線カットグレードは需要拡大も、各社から相次ぎ市場投入され競争激化
内装向けでは、多様な空間演出に対応できる製品バリエーションが差別化につながる
一般産業分野では、帝人化成、三菱エンジニアリングプラスチックスが突出
筒中プラスチック工業、タキロンはダミー缶向けグレードや難燃PC板で安定した需要を確保
筒中プラスチック工業、タキロンが生産体制を整え光学用途での展開を本格化

2.PMMAシート
LCD関連部材向けの拡大により市場規模は順調に成長、海外生産も進む
建材、店装、看板などの汎用品の出荷量は横這いで推移、各社で収益改善への取組み進む
導光板はPCモニタ向けに安定した需要を確保
拡散板向けでは吸湿性の改善が最大の課題、各社とも「反らない」グレードの開発に注力
FPD前面板 リアプロTV向けがMD化の影響により減少
LCD向けでは薄肉化に向けた競争が激化

3.PVCシート・プレート

(1)PVCプレート
工業用プレートは半導体・LCD関連装置向けで需要が急増で、2000年のITバルブを超える
2005年以降IT関連は調整局面が予測される、海外需要の取り込みによる需要確保がカギ
半導体・LCD関連向けでは連続プレス製法を有するタキロン、三菱樹脂が強さを見せる
機能の高度化、素材バリエーションの拡充、海外市場でのサポート体制など
トータルに製品力を高めることがさらなる成長につながる
一般用では脱PVC化の流れが一巡、今後は差別化できる機能が焦点

(2)PVCシート
需要縮小を背景に参入各社とも、非PO系シートに軸足を移す
工業用はPVCの優位性を活かした展開で需要拡大につなげるメーカーも

4.PP系シート

(1)PPフィラーシート
シート需要は堅調も、シートメーカー出荷分は減少傾向が続く
多層化を用いた、新たな切り口での市場・用途開拓が顕在化

(2)PPシート
文具メーカーの海外シフトが続く中、PPシートメーカーでは新用途開拓が不可欠に
クリアパッケージはドラッグストア、CVSでの陳列販売拡大を機に化粧品向けで高成長
高透明PPは蓋材に加え、医薬包材分野での用途開拓も進む

5.PSPシート
容器メーカーの内製化やシートの薄肉化などにより
シート専業メーカーの重量ベースでの出荷量は減少が続く
原料価格の上昇と容器リサイクル法における利用事業者の負担増を背景に
ソリッドからPSPへの需要シフトに期待感が高まる
発泡PPシートは耐熱PSPシートではカバーできないニーズを取り込み堅調な伸びを示す
発泡技術や多層化技術、ラミ技術などを活かし、高機能・高付加価値品の開発が相次ぐ

6.OPSシート
A-PETとの棲み分けが進み、蓋材やフードパック向けに年率2~3%増の安定推移が続く
高防曇グレードは蓋材向けに堅調に推移するも、耐熱OPSシートの需要は伸び悩む
業界再編が一段落するも、ユーザーからの価格の下げ圧力に変化はなく
今後もさらなるコスト競争力の強化が要請される

7.A-PETシート
PVCやPS系シートからの代替需要も一巡し、市場に成長鈍化の兆しが強まる
素材の特徴を見つめ直し、「A-PET」だから可能となる用途の開発や機能付与が重要に
食品容器向けではシート専業メーカーでしかできない高機能品の開発を強化
価格競争が激化する食品分野から非食品分野へと事業の軸足を移す企業が増加傾向に
品質の向上や改質技術の高度化などにより再生シート市場は順調な動き
バージンシートは「安心・安全」「高品質」を前面に出し、食品容器や工業用途での展開が主流

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