2007年版 プラスチックシート市場の展望と戦略

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発刊日
2007/06/06
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A4 / 282頁
資料コード
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リサーチ内容

第1章:プラスチックシート市場の展望

狭まる成長分野、強まるメーカー集約化の波
 メーカー間の競争は局地戦化、問われる強い用途・分野の有無
メーカーの事業再編が顕著、「選択と集中」から「集中」へ
マーケットをたぐり寄せる仕掛け、「舞台裏の創造」が勝ち残りには不可欠

第2章:機能性シート及びシート加工品市場の展望

1.導光板市場の動向
  PCモニタの大型化等により、導光板向けPMMAシートは前年比110%程度の成長を持続
  価格競争の激化を背景に、PMMAシートメーカーの方針転換が顕在化
   連続キャスト法を武器に、三菱レイヨンはさらなる拡販を目指す
  プリズムシートの置き換えによる部材コストの削減を狙った高輝度ニーズが浮上

2.拡散板市場の動向
  素材間競争はPS系拡散板によるPC代替という新たな局面に
   攻め込むPS系、巻き返すPC、いずれにとっても2007年は勝負の年に
  帝人化成のキャパ不足に伴う新規メーカーの参入がPS系シフトのキッカケに
   住友化学、旭化成ケミカルズは海外での生産体制を拡充し拡販につなぐ
  定期的な能力増強に加え、現地生産による「グローバルな供給体制」が戦略課題として浮上
  住友化学は主要パネルメーカー全てで採用獲得、圧倒的な商圏を築く
   グループ内調達に販路を得て、第一毛織、奇美實業も一定のポジションを確保
  ランプ本数の削減によるコストダウンニーズから、表面パターン付き拡散板の需要が本格化へ
  加工性の点から射出成形という選択肢も浮上、機械・樹脂メーカーによる市場開発が活発化
  「プリズムシートレス」は部材統合によるコストダウン以外のメリット創出も課題に

3.FPD前面板の動向
  前面板レスによりRPTV向けは大幅縮小も、LCD前面板が拡大基調
   携帯電話で需要を稼ぐPMMAに対し、PCが用途の広がりで先行
  携帯電話では0.5mm前後の極薄グレードで、PC前面板の採用が増加
   住友化学はさらなる極薄グレードの開発を推進、PMMA/PCでの展開も模索
  LCD-TV前面板の採用がここにきて立ち上がりの兆し、MSが有力か
   2.0mm厚、鉛筆硬度3H~4H、AR処理をベンチマークに水面下で開発が活発化

4.プラスチック軽量容器
  〔1〕PSP容器市場の展望
    06年のデンカポリマーに続き、07年にはシーピー化成がPSPトレーを増産
     成熟市場下での供給能力増大で、今後は消耗戦へと突入
    PSP弁当容器は「軽量化」の次に来るテーマの探索が必須に
     耐熱PSP容器は他素材との差異化が進まず、需要は頭打ちの状況
    「儲かるカップ麺づくり」を目指し、ユーザーサポートのさらなる徹底化が重要に
  〔2〕PP系軽量容器市場の展望
    (1)PPフィラー入り単層容器
    06年はコンビニ弁当・惣菜向けを中心に安定推移
    中央化学、リスパックが発泡品を上市
     PPフィラー容器にも軽量化の流れが生じる
    (2)発泡PP容器
    軽量化ニーズを追い風に発泡PP容器の需要は堅調に推移
    さらなる市場の量的、質的拡大は成形技術の高度化がカギを握る
  〔3〕PET系軽量容器市場の展望
    A-PET容器のメーカー出荷量は2年連続で前年割れになる見通し
    メーカー各社が原料調達コストを引き下げられる素材での展開を強化
     再びA-PETとOPSの素材間競争が生じる兆し
  〔4〕PS系軽量容器市場の展望
    (1)PS単体容器(真空・圧空)
    惣菜関係に加え仕出し弁当やオードブル向けも苦戦
     市場はもう一段の縮小となる見通し
    (2)OPS容器・蓋材
    フードパック向けは堅調、蓋材向けに耐熱OPS需要も増加傾向に

第3章:プラスチックシートメーカー(二次加工メーカー)の展望と戦略

タキロン株式会社

事業拡大に向けた市場深耕に注力
  2006年4月に高機能材事業本部を設置、機能重視の姿勢をさらに強める
   平成ポリマーのプレート製品事業を買収、工業プレート事業とのシナジーを模索
  台湾、中国・蘇州に工業用プレートの加工拠点を整備
  高シェアを有する「FMプレート」では多機能化におけるバリエーション拡充に注力
  CNT制電シリーズは後処理不要のコストメリットを活かし成形加工品での需要開拓を推進
  PET系プレート「ペテック」はA-PETと競合で伸び悩むも、機能での差別化を追求
  工業分野、光学分野を2本柱に厚み2mm以上での展開に集中
   2007年春より表面パターン付き拡散板の供給を開始
  建材向けのPC平板はエクステリア向けが持ち直し、インナーシリーズも需要本格化の兆し
   大型ジョイントシステムパネル材「ルメカーボ」は屋内外で旺盛な引き合い
  波板ではホームセンター向けルート販売の強化として、クボタシーアイと協業

筒中プラスチック工業株式会社

光学分野でのポジションアップに注力
  友好的TOBにより、2007年2月に住友ベークライトの完全子会社となる
   2007年7月には住友ベークライトを存続会社とした合併を予定
  2005年春にPC薄物ライン及び拡散板専用ライン、計2系列を増設
  PCシートは絶縁材料、拡散板、前面板などの産業用途向けで出荷増
   ウェット系シーティング技術を武器にさらなる需要開拓を目指す
  住設建築資材向けでは、機能面での差別化を推進
  PVCプレートは半導体製造装置向けの旺盛な需要から2006年は好調な推移
   非PVCプレートではABS系が航空機・内装などでの採用を積み上げ出荷増

帝人化成株式会社

拡散板をはじめとするLCD分野で圧倒的な存在感
  2007年4月より生産能力4,000t/年の新ラインが稼動を予定
   生産スピードのアップ、大型化対応による量産効果の早期取り込みを推進
  拡散板のほか、タッチパネルガラス基板代替などが好調に推移
  前面板向けでは、鉛筆硬度B~Hの軽ハードコート品が好調
  機械強度を活かした薄肉化、耐熱性による薄型化のメリット訴求に注力
   2007年夏を目処に1.5mmを超える薄肉化グレードの投入を計画
  拡散板では高輝度・高色度など、機能・性能を重視した差別化戦略にフォーカス
   高拡散・集光機能付き拡散板は2007年秋にもサンプル出荷を開始予定

三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社

LCD前面板をはじめとする一般産業分野での展開にウェイトシフト
  厚物ラインからの転用により、薄物・ハードコート板の能力拡大を推進
  販売戦略の見直しにより、建材向けの出荷量は2006年以降縮小基調に
  ポータブル機器向けのLCD前面板を最重点テーマと位置づけ、拡販に注力
   PC/PMMA多層のハードコートグレードがユーザーの評価を集め需要増
  LCD-TV前面板はPMMAと比べ、PCの優位性が発揮できないとの見方

旭硝子株式会社

品揃え・品質・CSの向上を一貫して追求
  2007年1月よりPCフィルムの所管を板ガラスカンパニーに変更
   統合効果を活かし、産業用途でのシート出荷量上積みを狙う
  中空シート「ツインカーボ®」は屋内外ともに安定した成長を示す
   カラーバリエーションに加え、特殊印刷による意匠・機能付与を推進
  「ツインカーボ®タフネス」では用途の広がりに対応し、さらなる肉厚グレードの投入を検討
   ホームセンタールートをターゲットに「ツインカーボ®A」を上市、出荷量も順調に増加
  2007年5月に「アクリルシリーズ」を上市予定、バリエーションを拡充
   サイン向けのラインナップを本格的に立ち上げ、市場定着を目指す
  「カーボグラス®」は独自のハードコートグレードが順調に成長
   2007年中にもフィルムタイプの耐擦傷・高耐侯グレード上市を予定

バイエル株式会社

独自の多層構成を武器に、2006年より拡散板市場に本格参入
  韓国での採用本格化、台湾への供給開始も視野に
   2007年9月には新設備を導入し生産能力を引き上げる
  PC樹脂ベースのUV層を使用した独自の共押出多層品を開発・市場投入
   強度を活かした低反り性とコスト競争力を活かし、先行メーカーのシェアを奪う

三菱レイヨン株式会社

連続キャスト板をコアに世界シェアの拡大を推進
  2005年6年に稼動の中国・南通拠点は導光板向けをメインに高稼働率
   タイ・MMA拠点に連続キャストラインの導入を決定、稼動は2009年4Qを予定
  連続キャスト板の品質・コスト競争力を武器に導光板向けでのさらなる拡販に注力
   2006年秋より従来比7~8%の輝度向上を図った新グレード「N875」を投入
  連続キャスト・インラインコーティングを武器に携帯電話・前面板向けで高シェア
   新規用途として、LCD-TVでの前面板搭載に伴う需要拡大に期待
  サニタリーグレードは中国拠点での現地生産化を予定
   欧米への輸出拡大を狙い、カラーバリエーションの拡充に取り組む

住友化学株式会社

シート事業を全方位で拡大・強化
  用途・機能によりシート製品の取扱いを細分化、各分野でシェア拡大に向けた戦略を推進
  2006年に計3系列を韓・中の各拠点に導入、拡散板の生産能力を23,000t/年にまで拡大
   2007年秋の稼動を予定するポーランド拠点ではもう1ラインの増設を検討
  一般・汎用分野では、キャスト板の競争力強化を戦略的に推進
  サイン、アミューズメント機器、住設・建材を重点分野と位置づけ拡販に注力
   FPD・フレーム向けは先行し高シェアを確保も、「スポット需要」と位置付ける
  携帯電話・前面板では、薄肉化、多機能化によりシェア拡大
   さらなる極薄グレードとして、PMMA/PCのハイブリットタイプでの展開も模索
  LCD-TV・前面板は搭載本格化に備え、技術確立に取り組む
   反射率2%~2.5%、MSシートをベースとした反射防止グレードがターゲット
  導光板向けはシートメーカー間の競争激化から、現状維持での展開に絞る
  主要パネルメーカーを網羅し、拡散板で圧倒的なシェアを確保
   「PC代替」による需要取り込みで、さらなる拡販を目指す
  2007年の商品化を目指し、レンズ機能付き拡散板の開発を推進

株式会社クラレ

加工度アップによる付加価値展開がシート事業の基本戦略
  2007年3月末にクラレ新潟化成のキャスト板設備を停止
   グレード移管への対応として、2007年4月には中国拠点の設備改造を実施
  2005年8月より稼動の中国拠点はサニタリーグレードを主体に順調な立ち上がりを示す
   国内出荷量は一般用途を中心に伸び悩むも、光学分野での需要開拓に注力
  「ミラブライト」は低コスト化ニーズに対応した改良を実施、改めてユーザーアプローチを開始
   表面パターン付き拡散板は2007年より一部ユーザーへの供給を開始

旭化成ケミカルズ株式会社(導光板・拡散板)

ALL PSの超低吸水グレードに続き
押出成形によるレンズ機能付き拡散板を投入
  韓国デラグラスに拡散板の生産ラインを導入、2007年1月より稼動を開始
  導光板向けは伸び率が鈍化、価格競争の激化から注力ウェイトを落とす
  韓国での量産化により、2007年の拡散板販売量は7,000tを見込む
  レンズ機能付きの押出拡散板「デラグラスDL」を2006年7月より量産化
   部品点数削減によるコストメリットを訴求し、採用拡大に取り組む

日本アクリエース株式会社

RPTV・スクリーン向けのMSシートが柱
拡散板や前面板など、新規用途での展開を積極化
  2006年10月に親会社間での株式譲渡を実施
   三菱ガス化学の素材開発と一体となったグレード改良、用途開拓を推進
  2006年はRPTVの方式変更が影響し前面板での需要が大幅に縮小
   2007年はMD方式への対応を整え、盛り返しを図る
  拡散板向けとしてMS多層品を展開、光学特性など品質優位性を売り込む
   LCD-TV前面板向けが評価段階、今後の需要拡大に期待

積水成型工業株式会社

PVCプレートやPPシートなど主力製品のさらなる拡販に注力
  2005年のPET設備に続き、2006年秋にPP薄物用設備を増設
  PVCプレートは得意のダクト用を中心に出荷増
   次なる展開として、装置関連部材での需要開拓を目指す
  PETプレート「エステラ」はコスト競争力に勝るA-PETグレードが好調
   品揃えの強化に取り組み、さらなるPET-G代替を推進
  PPシートは納期・品質重視のオフセット印刷、パッケージ向けで堅調推移
   化粧品パッケージ向けでの拡販をターゲットに品質レベルの向上に取り組む

ウェーブロックホールディングス株式会社

既存事業の充実に加え、新規の高付加価値事業立ち上げを推進
  2006年4月にヤマト化学工業をグループ化し壁紙事業を強化
  2006年4月にPC薄物シートの製造販売子会社を設立
   光学・電材をターゲットに一関事業所内に設備を導入、2007年夏の本格稼動を予定
  シート・真空成型品は一時の伸び悩みを脱し好調に推移
  光輝テープは国内低調も、欧州や中国などへの輸出が伸長
   金属加飾フィルム・シートは自動車部品向けでの採用獲得を最重要テーマと位置付ける

アキレス株式会社

市場トレンドに即した製品開発のスピード化を推進
  PPシートは文具、VTRケースなど主要用途の需要縮小が続く
  PVCシート・フィルムではクリーンルーム用ソフトパーティションが2ケタの伸長率を示す

日本ポリプロ株式会社

ポリマーに遡った開発及び高度な多層化技術を通じ
PP系シートの新規市場開拓に取り組む
  2006年8月に発泡PPをPPフィラー層でサンドした「エコロEXシート」を上市
   軽量化ニーズを追い風に耐熱容器向けのスタンダードを狙う
  メタロセンPP「ウィンテック」を用いた高透明シート「エコロビューシート」では
   耐熱性や透明性が評価され着実に採用が増える

出光ユニテック株式会社

シートの高機能化・高付加価値化による、さらなる用途拡大を推進
  2006年7月に出光プラスチックと事業統合
   食品包材向けPSシートやPO系軟質フィルム「ピュアソフティ」は分離へ
  2007年にはバリア層にMXD6を用いたマジックトップの新グレードを上市
  「スーパーピュアレイ」ではヘイズ値2以下の製品開発に取り組み
   さらなるA-PET代替を狙う

ロンシール工業株式会社

長年蓄積してきた押出・多層技術をベースに需要の維持・拡大に取り組む
  PPフィラーシートではプラスαの機能付与により残存者利益の享受を狙う
  「HMPPシート」は比重の軽さを活かし、PPフィラーシートの置き換えが進む

三井化学ファブロ株式会社

三井化学グループとの連携強化を図り、原料からのシート開発を志向
  発泡シートは物流資材向けを中心に安定需要を確保
   PPソリッドシートは撤退の方向に
  「厚み」と「素材」の2つの軸を切り口とした事業展開を推進

積水化成品工業株式会社

発泡技術を進化させ、さらなる低コスト、省資源、軽量化を目指す
  PSPシートの出荷量は前年並みが続くも
   軽量・ロースタック化ニーズに対応したトレー反の需要が拡大
  機能性シート「FUTURE SHEET」は着実に成果を積み上げる

株式会社JSP

事業の再構築と新製品開発を進め、PSPシート事業の優位性を維持
  PSPシートの生産設備集約化が2006年9月に完了
   平塚工場を閉鎖し、コスト競争力のさらなる向上を図る
  2007年春の上市を目標に次世代PSPシートの開発に取り組む
  トレー反は軽量化が一段落し、2007年にはプラス成長を見込む
   断熱機能とシャープ性を両立した中発泡シートが堅調に推移

サンポリマー株式会社

生産技術の高度化に重点をおき、ユーザーの低コスト・高品質要求に対応
  ユーザーのシェア移動とラミ丼の紙化の影響を受け
   PSPシートの出荷量は低調に推移
  優れた断熱性が評価され発泡PPシートは2ケタの成長
   今後は成形性のさらなる向上を目指す

サンディック株式会社

ニ軸延伸設備と高度な生産技術をベースに新たな事業展開を模索
  低比重、高剛性などの特徴が評価されOPSシートの出荷量は堅調に推移
  優れた防曇性、剥離性と汎用性を兼ね備えた「210」を上市し
   2006年10月にグレード統合をさらに推し進める

三菱化学株式会社

加工分野で多様化・高度化するユーザーニーズに
グループシナジーの最大化で対応
  2005年9月に越前ポリマーを完全子会社化
   カネボウ合繊からはA-PETシート・機能性樹脂の営業権を譲受
  カット板を含め、A-PETシートの高機能化を目指した製品開発を推進
  OPSシート事業はニ軸延伸の技術をベースに他素材の使用も視野に入れる

電気化学工業株式会社

汎用需要を押さえながら、高付加価値品の開発・拡販を推進
  06年1月に千葉工場でOPSシートの生産能力を増強
   中国・蘇州では電子包材向け原反スリットの生産を開始
  OPSシートではA-PET代替をターゲットにソフトタイプの開発に取り組む
  電子包材向けは電子機器関連の需要回復を背景に
   導電シート、透明シートの出荷量は右肩上がりで推移

ダイセルポリマー株式会社

原料、シートを同一工場内で生産し、高品質・高効率を徹底化
  2006年に電子包材向けを中心とするHIシートは撤退
   積極展開を図るOPSシートは堅調な推移が続く
  添加剤の変更などにより、防曇性のさらなる品質向上を目指す

ポリテック株式会社

研究開発・技術開発の機能強化を進め、新たな用途の開拓を目指す
  2007年2月に筆頭株主が丸紅からRP東プラへ異動
  食品容器分野では成形メーカーで対応できない特殊品を強化
  非食品分野では耐熱性や成形性、ピール性のさらなる向上に取り組む

ウツミリサイクルシステムズ株式会社

二次加工や商品充填に対応できる体制整備に取り組み
さらなる付加価値向上を目指す
  2005年12月に泉南工場で再生ペレットの再重合設備が本格稼動
   2007年5月にはA-PETシートラインをりんくう工場に導入
  雑貨、化粧品用パッケージ向けの需要が堅調に推移
   用途開発を積極化し、バージンシートのさらなる代替需要獲得を狙う

RP東プラ株式会社

事業分離・統合に取り組み、シート事業のさらなる基盤強化を図る
  A-PETシートではポリテックの連結子会社化により規模と収益性を同時に追求
   食品包装向けPSシートは事業を分離し、合弁会社を設立
  2007年9月に群馬県で新工場が稼動予定
   既存工場からの移設とPO系、エンプラ系シート設備を導入し2.4万t/年体制を整備
  ノンカーボン導電シート「NOA EXAS」では06年にA-PET系シートを開発

第4章:各種シートの動向と展望

1.PCシート
  拡散板をはじめとする光学分野が牽引し、PCシート市場は拡大期長
   土木・建築分野の伸び悩みを受け、シートメーカーの軸足は薄物に傾く
  光学用途で国内外の需要を取り込む帝人化成がトップシェアを確保
   輸出量が国内トータルの20%を超える水準にまで増加
  LCD前面板では携帯電話やゲーム機に加え、PND向けが海外を中心に需要本格化
   ガラス基板代替としてタッチパネル向けでも採用が立ち上がる
  三菱エンプラ、筒中プラスチック工業のシェアを取り込み
   タキロンが土木・建築分野ではトップ、旭硝子も独自の存在感を示す
  内装用途は需要が着実に増加、中空シートは屋内からさらに屋外へ
  販売チャネルや新規用途の開拓による需要掘り起こしの動きも

2.PMMAシート
  三菱レイヨン、住友化学はキャスト板の能力増強・競争力強化に動く
   クラレは2007年3月末にキャスト板の国内生産から撤退
  国内マーケットでは、「キャスト板」がキーポイントの1つに
   三菱レイヨンvs住友化学を軸としたメーカー間の競争が激しさを増す
  導光板向けは依然伸長傾向も、戦略転換、海外生産移管により国内生産は縮小傾向
  一般・汎用分野は拡販テーマが限られるも、LED表示板、パチンコ・ゲージ盤が浮上
  松下「ビエラ」採用で、FPD・フレームはシート化の機運が高まるも各社の位置づけに差
   バスタブ、洗面台向けのサニタリーグレードは中国需要が増加基調
  携帯電話前面板では三菱レイヨンが圧倒的なシェア確保、住友化学が攻勢を強める
   極薄グレードではPCシートとの競合を見据えた0.5mm以下を志向する動きも

3.PVCシート
  〔1〕硬質PVCプレート
    シリコンサイクルを反映し、2005年、2006年とPVCプレートの需要は大きく振れる
    工業プレートではタキロンが豊富なグレードバリエーションを活かし40%超のシェアを確保
     「RoHS指令」での適用リスクに対処すべく、三菱樹脂が鉛系安定剤の全廃に動く
    タキロンが2005年5月より「CNT制電シリーズ」の販売を開始
     加工成型品という新たな需要の掘り起こしを進める
    PETプレートではA-PET vs PET-Gの構図も、価格競争力に優れるA-PET系が優勢
  〔2〕軟質PVCシート
    アキレスがソフトパーティション材向けで活発な動きを見せる

4.PP系シート
  〔1〕PPフィラーシート
    メイン用途の容器市場は安定的に推移するも、ユーザーのシート内製化がさらに進展
    シートメーカーは多層品の拡販でPPフィラーシートの出荷減をカバー
     今後は耐熱容器市場の「開発センター」としての機能が求められる
  〔2〕PPシート
    縮小傾向が鮮明な厚物シート市場では撤退を視野に入れるメーカーも増加傾向に
    薄物シートは高機能・高付加価値品の拡充が進む
     食品包材分野では高透明PPシートが着実にマーケットを形成
    非食品包材分野ではパッケージ向けに好調を持続
     さらなるA-PET代替のためには、ヘイズ値2%以下の実現が必須に

5.PSPシート
  容リ法を追い風としたソリッドからの代替も2007年には一巡
   さらなる需要拡大には、もう一段のユーザーニーズの吸収が必須に
  主力のトレー反は軽量化が進展、低発泡PSPシートは6~7倍品にシフト
  発泡PPシートはサンポリマーが伸長するも、積水化成品工業はステイ、JSPは撤退へ
   PPフィラーシート代替の競争も激化の兆し

6.OPSシート
  容器の軽量化ニーズの拡大や個食化の進展を背景に、OPSシート市場は安定成長が続く
  2007年には大手容器メーカーのA-PETシフトが本格化
   OPSシートメーカーの「攻め」の姿勢が市場縮小を回避する
  高蓋化や嵌合フードパックの需要増に伴い、厚物シートが伸長傾向に

7.A-PETシート
  三菱化学のカネボウ合繊吸収で幕を開けた業界再編は
   中堅メーカーを巻き込んだ次のステージに突入する可能性も
  食品容器向けではフードパックや生鮮食品向けトレーなどに用途が拡大
  非食品分野ではパッケージ関連が順調も、透明PPとの競争が激化の兆し
  再生シートは原料価格の高騰を受け成長率は鈍化する傾向に
   バージンシートは容器メーカーの内製化がさらに進展

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