第Ⅰ章　注目業界動向

１．変化する4兆4,700億円の給食市場
２．給食施設数の増減傾向
３．給食市場は外食市場の14.6％
４．食材調達は安全性確保と価格高騰に工夫
５．調理と栄養管理の人手不足が深刻化
６．人材確保から品質要求高まる事業所対面給食
７．メタボ対策で栄養管理がビジネスチャンスに
８．健康弁当、治療食の市場が拡大
９．特養、老健は新設減少、有料老人ホームに注目
１０．メディカル給食における院外調理の将来性
１１．栄養療法重視で病院ＮＳＴが増加
１２．高齢者のＱＯＬを高める嚥下食、咀嚼困難者食
１３．食育と地産地消で活性化する幼保育・学校給食
１４．食文化の育成と環境コストの増大が課題に

第Ⅱ章　マーケットの現状分析と展望

１．全体市場～好対照の事業所対面給食と病院給食
　　１）給食の総市場規模推移（2003～2007年度）
　　２）給食の分野別市場構成比（2007年度）
　　３）給食の地域別市場構成比（2007年度）
　　４）給食サービス企業シェア（2007年度）
　　５）給食市場の拡大要因と阻害要因
　　６）今後の見通し
　　７）給食の総市場規模予測(2008～2012年度)
２．事業所対面給食～回復の兆しが見られる
　　１）市場動向
　　２）参入企業動向
　　３）市場規模推移（2003～2007年度）
　　４）現状の問題点と課題
　　５）今後の市場見通し
　　６）市場規模予測（2008～2012年度）
３．弁当給食～治療食在宅配食サービスが増加
　　１）市場動向
　　２）参入企業動向
　　３）市場規模推移（2003～2007年度）
　　４）現状の問題点と課題
　　５）今後の市場見通し
　　６）市場規模予測（2008～2012年度）
４．病院給食～外部委託は更に拡大
　　１）市場動向
　　２）参入企業動向
　　３）市場規模推移（2003～2007年度）
　　４）現状の問題点と課題
　　５）今後の市場見通し
　　６）市場規模予測（2008～2012年度）
５．老人福祉施設給食～療養病床の受け皿で特養、老健が増加
　　１）市場動向
　　２）参入企業動向
　　３）市場規模推移（2003～2007年度）
　　４）現状の問題点と課題
　　５）今後の市場見通し
　　６）市場規模予測（2008～2012年度）
６．学校給食～公立小・中学校の民間委託化が進展
　　１）市場動向
　　２）参入企業動向
　　３）市場規模推移（2003～2007年度）
　　４）現状の問題点と課題
　　５）今後の市場見通し
　　６）市場規模予測（2008～2012年度）
７.幼稚園・保育所給食～少子化対策が後押し、喫食数増加
　　１）市場動向
　　２）参入企業動向
　　３）市場規模推移（2003～2007年度）
　　４）現状の問題点と課題
　　５）今後の市場見通し
　　６）市場規模予測（2008～2012年度）
８．有力給食サービス企業の業績ランキング
　　○売上高ランキング
　　○売上高対前年比ランキング
　　○税引後利益高ランキング
　　○従業員一人当たり売上高ランキング
　　○従業員一人当たり税引後利益高ランキング
　　○売上高税引後利益率ランキング
９．給食サービス企業の仕入先企業ランキング

第Ⅲ章　有力給食サービス企業の市場戦略分析

１．給食事業の方針と展開パターン（事業スキーム）
２．調理加工方法とＣＫの設置状況
３．メニュー開発と食材調達、物流対策
４．営業状況（営業体制、注力地域・ユーザー）
５．鮮度維持・安全管理対策、人材教育方法
６．今後の市場戦略

第Ⅳ章　有力給食サービス企業の個別実態（31社）

○愛和～自主事業配食、施設配食の拡大で効率化追求
○一冨士フードサービス～事業所給食老舗企業、復活の道をひた走る
○ウオクニ～安定成長軌道で、中期目標ROE7％を目指す
○魚国総本社～「顧客満足度100％」を目指し、CSを企業経営の柱に
○エ－ムサービス～様々な受託展開に活路を開く
○エックスヴィン～企業理念は「Silver Age Total Plan」
○エンゼルフーズ～給食を通じて、未来を担う子供たちの健康と幸せをサポート
○グリーンハウス～「食とホスピタリティ提案企業」へ
○シスカ～シダックス、スクエアワンの出資でセントラルキッチン事業を展開
○シダックスフードサービス～「マザーフード」理念を行動規範に
○ストーク～首都圏深耕へ、経営資源を集中
○西洋フード・コンパスグループ～コントラクトに経営資源集中、ヘルスケアを強化
○テスティパル～グループ年商112億円、老人福祉施設が伸長
○東洋食品～学校給食受託のトップ企業、PFIにも強み
○トモ～グループ年商87億円、老人福祉施設が伸長
○日米クック～スモールチーム、スモールトークで社内充実
○ニッコクトラスト～学校給食、老人福祉施設が伸長
○日京クリエイト～事業再編で、給食構成比が8割近くに
○日清医療食品～量より質への転換、実のある業容拡大へ
○日総～大規模病院を受託し、メディカル給食が堅調
○日本給食サービス～福祉施設が50％の売上構成に
○ハーベスト～スクラップ＆ビルドで収益性を高める
○ファンズエーピー～給食会社による共同仕入れ会社、安全・安心食材を供給
○富士産業～メディカル給食に特化、25年以上年率5％成長を持続
○ミールケア～信州ブランドで埼玉、東京に進出
○武蔵野フーズ～メタボ対策「さらさら膳」に期待
○メーキュー～基幹コンピュータシステムを刷新し、更なる効率運営へ
○メフォス～PFI事業受託で学校給食が伸長
○幼稚園給食～「認定こども園」「小・中学校弁当配食」等新分野開拓
○レオックジャパン～有料老人ホームの受託が増加、更にシェア拡大
○ロイヤルコントラクトサービス
～ロイヤルの遺伝子継承、事業所キャフェテリアに強み

第Ⅴ章　全国給食サービス企業名鑑（345社）