2010年版 モータ市場の現状と展望
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注目される小型モータ(ブラシ付きDCモータ、振動モータ、ブラシレスDCモータ、ステッピングモータ、ファンモータ、ACモータ)、産業用モータ(サーボモータ、リニアモータ、インダクションモータ、PMモータ)等各種モータについて、主要メーカーを中心に現在の動向と今後の事業戦略を調査分析いたしました。日系モータメーカーの生産・出荷量からまとめた市場規模を算出するとともに、ボリューム、特殊品、地域が戦略キーワードとなるか、その要因を探りました。参入企業の注力ポイントとしては、産業用メーカーは製造装置向けに注力する中で、半導体・液晶・太陽電池・LED製造装置等今後期待される需要分野を明らかにいたしました。また省エネ・環境ニーズで標準インダクションモータからの置替が注目される中で、IPMモータは専用ドライバでコスト高となり、かわりに高効率モータが先行普及の可能性も考えられます。振動モータに関しては、ハプティック機能でタッチパネル(スマートフォン、ノートPC)、従来機能で医療機器、呼び出し機等、従来の携帯電話向けから新たなアプリケーションへの展開を検証、ステッピングモータは低価格・小型でPM型ハイスペックタイプが優位となる今後の展開を探りました。
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調査資料詳細データ
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調査対象:
対象品目
○小型モータ・・・ブラシ付きDCモータ/振動モータ/ブラシレスDCモータ/ステッピングモータ/ファンモータ/ACインダクションモータ
○産業用モータ・・・サーボモータ/リニアモータ/インダクションモータ/PMモータ
対象企業
○上記対象品目を扱う日本企業
調査方法:当社専門調査員による直接面談取材による
調査期間:2009年10月~2009年12月
■掲載内容
Ⅰ.総論
第1章.モータ市場の概要
1.モータ市場の概要
図:小型モータの分類
図:産業用モータの分類
2.主要メーカー別のモータ製品一覧
3.小型モータ市場の概要
表:小型モータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
グラフ:小型モータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
4.産業用モータ市場の概要
表:産業用モータの種類別世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
グラフ:産業用モータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
グラフ:産業用モータの種類別世界市場規模推移(サーボモータを除く)
第2章.モータ市場の将来展望
1.小型モータの市場規模予測
(1)ブラシ付DCモータ(コアード、コアレス)
(2)振動モータ
(3)ブラシレスDCモータ
(4)ステッピングモータ
(5)軸流ファン
(6)ACインダクションモータ
表:小型モータの世界市場規模予測(数量ベース 2008年度~2012年度予測)
グラフ:小型モータの世界市場規模予測(数量ベース 2008年度~2012年度予測)
2.産業用モータの市場規模予測
(1)サーボモータ
(2)リニアモータ
(3)高効率インダクションモータ
(4)PMモータ(IPM)
表:産業用モータの世界市場規模予測(2008年度~2012年度予測)
グラフ:産業用モータの世界市場規模予測(数量ベース/サーボとその他に大別)
グラフ:産業用モータ3種の世界市場規模予測(数量ベース/リニア、高効率、PM)
Ⅱ.各論 モータ別市場動向
第1章.小型モータ市場の動向
1.ブラシ付きDCモータ
1-1.コアードモータ
1-1-1.市場規模推移
表:ブラシ付きDCモータ(コアード)の世界市場規模推移(数量ベース2006年度~2009年度見込)
グラフ:ブラシ付きDCモータ(コアード)の世界市場規模推移(数量ベース2006年度~2009年度見込)
1-1-2.用途別市場動向
表:ブラシ付きDCモータ(コアード)の用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:ブラシ付きDCモータ(コアード)の用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
1-1-3.メーカーシェア
表:ブラシ付きDCモータ(コアード)各メーカーの用途別出荷数量(2009年度見込)
表:ブラシ付きDCモータ(コアード)の日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:ブラシ付きDCモータ(コアード)の日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:ブラシ付きDCモータ(コアード)の世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
1-2.コアレスモータ
1-2-1.市場規模推移
表:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
グラフ:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
1-2-2.用途別市場動向
表:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
1-2-3.メーカーシェア
表:ブラシ付きDCモータ(コアレス)各メーカーの用途別出荷数量(2009年度見込)
表:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:ブラシ付きDCモータ(コアレス)の世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
2.振動モータ
2-1.市場規模推移
表:振動モータ(コアード/コアレス)の世界市場規模推移(数量ベース 2008年度~2009年度見込)
グラフ:振動モータ(コアード/コアレス)の世界市場規模推移(数量ベース 2008年度~2009年度見込)
2-2.用途別市場
表:振動モータ(コアード/コアレス)の用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:振動モータ(コアード/コアレス)の用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
2-3.メーカーシェア
図:並木精密「振動スピーカ」構造
表:振動モータ(コアード/コアレス)の日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:振動モータ(コアード/コアレス)の日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:振動モータ(コアード/コアレス)の世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
3.ブラシレスDCモータ
3-1.市場規模推移
表:ブラシレスDCモータの世界市場規模推移(数量ベース2 006年度~2009年度見込)
グラフ:ブラシレスDCモータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
3-2.用途別市場
3-2-1.スピンドルモータの用途市場
表:スピンドルモータの用途別市場規模(数量ベース 世界:2009年度見込)
グラフ:スピンドルモータメーカー用途別出荷数量(世界:2009年度見込)
表:スピンドルモータの用途別構成比率(数量ベース 世界:2009年度見込)
3-2-2.パワー系ブラシレスモータの用途市場
表/グラフ:パワー系ブラシレスモータの用途別市場規模(数量ベース 世界:2009年度見込)
3-3.メーカーシェア
3-3-1.HDDスピンドルモータのメーカーシェア
表/グラフ:HDDスピンドルモータ世界メーカーシェア(数量ベース 世界:2009年度見込)
3-3-2.光ディスク・スピンドルモータのメーカーシェア
表/グラフ:光ディスクスピンドルモータ世界メーカーシェア(数量ベース 世界:2009年度見込)
表:光ディスクスピンドルモータ世界世界市場規模(数量ベース:2009年度見込)
3-3-3.ポリゴンミラー駆動用モータのメーカーシェア
表/グラフ:ポリゴンミラー駆動用モータ世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
3-3-4.パワー系モータのメーカーシェア
(1)OAパワー系
表/グラフ:OAパワー系ブラシレスモータ世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
(2)家電・住設用モータ
表/グラフ:家電・住設用モータ世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
4.ステッピングモータ
表:ステッピングモータの分類
4-1.市場規模推移
表:ステッピングモータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
グラフ:ステッピングモータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
4-2.用途別市場
4-2-1.PM型ステッピングモータの用途別市場
表:PM型ステッピングモータの用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:PM型ステッピングモータの用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
4-2-2.HB型ステッピングモータの用途別市場
表:HB型ステッピングモータの用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:HB型ステッピングモータの用途別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
4-3.メーカーシェア
4-3-1.PM型ステッピングモータのメーカーシェア
表:PM型ステッピングモータ各メーカーの用途別出荷数量(2009年度見込)
表:PM型ステッピングモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:PM型ステッピングモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:PM型ステッピングモータの世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
4-3-2.HB型ステッピングモータのメーカーシェア
表:HB型ステッピングモータ各メーカーの用途別出荷数量(2009年度見込)
表:HB型ステッピングモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:HB型ステッピングモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:HB型ステッピングモータの世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
5.DC軸流ファン
表:ファンモータの種類別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:表:ファンモータの種類別構成比率(数量ベース 世界市場2009年度見込)
5-1.市場規模推移
表/グラフ:DC軸流ファンの世界市場規模推移(数量ベース2006年度~2009年度見込)
5-2.用途別市場
表/グラフ:DC軸流ファンの用途別市場規模(数量ベース 世界:2009年度見込)
表/グラフ:DC軸流ファンの用途別市場規模(数量ベース 日系メーカー:2009年度見込)
5-3.メーカーシェア
表:DC軸流ファンメーカー用途別出荷数量(2009年度見込)
表:軸流ファンモータ日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:DC軸流ファン日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:DC軸流ファン世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
6.ACインダクションモータ
6-1.市場規模推移
表/グラフ:ACインダクションモータの世界市場規模推移(数量ベース2006年度~2009年度見込)
6-2.用途別市場
表/グラフ:ACインダクションモータの用途別市場規模(数量ベース 世界市場2009年度見込)
6-3.メーカーシェア
表/グラフ:ACインダクションモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
表:ACインダクションモータの世界メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
第2章.産業用モータ市場の動向
1.サーボモータ
1-1.市場規模推移
表/グラフ:サーボモータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
1-2.用途別市場
表:サーボモータの用途別市場規模(数量ベース 世界市場2009年度見込)
グラフ:サーボモータの用途別市場規模(数量ベース 世界市場2009年度見込)
1-3.メーカーシェア
表:サーボモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:サーボモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
2.リニアモータ
表:リニアモータ 同期形:永久磁石界磁型リニアモータの分類
2-1.市場規模推移
表:リニアモータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
グラフ:リニアモータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
2-2.用途別市場
表:リニアモータの用途別構成比率(日系メーカー市場 数量ベース 2009年度見込)
グラフ:リニアモータの用途別構成比率(日系メーカー市場 数量ベース 2009年度見込)
2-3.メーカーシェア
表:リニアモータ 日系メーカーの用途別出荷数量(2009年度見込)
表:リニアモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:リニアモータの日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
3.高効率モータ
3-1.市場規模推移
表/グラフ:高効率モータの世界市場規模推移(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
3-2.用途別市場
表:高効率モータの用途別市場規模(日系メーカー:2009年度見込)
グラフ:高効率モータの用途別市場規模(日系メーカ:2009年度見込)
表:高効率モータの用途別市場規模(世界:2009年度見込)
3-3.メーカーシェア
(1)インダクションモータ
表/グラフ:インダクションモータ日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
(2)PM(IPM)モータ
表/グラフ:PMモータ日系メーカーシェア(数量ベース 2009年度見込)
Ⅲ.各論 モータ適用分野の動向
1.情報機器分野
表/グラフ:情報機器分野で使われる小型モータの種類別世界市場規模(数量ベース 2009年度見込)
1-1.HDDスピンドルモータへの適用
(1)適用状況
表:ブラシレスモータの種類と用途
図:アキシャルギャップ形(左)とラジアルギャップ形(アウトロータ)の構造
(2)HDDの市場動向
表:HDD装置の世界市場規模推移/予測(2006年次~2012年次予測)
グラフ:HDD装置の世界市場規模推移/予測(2006年次~2012年次予測)
1-2.冷却ファンへの適用
(1)適用状況
(2)応用機器の市場動向
表/グラフ:PC世界市場規模推移/予測(2006年度~2009年度)
2.OA機器分野
表:OA機器分野で使われる小型モータの種類別世界市場規模(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:OA機器分野で使われる小型モータの種類別世界市場規模(数量ベース 2009年度見込)
2-1.プリンタへの適用
(1)ポリゴンミラー駆動モータ
図:レーザ走査光学系の構成(キヤノン レーザショット)
図:ポリゴンモータの構成
(2)BJ(バブルジェット)プリンタへのステッピングモータの適用
図:BJプリンタの内部(上)とキャリッジ動作
(3)プリンタの市場動向
表/グラフ:プリンタの世界市場規模推移/予測(2006年度~2012年度予測)
2-2.複写機への適用
(1)適用状況
図:デジタルカラー複写機の構成
(2)複写機の市場動向
表:複写機の世界市場規模推移(2006年度~2009年度)
3.AV機器分野
表/グラフ:AV機器分野で使われる小型モータの種類別世界市場規模(数量ベース 2009年度見込)
3-1.光ディスク装置への適用
(1)適用状況
図:光ディスク用スピンドルモータ
(2)光ディスク装置の市場動向
表/グラフ:光ディスクの世界市場規模推移(2006年度~2009年度)
3-2.デジタル・スチル・カメラへの適用
表/グラフ:デジタル・スチル・カメラで使われる小型モータの種類別世界市場規模
(数量ベース 2009年度見込)
(1)適用状況
表:カメラに適用される小型モータ
(2)デジタル・スチル・カメラの市場動向
表:デジタル・スチル・カメラ世界市場 地域別市場規模推移(2006度~2009年度見込)
4.モバイル機器分野
4-1.携帯電話への適用
4-2.携帯電話の市場動向
表:携帯電話世界市場 地域別市場規模推移と予測(2006年度~2009年度見込)
グラフ:携帯電話世界市場 地域別市場規模推移と予測(2006年度~2009年度見込)
4-3.今後の展望
表:携帯電話端末向け振動モータ出荷数量推移(2006年度~2009年度見込)
グラフ:携帯電話端末向け振動モータ出荷数量推移(2006年度~2009年度見込)
5.自動車分野
5-1.適用状況
5-2.乗用車生産台数と車載モータ数量推移
表:乗用車 国内生産台数と車載モータ数量(2004年度~2008年度見込)
グラフ:乗用車 国内生産台数と車載モータ数量(2004年度~2008年度見込)
5-3.車載モータの今後の展望
6.家電分野
表:家電・住設分野における小型モータ別 市場規模(数量ベース 2009年度見込)
グラフ:家電・住設分野における小型モータ別 市場規模(数量ベース 2009年度見込)
6-1.適用状況
(1)ルームエアコン用モータ
(2)冷蔵庫用モータ
(3)電機洗濯機用モータ
6-2.主要白物家電製品の動向と今後の動向
表:主要白物家電製品 世界市場規模(数量ベース 2006年度~2009年度見込)
表:白物家電製品の国内出荷台数推移(2007年度~2009年度予測)
表:白物家電製品の国内生産台数推移(2007年度~2009年度予測)
グラフ:家電製品の国内生産・国内出荷台数推移(2007年度~2009年度予測)
Ⅳ.各論 モータメーカー各社の動向
第1章.小型モータメーカー動向
A‐1.マブチモータ株式会社
表/グラフ:マブチモータ用途別モータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
ベトナムは輸出拠点として今後 生産比率を約4割までシフトの予定
中国では江南省に中国内需向け新拠点
パワーウィンドウ用モータのシェア向上
2009年度より新たに参入のパワーシート用モータを次の柱に
表:マブチモータ 自動車電装機器向け出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
CDプレーヤー向けはカーCDでの採用がメイン
表:マブチモータ 音響映像機器向け出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
インクジェットプリンタ向けではエンコーダ付モータの要望も
表:マブチモータ 光学・精密機器向け出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
家電工具のリチウムイオンバッテリー採用でプロ用途領域への拡大に期待
表:マブチモータ 家電機器・工具・その他向け出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
中国内需向けには現地仕様に合わせた製造プロセスの確立を目指す
適用分野では自動車電装へ更なるシフト
A‐2.ミネベア株式会社/ミネベアモータ株式会社
2009年6月より新たに事業本部制へ移行
事業部間での技術交流や共同開発を促進
表:ミネベアのモーター事業
表:ミネベア モータ別出荷数量推移 (2007年度~2009年度見込)
グラフ:ミネベア モータ別出荷数量推移 (2007年度~2009年度見込)
ボールベアリングを始め主要部品のほとんどを内製
部品関係の主要生産拠点は中国、タイ
表:ミネベア 各モータの生産拠点
振動モータでは今後 ハプティック機能に注目
PM型ステッピングモータでは 小型化の技術力を強化
表:ミネベア 振動モータ(ブラシ付きDCモータ・コアレス)出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:ミネベア ブラシ付きDCモータ(コアード)出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:ミネベア ブラレスDCモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:ミネベア PM型ステッピングモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:ミネベア HB型ステッピングモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:ミネベア DC軸流ファンモータ 出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
ボリュームゾーンに的確に対応しながら
高付加価値ユニット製品を今後更に展開
A‐3.三洋精密株式会社
マイクロモータ事業が全事業の売上の約8割を占める EMS事業は減少傾向
表:三洋精密・モータ別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:三洋精密・モータ別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
生産拠点のメインは中国2工場
モータ部品の内製率も高く シャフトでは外販も手掛ける
振動モータではハプティックに注目
FDD市場の落込みを光ディスク関連市場にてカバー
表:三洋精密 振動モータ(ブラシ付きDCモータ:コアード)出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:三洋精密 ブラシ付きDCモータ(コアード)出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:三洋精密 ブラシレスDCモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:三洋精密 PM型ステッピングモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
今後は産業機器や医療機器などの分野へも拡大を目指し
長期的な視野で新規開拓に取組む
A‐4.株式会社ミツバ
表:ミツバ 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:ミツバ 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
生産拠点再編によるグループ全体での固定費削減へ
戦略商品「フロントワイパーシステム」「パワーウィンドモータ」
主力製品市場を押さえながらも 今後は新たな潜在需要へ向けた開発へ
A‐5.株式会社メルコテクノレックス
2008年度以降 主力の産業機器分野向けで設備投資抑制による影響から出荷減
表:メルコテクノレックス DC軸流ファン 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:メルコテクノレックス DC軸流ファン 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
新製品では従来機と同等サイズで1.7倍の風量を実現
今後はインバータ向け以外でも様々な産業機器での採用の可能性
表:メルコテクノレックス DC軸流ファン Jシリーズ 製品仕様
需要回復は中国におけるインフラ投資が牽引
長期的には長寿命のメリットを活かし産業機器以外の分野での適用を目指す
A‐6.キヤノンプレシジョン株式会社
2008年度は前半が好調だったことを背景に前年度比プラスで推移
2009年度は全体で落込みが見込まれるものの
超音波モータは経済不況の影響を受けずに横ばいで推移
表:キヤノンプレシジョン モータ別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:キヤノンプレシジョン モータ別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
国内生産体制を維持し ユーザーからの信頼を獲得
低コスト対応で 海外調達を一部で進める
ブラシ付きDCモータ(コアレス)はデジタル一眼レフカメラの需要急回復を受け
落込み幅は他のモータより少なめ
表:キヤノンプレシジョン ブラシレスDCモータ 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:キヤノンプレシジョン ブラシ付きDCモータ(コアード) 用途別出荷数量推移
(2007年度~2009年度見込)
表:キヤノンプレシジョン ブラシ付きDCモータ(コアレス) 用途別出荷数量推移
(2007年度~2009年度見込)
表:キヤノンプレシジョン 超音波モータ 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
ニッチな分野を高い技術力 付加価値のある製品で押さえていく
超音波モータでは 一部量産に入り始めたアプリケーションも
A‐7.シナノケンシ株式会社
新興国需要に支えられ 数量ベースで前年度比プラス成長
表/グラフ:シナノケンシ モータ別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
生産拠点は より海外へシフト 中国生産は約90%に
各モータでそれぞれの特徴を活かすユニット化・モジュール化を展開
表:シナノケンシ ブラシレスDCモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:シナノケンシ HB型ステッピングモータ出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:ACインダクションモータ 出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
ACインダクションモータは新興国でも今後減少傾向に
替りにブラシレスモータの伸びが期待される
アプリケーションでは車載向けに注目
A‐8.三菱マテリアルシーエムアイ株式会社
OA機器向けの落込みを車載向けがカバー
2007年度~2009年度は横ばいで推移
表:三菱マテリアルシーエムアイPM型ステッピングモータ
用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:三菱マテリアルシーエムアイPM型ステッピングモータ
用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
家電・住設関係はインドネシアが生産拠点の主力
マレーシア工場は現在2輪車向けに特化
家電・住設ではエアコン向け 車載分野では2輪車向けが現在の主力
家電・住設分野ではユニット化による差別化を図る
自動車用途での開発も進む
A‐9.パナソニック株式会社
1.パナソニックのモータ事業概要
表:パナソニックのモータ別出荷数量(2009年度見込)
表:パナソニック・スピンドルモータ 用途別出荷数量(2009年度見込)
2.家電用・電装用モータ
表:パナソニックの家電分野のモータ一覧
表:パナソニックの電装分野のモータ一覧
3.産業用モータ
ACサーボモータ中心の展開
価格で競合メーカーと差別化
生産拠点は日本から中国に全てシフトさせている段階
表:パナソニックの産業分野のモータ一覧
(1)ACサーボモータ
(2)DCブラシレスモータ
(3)ギアードモータ
(4)PMモータ
海外での販売や生産拠点を持つ中国が強い
今後はインドやヨーロッパでの販売を強化させる方針
A-10.日本電産コパル株式会社
表:日本電産コパルのモータ分類
モータの出荷実績は横這い傾向
全般的に小型モータ市場の上位シェアであるが、
中でも振動モータが携帯電話のアラーム向けに実績が多い(1億5千万個/年)
表:日本電産コパルのモータ別出荷数量(2007年度~2009年度見込)
製品開発の方向性は、環境(省エネ、エコ)、軽薄、短小
A-11.沖マイクロ技研株式会社
1.事業概要
2.製品概要
PM型、HB型のステッピングモータを生産
取り扱っているモータは全て受注生産
アプリケーションは、PM型はOA機器全般、HB型は複写機、
アミューズメント(スロットマシン等)
3.販売動向
表:沖マイクロ技研・モータ別出荷数量(2008年度~2009年度見込)
4.需要動向
5.開発の動向
ステッピングモータはHB型から、トルクが強く高精度のPM型の
高スペックの製品にシフトする方向
A-12.レキシンジャパン株式会社
産業、医療など高付加価値の特定アプリケーション、小ロット対応に特色
他社よりも単価が高く利益率の高い振動モータ事業を展開
振動モータのアプリケーションは携帯電話から脱却
より利益率の高いニッチなアプリケーションへ移行
コイン型振動モータは、世界で最小を実現
A-13.オリエンタルモーター株式会社
高効率ステッピングモータに注力。省エネベクトルでの開発が進む
製本機会、半導体製造装置、物流搬送システム、食品加工機に採用
表:オリエンタルモーター・モータ別出荷数量(2007年度~2009年度見込)
(1)ACインダクションモータ
(2)ファンモータ
(3)ステッピングモータ
(4)ACサーボモータ
(5)リニアモータ
(6)高効率インダクションモータ
図:オリエンタルモーターの高効率インダクションモータ「ARシリーズ」
表:ARシリーズと従来ステッピングモータの経済性の比較(電力損失の換算)
ドライバやコントローラの高機能化、小型化などにより、ネットワーク対応など
機能を増強しアプリケーションの幅を拡大させる方針
他モータメーカーとも開発で積極的に提携
第2章.産業用モータメーカー動向
B‐1.安川電機株式会社
サーボモータは2008年上期後半より急激に減速も
2009年後半より海外需要を中心に回復傾向に
表:安川電機 サーボモータ 出荷数量推移 (2007年度~2009年度見込)
今後は中国の現地工作機メーカー等に向けて中国生産比率が高まる予定
使い易さのユーザーニーズを実現した「Σ‐Vシリーズ」の拡販に注力
リニアモータでは制御デバイスの性能向上などにより適用分野拡大
表:安川電機 サーボモータ 用途別出荷数量推移 (2007年度~2009年度見込)
グラフ:安川電機 サーボモータ 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
表:安川電機 リニアモータ 用途別出荷数量推移 (2007年度~2009年度見込)
グラフ:安川電機 リニアモータ 用途別出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
コストダウンに向けて今後はグローバルに材料調達の必要性
HEV車向けモータドライブシステムの開発 環境エネルギー事業を次の柱に
B‐2.富士電機システムズ株式会社
富士電機グループのモータ事業統合により
ソリューションビジネスへの転換を図る
対象市場は95%以上が国内向け
2009年度は産業設備等の投資停滞による影響を大きく受ける
表:富士電機システムズ インダクションモータ 出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:富士電機システムズ インダクションモータ 出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
今後 インダクションモータ関連の生産は中国へ集約 国内工場はIPMモータ生産に特化の予定
IPM事業では 新製品の早期市場投入を目指す
B‐3.東芝産業機器システム株式会社
表:東芝産業機器システム インダクションモータ 出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
グラフ:東芝産業機器システム インダクションモータ 出荷数量推移(2007年度~2009年度見込)
2009年度は前半の落込みから回復見られず 前年度比70%の見込み
PMモータはエレベータやコンプレッサー用途での採用
コスト高を背景として出荷数量における割合は現状一部に留まるのみ
2008年12月に製造販売の新拠点を設立(ベトナム)
2015年に約120万台/年の高効率モータの生産を予定
表:東芝産業機器システム 標準モータ一覧
表:東芝産業機器システム 特殊モータ一覧
海外展開には製品コストに対する概念の変革と販売網の構築がポイントに
B‐4.株式会社ジイエムシーヒルストン
問合せ増加に対応 更なる拡販強化を狙い 標準品は代理店販売にシフト
検査装置、半導体・液晶製造装置向けで高い出荷比率
今後の市場回復はLED関連と太陽電池に期待
表/グラフ:ジイエムシーヒルストン シャフトモータ(リニアモータ)
用途別出荷数量推移 (2007年度~2009年度見込)
可動子サイズを従来の約半分(50mm)にした新製品や
エンコーダ一体型の新モデルを2009年新たに発表
図:ジイエムシーヒルストン シャフトモータの構図
顧客へのエントリーモデルとしてユニット製品も展開
図:ジイエムシーヒルストン 高機能リニア単軸ロボット「Acculine」
今後は海外市場にも 更に注力
B-5.株式会社日立産機システム
産業用モータに特化
インバータの自社生産や、
開発・製造・販売から、保守/メンテナンスのサービスまで
一貫した提供で差別化
新シリーズ『スーパーヘリクロスギヤードモータ』の売行が好調
高効率インダクションモータ、三相モータで特に強み
「ザ・モートル NEO100」 が好調
(1)ACサーボモータ
(2)リニアモータ
(3)インダクションモータ
表:日立産機システムの「ザ・モートル NEO100」 の仕様
(4)PMモータ
B-6.三菱電機株式会社
1.需要動向
産業用モータに特化
ギヤードモータに注力
新シリーズ『スーパーヘリクロスギヤードモータ』の売行が好調
表:三菱電機・主要モータ別出荷数量(2007年度~2009年度見込)
(1)サーボモータ(ACサーボのみ)
(2)リニアモータ
(3)ACインダクションモータ
(4)PMモータ
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