2014 老朽化インフラ点検技術・ロボットの可能性と将来性

高度成長期に国内で整備が集中した国内インフラは、今後一斉に老朽化時期を迎えることになる。そこで、インフラ点検のニーズが高まる一方、これまでの人による点検では費用や効率の点で課題があり、新たな点検手段が望まれている。高所や水中など人が容易に近づけない箇所に対し、近接目視できるロボット開発プロジェクトが国土交通省等でも開始され、地震対策とも合わせて今後インフラ点検ロボットに対するニーズは高まってくる。

発刊日
2014/06/09
体裁
A4 / 101頁
資料コード
C56109600
PDFサイズ
8.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:インフラ点検目的のサービスロボットを対象に参入企業の取り組み実態や開発動向、事業化プラン、需要展望を把握すると共に、それらをベースにインフラ点検ロボットの可能性を追求し、課題と将来性を考察する。
調査対象先:国内のインフラ点検ロボットメーカやその研究開発に取り組む企業、関連団体、関係省庁等
調査方法:直接面接取材による情報収集を中心に、電話ヒアリング、公表されている資料やデータ、文献、研究成果等を入手している。
調査期間:2014年4月~2014年6月

資料ポイント
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  • 点検ロボットメーカの取り組みやインフラ点検を取り巻く環境を把握すると共に、トンネル、橋梁、管路、水中設備等の使用場面ごとに、点検ロボットの可能性と需要量を究明している。また、ロボットに求められる機能やその効果と弊害も考察している

資料概要
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第1章 国内インフラ老朽化の現状
第2章 国内インフラ設備・施設の点検市場
第3章 インフラ点検ロボット主要参入企業の取り組み実態
第4章 インフラ点検ロボットの可能性と将来性

リサーチ内容

■掲載内容

第1章 国内インフラ老朽化の現状

1.今後一気に老朽化が進む日本国内のインフラ設備の現状とその基本対応
2.国内インフラ設備の集中点検結果
  (1)道路におけるトンネル、橋梁の集中点検
  (2)港湾施設の集中点検
  (3)河川施設の集中点検
  (4)ダムの集中点検
  (5)砂防の集中点検
3.相次いで策定が進むインフラの老朽化対策基本方針
  (1)道路インフラ系
  (2)水インフラ系

第2章 国内インフラ設備・施設の点検市場

1.点検内容
  (1)道路の点検項目
  (2)橋梁の点検項目
  (3)トンネルの点検項目
  (4)上下水道等の給排水、配管設備の点検項目
  (5)港湾施設の点検項目
  (6)ダムの点検項目
2.インフラ設備・施設点検における課題
3.インフラ設備・施設点検ロボットの参入企業。市場を形成するレベルではない
4.国が進めるインフラ点検ロボット開発プロジェクト。3年後の実用化を目指す

第3章 インフラ点検ロボット主要参入企業の取り組み実態

1.(株)イクシスリサーチ
  (1)2009年より点検ロボットに着手。信頼と実績を積み重ね、品揃えを増やす
  (2)量産を求めず、一品一様のカスタム化を徹底。機能を絞り、信頼性を確立
  (3)ロボット単体の出荷だけを目指さない。後処理まで含めて事業の拡大を目指す
2.(株)大林組
3.川田工業(株)
4.新日本非破壊検査(株)
5.大成建設(株)
6.トピー工業(株)
  (1)新規事業として床下・設備点検走行ロボットを製品化
  (2)伸びない出荷台数。点検ロボットのメリットはあるが、必ずしも受け入れられない
  (3)ロボット事業は受注生産へトーンダウン。点検ロボットはニーズ先行が必須か
7.日本電気(株)(NEC)
8.(株)パスコ
9.三井住友建設(株)
  (1)これまでの点検ノウハウを活かし日立と橋梁点検ロボットカメラ開発
  (2)2014年秋に販売予定。点検の省力化、低コスト化に加え、点検義務化に対応
  (3)ニーズは高まるが、決して大きな需要は期待しない。機能の追及は進む
10.三井造船(株)
  (1)小型有索式ROVに加え、水道管内点検ロボットを製品化
  (2)まだ見えてこない管路点検ロボットの事業性。積極的な営業展開はない

第4章 インフラ点検ロボットの可能性と将来性

1.社会インフラ設備・施設を取り巻く環境
2.インフラ点検ロボットに求められる機能・性能
3.インフラ設備・施設における点検ロボットの効果と弊害
4.インフラ点検ロボットの需要量算出
  (1)道路向け
  (2)橋梁向け
  (3)トンネル向け
  (4)管路・配管向け
  (5)水中設備・施設向け
5.市場規模予測

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