2019年版 医薬品流通市場の将来展望

製薬企業各社としては、厳しい市場環境を乗り切るため、これまでになかったほど多くの企業が早期退職者を募集するようになりました。なかでもMR職の早期退職が積極的に行われるようになり、医薬品卸の営業部長や支店長から「これまでにないほど多くの製薬企業のMRが退職のあいさつに来るようになっている」といわれるような状況になっています。このような状況下で、今年になってノボノルディスクファーマが取引卸を絞り込むとした報道がなされました。現段階では、ノボ1社だけの動きに留まっていますが、製薬企業各社を取り巻く市場環境がさらに悪化することになれば、このような動きが他の製薬企業にも波及する可能性も否定できません。
今後は、製薬企業と医薬品卸の関係にもこれまで見られなかった変化が生じることになることが予想されます。それは医薬品卸各社にとって一段と厳しい経営を余儀なくされることでもあります。
本調査レポートでは、わが国の医薬品流通の最新事情を踏まえつつ、今後どのような方向に向かうのかということをテーマにしております。当事者の方々はもちろんのこと、新たに医療分野への参入を検討されておられる企業の方々にとっても本書は有効活用ができる内容となっており、ぜひこの機会にお役立ていただけますれば幸いです。

発刊日
2019/08/下旬
体裁
A4 / 約180頁
資料コード
C61108100
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

資料ポイント
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  • 医薬品流通市場の今後の変化を予測
  • 医薬品卸を取り巻く市場環境変化を分析
  • 医薬品卸業界で生じている変化とその将来を分析
  • 主要医薬品卸各社の現状と今後の見通し
  • 医薬品流通・医薬品卸関連データ一覧

リサーチ内容

2019年7月24日更新
※掲載予定内容、発刊予定日等に一部変更が生じる場合がございます。

■掲載予定内容

第1章 人口減少、高齢社会の進展下での社会保障制度

持続可能な社会保障に必要なこととは
  人口減少と高齢社会の狭間で
  医療機関や薬局にとって人口減少は死活問題
  2040年度の医療介護給付費94兆円に
  財源としての消費税のゆくえ
  医療提供体制見直しはどのようになるのか

2019年度の骨太の改革
  大きな傘に『予防・重症化予防・健康づくりの推進』にゲノム情報蓄積や健康サポート薬局を盛り込む
  『医療・介護制度改革』は盛りだくさん
  当面の改革は2020年度に先送り

これから本格化する『薬価制度の抜本改革』
  薬価差は誰のものか
  どこまで政府は医薬品費をコントロールできるのか
  揺れるイノベーション評価
  がん遺伝子パネル検査はわが国の治療のあり方を大きく変えることになるのか

第2章 新たな医療提供体制に向けて動き出した医療界

市場環境が悪化する状況下で経営持続の道を模索する病院
  機能不全に陥る地域が多く見られる医療圏
  増収減益傾向が続く病院
  消費税増税の影響
  2040年を見据えたシナリオ
  2024年4月は病院経営にとって大きな分岐点
  中小病院が経営を持続するために不可欠なこと

成長期から衰退期に転換しつつある薬局経営
  誰のための薬局なのか
  薬局数は減少に転ずる
  消費税10%増税が薬局経営に及ぼす影響
  必ずしもドラッグストアが有利だといえない
  高度化する薬局機能

在宅医療は拡大するのか
  高齢社会の選択肢
  病院主体の医療のあり方の見直し
  コンパクトシティとの融合

低成長時代の製薬企業
  取り残されるのか、わが国の市場
  カテゴリーからモダリティへの転換
  スペシャリティ医薬品の増加は今後も続く
  ICTを積極活用する時代のMR
  注目されるがん遺伝子パネル検査の波及効果
  後発医薬品企業も生き残りを模索する時代に
  製薬企業各社による医薬品卸の選別の動きは本格化するのか

第3章 新たな企業像を創造できるのか医薬品卸各社

進化する医薬品流通市場
  薬価制度の抜本改革で他社をリードできるか
  製薬企業の流通改善ガイドラインへの取り組み姿勢
  流通改善GL不適切事例に厚労省が事務連絡
  医薬品の価値に見合った値付けとは
  医薬品卸と製薬企業の今後の関係‐見直しを必要とする期首検討会議の存在
  1社流通でのスズケン優位の状態は続くのか
  医薬品卸中抜きは限定的
  医薬品卸各社が有するデータをいかにして戦略的に活用するのか
  医薬品卸は遺伝子分野にどのように関わりを持っていくのか
  新規事業の成長こそヘルスケアプラットフォーム確立の道

独自の企業像を描き始めた医薬品卸各社、その未来は
  医薬品卸各社の決算内容
  大手5社のクロスSWOT分析
  大手4社の戦略ポジショニング
  低成長でも一定の営業利益を確保できる体質への転換
  真の地域密着はこれから
  調剤薬局事業はどこまで貢献できるのか
  BCPと顧客支援システムのさらなる拡大によって体質強化を図る東邦ホールディングス
  協業により新たなビジネスモデルの構築を目指すスズケン
  顧客起点のビジネスモデルの構築を強化するメディパルホールディングス
  事業モデルの変革を推し進め、プラットフォーム構築を目指すアルフレッサホールディングス
  地域において不可欠な存在となるべく医療・介護事業を強化するバイタルケーエスケー・ホールディングス

第4章 医薬品流通関連データ

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