転換期を迎えた「道の駅」の活用戦略分析 ~地方創生に向けた機能拡大とビジネスモデルの展望~

1993年の制度開始以降、「道の駅」は全国的に整備・拡大が進み、2020年3月には1,173箇所に達した。従来からの休憩施設としての基本機能(トイレ、飲食店や売店など)に加え、観光や防災など提供機能の多様化が進んでいる。今後、2020年~2025年を「道の駅 第3ステージ」として、地方創生や観光を加速させる重要な社会インフラとして重点的な整備が進められる見通しである。そのような転換期にある「道の駅」の背景と現状を整理するとともに、主に、期待される機能と民間企業の参入事例の整理・分析を通じて、今後の「機能拡大の方向性」と「民間参入モデル」を考察することで、さらなる「道の駅」の活用促進及び投資拡大を検討するための基礎情報とすることを目的とした。

発刊日
2020/09/30
体裁
A4 / 79頁
資料コード
C62110100
PDFサイズ
4.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:全国「道の駅」に関する設置者、管理運営者
調査対象先:「道の駅」の設置主体(自治体等)、管理運営主体(第三セクター、民間事業者等)、及び関連団体
調査方法:文献調査
調査期間:2020年6月~2020年9月

調査結果サマリー
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「道の駅」と民間参入企業の動向調査を実施(2020年)
拡大が進む「道の駅」では、大手企業の参入が増加
~重要な社会インフラとして民間を活用した機能拡大が進む~

資料ポイント
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  • 「道の駅」の整備状況と拡大の方向性がコンパクトにまとまったレポート。
  • 特に「道の駅ビジネス」に関心を持つ民間企業等にとって必要となる最新トレンドやケーススタディなどの参入モデル検討に向けた情報を掲載。

資料概要
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第1章 総論
第2章 機能拡大と参入企業の動向

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 総論

第1節 「道の駅」制度の概要
 1.「道の駅」の沿革とコンセプトの変遷
  (1)「道の駅」制度の沿革
  (2)変化する「道の駅」の役割と新たなコンセプト
  (3)2025年に目指す新たな「道の駅」の姿
 2.重点「道の駅」制度にみる整備の方向性
  (1)重点「道の駅」制度の創設
  (2)これまでに選定された重点「道の駅」
  (3)今後期待される機能拡大の方向性
  (4)充実が進められている「道の駅」支援体制
第2節 施設の整備状況
 1.登録数の動向
  (1)全体登録数の推移
  (2)地域別登録数の状況
  (3)運営主体の動向
 2.提供機能の動向
  (1)全体の設備状況
  (2)地域別の機能整備状況
第3節 道の駅が抱える課題と解決の方向性
 1.抱えている課題
  (1)運営・収益性に係る課題
  (2)2025年に向けた拠点整備と機能拡大対応への課題
  (3)新型コロナ影響によるニューノーマル対応
 2.課題解決に向けた方向性
  (1)民間活用(資本・ノウハウ)
  (2)道の駅関係者間の連携推進

第2章 機能拡大と参入企業の動向

第1節 機能拡大のトレンド分析
 1.インバウンド観光促進に向けた機能拡大
  (1)インバウンド受入環境整備
  (2)「道の駅」を拠点としたレンタカーツーリズムの促進
 2.地域観光窓口としての機能拡大
  (1)デジタルサイネージを活用した情報提供
  (2)AI技術を搭載したデジタルサイネージ
 3.地方移住等の推進に向けた機能拡大
  (1)ワーケーションによる関係人口の創出
 4.地域産業振興に向けた機能拡大
  (1)道の駅が主体となった6次産業化
  (2)EC化推進の取組(全国道の駅連絡会)
 5.日常サービス等福祉機能の向上に向けた機能拡大
  (1)「道の駅」を拠点とした自動運転サービス
  (2)ドローンを活用した買い物支援サービス
 6.高度防災機能の向上に向けた機能拡大
  (1)南海トラフ地震等に備えた地域防災活動拠点
    ~道の駅「とよはし」
  (2)火山や豪雪等のあらゆる災害に対応した総合防災拠点
    ~「道の駅」猪苗代
第2節 民間企業の「道の駅」参入モデルの考察
 1.まとめ
 2.経営改善型参入モデル
  (1)外食事業ノウハウを活用し、「道の駅」受託を拡大
    ~ダイナックHD
  (2)トータルアウトソーシングで多様な「道の駅」ニーズに対応
    ~シダックスグループ
  (3)「道の駅」を地域商社化し、地域活性化・雇用創出に貢献
    ~パソナグループ
  (4)「道の駅」のトータルプロデュースによる地域活性化
    ~株式会社TTC
  (5)コーディネート機能を高めた交流型6次産業化を提唱
    ~ファーマーズ・フォレスト
  (6)道の駅をハブとした「人と農産物」の流通システムを提供
    ~アグリメディア
 3.機能提供型参入モデル
  (1)宿泊機能を「道の駅」に付加し、地域観光ハブ機能化を支援
    ~積水ハウス
  (2)ワーケーションによる「道の駅」と連携した関係人口創出
    ~パソナJOB HUB
  (3)スマートシティ拠点として「都市型・道の駅」を整備
    ~清水建設

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