産直ビジネスの市場実態と将来展望 ~オーガニック農産物、フードロス(規格外野菜)対応などで拡大する農産物流通・販売の新潮流

農産物は、農家から農協などの出荷団体、卸売市場、仲卸業者、小売業者を経て消費者へ流通している。農林水産省による推計では、国産青果物の卸売市場経由率は79.5%(2016年度)となっている。しかし、この卸売市場による流通ルートでは、生産者から消費者にたどり着くまでに多くの事業者が関わっているため、各ステップで中間マージンが発生し、生産者の得る収入が少なくなるデメリットがある。また、生産者には価格決定権がなく、たとえ多くの生産コストがかかったとしても、それを考慮した価格になるとは限らない。
こうした中、近年は、強い農業・儲かる魅力ある攻めの農林水産業を実現するため、流通ルートを簡素化し利潤を追求する農家・農業生産法人が増加しつつあり、直売所、宅配など、流通ルートも多様化している。中には、フードロス削減の観点に基づいた売れ残り野菜・規格外野菜の再販や、体験型テーマパークを活用した新たなマーケティングが見出されるなど農産物流通に変化の兆しが見受けられる。
本調査レポートでは、こうした農産物流通・販売における新進気鋭のビジネスモデルを詳細に調査分析することで、市場機会や新市場(ブルーオーシャン)での成功ポイントを明らかにする。

発刊日
2020/07/下旬
体裁
A4 / 約180頁
資料コード
C62112600
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

資料ポイント
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  • 従来、農産物流通は卸売市場を経由するのが一般的であったが、近年は、強い農業・儲かる魅力ある攻めの農林水産業の実現に向け、市場外流通ビジネスが活性化している。本資料は、こうした市場外流通に焦点をあて、サプライチェーンの各プロセスにおける、様々な有望ビジネス動向やビジネスモデルを詳細にレポートする。
  • 新たなマーケティング戦略・流通ルートの拡大により活性化する、新市場(ブルーオーシャン)での成功ポイントや市場機会を明らかにする。
  • 有力企業・団体×約20社へのヒアリング結果を掲載予定。

リサーチ内容

2020年6月30日更新
※掲載予定内容、発刊予定日等に一部変更が生じる場合がございます。

■掲載予定内容

第1章 市場外流通の概況(総論)

1.市場外流通の増加と背景
  ~今なぜ市場外流通が拡大してきているのか~
2.エシカル消費意識の高まり
3.市場外流通の増加がもたらすサプライチェーンの変化
4.農産物取引のIT化動向
5.産直農産物の需要動向
6.産直農産物の市場規模推移(2015~2019年度)
7.産直農産物の末端チャネル別市場構成比(2019年度)
8.オーガニック農産物を取巻くSDGsアクションプラン
9.行政動向
10.海外市場の動向(CSAの普及、オーガニック農業生産の動向等)
11.産直農産物の市場規模予測(2020~2024年度)

第2章 産直農産物の生産者動向

1.自社農場型
  (1)自社農場ビジネスの現状
  (2)大口需要家による業務用原料調達の注目ビジネスモデル
  (3)課題
  (4)自社農場ビジネスの市場展望
    ①生産動向
    ②流通動向
    ③販売動向
    ④自社農場型ビジネスの成功ポイント
2.CSA(地域支援型農業)
  (1)CSAの現状(国内、海外)
  (2)参入企業の注目ビジネスモデル
  (3)課題
  (4)日本におけるCSAの市場展望
    ①生産動向
    ②流通動向
    ③販売動向
    ④CSAビジネスの成功ポイント

第3章 市場外流通に取組む流通業者動向

1.オーガニック農産物流通動向
  (1)オーガニック農産物の生産・流通の現状
    ~流通大手イオンの取組みで広がるオーガニック~
  (2)オーガニック農産物流通を改革する参入企業の注目ビジネスモデル
  (3)課題
  (4)オーガニック農産物流通の市場展望
    ①生産者とのリレーション
    ②商品管理
    ③販売動向
    ④市場外流通ビジネスの成功ポイント
2.農産物市場外流通動向
  (1)農産物市場外流通業者の現状
    ~既存流通では対応できないニーズ~
  (2)農業流通を改革する参入企業の注目ビジネスモデル
  (3)課題
  (4)農産物市場外流通の市場展望
    ①生産者とのリレーション
    ②商品管理
    ③販売動向
    ④市場外流通ビジネスの成功ポイント

第4章 産直農産物における販売ビジネスの動向

1.農産物直売所(SMインショップ型/道の駅/JA直営型/他)
  (1)産地直売所ビジネスの現状
    ①SMインショップ型
    ②道の駅
    ③JA直営型、他
  (2)参入企業の注目ビジネスモデル
    ①SMインショップ型
    ②道の駅
    ③JA直営型、他
  (3)課題
  (4)産地直売所における農産物販売ビジネスの展望
2.農産物宅配ビジネス(民間/生協)
  (1)産直宅配ビジネスの現状
    ①民間の産直宅配
    ②生協の産直宅配
  (2)参入企業の注目ビジネスモデル
    ①民間の産直宅配
    ②生協の産直宅配
  (3)課題
  (4)産直農産物における宅配ビジネスの展望
3.フードロス(規格外野菜)関連ビジネス
  (1)不揃い・規格外野菜販売ビジネスの現状
  (2)注目ビジネスモデル
  (3)課題
  (4)不揃い・規格外野菜販売ビジネスの展望
4.体験型農業テーマパーク
  (1)体験型農業テーマパークビジネスの現状
  (2)参入企業の注目ビジネスモデル
  (3)課題
  (4)体験型農業テーマパークの市場展望
    ①生産動向
    ②販売動向
    ③農産物販売ビジネスとの相乗効果
    ④体験型テーマパークの成功ポイント

第5章 産直農産物における需給マッチングビジネス動向

1.農家・需要家を繋ぐ需給マッチングビジネスの現状
2.参入企業の注目ビジネスモデル
3.課題
4.需給マッチングビジネスの展望
  ①需給マッチングのシステム構成
  ②導入効果
  ③システム運用におけるサポート体制
  ④需給マッチングビジネスの成功ポイント

第6章 先進企業のビジネス動向(下記を含む20社程度を掲載予定)

1.生産ビジネス

(1)自社農場型

(有)ワタミファーム
~ワタミグループの6次産業化「地球環境に配慮した有機循環型モデルタウン」を全国展開~

(株)サイゼリヤ
~サイゼリヤを支える農産物のサプライチェーン・垂直統合モデルで外食業のSPA(製造直販業)を目指す~

イオンアグリ創造(株)
~GAP手法による農場管理の徹底、安全・安心・合理的価格のPB商品で顧客満足の向上を目指す~、等

(2)CSA(地域支援型農業)

コミュニティ・ファーム なないろ畑
~消費者が創る、自給のための有機農業協同組合~

つくば飯野農園
~固定種にこだわり、安全・安心・美味しさを追求した有機野菜でファンを獲得~

楽天農業(株)
~生産者と消費者を繋ぐ!遠隔WEB栽培「Rakuten Raguri」~、等

2.流通ビジネス

イオン(株)
~イオンオーガニックアライアンスを始動・2020年には取り扱い農産物の5%をオーガニックに~

(株)ケーアイ・フレッシュアクセス
~300社以上の量販店青果売り場へ提案・供給、外食・中食・CVS等の多様なチャネルへ商品展開~

MCプロデュース(株)
~独自の中間調整機能により大量商品の安定価格・供給を実現~

(株)マルタ
~土づくりと味にこだわる農業者集団・産地リレーでこだわり野菜を安定供給~、等

3.販売ビジネス

(1)農産物直売所

(株)農業総合研究所
~都市部のスーパーに農家の直売所を開設・生産者が自由に販売できるプラットフォームを提供~

株式会社MongTeng、等

(2)農産物宅配ビジネス

オイシックス・ラ・大地(株)
~有機や特別栽培野菜など安全性に配慮した食品宅配のリーディングカンパニー~

東都生活協同組合
~産直・国産食材を安定的に調達し、子育て世代や団塊ジュニア層を取り込む~

ビオマーケット、等

(3)フードロス(規格外野菜)関連ビジネス

(株)モンテン
~規格外・供給過剰の野菜を販売、独自の流通で鮮度・価格を訴求し食品ロスの削減に繋げる~

タベモノガタリ(株)
~規格外野菜の仕入れ・生産したもの全てをおいしく食べてもらえる農産物流通の実現へ~、等

(4)体験型農業テーマパーク

カゴメ(株)
~体験型の野菜テーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」開設、消費者にこだわりを伝える~

ワタミ(株)
~新規事業の農業テーマパーク事業を推進。日本初のオーガニックテーマパーク「ワタミオーガニックランド」オープン予定~

キユーピー(株)
~「野菜にときめく、好きになる! 今だけ、ここだけのサラダ体験」をコンセプトに、野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」をオープン予定~

4.産直農産物における需給マッチングビジネス、他

(株)エムスクエア・ラボ
~おいしいを共創するための仕組み、ネットで注文・「やさいバス」によるバス停を活用した共同配送で鮮度を保ちコスト削減~

(株)坂ノ途中
~生産者と飲食店バイヤーによる直接取引、オーガニック野菜に特化したマッチングサービス「farmO(ファーモ)」~

(株)kikitori、等

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