ホテル・旅館におけるSDGsの動向と展望

世界的に取組が加速する「SDGs」。持続可能な産業の実現が社会から求められるなか、宿泊産業(ホテル・旅館)においても取組が始まっています。
当レポートでは、宿泊事業者のSDGsへの意識、収益性とのバランスを考慮した先進企業での取組・戦略、宿泊産業におけるSDGsの将来展望などを、ヒアリング調査、アンケート調査等をベースに分析しています。

発刊日
2021/11/30
体裁
A4 / 127頁
資料コード
C63116700
PDFサイズ
2.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:昨今、世界的に「SDGs」の目標達成に向けた動きが活発化しており、日本国内においても、目標達成に向けた取組が官民で進められている。観光や宿泊業界においても、プラスチックごみの削減や従業員向けの SDGs 研修の実施など、従来の取組に加えて新たなSDGs 関連の取組が始まっている。
本調査は、宿泊業界の中でも特に主要な業態である「ホテル・旅館」を対象に、SDGsの動向を調べ、17 の目標のうち重視されている目標、現状主に取り組まれている分野や内容の傾向を分析する。また、外資系ホテル企業との取組を比較し、今後取組が加速する可能性、推進するうえでの課題を明らかにすることを目的としている。
調査対象:国内のホテル・旅館運営企業、外資系ホテル企業
調査方法:研究員による直接面接、メール取材、電話取材/文献調査その他データ収集/アンケート調査
調査期間:2021年7月~2021年11月

調査結果サマリー
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ホテル・旅館のSDGsに関する法人アンケート・市場調査を実施(2021年)
ホテル・旅館を運営する企業の9割がSDGsの取組みの必要性を感じる。宿泊産業においてのSDGsへの注目度は非常に高い。今後、同産業においてSDGsが広く浸透するとみられる

資料ポイント
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  • 先進事業者ヒアリング:有力宿泊事業者への直接ヒアリングにより、SDGsの先進的な取組・戦略、課題や展望を分析
  • 事業者アンケート調査:全国の宿泊事業者に向けたアンケート調査により、産業を俯瞰した分析、規模別等での動向を分析
  • 海外事業者調査:海外宿泊事業者のSDGsの取組、 先進事例を分析し、日本国内での展望を予測
  • 規模別・宿泊施設形態別の取組状況と見通し
    宿泊施設の規模(1施設当たりの客室数)による傾向を分析。
  • SDGsに対しての考え方・意味合い
    SDGsに対する収益性、社会的責任、旅行者の意識等への宿泊事業者の考えや、取り組む意味合いは何か?
  • SDGsの推進体制
    専門部署、関連部署の兼任、横断的な委員会の設置など、企業はSDGsをどの様に推進しているかが明らかに!
  • SDGsの取組状況
    実際にどの様な取組を実践しているのか、取り組んでいる企業はどの程度いるのか、等を規模別に分析。
  • その他、SDGsを推進する上での課題や数値目標の設定の有無など、最新の宿泊事業者の動向を掲載!

リサーチ内容

第1章 SDGsの潮流と「持続可能な観光」

1.SDGsに関する世界と日本の動向
  1-1.SDGsの概要
    ・「誰ひとり取り残さない」社会の実現を目指すSDGs
    ・17の目標、169のターゲット、247の指標
    ・日本・世界の達成度ランキング
    ・日本のSDGs達成状況
  1-2.ESG、CSR、SDGs
    ・世界におけるESG投資への注目
  1-3.SDGsのゴール達成に向けた指針・法令
    ・日本におけるSDGs実施指針
    ・「SDGsアクションプラン2021」
  1-4.SDGsに関する第三者認証制度
    ・第三者認証制度
    ・GSTCと認証制度
2.持続可能な観光
  2-1.国内で推進される「持続可能な観光」
    ・国内で推進される「持続可能な観光」
  2-2.世界で推進される「持続可能な観光」
    ・UNWTOによる「持続可能な観光」
    ・海外における「持続可能な観光」
3.宿泊業界におけるエネルギー消費
  3-1.ホテル・旅館による環境への負荷
    ・ホテル・旅館による環境への負荷
  3-2.ホテル・旅館の消費エネルギー
    ・ホテル・旅館のエネルギー消費量の推移
    ・ホテル・旅館のエネルギー消費量
    ・ホテルが消費するエネルギー
    ・ホテル・旅館の部門別エネルギー消費量

第2章 外資系ホテル企業のSDGsの現状

1.欧州のホテル市場の動向
  1-1.欧州の宿泊施設数の推移
    ・観光宿泊施設数の過去10年間の推移
  1-2.欧州の宿泊動向
    ・EU27ヵ国の宿泊施設の売上指数の推移
    ・EU27ヵ国の宿泊数、過去10年間の推移
    ・ホテルの稼働率の推移
  1-3.新型コロナウイルスの影響
    ・新型コロナウイルスの影響
    ・観光需要の減少
    ・欧州2ヵ国の対応と状況
2.外資系ホテル企業のSDGsの動向
  2-1.SDGsに取り組む狙い
    ・外資系ホテル企業がSDGsに取り組む狙い・背景
  2-2.SDGs推進体制
    ・外資系ホテル企業のSDGs推進体制
  2-3.主な取組
    ・外資系ホテル企業の主なSDGsの取組

第3章 国内ホテル・旅館市場の動向と課題

1.国内のホテル・旅館市場の動向
  1-1.ホテル・旅館の軒数等の推移
    ・ホテル・旅館軒数等の過去10年間の推移
  1-2.ホテル・旅館の宿泊動向
    ・ホテル・旅館の市場規模の推移
    ・宿泊施設の稼働率の過去10年間の推移
    ・全国各地への外資系ホテルの出店拡大
2.訪日外国人旅行客の動向
  2-1.訪日外国人旅行客の宿泊動向
    ・訪日外国人旅行客の推移
    ・外国人延べ宿泊客数の推移
  2-2.訪日外国人旅行客の旅行消費額
    ・訪日外国人の旅行消費額の推移
    ・訪日外国人旅行客の宿泊費
3.新型コロナウイルスの影響
  3-1.旅行需要の減少
    ・国内宿泊旅行の需要の減少
  3-2.宿泊施設の対応
    ・宿泊施設の対応

第4章 国内ホテル・旅館のSDGsの現状と課題

アンケート調査概要
回答事業者の属性
 
1.国内のホテル・旅館市場のSDGsの現状
  1-1.ホテル・旅館のSDGsへの考え
    ・ホテル・旅館のSDGsへの考え
    ・SDGsへの社会的要請に対する所感(アンケート結果より)
    ・旅行者のSDGs意識に対する所感
    ・SDGsの収益への貢献に対する所感
    ・宿泊事業者がSDGsに取り組む必要性に対する所感
  1-2.SDGsに取り組む狙い・背景
    ・ホテル・旅館がSDGsに取り組む狙い・背景
    ・主要ホテル・旅館がSDGsに取り組む狙い・背景
    ・SDGsに取り組む背景・狙い(アンケート結果より)
  1-3.SDGsに取り組まない背景・理由
    ・SDGsに取り組まない背景・理由(アンケート結果より)
  1-4.SDGsの取組状況
    ・SDGsの取組状況
    ・“持続可能な社会の実現”に向けた取組を開始した時期
  1-5.SDGs推進体制
    ・ホテル・旅館のSDGs推進体制
    ・主要ホテル・旅館のSDGs推進体制
    ・SDGsの推進体制(アンケート結果より)
  1-6.主な取組
    ・ホテル・旅館の主なSDGsの取組
    ・主要ホテル・旅館のSDGs取組
    ・実践しているSDGsの取組(アンケート結果より)
    ・SDGsの取組内容検討時に重要視する要素(アンケート結果より)
  1-7.SDGs目標設定
    ・SDGs17目標と数値目標
    ・SDGs17目標のうち、選択している目標
    ・自社の数値目標(アンケート結果より)
    ・数値目標の公開状況(アンケート結果より)
    ・ホテル・旅館のSDGsの主な項目のまとめ
2.国内ホテル・旅館と外資系ホテル企業の比較
  2-1.SDGsに取り組む背景・狙いの比較
    ・国内ホテル・旅館は、これまでの取組がSDGsに重なる
    ・外資系ホテル企業は、環境問題への危機意識が強い
  2-2.SDGsの推進体制の比較
    ・国内ホテル・旅館は、横断的な委員会やチームで推進
    ・グローバルな外資系ホテル企業でもトップが主導
  2-3.取組内容の比較
    ・廃棄物の削減やリサイクルが進む国内ホテル・旅館
    ・動物福祉や人権、ボランティアを重視する外資系ホテル企業
3.〈特集〉ホテル・旅館のSDGsにおける“脱プラ”の動向
  3-1.“脱プラ”の推進が加速される背景
    ・世界のプラスチック生産量及び廃棄量の増加
    ・バーゼル条約の改正
  3-2.国内の“脱プラ”の動向
    ・「プラスチック資源循環戦略」の策定
    ・プラスチック製レジ袋の有料化
  3-3.宿泊施設における使い捨てプラスチックごみの現状
    ・宿泊施設における使い捨てプラスチックごみの種類
  3-4.欧米の“脱プラ”の動向
    ・欧州の動向
    ・米国の動向
  3-5.アジアの“脱プラ”の動向
    ・中国の動向
    ・台湾の動向
    ・東南アジアの動向
  3-6.プラスチック資源循環促進法の影響
    ・プラスチック資源循環促進法
    ・ホテル・旅館のプラスチック資源循環促進法への対応
    ・ホテル・旅館のプラスチック資源循環促進法への対応状況(アンケート結果より)
  3-7.プラスチックごみ削減に向けたホテル・旅館の取組
    ・プラスチックごみ削減に向けたホテル・旅館の取組
    ・アメニティの削減に関する取組状況
    ・アメニティの素材変更に関する取組状況
    ・ソープ類のディスペンサー式での提供に関する取組状況
    ・客室設置ペットボトル飲料水の削減に関する取組状況
    ・(その他)プラスチック製ストロー・マドラーの提供廃止
    ・(その他)レジ袋等の素材変更・有料化
    ・(その他)アメニティのリサイクル
  3-8.プラスチック資源循環促進法に対する課題
    ・プラスチック資源循環促進法に対する課題
  3-9.将来展望
    ・ホテル・旅館における“脱プラ”の将来展望

第5章 企業個票

外資系ホテル企業
  Accor
  Hilton
  Hyatt
  InterContinental Hotels Group
  Jin Jiang International
  Marriott International
  WYNDHAM HOTELS & RESORTS
 
国内ホテル・旅館
  アパホテル
  海栄RYOKANS
  グリーンズ
  スーパーホテル
  帝国ホテル
  藤田観光
  星野リゾート
  ルートインジャパン
  H.I.S.ホテルホールディングス

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