2022年版 偏光板及び部材フィルム市場 Annual Report

国内外の偏光板メーカー及びその部材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、ワールドワイドの偏光板市場における現状と今後の動向の把握を目的とする。

発刊日
2022/04/28
体裁
A4 / 384頁
資料コード
C64101400
PDFサイズ
72.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:国内外の偏光板メーカー及びその部材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、ワールドワイドの偏光板市場における現状と今後の動向の把握を目的とする。
調査対象:偏光板メーカー、位相差フィルムメーカー、PVA 保護フィルムメーカー、表面処理メーカー
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2022年3月~2022年4月

資料ポイント
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「戦争の長期化」、「中国・ロックダウン」の影響で、2022 年も偏光板市場は波乱
2月から続く謎のTVパネル生産急拡大、需要ダウンで再び生産調整へ?
物流移送が困難な状況は在庫確保の動きを強める、中国でのロックダウン、吉と出るか凶と出る

  • 正確な市場予測は可能か、偏光板需要はそもそもセット市況に連動せず、勝ち筋の見極めは至難の業。
    市況を一瞬で覆すほど内外部要因が市場を揺るがす中、前倒し生産・在庫確保の強化で需要激減は回避。
  • 大型投資は継続中、2025年にはShanjin(杉金)とHMO(恒美)の偏光板生産能力は年間4.5 億㎡超。
    この2 社の生産能力だけで偏光板市場規模の約70%をカバー、数年後は撤退するメーカー登場を予想。
  • 手を挙げたのは日本ゼオン、大倉のみ。日系ならではの慎重さか、部材サイドは偏光板投資についていかず。
    Shanjin、HMOは主要部材の確保に不安を抱えながら、新規偏光板生産ラインへの投資続行は困難。
  • ついに偏光板主要部材フィルムの値上げへ、P-TAC、PETフィルム4月以降順次に価格改定へ。
    綿花価格の高騰に苦しむTAC陣営、石油由来のCOP、PMMA系は持ちこたえるか。
  • VA-TV 向けTAC 系位相差フィルムの需要は旺盛、COP 系市場拡大による影響なし。
    コニカ「SANUQI」の登場もCOP需要は想像超え、日本ゼオンは既に増強後の新規Capaの出荷先を確保。
  • PET 需要は増す一方で全生産ラインはフル稼働中、大口顧客からのPET フィルムのニーズは期待以上。
    P-TAC 市場、PET 系の勢いに負けず堅調な需要を維持も、原材料の綿花確保の課題に直面。
    Outer PMMA フィルム、P-TACのリスクヘッジ・PETフィルムのMax供給量がみえた今がチャンス。

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章:偏光板市場の動向

1.偏光板市場
(1)マーケットの主要動向
  「戦争の長期化」、「中国・ロックダウン」で2022年も市場は通常パターンから乖離
  2月から続く謎のTVパネル生産急拡大、セット市場からの需要ダウンでパネル側も生産縮小へ?
  ・ロシアのウクライナ侵攻の影響でTVを含む電子デバイスへの需要ダウンを予想
  ・TVパネル生産拡大に伴う偏光板需要の急拡大は上期まで?
  ・中国でのロックダウン、吉と出るか凶と出るか
  ・中国・ロックダウンでパネル・偏光板の出荷に影響あり?
  ・偏光板マーケットではパネル需要動向と連動せず、バブル生産現象が続く可能性は?
  ・日系ならではの慎重さか、偏光板部材サイドは大型偏光板投資についていかず
 
(2)偏光板市場の展望
  「コロナ特需」は2021年をもって終了
  2022年より本来の生産・供給体制に復帰できる見通しは甘く、予測できぬ異常な動きが続く
    (図・表)偏光板市場規模推移(2018年~2023年予測)
  2022年2月より続く偏光板の需要拡大はQ2まで
  「戦争の長期化」、「中国・ロックダウン」の影響でQ3から出荷量の下方修正なるか
  物流移送が困難な状況は、パネル・偏光板側共に在庫確保の動きを強める
  偏光板マーケット、セット市況と連動せずQ3以降も堅調な需要維持の可能性あり?
    (図・表)用途別偏光板市場規模推移(前年比・2018~2023年予測)
    (図・表)用途別偏光板市場規模推移(構成比・2018~2023年度予測)
  TV以外の用途向け偏光板市場は、高付加価値ビジネスとして新たなポジション確立に期待
  MNTを含む全IT系パネル向け偏光板市場は堅調を維持
    (図)大型・中小型用途別偏光板市場規模推移(構成比・2021~2023年予測)
 
(3)偏光板メーカーの動向
  国・地方自治体の支援の恩恵を受ける中国偏光板メーカーの成長を予想
  2022年以降Shanjin、HMO、SAPOのシェア拡大は確実
    (図)偏光板メーカー別の生産能力及び生産量推移(2021~2023年予測)
  Shanjinとしての再出発後も実力を見せつけ市場トップへ、最大手の技術力・対応力は健在
  予定する全新規偏光板生産ラインの投資終了後は、事業の存続危機を迎えるメーカー登場を予想
    (図)偏光板市場のメーカーシェア(2021年)
    (図)偏光板市場のメーカーシェア(2022~2023年予測)
    (図)偏光板メーカー別の生産量推移(2021~2023年予測)
    (表)2021年における偏光板メーカー別モード別生産量
    (表)2022年における偏光板メーカー別モード別生産量(見込み)
    (表)2023年における偏光板メーカー別モード別生産量(予測)
 
(4)偏光板の新規増設計画、及び超広幅2.5M製造ラインの稼働状況
  計画する偏光板生産ラインへの投資終了後は、完全に供給過剰へ
  供給過剰は過当競争を招き、数年後には事業存続の危機を迎えるメーカーも
    (表)全偏光板メーカーのトータル生産能力推移一覧(2021~2025年末)
  Shanjinは南京・広州・張家港・綿陽の4拠点の生産体制で、年間3億㎡の生産Capaへ
  HMOも昆山・福州に加え丹陽拠点を追加、3拠点体制で計6本の生産ライン保有へ
    (表)主要中国偏光板メーカーの生産能力推移及び増設計画(2022年Q2時点)
    (表)新規中国偏光板メーカーの生産能力推移及び増設計画(2022年Q2時点)
  「2.5M幅偏光板」は本当に必要か?Shanjinは追加投資に関して2.5M幅を選択せず
  2.5M幅での偏光板生産時代の到来は2.5M幅~装置発注を進めるHMO次第
    (表)偏光板の超広幅2.5M設備の稼働状況及び増設計画(2022年Q2時点)
    (表)部材フィルムメーカーの超広幅2.5M生産体制一覧(2022年Q2時点)
 
(5)偏光板後加工(Roll to Panel/ Roll to Sheet、AIC(Auto Inspection Cutting))
  結局RTPの本数が偏光板の出荷物量を保証?
  AICへの流れはBOE・B17に限定、偏光板会社は安定的な物量を求めRTPビジネスに注力
    (表)中国内RTP/RTS,AICによる偏光板後加工の導入状況(2022年Q2時点)
  中国TVパネル陣営向けでは物量の奪い合いが加速、Shanjin、HMOが有利な展開に
  HKC・長沙拠点に新規RTP装置3本の導入が決定
    (表)各パネルメーカーにおける後加工の導入状況(全体、2022年Q2時点)
 
(6)VA TV向け偏光板市場
  ・CSOT TV向け偏光板市場
  CSOT TV向けではSDCに近い採用の動きへ「COP/PET」、「TAC/PET」の使用比率が急拡大
  HMOが展開する「COP/PMMA」構造、2022年はどこまで出荷量伸ばせるか
  (図)CSOTにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  優勢が続くPET陣営のShanjin、サムスンSDI、さらにT6、T7のRTP向け新規物量を確保
  HMO、SAPOは「COP/PMMA」構造の採用拡大でシェア拡大を狙う
  (図)CSOT TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・AUO TV向け偏光板市場
  AUO TV向けでは「COP/PMMA」が主力構造
  住華、日東が圧倒的なシェアを確保、サムスンSDIのPET系偏光板の採用は大きく拡大せず
  (図)AUOにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)AUO TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・Innolux TV向け偏光板市場
  PET系偏光板の採用比率は40%超へ、PET陣営のなかでもShanjinの出荷物量が増加
  Innolux TV向け偏光板市場にBMCが本格参戦も、CMMTの出荷量は大きく減少せず
  (図)InnoluxにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)Innolux TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・BOE・B18、B19(CEC-Panda) TV向け偏光板市場
  BOE・B18/B19(CEC-Panda) TV向け主力構造はPET系偏光板へシフト
  2022年より「TAC/PET」構造を展開するShanjinのシェア拡大を予想
  (図)BOE・B18、B19(CEC-Panda)におけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)CEC-Panda TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・HKC VA-TV向け偏光板市場
  サムスン電子・VD事業部向けを展開に注力するHKCではPET系偏光板の採用を推進
  PET陣営の優勢が続くなか、2022年はサムスンSDIのシェアが大きく拡大
  (図)HKCにおけるVA-TV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)HKC VA-TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・CEC-CHOT TV向け偏光板市場
  Shanjinは既存「4枚TAC」出荷量を「TAC/PET」構造に全量切り替え
  量的拡大ならずも、2022年より本採用を目指しHMOは「COP/PMMA」構造の販売を推進
  (図)CHOTにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)CHOT TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・SDC TV向け偏光板市場
  SDCは2022年5月をもってLCDパネルの生産を終了
  偏光板及び部材メーカーは既に中国TVパネル陣営を優先
  (図)SDCにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2022年予測)
  (図)SDC TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・Sharp TV向け偏光板市場
  Sharp TV向け全体では主力の「COP/PMMA」構造のほか「TAC/PET」の採用拡大へ
  SIOに搬入したRTP装置が本格稼働したShanjin、HMOの物量拡大は確実
  (図)SharpにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)SIO TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
  (図)SDP TV向け偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
(7)IPS TV向け偏光板市場
  ・BOE TV向け偏光板市場
  BOE・B17向けは「TAC/PET」の採用が確定、PET系の使用面積はTV向け全体の7割超へ
  HMOの「4枚PMMA」構造、2022年から本格採用へ
  (図)BOEにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  「TAC/PET」を展開するShanjinとSDIは安定的な物量確保へ、SAPOも本格参入へ
  HMOの「4枚PMMA」採用拡大は、東友の「TAC/PMMA」構造の出荷物量に影響?
  (図)BOE TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・LGD TV向け偏光板市場
  LGDの中国・広州拠点は引き続きLCD TVパネルの生産を継続
  生産台数は減少傾向も、大型TVパネルの生産が多く、偏光板の出荷面積では未だ大口顧客
  (図)LGDにおけるTV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)日東電工及びShanjinのRF(Retadation Free)Pol.の構造
  Shanjin、日東はLGDに搬入したRTP本数分を維持可能な「RF Pol.」販売量を常に確保
  東友は「4枚PMMA」構造の出荷分を確保も、LGDの生産縮小に直に影響される立場へ
  (図)LGD TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
  ・HKC IPS-TV向け偏光板市場
  2021年より本格化したHKCのIPS TVパネル向けを巡って新規物量の奪い合いへ
  2023年以降は長沙拠点でRTP搬入が決定しているShanjin、HMO、SAPOの物量拡大に注目
  (図)HKCにおけるIPS-TV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)HKC IPS-TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
(8)AMOLED TV向け偏光板市場
  ・LGD OLED TV向け偏光板市場
  OLED TV用偏光板市場は偏光板メーカーの内製液晶タイプから一転
  富士フイルム「QWP」の本格採用の他、COP系「ゼオノア」、「SANUQI」の使用量を拡大
  東友は「液晶塗布/COP系」構造を展開しOLED TV向け偏光板市場でシェア65%を保守
  LG化学は内製液晶位相差板全量を富士の「1枚液晶塗布板」に切り替え、再びシェア拡大中
  (図)LGD AMOLED TV向け偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
  (図)LGD AMOLED TV向け 偏光板の材料構成及び使用比率(面積ベース)
 
(9)各パネルメーカーにおける偏光板メーカーシェア
  ・BOE向け偏光板メーカーシェア
  BOE・B17向けは全面「TAC/PET」構造を使用、Shanjin、SDIが新規物量確保へ
  BOE向け新規偏光板サプライヤーHMO、SAPOのシェア拡大を予想
  (図・表)BOEにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)BOEにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・CSOT向け偏光板メーカーシェア
  Shanjin、サムスンSDIはCSOT・T6/T7向けに追加物量を確保しシェアが安定
  2022年以降CSOT向け偏光板市場でHMOのシェア拡大に注目
  (図・表)CSOTにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)CSOTにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・AUO向け偏光板メーカーシェア
  TV向けのみならず、AUO全体でも住華、日東電工のシェアは安定
  「COP/PMMA」構造の開発が出遅れTV向け販売減少が響くBMCのシェアダウンが続く
  (図・表)AUOにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)AUOにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・Innolux向け偏光板メーカーシェア
  TVやMNT向け出荷量が維持し、CMMTのシェアダウンは見られず
  BMCはInnolux MNT市場でシェア25%を確保、2021年よりTV向けにも参戦
  (図・表)Innoluxにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)Innoluxにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・LGD向け偏光板メーカーシェア
  LGD向け偏光板市場ではIT系や中小型向け展開が減少するShanjinが大幅にシェアダウン
  高単価製品のOLED TVやApple MNT向けはLG化学が担当
  (図・表)LGDにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)LGDにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・SDC向け偏光板メーカーシェア
  SDCは大型LCDパネル生産の延長も、2022年5月をもってついに事業撤退
  中小型AMOLED向けは東友ファインケムと日東電工の独占市場
  (図・表)SDCにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)SDCにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2022年見込み)
 
  ・BOE・B18/19(CEC-Panda)向け偏光板メーカーシェア
  サムスンVD事業部向け物量増加で「COP/PET」、「TAC/PET」構造の採用比率が急増
  PET系偏光板を担当するShanjin、サムスンSDIは今後も高シェアを維持
  (図・表)BOE・B18/19(CEC-Panda)における偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)CEC-Pandaにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・HKC向け偏光板メーカーシェア
  2021年より本格化したIPS TV向けは住友化学、BMC、SunnyPolが主要サプライヤー
  2023年以降はRTP導入が決定したShanjin、HMO、SAPOのシェア拡大に注目
  (図・表)HKCにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
  (表)HKCにおける用途別偏光板メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・CEC-CHOT向け偏光板メーカーシェア
  HMOは競合他社の参入によりシェアダウン傾向が続く
  PET系偏光板の採用拡大でShanjin、サムスンSDIがシェア拡大
  (図・表)CEC-CHOTにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)
 
  ・Sharp向け偏光板メーカーシェア
  Sharp TV向けではShanjinのシェアが圧倒的
  SIO向けはHMOのほか、日系の日東、住友が高シェアを維持
  (図・表)Sharpにおける偏光板メーカーシェア(金額ベース)

第2章:偏光板用位相差フィルム市場の動向

2.偏光板用位相差フィルム
(1)大型位相差フィルム
  COP、TAC系共に旺盛な需要が続く、VA位相差市場は常に絶好調
  BOEのほか、HKC IPSパネル向け新規物量の増加でIPS用位相差フィルム市場はさらに拡大
  (図)大型分野におけるLCDモード別位相差フィルムの構成比(VA、IPS、TFT-TN)
  (図・表)大型分野におけるLCDモード別位相差フィルムの市場全体(VA、IPS、TFT-TN)
 
  ・大型VA用位相差フィルム
  大型VA位相差フィルムはショーテージが懸念されるほど、常に高需要を維持
  コニカの「SANUQI」、COP系大型位相差フィルム市場で物量拡大へ
  COP系日本ゼオンがTAC系コニカを抜きVA位相差市場トップへ
  TAC系VA位相差フィルムのニーズ根強く残る
  (図)大型TFT-VA向け位相差フィルムメーカーシェア(2021~2023年)
  (表)大型TFT-VAにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(シェア・前年比)
  VA TV向けTAC系位相差フィルムの需要は旺盛、COP系市場拡大による影響なし
  全大型VA位相差フィルムメーカーはフル生産・フル供給体制で対応
  (図・表)大型TFT-VAにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(図表)
  コニカのCOP系「SANUQI」の登場も、COPニーズは想像以上
  日本ゼオンは大型COPフィルム製造ラインへの新規投資へ
  (表)大型TV向けCOPフィルムの供給能力一覧(2022年Q2)
  (図)大型VA位相差向けCOPフィルムのサプライチェーン(22年Q2時点)
 
  ・大型IPS用位相差フィルム
  TVのみならず、MNTのIPS化が追い風となりMNT向けマーケットの拡大へ
  BOE、LGDのほか、HKCの新規IPSパネル向け新規物量が増加
  大型IPS位相差フィルム市場では、他社と大きく差をつけ富士フイルムがダントツ
  HMOがBOE TV向けに展開する「4枚PMMA」構造向けでは東洋鋼鈑のPMMA位相差を採用
  (図)大型TFT-IPS向け位相差フィルムメーカーシェア(2021~2023年)
  富士フイルムの「Z-TAC」、BOE TV、HKC IPS-TV向けの他、MNT向け販売が好調に推移
  コニカの「Zero-TAC」は需要が安定、2022年以降はIPS位相差事業を強化・販売拡大に注力
  (図・表)大型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(図表)
  HMO狙いの大倉工業は2.6M幅対応新規PMMAフィルム生産ラインへの投資を発表
  一方で、HMOの内製PMMAフィルムは2022年下期より生産開始の予定
  (表)偏光板用PMMAフィルムの供給能力一覧(2022年Q2)
  (図)大型IPS位相差向けPMMAフィルムのサプライチェーン(22年Q2時点)
  (表)大型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(シェア・前年比)
 
  ・大型OLED用位相差フィルム
  2021年より富士フイルムが液晶塗布型板で本格参戦
  OLED-TV用位相差フィルム市場は偏光板メーカーの内製から一転、外部調達が本格化
  (図)大型OLED向け位相差フィルムメーカーシェア(2021~2023年)
  2021年より富士フイルムが液晶塗布型板で本格参戦
  OLED-TV用位相差フィルム市場は偏光板メーカーの内製から一転、外部調達が本格化
  (図・表)大型OLEDにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(図表)
  (表)大型OLEDにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(シェア・前年比)
 
  ・大型TN-TFT用位相差フィルム
  MNT市場でのIPS化は富士フイルムの「WV」販売量にも影響
  「WV」販売は減少傾向の一方、富士フイルムのMNT向け「Z-TAC」は販売は好調
  (表)大型TN-TFTにおける「WV」の販売量推移
  (表)大型分野におけるLCDモード別位相差フィルムの販売量推移
  (表)大型分野における位相差フィルムメーカー別販売量推移
  (図・表)大型分野における位相差フィルム材料別需要量推移(構成比)
  (図・表)大型分野における位相差フィルム材料別需要量推移(前年比)
 
(2)中小型分野
  「iPhone」、「Galaxy S」向けに搭載されているOLED向け位相差フィルム市場は絶好が続く
  中小型IPS位相差市場の勢いは衰え、中国Tabletマーケット向け物量で現状維持
  (図・表)中小型分野における位相差フィルムモード別需要量推移(前年比)
 
  ・中小型AMOLED用位相差フィルム
  BOEは「iPhone」向け初採用なるか、「iPhone14」向けパネル・偏光板サプライヤーが出揃う
  日東は完全に「iPhone」サプライヤーとして復帰
  (図)「iPhone」向け偏光板構造及び材料構成
  「GalaxyS 22」向け偏光板サプライヤーは、東友ファインケムと日東電工で確定
  (図)「GalaxyS」シリーズ向け偏光板構造及び材料構成
  「iPhone」、「GalaxyS」向けでは偏光板は必須、「偏光板レス」の時代来ず
  「偏光板レス」の動きは一部のFoldable向けに限定
  (図)「Galaxy Fold」シリーズ向け偏光板構造及び材料構成
  (図)その他Middle-Low End AMOLED向け偏光板構造及び材料構成
  (表)中小型AM-OLED用位相差フィルム販売量推移(シェア・前年比)
  High-End用SmartPhone向け物量確保で、富士フイルムの「液晶塗布板」は絶好調
  22年発売予定の最高品位スマホ・2モデル向けで富士フイルム「1枚液晶塗布型」の採用が濃厚
  (図)中小型AM-OLED用位相差フィルムの市場シェア推移
  (図・表)中小型AM-OLEDにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(図表)
 
  ・中小型IPS位相差フィルム
  もはや「iPhone」向け物量は期待できず
  中小型IPS位相差市場を牽引するのは中国マーケットで展開されるTablet PC向けの出荷量
  (図・表)中小型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(図表)
  (表)中小型TFT-IPSにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移(シェア・前年比)
  ・中小型TN-TFT位相差フィルム
  中国市場で展開されるTNモード、SmartPhoneやTablet向けでWV出荷量は低位安定
  (表)中小型TFT-TNにおける「WV」の販売量推移
  ・中小型VA位相差フィルム
  中小型VA位相差市場は2020年をもって終了
  (表)中小型TFT-VAにおけるメーカー別位相差フィルム販売量推移
  (表)中小型分野における位相差フィルムモード別需要量推移(構成比)
  (表)中小型分野における位相差フィルム材料別需要量推移
  (表)位相差フィルム(大型+中小型)市場規模及び材料別需要量推移と予測

第3章:偏光板用PVAフィルム(保護側:Outer側)市場の動向

3.偏光板用PVA保護フィルム(Outer側)
  非TAC系材料へのシフトも一段落か、Outerフィルム市場でTACマーケットは減少せず
  PETフィルムだけでなく、小型TVやIT系パネル向け需要に支えられP-TACの需要は旺盛
  (図)PVA保護フィルム(保護側:Outer側)の材料別の構成比(2021~2023年予測)
  (図・表)PVA保護フィルム(保護側:Outer)材料別需要量推移(TAC,PET,PMMA系)
  PETフィルムはタイトな供給状況は解消気味も、大口顧客からのPET需要は増す一方
  中・台湾偏光板メーカーからも物量供給ニーズは高く、全生産ラインはフル稼働中
  (表)PVA保護側向けPETフィルムの供給能力一覧(2022年Q2)
  (表)PVA保護フィルム(保護側:Outer側)の市場規模及びメーカー販売量推移(前年比)
 
  ・TAC系
  P-TAC市場、PET系の勢いに押されることなく、堅調な需要を維持
  HYOSUNG、TAC Brightのフル稼働体制が続く
  (図・表)PVA保護側(Outer)向けP-TACフィルム市場及びメーカー販売量推移(前年比)
 
  ・PMMA系
  中国TVパネル陣営向けでの「COP/PMMA」、「4枚PMMA」の採用拡大が市場成長に直結
  現状ではPETだけでは追い付かず、必然的にOuter PMMAフィルムは必要
  (図・表)PVA保護側(Outer)向けPMMAフィルム市場及びメーカー販売量推移(前年比)
 
  ・PET系
  大口顧客からのPETフィルムのニーズは想像超え
  新規偏光板生産ラインの稼働を控えるの既存顧客向けにボリュームかつ安定的な物量を確保
  (図・表)PVA保護側(Outer)向けPETフィルム市場及びメーカー販売量推移(前年比)
  (図)PVA保護用 PETフィルムのサプライチェーン(22年Q2時点)
  東洋紡のPETフィルム、2022年のPVA保護Outerフィルム市場でシェア3割超え
  TAC系ではHYOSUNGのP-TAC販売の好調が続く
  (図)PVA保護フィルム(保護側:Outer側)市場のメーカーシェア(2021~2023年)
  (表)PVA保護フィルム(保護側:Outer側)の市場規模及びメーカー販売量推移(シェア)
  原材料の綿花や石油価格の高騰に伴いP-TAC、PETフィルムが価格改定へ
  COPとPMMA系は持ちこたえるか
  (表)PVA保護フィルム(位相差・保護)の材料別平均価格動向(2022年Q2)
  (図)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム、2021~2023年予測)
  (図)位相差フィルムの材料別需要量推移と予測(2021~2023年予測)
  (表)PVA保護フィルムと位相差フィルムの材料別需要量推移と予測
  (図・表)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム)
  (図・表)材料別需要量推移と予測(PVA保護フィルム+位相差フィルム)※構成比

第4章:偏光板用表面処理フィルム市場の動向

4.表面処理フィルム
  新規投資はないが、偏光板市場の急拡大に表面処理フィルムの生産能力は追い付かずの状態
  2022年以降も偏光板用表面処理フィルムのタイトな供給状況が続く
  (図・表)偏光板用表面処理フィルム市場規模(タイプ別・前年比)
  (図・表)偏光板用表面処理フィルム市場規模(タイプ別・構成比)
  (図)偏光板用表面処理別市場構成比(2021~2023年予測)
 
  ・AG市場
  DNP・三原4号機や凸版・Youlchonラインが加わるもAGの供給はかなりタイト
  拡大する需要をカバーするには、新規投資や運休ラインの再稼働による新規供給能力が必要
  (図・表)偏光板用AG市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用AG市場メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・AG・LR市場
  OLED TV向け「COP構造」用AG・LRの販売拡大が続き、凸版印刷のシェア拡大へ
  サムスン電子が展開するHigh-End TVモデル向け受注を獲得したダイセルが初参戦
  (図・表)偏光板用AG・LR市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用AG・LR市場メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・クリアLR市場
  クリアLRはOLED TV向け「液晶塗布型」構造用の主力表面処理フィルム
  OLED TVパネルの生産増強で市場規模の拡大へ
  (図・表)偏光板用クリアLR市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用クリアLR市場メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・CHC市場
  (図・表)偏光板用CHC市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用CHC市場メーカーシェア(2021~2023年予測)
 
  ・ドライAR市場
  (図・表)偏光板用ドライAR市場規模(メーカー別・前年比)
  (図)偏光板用ドライAR市場メーカーシェア(2021~2023年予測)

第5章:偏光板及び部材フィルムメーカーの展望と戦略

杉金光电有限公司(Shanjin Optoelectronics Co.,Ltd)
過去最大の物量オーダー、4月に量産を開始した移設ラインは既に出荷先を確保
南京・広州・張家港に加え、綿陽を追加、4拠点の生産体制の構築へ
Shanjinとして最出発後も、偏光板最大手としてのパワーは圧倒的
全ての投資終了後Shanjinの生産能力は3億㎡へ、TV向けだけで稼働率をキープ可能?
Shanjinは次のステージへ、中小型OLED等、利益確保が可能な用途向け展開に取り組み中
TV向け偏光板は全Outer PET構造に絞った展開、MNT向けでもPET系に切り替えを推進
2022年Q2より広州・第3、第4ラインは本格量産体制へ
張家港での偏光板ライン導入はスケジュール通り、新規綿陽拠点では計2本の投資予定
大口顧客CSOT向け物量は大幅に増加、CSOT・T6、T7に追加RTP装置を搬入予定
中国後発VA-TVパネル陣営向け「TAC/PET」構造の販売も絶好調
BOEはShanjinの大口顧客、BOEの稼働率上昇に伴いオーダー量が急増
大型インチ展開の多いLGD TV向けは、現在でも面積ベースで無視できない物量を維持
 
SAMSUNG SDI CO.,LTD.(サムスンSDI株式会社)
サムスン電子のVD向けTV物量が増加するCSOTが最大顧客
超大型TV向け偏光板展開に注力し利益確保へ
新規投資計画はなし、供給能力に制限があるなか、顧客の優先順位は?
SDI・無錫ラインの生産性は業界トップクラス、全ラインのフル稼働が続く
これ以上大幅な供給能力アップは難しいなか、高利益事業向け偏光板販売を優先
VD事業部向け物量を確保したCSOT TV向けで「COP/PET」構造の出荷量が拡大
HKC、BOE・B18/B19(CEC-Panda)向けPET偏光板の販売も堅調
BOE向けで高シェアを維持、B17・新規RTP装置の稼働で地位を盤石化
 
恒美光电股份有限公司(HMO)(Hengmei Optoelectronic Corporation)
TV向け偏光板事業のみで二桁営業利益率を確保
福州は2.6M幅・計2本の導入に変更、丹陽拠点で追加2本の投資を決定
偏光板生産は「昆山・福州・丹陽の3拠点体制」へ
生産能力の拡大に備え、合肥では主要部材フィルムの生産体制を構築
福州・新2.6M幅ラインは早ければ2022年末より試運転開始
2024年以降のHMOの生産能力は現段階で推定できぬ、新規偏光板装置の発注状況に注目
LG化学から購入したPMMAフィルム製造ラインの量産稼働へ
「COP/PMMA」、「4枚PMMA」向けPMMAフィルムを内製品に切り替え
TV向けAG表面処理の量産技術の確保にも専念、合肥で「偏光板主要部材の内製化」を目指す
HMOではCSOT以外にも「COP/PMMA」構造の販売拡大を推進
使用量の増加に従いCOP、PMMAフィルムともに調達先の二元化へ
BOE TVマーケットに新規参入、「4枚PMMA」の販売が本格化
 
明基材料股份有限公司(BMC)(BenQ Materials Corporation)
TV向け「非TAC系構造」の展開は大きく拡大せずも、既存物量を維持
Innolux・HKC IPS-TV向けで「TAC/PET」の出荷拡大を見込む
AUOや中国VA TVパネル陣営向け「4枚TAC」の物量を維持
High-EndゲームMNT向け販売が増加傾向、MNT向け偏光板販売で利益確保へ
 
誠美材料科技股份有限公司(CMMT)(CHENG MEI MATERIALS TECHNOLOGY CORP.)
TVのみならず、MNT向けでも「TAC/PET」構造の販売拡大へ
生産品目の最適化を図ると共にMNT向け偏光板販売を強化
MNT向けでは依然としてInnoluxが大口顧客、TV向けでの最大顧客はSDP
新規顧客向けの物量が安定し、IPS MNT向け偏光板販売が堅調を維持
 
深圳市盛波光電科技有限公司(SAPO)(SHENZHEN SAPO PHOTOELECTRIC CO.,LTD.)
2022年こそ、新規2.5M・第7号機からの生産・販売量拡大
大口顧客であるCSOTのほか、BOE、LGD向けでも新規物量を確保
脱JinJiang(锦江)グループへ、2022年よりSAPO単独での偏光板事業を再開
OLED TV向け偏光板市場にも参戦、大型High-End TV向け偏光板ビジネスに注力
2.5M幅対応・第7号機の歩留まり改善で生産能力は大幅に改善
第7号機で生産される「COP/PMMA」、「TAC/PET」構造の出荷も増加傾向
CSOT TV向けでは「TAC/PET」の他、「COP/PMMA」構造でのシェア拡大を狙う
「TAC/PET」構造はIPS PS TV陣営向けを中心に展開する方針
 
富士フイルム株式会社
OLED用「液晶塗布型位相差板」の出荷拡大は、売上高に大きく貢献
2022年Q2時点でも全TAC系フィルムの需要は落ちず、高ニーズを維持
BOEの稼働率アップが好材料、富士フイルムのIPS位相差「Z-TAC」の販売は好調
MNTパネルのIPS化は「Z-TAC」の追い風
VA位相差「NR01」のニーズ落ちず、タイトな供給状況が続く
2022年より最高品位SmartPhone向けでOLED用「液晶塗布1枚型」の採用が本格化
OLED TV向け「液晶位相差板:QWP」の販売量も急拡大
MNT市場でのIPS化は富士フイルムの「WV」販売量にも影響
2022年に入ってもP-TACオーダーは高い水準を維持
非TAC系代替材へのシフトは一段落
 
コニカミノルタ株式会社
「VA-TAC」への需要は止まらず
VA-TVのみならずOLED TV向けにも参入、COP系「SANUQI」の本格採用へ
VA-TACフィルムの最大手、強みを活かした非TAC系の展開にも注目
甲府工場での後加工プロセスを強化し、「SANUQI」の供給能力アップへ
後加工拠点の活用でトータル生産能力を従来Capaの1.5倍強まで引き上げる方針
「VA-TAC」は変わらず絶好調
2022年に入っても需要は旺盛、「VA-TAC」はフル生産体制にも供給がタイト
HMOがCSOT TV向け「COP/PMMA」構造に「SANUQI」を本格採用
VA-TV向けで「SANUQI」の量的拡大へ
2021年10月よりOLED TV向けで「SANUQI」が量産採用
2022年以降「SANUQI」の販売動向は競合他社の供給体制やCOP構造の採用比率により変動
「Zero-TAC」はBOE向け需要が安定、さらなる販売拡大はコニカの戦略次第
P-TACビジネスは利益率の高い薄型に集中
Outer用PMMAフィルムの開発へ、将来的にはCOP系「SANUQI」とのセット販売を目指す
 
日本ゼオン株式会社
COPフィルム「ゼオノア」、TV向け大型位相差用の新規投資へ
根強いCOPニーズ、既に増強後の新規供給能力の出荷先を確保
新規ラインの能力が次々と加わるも、常にフル生産体制
2022年時点での大型COPフィルムの生産能力1.5億㎡超も不十分、COPニーズは高まる一方
COPフィルムの販売は絶好調、TVインチ拡大に伴うCOPの高ニーズが好材料
2023年より第8ライン2.5M幅対応の新規能力が加わるも、供給体制に余力Capaはなし
OLED TV向けでCOPフィルムが再び本格採用へ
2022年以降の伸びはTVセットメーカーのMiddle-End OLED TVに対する戦略次第
中国市場で展開されるIPS Tablet向けCOPフィルムの販売は堅調を維持
中小型OLED向けでは「Galaxy」旧機種向けが一部残っている程度、今後も出荷増は困難
 
東洋紡株式会社
光学用PETフィルムの全生産ラインがフル稼働中
「SRF®」の増強後も大口顧客からの旺盛な需要対応に大忙しい
犬山・2号機を含む全ラインがフルキャパ稼働中
「SRF®」のタイトな供給状況は解消気味も、新規中・台湾顧客から更なる物量供給ニーズあり
CSOT、BOE TV向けで主要偏光板顧客のPET系構造の採用拡大によりさらなる出荷増へ
後発VA TVパネル陣営でも「SRF®」の採用が本格化し、出荷物量が急拡大
 
HYOSUNG Chemical(暁星化学株式会社)
21年のP-TACのオーダーはHYOSUNGに集中、22年もフル供給体制で対応
絶好調のなか、原材料の綿花価格の高騰に伴いP-TACの価格改定へ
2022年Q1より主力偏光板顧客と値上げ交渉中
TACの原材料である綿花確保・保有在庫の量により2022年以降の出荷量が変動
 
達輝光電股份有限公司(TAC Bright Optronics Corporation)
P-TAC販売は好調も、原材料である綿花価格の高騰に苦しむ
耐えきれず、平均10%のP-TAC値上げを発表

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