2022年版 自然派・オーガニック化粧品マーケティング総鑑

日本の化粧品市場は、コロナ禍によるインバウンドニーズの事実上の消滅で成長要因を失い2020年度は低迷したが、海外ブランドが多く形成している自然派・オーガニック化粧品市場への影響は限定的であり、数%のマイナスと推計していた。2021年度の市場を対象とする今回調査で、2020年度も実際には微増推移であったと修正している。その要因の一つは、自然派オーガニック化粧品における日本企業・日本ブランドの大きな躍進である。サステナブル、SDGsで改めて脚光を浴びる市場の現況と展望についてレポートした。

発刊日
2022/10/31
体裁
A4 / 449頁
資料コード
C64114900
PDFサイズ
8.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:当調査は、自然派オーガニック化粧品の製品動向と、参入メーカーの市場戦略を調査・分析することで、自然派オーガニック化粧品市場の現状把握と将来性を展望することを目的とする。
調査対象市場・対象エリア:日本
調査対象先:自然派オーガニック化粧品市場参入企業、その他関連企業、関連団体
調査方法:弊社専門研究員による直接面接(オンライン含む)及び書面取材、他周辺間接調査を実施
調査期間:2022年8月~2022年10月

調査結果サマリー
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自然派・オーガニック化粧品市場に関する調査を実施(2022年)
2021年度の自然派・オーガニック化粧品市場は前年度比110.9%の1,642億円と推計
~2021年度の市場規模は、コロナ禍が継続する環境下で大きく業績を伸ばした企業が散見され二桁の伸長率~

資料ポイント
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  • 自然派・オーガニック化粧品市場の2017~2021年度の製品カテゴリー別市場規模・流通ルート別市場規模、2019~2021年度メーカーシェアを算出
  • 自然派化粧品市場の2017~2021年度の製品カテゴリー別市場規模・流通ルート別市場規模、2019~2021年度のメーカーシェアを算出
  • オーガニック化粧品市場の2020~2021年度の製品カテゴリー別市場規模・流通ルート別市場規模、2019~2021年度のメーカーシェアを算出
  • 主要参入メーカーブランドのマーケティング戦略を徹底調査(19社)、主要な原料企業・受託製造企業などの事業戦略もレポート
  • 上記メーカーブランドのマーケティング戦略を分析 ウイズコロナ時代の基本(製品・価格・流通・プロモーション)戦略に加え、SDGs(持続可能な開発目標)への対応、およびDX化の状況、原材料高騰への対応についても調査
  • 当該商品の主要小売企業のマーケティング戦略を徹底調査(2社)
  • 日本市場参入 主要ブランドの概要が一目でわかるブランド一覧を掲載(全130ブランド)
  • 2022~2026年度の自然派・オーガニック化粧品市場を展望
  • 【前回版との違い】:「Nオーガニック」運営企業個表追加、価格改定、ウイズコロナ時代の展望、DX化への対応状況を調査

リサーチ内容

調査結果のポイント

第Ⅰ章 自然派・オーガニック化粧品市場の動向分析

1.自然派・オーガニック化粧品の市場概況と調査対象範囲
2.主要参入ブランド類型
3.主な認定基準
4.日本における業界ガイドライン制定および日本初の「ナチュラルコスメ認証制度」
5.自然派・オーガニック化粧品の市場年表
6.自然派・オーガニック化粧品の市場規模推移(2017~2021年度)
  1)総市場
  2)化粧品総市場における自然派・オーガニック化粧品市場の位置づけ
  3)製品カテゴリー別
  4)コンセプト別
  5)流通ルート別
7.自然派・オーガニック化粧品の市場構成比(2021年度)
  1)製品カテゴリー別
  2)コンセプト別
  3)流通ルート別
8.自然派・オーガニック化粧品のメーカーシェア
  1)総市場
  2)総市場シェア一覧(2019~2021年度 上位25社)
9.参入ブランド戦略分析
  1)製品戦略
  2)価格戦略
  3)チャネル戦略
    ・有力ブランドの店舗数(2021年/2022年)
  4)プロモーション戦略
10.自然派・オーガニック化粧品小売の動向
  1)百貨店
  2)セミセルフ業態
    ①イセタン ミラー メイク&コスメティクス
    ②フルーツギャザリング
    ③アミューズ ボーテ
    ④アットコスメストア
  3)自然派・オーガニック化粧品専門店
    (1)マッシュビューティーラボ「コスメキッチン」「ビープル」
    (2)SLJ「オーガニックマーケット」
11.自然派・オーガニック化粧品の今後の市場展望と課題
  1)販路のマルチチャネル化
  2)クリーンビューティーへの理解拡散による再注目
  3)国産ブランドの成長
12.自然派・オーガニック化粧品の市場規模予測(2022~2026年度)
  1)総市場
  2)コンセプト別
13.アフターコロナ、ウイズコロナ時代の化粧品総市場の展望
  1)アフターコロナ、ウイズコロナ時代の化粧品総市場の展望
    ①ビジネスモデルのDX化が加速するとともにデジタルとリアルの融合が進展
    ②D2C型ブランドやZ世代をターゲットにしたブランドの台頭
    ③日本製化粧品の輸出金額がさらに拡大、ASEAN地域が大きく伸長
  2)アフターコロナ、ウイズコロナ時代への対応を図る化粧品業界
    アフターコロナ・ウイズコロナ時代の戦略一覧

第Ⅱ章 自然派化粧品市場の動向分析

1.自然派化粧品の市場概況
2.自然派化粧品の市場規模推移(2017~2021年度)
  1)総市場
  2)製品カテゴリー別
  3)流通ルート別
3.自然派化粧品の市場構成比(2021年度)
  1)製品カテゴリー別
  2)流通ルート別
4.自然派化粧品のメーカーシェア
  1)総市場
  2)総市場シェア一覧(2019~2021年度 上位14社)
5.参入ブランド戦略分析
  1)製品戦略
  2)価格戦略
  3)チャネル戦略
    ・有力ブランドの店舗数(2021年/2022年)
  4)プロモーション戦略
6.自然派化粧品の市場規模予測(2022~2026年度)

第Ⅲ章 オーガニック化粧品市場の動向分析

1.オーガニック化粧品の市場概況
2.オーガニック化粧品の市場規模推移(2017~2021年度)
  1)総市場
  2)製品カテゴリー別
  3)流通ルート別
3.オーガニック化粧品の市場構成比(2021年度)
  1)製品カテゴリー別
  2)流通ルート別
4.オーガニック化粧品のメーカーシェア
  1)総市場
  2)総市場シェア一覧(2019~2021年度 上位11社)
5.参入ブランド戦略分析
  1)製品戦略
  2)価格戦略
  3)チャネル戦略
    ・有力ブランドの店舗数(2021年/2022年)
  4)プロモーション戦略
6.オーガニック化粧品の今後の市場展望
  ~日本開発処方・日本生産のヘアケア製品と機能性アップ~
7.オーガニック化粧品の市場規模予測(2022~2026年度)

第Ⅳ章 有力参入メーカーの戦略分析

1.製品・ブランド戦略
2.流通ルートと課題・対策
3.広告・販促・顧客管理の方法
4.今後のマーケティング戦略
5.SDGs(持続可能な開発目標)への対応
6.DX(デジタルトランスフォーメーション)化への対応

第Ⅴ章 自然派・オーガニック化粧品原料市場・受託製造市場の動向分析

1.自然派・オーガニック化粧品原料市場
  1)市場概況
  2)参入企業動向
    (1)原料メーカー
    (2)原料ディーラー
  3)市場規模推移(2017~2021年度)
2.自然派・オーガニック化粧品受託製造市場
  1)市場概況(市場活性化要因と現在のコロナ禍に至るまでの変遷)
  2)化粧品受託製造企業の戦略分析と自然派オーガニック化粧品の受託製造参入企業動向

第Ⅵ章 有力参入企業の事例研究(26社)

<自然派・オーガニック化粧品ブランドメーカー編>(19社)
 
株式会社 I-ne
~様々なカテゴリーから新ブランドをローンチ、売上高拡大を目指す~
 
株式会社 ACRO
~「THREE ホリスティック リサーチセンター」を発足、更なるブランド価値創出を目指す~
 
アルペンローゼ 株式会社
~気になるにおいの元をケアする「アロマエステ 82」シリーズを上市~
 
株式会社 ヴェレダ・ジャパン
~「B Corp認証」を取得し、より積極的なサステナブルな活動に注力~
 
株式会社 サボン ジャパン
~2020-2021年も成長。新店オープン・サブスクサービス開始など積極的な販売強化続く~
 
ザボディショップジャパン 株式会社
~2023年までに、約3700種の全成分でヴィーガン認証を取得~
 
ジュリーク・ジャパン 株式会社
~2022年よりリブランディングを順次スタート~
 
株式会社 ジョンマスターオーガニックグループ
~オフラインイベントと共に実施したInstagramのフォトコンテストが好評~
 
株式会社 シロ
~公式オンラインストアで「返品受付サービス」を開始、安心して楽しめる購入体験を提供~
 
株式会社 シロク
~直営2号店「日本橋髙島屋S.C.店」をオープン。今後出店を加速~
 
株式会社 生活の木
~「生活の木公式アプリ」を開発し、ECへの導線強化を図る~
 
ドルチェ・ヴィータ・エッセンツィアーリ 株式会社
~「コンダンセ パリ」から、新プログラム「ローズ アクティブ」を上市~
 
株式会社 ニールズヤード レメディーズ
~ 人気の「ウーマンズバランス」から、ボディケアを上市~
 
株式会社 ハウス オブ ローゼ
~夏向きの清涼感に優れたフェースパウダーが大人気~
 
株式会社 マークスアンドウェブ
~季節に合わせた限定商品を積極的にローンチ、様々な顧客ニーズに応える~
 
メルヴィータジャポン 株式会社
~積極的な製品ローンチ、 主力の「ピンクのオイル」はパワーアップして新発売~
 
ラッシュジャパン 合同会社
~コロナ禍で「バス関連・ギフトカテゴリー」が急伸長~ 
 
ラリン ジャパン 株式会社
~2022年は既存店強化、ブランド認知向上に向けた積極的な投資を実施~
 
ロクシタンジャポン 株式会社
~ライブ配信スタジオ併設の「ロクシタン アトレ上野店」をリニューアルオープン~
 
<自然派・オーガニック化粧品市場注目ブランド編>(1社)
 
日本ロレアル 株式会社
~オンラインとオフラインの融合施策が成功~
 
<自然派・オーガニック化粧品原料企業編>(2社)
 
一丸ファルコス 株式会社
~業績は回復基調へ コスメ原料はスキンケアを中心に、オーラルケア市場に参入~
 
オリザ油化 株式会社
~コメ由来原料を中心とする原料の採用が好調 アプリケーション領域の拡大に注力~
 
<自然派・オーガニック化粧品受託製造企業編>(2社)
 
株式会社 マーナ―コスメチックス
~円安による恩恵とOEM受託回復基調により今期も成長が続く~
 
株式会社 ミロット
~認証などグローバルスタンダード対応によって顧客層を更に拡大~
 
<自然派・オーガニック化粧品小売企業編>(2社)
 
株式会社 SLJ(オーガニックマーケット)
~日本再上陸の「バーツビーズ」を活用してナチュラルオーガニックを広めていくオーガニックコスメセレクトショップ~
 
株式会社 マッシュビューティーラボ
~コスメキッチンとファミリーマート協業の新ブランド「ミティア オーガニック」デビュー~

第Ⅶ章 主要ブランド一覧(全130ブランド)

ブランドの国籍、URL、展開企業、アイテムカテゴリごとの価格帯、ブランド概要掲載

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