第Ⅰ章 日本・世界の漁業・養殖業の動向
1.日本・世界の漁業・養殖業の概況
(1)漁業・養殖業の国内生産量の推移(2014~2024年)
(2)漁業・養殖業の国内産出額の推移(2013~2023年)
2.日本の藻類収穫量・養殖量の動向
(1)海面漁業 海藻種類別収穫量推移(2014~2024年)
(2)海面養殖 海藻種類別収穫量推移(2014~2024年)
(3)海面養殖 海藻種類別産出額推移(2010~2023年)
(4)都道府県別 海面養殖海藻種類別収穫量(2024年)
3.世界の海藻・藻類収穫量・養殖量の動向
(1)世界の養殖生産量の推移(1950~2023年)
(2)世界の海藻・藻類の漁獲量・養殖生産量(1950~2023年)
(3)主要漁業国における海面での海藻・藻類の漁獲量(2023年)
(4)主要漁業国の海面養殖での海藻・藻類の生産量(2023年)
4.国内の海藻類の消費動向
(1)国内生産量、輸入量、輸出量、国内消費仕向量の推移(1960年度~2024年度)
(2)1人当たりの海藻の年間消費量(1960年度~2024年度)
5.「みどりの食料システム戦略」目標達成に向けた取組み
(1)農業・農林水産分野の温室効果ガス排出量
①世界の温室効果ガス排出量における農業分野の割合
②日本の温室効果ガス排出量の推移と、農林水産分野の割合
(2)みどりの食料システム戦略の動向 ~生産力向上、持続可能な水産業への目標を策定~
第Ⅱ章 海藻・藻類ビジネスの動向
1.海藻・藻類が注目される背景
2.国内における主な取組(主要企業、市場構造)
(1)国内生産の動向
①各社の動向
②養殖・培養方法の動向
(2)海外からの輸入動向
(3)国内の海藻・藻類製品の流通のまとめ
(4)国内での注目動向 ~高知大学、東京大学などが官民学での連携を実施~
3.海外における主な取組(主要企業、市場構造)
(1)バイオ燃料向け
(2)バイオプラスチック等向け ~欧米などで海藻由来の生分解性プラスチックの研究が進む~
(3)肥料向け ~欧州を中心に海藻利用の肥料事業が進展~
(4)畜産飼料向け ~オーストラリアを中心にカギケノリの生産が進む~
4.海藻・藻類総市場規模
~2030年度の市場規模は約270億円、次世代型藻類活用・一次産業用途が増加~
第Ⅲ章 海藻・藻類の有望分野
1.海藻・藻類の食品・健康食品用途での使用状況
(1)食品用途での使用状況 ~従来の海面漁獲・海面養殖に加え、陸上養殖も進む~
①わかめ類
②クロノリ
③コンブ
④海面での海藻漁獲・養殖の現状 ~環境変化により、磯焼けの発生が進む~
⑤陸上養殖の動向 ~ウミブドウ・スジアオノリを中心に養殖が進む~
⑥アクアポニックス
⑦海藻・藻類の陸上養殖・培養の市場規模推移
(2)健康食品用途 ~クロレラ、ミドリムシ(ユーグレナ)等が健康食品で多く使用される~
①国内での生産状況
②海外での生産状況
③国内で販売される藻類を利用した主な健康食品の動向
④国内の藻類健康食品の市場規模予測
(3)食品素材用途 ~寒天・アルギン酸など、海藻を加工した用途での使用も目立つ~
①寒天
②アルギン酸
③カラギナン
④各社の取組み動向
⑤課題・問題点
⑥今後の方向性
2.海藻・藻類の一次産業用途での活用動向
(1)農業向け資材の活用動向 ~バイオスティミュラントとしての導入も進む~
①農業向け資材の動向
②農業向け資材の課題・問題点
③農業向け資材の今後の方向性
(2)畜産・水産分野での活用動向 ~アルヌール、サンシキなどが研究する「カギケノリ」が注目~
①畜産分野の動向 ~家畜の消化管内発酵で発生するメタン排出が課題~
②畜産飼料の今後の方向性
③水産分野の動向
(3)一次産業用途向けの市場規模予測
3. 次世代型の海藻・藻類の活用動向
(1)燃料利用 ~藻類由来の燃料開発も着実に進む~
①燃料利用の動向
②燃料利用の課題・問題点
③燃料利用の今後の方向性
(2)その他の活用状況 ~バイオプラスチックや色素、様々な分野で実用化を目指す~
①海藻の活用動向 ~医療向け、化粧品向けなどで活用が進む~
②藻類の活用動向 ~株式会社アルガルバイオ、株式会社ちとせ研究所などが、多様な分野で展開~
③課題・問題点
④今後の方向性
(3)次世代型の藻類活用の市場規模推移
4.海藻のブルーカーボン等としての活用
(1)ブルーカーボンとしての活用 ~海藻での二酸化炭素貯留が注目を集める~
①ブルーカーボンの概要
②海藻養殖によるブルーカーボン事業の動向
③海藻養殖によるブルーカーボン事業の課題・問題点
④海藻養殖によるブルーカーボン事業の今後の方向性
⑤海藻養殖によるJブルークレジットの市場規模推移
(2)ブルーカーボン関連技術としての活用 ~海藻生産支援・測定の開発が進む~
①市場概況
②養殖・海藻・藻類関連事業者のブルーカーボンに関する取組み・考え方
③課題・問題点
④今後の方向性
第Ⅳ章 参入企業等の個別実態調査
1.食品・健康食品用途
□伊那食品工業(株)
~「伊那寒天」や寒天を使用した「イナゲル」等、寒天関連製品を幅広く展開~
□(株)キミカ
~アルギン酸の製造、販売 医療用にも力を入れる~
□クロレラ工業(株)
~健康食品、食品、農業など、様々な用途でクロレラ製品を販売~
□合同会社シーベジタブル
~海藻類の陸上・海面養殖を実施、黒海苔の陸上養殖の量産化に成功~
□(株)ユーグレナ
~「からだにユーグレナ」をリニューアル、肥料・飼料分野へも本格参入~
□(株)養殖屋
~ウミブドウの生産が可能なシリンダー式の閉鎖循環式室内養殖システムを販売~
□理研食品(株)
~海藻のブルーカーボン効果の解明により、海藻文化と産業の発展につなげる~
2.一次産業用途
□(株)アルヌール
~「カギケノリ」の力で日本の畜産と漁業を未来へとつなぐ「Kaginowa」を運営~
□(株)サンシキ
~高知大学などと共同でカギケノリの飼料化を目指す~
□(株)ニッソーグリーン
~海藻由来の「ラメオ1号、2号」等の肥料を展開~
□ロイヤル インダストリーズ(株)
~海藻「エクロニア・マキシマ」を使用した「ケルパック66」など多様な製品を展開~
3.次世代型の海藻・藻類用途
□(株)アルガルバイオ
~日本生物科学研究所とアスタキサンチン高含有の微細藻類製造、商用化へ~
□(株)ガルデリア
~温泉紅藻「ガルディエリア」による有価金属の回収効率化を目指す~
□しまんと海藻エコイノベーション共創拠点
~海藻養殖技術の開発により 地域振興と海藻の持続可能な生産を目指す~
□(株)ちとせ研究所
~藻類を起点としたバイオエコノミーの実現に向けた技術開発と社会実装を推進~
□(株)ノベルジェン
~「Algal Bloom Capture」による、カキの短期肥育システムの販売へ~
4.ブルーカーボン関連用途
□ウニノミクス(株)
~ウニの蓄養により、藻場の磯焼けからの復活を目指す~
□岡部(株)
~ブルーカーボン事業化に向けた多段式の海藻養殖技術を開発、海藻の二次利用も視野~
□KAISO BANK
~種苗生産からクレジット申請までを一体化した取組みを国内5漁港で実施~
□昆布の里・南かやべの「函館真昆布」を未来へ繋ぐプロジェクト
~高級コンブ「函館真昆布」によるブルーカーボン・教育事業等を実施~
□中外テクノス(株)
~水中・空中ドローンの活用で藻場のCO2吸収量を測定、ブルーカーボンの可視化に取り組む~
□宮城ブルーカーボンプロジェクト
~ワカメ養殖でのJブルークレジット認証を取得、藻場造成も実施~