2040年の水素エネルギーマーケット ~水素供給編2025~

日本は、世界に先駆け2017年に水素の国家戦略である「水素基本戦略」を発表し、以降も2023年の同戦略改定や、2024年に成立した「水素社会推進法」(脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律)などを通じて、水素利活用の拡大に向けた取組みを推進している。
一方で、国内水素市場においては、製造コストの高さや需要の不足といった課題が存在しており、供給量の拡大に向けてはそれらへの対応が求められる。
本レポートでは、日本国内における水素製造・供給事業に関する動向や課題に焦点を当て、調査・分析を行った。

発刊日
2025/06/27
体裁
A4 / 188頁
資料コード
C67106100
PDFサイズ
9.7MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:水素製造・供給事業の国内市場及び代表的なプレイヤーの動向について調査・分析を実施
調査内容:日本国内で供給される水素
調査対象先:石油会社、重工メーカー、産業ガス会社、都市ガス会社、商社、プラントエンジニアリング会社、建設会社、重電メーカー、産業設備メーカー、機械メーカーなど
調査方法:弊社専門調査員による直接面接取材(対面、WEB 会議)および電話・メール・書面取材等による調査結果をもとに、弊社独自の手法と責任により分析を行った。また、掲載している数値等はヒアリング内容等を基に全て弊社が推定したものである。
調査・分析期間:2025年4月15日~2025年6月24日
掲載内容のお問い合わせ先:株式会社矢野経済研究所 生活・環境・サービス産業ユニット 環境・エネルギーグループ

調査結果サマリー
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日本国内における水素エネルギー供給事業に関する調査を実施(2025年)
国内における2030年度の水素供給量は290万トンを予測
​~国内製造の増加は緩やかに推移し、供給拡大は輸入が牽引する見通し~

資料ポイント
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  • 【水素供給量予測】
    ・国内水素供給量を、「国内製造」と「輸入」に分けて予測(対象年度:2024年度、2030年度、2040年度、2050年度)
    ・2030年度の国内水素供給量は290万トンと予測
    ・2050年度時点で国内水素供給量の7割を輸入が占める見通し
  • 【国内製造】
    ・年間1万トン超の大規模製造プロジェクトは限定的も、地域内の需要に対応する小規模案件が徐々に増加
    ・製造した水素を工場などの自社施設内で直接利用する「オンサイト」モデルの採用も進む
  • 【輸入】
    ・2030年度時点では、既存のインフラ設備を活用できるアンモニアが輸入の中心
    ・将来的には液化水素による輸入も本格化
  • 【水素供給市場の動向・展望】
    ・一部の国内事業者では事業の撤退や凍結といった動きもみられる
    ・「水素バブル」を過ぎ実装局面への移行が進む中、製造コストの低減と需要の創出が市場拡大の鍵に

リサーチ内容

第1章 水素エネルギーの概要
 
1.水素エネルギーとは
  (1)水素の特性・用途
  (2)水素エネルギー(水素のエネルギー利用)普及に向けた動き
2.水素の種類
  (1)水素の色分け(種類)
  (2)流通している水素の種類・価格
3.水素の製造方法
  (1)主要な水素製造方法
  (2)日本国内における主な水素製造設備(製造方法別)
 
第2章 水素の貯蔵・輸送
 
1.水素貯蔵・輸送の概要
2.水素キャリア
  (1)主要な水素キャリアの比較
  (2)圧縮水素の概要
  (3)液化水素の概要
  (4)MCH(有機ハイドライト)の概要
  (5)アンモニアの概要
  (6)メタネーション
3.気体燃料の分離・回収技術
  (1)多孔性材料による分離・回収
  (2)水素分離膜による分離・回収
 
第3章 水素の輸入
 
1.日本における水素輸入の概観
2.オーストラリア
3.北米・中南米
  (1)米国
  (2)カナダ
  (3)チリ
4.中東
  (1)アラブ首長国連邦(UAE)
  (2)サウジアラビア
5.東南アジア
  (1)マレーシア
  (2)ブルネイ
6.アフリカ
 
第4章 水素の国内製造
 
1.日本の水素製造・供給事業の市場環境概観
2.再生可能エネルギーの導入状況
  (1)国内再生可能エネルギー市場の概観
  (2)太陽光発電
  (3)風力発電
  (4)バイオマス発電
  (5)その他再生可能エネルギー(水力発電、地熱発電など)
3.バイオガスの活用
4.CCUS
  (1)CCUSの概要
  (2)CCUS技術の内容
5.日本国内の地域別水素製造・供給事業の動向
  (1)北海道・東北
  (2)関東・甲信越
  (3)東海・北陸
  (4)関西
  (5)中国・四国
  (6)九州・沖縄
 
第5章 国内水素供給市場の動向
 
1.日本国内における水素供給の市場規模推移
  (1)政府の水素供給目標および市場規模定義
  (2)市場規模予測
2.輸入市場の動向
3.国内製造市場の動向
4.国内水素供給市場の展望
 
第6章 有力事業者の動向・戦略
 
1.旭化成株式会社
2.株式会社大林組
3.株式会社INPEX
4.エア・ウォーター株式会社
5.日揮ホールディングス株式会社
6.東邦ガス株式会社
 
第7章 簡易個票
 
1.ENEOS株式会社
2.出光興産株式会社
3.コスモエネルギーホールディングス株式会社
4.岩谷産業株式会社

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