モーニングCROSS週間ランキング07.05 – 07.09
週間ランキング
カナダで開催されていたサッカーの女子ワールドカップ。サッカー女子日本代表である『なでしこジャパン』が2大会連続となる決勝進出を果たし、アメリカ代表と対戦しました。結果は惜しくも敗れ、準優勝となりましたが、7日に帰国した監督、選手の表情は晴れやかで、すでに来年ブラジルで開催されるリオ五輪を見据えています。
ギリシャの債務不履行における問題で、5日、欧州連合(EU)が求める財政緊縮策の賛否を問う国民投票は、緊縮策への反対が賛成を大きく上回りました。これにより、チプラス首相は今回の民意を後ろ盾にし、EUなど債権団との再協議に臨む考えを示しました。
この結果、株価にも影響を及ぼしており、中国株などは急落しています。
予断を許さない状況が続いており、今後の動向に注目です。
ドイツで開催されていた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会にて、「明治日本の産業革命遺産」が新たに世界遺産に登録されました。
そして、与野党審議の激しさが増す安全保障関連法案、2002年7月以来となる3つ同時に発生にした台風などさまざまな動きがあった一週間となりました。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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なでしこジャパン |
171,657
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2位
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ギリシャ債務問題 |
148,758
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3位
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明治日本の産業革命遺産 |
127,490
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4位
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安全保障関連法案 |
73,427
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5位
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台風 |
40,383
|
6位
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中国株 |
30,114
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7位
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NY証券取引所 |
26,298
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8位
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新国立競技場 |
25,480
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9位
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岩手中2自殺 |
22,107
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10位
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ISIL・有志連合空爆 |
19,975
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■バーバリー、三陽商会との契約を終了。直営店事業に特化
6月30日、バーバリーと三陽商会の45年に及んだライセンス契約が終了した。ブラックレーベル、ブルーレーベルはそれぞれ“クレストブリッジ”ブランドとして引き継がれるものの、“三陽商会製バーバリー”はこの夏を限りに日本の売り場から消える。
三陽商会の功績は、独自のサブブランドで新たな市場を拓いたこと、そして、何よりも日本のライセンスブランドビジネスそのものを育てたことにある。
しかし、英国バーバリー本社は、三陽商会が築いた1000億円規模の良質なベターゾーン・マーケットを捨て、“5%”にも満たないニッチな富裕市場を選択した。
中国・アジアからの訪日客への“実需”流出に対する懸念に加え、世界レベルで統合されたブランド戦略にとって、三陽商会製バーバリーが邪魔になった、ということだ。
350店を越える店舗ネットワークから離れ、18店の直営店から日本事業を再構築するバーバリーの戦略は、中間層が支えてきた日本の百貨店市場の黄昏とグローバルブランドビジネスの未来を象徴している。
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