終了 世界/国内 客送車・シェアカー向け MaaSプラットフォーマ可能性探索調査

企画趣旨

2020年の自動車産業は、年初頭からコロナ禍による生産停止により大きな停滞期に突入した。だが、実際には2018年・2019年と連続して世界の自動車販売台数は減少していた。中国、及び新興国における成長鈍化が要因であり、その背景にはそれらの地域でのMaaS(カーシェアリング・ライドシェアリング等)利用が急拡大した事がある。これまで考えられていたような「2025年までに世界の年間新車販売台数が1億台を超える」という楽観論は夢となった。

逆に現在はコロナ禍により失速しているものの、MaaS需要は今後も大きく成長することは間違いない。特に中国、及び新興国において自家用車を購入できない層の移動需要が拡大していき、それをMaaSサービスが吸収するからである。

日本国内ではこれまで法規制や既存事業者との軋轢などから、シェアカー事業は低成長のまま推移してきた。だが、世界に視点を向ければ、そこには巨大な急成長マーケットが存在している。そして、それはCASEという呼び名の通り、コネクテッドカー、自動運転、xEVなどと融合しながら同時に成長を続けていくことは間違いない。

そこで当企画では、世界地域別(日・米・欧・中・新興国)にMaaSをはじめとするCASE市場の2035年推移ロードマップを描く。また地域別移動需要推移、地域別自動車販売台数推移などと合わせて分析していく。

さらにそうした世界的視点を背景として、今度は国内におけるMaaSプラットフォーマの可能性を探索していく。スマートタウン・都市計画、地域課題、インバウンドビジネス、データ利活用、インフラ融合・利活用、公共交通との融合、高齢者移動ニーズ、過疎地対策、などのキーワードごとに国内の主要MaaSプラットフォーマのビジョン(目標)、考え方、実態などを明確化していく。

世界各地域別MaaSプラットフォーマの動向についても分析していく。

調査対象

・世界地域別(日・米・欧・中・新興国)MaaSプラットフォーマ
・自動車産業系・IT系・スタートアップ系・公共交通系

調査方法

公開情報の収集、とりまとめ、2035年予測、世界地域別分析
主要企業に対するヒアリング10社程度(国内中心)

調査期間

2020年12月~2021年3月

報告書内容予定

1.調査概要
2.世界のコネクテッドカー市場、MaaS市場の2035年予測(日/欧/米/中/新興国)
3.コロナ禍におけるMaaS市場の変化(日/欧/米/中/他)
4.世界の主要MaaSプラットフォーマのプレーヤと各社戦略  
 (1)ビジョン(目標)   
 (2)自分たちの強味   
 (3)市場・ターゲット   
 (4)資源(チャネル、人など)   
 (5)提供できる価値   
 (6)提携戦略   
 (7)将来市場についての考え方
5.業種別企業動向(・自動車産業系・IT系・スタートアップ系・公共交通系 など)
6.主要技術の最新トレンド

募集要項概要

参加募集期限:2020/11/30
調査報告書納品予定:2021年3月下旬
参加費用:800,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。

注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。